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リクちゃまの巫女タイム『思い出した20年前の…』

 リクでございます
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本日の「巫女タイム」は、遠い記憶の中に ひょっこり思い出した『ナンだ身近に転がってたやん』って実体験で。
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結論からバラしますと、今回も…ユーレイそのモンの実体は出ません(笑)

但し…そのトキの置かれた状況ってのがチトばかり不気味でしてネ・・・その意味でココへ挙げる価値はアルかもと。


 こないだ 久しぶりか?「13日の金曜日」がアリましたよネ、

それでフト、思い出した過去のトピックがあって。
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しかしだ…殊 日本においては、13日の金曜日ってのは、元々あまり信じても居ないし、「ジェイソン」が映画で登場してより、かえって その恐怖が薄らいじゃった感も。


でもでス…米国ではこの日が怖い人はナンと! 1,700万人から2,100万人もいて、「13日金曜日恐怖症(friggatriskaidekaphobia)」なんて病名があるほどってから驚きますだお。

ま~~いずれにせよ、13日の金曜は キリスト教文化での副産物であり、英米の2国が やったら恐れていると断じても良くて、
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ジツのとこ、キリスト教の影響が強い国家であっても、案外とバラバラ、けっして統一感はござんせん…イタリアで不吉な日は17日の金曜日であり、スペイン語圏では13日の火曜日が不吉だとされておりましてネ(各国の船員から訊いたッス)

だけんど 信じているヒトなんかは 下記の 13日の金曜日に起きた「事件」を挙げて・・・こんだけもの惨事とかが起きてル!って・・・

1942年11月13日 - 第三次ソロモン海戦。第1夜戦が米側では Battle of Friday the 13th とも呼ばれる。
1972年10月13日 - ウルグアイ空軍機571便遭難事故
1996年9月13日- ラッパーの2PACが銃撃され死去。
2004年8月13日 - 沖国大米軍ヘリ墜落事件
2012年1月13日 - コスタ・コンコルディアの座礁事故
2012年4月13日 - 北朝鮮によるミサイル発射実験。発射は失敗
2015年11月13日 - フランス・パリ同時多発テロ事件

・・・だが どないでショ??・・・当たり前ですが、暦の日付と 曜日の7つは『歴史はじまってより毎日ある』・・・

ぶっちゃけ…《そりゃ どっかで毎日 なんかが起きてるだろ》ってこと。むしろ逆の見方でなら《13日の金曜 案外ナンも起きても無い》とも呼べるわけわけヨ。
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        「忌むべき数字」は、各国で違ってますネ

 このハナシは、その「13日の金曜日」が少なからず関係(?)してます 不可思議なハナシであります はい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リクめが23歳の頃、当時の元カノのラインで、港の仕事へと就職するまでのヤク3か月、

まんまと お運び嬢として(^^;小銭稼いでました当時の実際の出来事なんですが・・・
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     だけんどお仕事はキッチリやっとりまスただお

チャイナドレス姿は やっぱコっ恥ずかしかったでっけどネ(^^;日を追うごとに慣れる…ってか、
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ランチタイムに加え、夕刻からのディナータイム、金土日なんかは思い悩むヒマなんぞナイぐらい とにかく忙しく。

店でも 経営者の娘サンの紹介とはいえ、わたいはホント 珍奇な存在とサイショは見られましたが、労働って 共にイッショの時間を過ごすに従い、仲間意識のようなモンも芽生え始めていた ってそんな時期の事で。。。
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お店は老舗、道路に面した大きな店舗で、庭があり、店内の床面積も広かった。1階に互いにゆったりと間隔を開けたテーブル席がいくつかと、バーカウンターと個室がひとつ。中2階もあって、そこにはソファ席と個室がふたつありましてネ。

2Fは主に観光バスの団体客、および フリで入ってくる お客様とかを入れてましたが、当時のリクめは、2Fから やや単価の高い 1Fの方に移って間もないころで。

実際 それほどには大きくも思えないのですが店舗は、面積はかなり大きい・・・床面積が広いことにはわけがあっってネ、

この店が建っている土地に、かつて総合病院があったのですと…ナニがあったのかはわからないが、その病院が他所へ移転し、建物を潰して更地にしたところに、レストランを開いたという由来で。。。

そんな広い店内で、しかも2階席にもやはり個室があるとなると、当然、注文用のチャイムが必要となったのは当然です はい。

昭和の40年代後半までは、チャイムたってジツにアナログ 単なるチャリンチャリン!と鳴る 手動の「呼び鈴」でしたそうで、テーブルごとに鳴り響く鈴の音が違うので聞き訳がついてたと。
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      昔の手動式チャイムの方が趣あってステキな気がしますよネ

で、その後は 電池式のデジタル、チャイム、現在もファミレスのテーブル席によくあるアレでス。数は全部で12個あって、①か⑫まで数字が割り振られていました。つまり、①のチャイムが置かれている1番テーブルのお客さまがチャイムのボタンを押すと、バーカウンターの中にある従業員用の表示板に①と電光表示されて、同時に『ピンポン』と鳴るわけです。

お客様がチャイムを押すと、厨房、フロント、BARラウンジ、そして店内の3か所に設置してた簡易電子掲示板に番号が映し出されます仕組みで。


バイトの期間も終わりかけの頃でした、春のお彼岸祭日連休で混みそうなものなのに、その日はなぜか空いていて、午後6時頃になっても店内には閑古鳥が鳴いてましたの憶えてます ええ。

わたいは他の従業員たちと「今日は暇だね」などと雑談していると、『ピンポン』とチャイムが鳴ったて・・・
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当時の店ですが、1Fのフロア、テーブル番号①からはじまり、数字が大きいほど云うならば「VIP席で」


 反射的に表示板を見ると、そこに点灯していた数字は・・・ ⑬。…って

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『はぁ??』みな一様にクビ捻りました…チャイムは12個しか置いておらず、割り振った数字は当然⑫まで。13番テーブルは存在しないし、⑬が表示されるわけもないスからネ。


不気味だの怖いなどってより、スタッフ全員で コレは機械が故障したのかもしれないということになって、とりあえず表示板のリセットボタンを押しました。

7時近くなって、ようやくお客様が入りはじめた。まずは人気のソファ席からドンドン埋まっていき。さっそく、『ピンポン』とチャイムが鳴らされます。

ボクちんらは表示板の数字を見た。ソファ席に置かれているチャイムの番号、チャンと正しく表示されてました はい。

注文を聞くためにソファ席に向かいながら、やっぱ 先刻⑬が表示されたのは、突発的に機械が誤作動しただけだろうとほぼほぼで確信 なぜなら、こうして普通に作動したわけでっからネ。

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      厨房でもホールでも、リクちゃまも大忙しの時間過ぎ・・・

いったん 忙しさに火が付くと、いきなりTOPギアでしばらく回転し続けるのがチャイナレストランでス、店中でフル回転、わたいも店の中、あるいは外(支店への連絡、おみやげ販売店へお使い)とかで3時間近く走り回って、

誰一人 先ほどのヘンテコな出来事などは スッカリ忘れておりました ええ。。。


  ところが・・・店クローズまであと少しというときに、お客さまがパタパタッと皆さんお帰りになって、店内に従業員しかいなくなってしまい、それで、またボクちんら店内スタッフはバーカウンターのところで雑談 ダベりはじめました。

すると・・・また『ピンポン』と鳴って⑬番が点灯したんです コレが!
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・・・2度目も同じ、存在しないはずの⑬番。

13という数字は、西欧ではルームナンバーや階数表示で12の次を14にしてしまうほど、激しく忌み嫌われているのは有名です ええ。

イエス・キリストの処刑日が13日の金曜日だった、いやレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『最後の晩餐』に描かれている人の数が13人だから、そうではなく月数や時間、方位など生活に根付いた基数である12よりひとつ多い素数で不調和な数だから……等々、これを忌み数とする所以には複数の説がありますが。

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中国では地方によっては、逆に「13」と「実生」(実るという意)との発音がほぼ同じことから吉数とするといい、日本にも特にこれを忌み数とする伝統は無かったが、現代では、映画『13日の金曜日』などの影響もあって、不吉なイメージが定着している。

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でも、さすがに2度目ってなると、店内スタッフは皆 ビビっちゃいましてネ ええ。女子店員はナミダ目です。

 ・・・鳴るはず、点くはずのないチャイムの数字。しかも、それが不吉な⑬だ、と・・・


店のフロアマネジャー 年配の男性がひとりで店中回って、すてのチャイムのボタンを押してみたところ、

ぶっちゃけ…何度試しても①から⑫までしか点灯しなかったので、皆、鳥肌が収まらなくなってしまいましてネ。

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        チャイナ服なんざ着てられへんと私服に着替え…

そこで、マネジャーはチャイムを全部回収してしまうことにした…のですが・・・
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・・・皮肉にも・・・コレが裏目に出た。チャイムを集めている最中に、またしても『ピンポン』と鳴ったのだ。『また ⑬ってかよおおお!!』@@;

⑬番が点灯していました。しかも今度は、表示板のリセット・ボタンを押しても、すぐに『ピンポン』と鳴るんです。リセットしても『ピンポン』と鳴って⑬が点き、またリセットしても『ピンポン』と鳴り⑬がパッと点く。この繰り返しです。
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躍起になってリセットしても、怒っているみたいに、すぐに⑬番から呼び出しが来る……。僕らは全員ビビッて マジでパニックですワ ええ ええ。。。
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               いよいよ以て 尋常じゃござんせん・・・



表示板は、何度リセットしても、頑固に⑬番を点灯させつづけた。店内には13番目のテーブルは存在しない。それどころか、チャイムは全部、店長が回収してしまったのだから。。。

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さすがに・・・普段からオカルトには懐疑的なボクちんですらゾゾ~ってなってたンでっから、当然ってか、店のスタッフらは恐怖もMAX・・・

中でも お運びの女子店員らよりも、厨房の中国人コックらが ワンワン泣きで怖がってルのが なんか可笑しくて可笑しくて(^^;
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       中国人はオバケとか異常に怖がりますわナ

「ウーシン・ライラマ?(ウーシンが来たのか?)」中国の化け物らしいッス ウーシン。「ヴウェン ヴウェン ウ~!!(幋幋我!助けてくれ!)屈強な中国人コックらが泣き叫んで怖がるって ある意味珍しい構図で。

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           仕事のできる有能なヒトでした

でも流石は苦労人のマネジャー、『皆早く帰りなさい!!後片付けはイイから早く!』って述べて、従業員は、皆、逃げるように家に 帰ってしまいました ええ。

 『正直…怖くない訳が無いですが、わたいは残りますワ』って、

なんか…このままビビって速攻で帰っては、なんだか「負けた」ってナ気がしてシャクだったモンで、意地張りました はい。
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       昔っから…意地張って 損ばっかしてンだオラぁ・・・

リクめとマネジャーのみが 無人となった店のフロアに ポツンと・・・。


そうしたら、マネジャーが、『もう閉店時間だしさ、、明日の開店時刻までは使わないんだから この表示板の電源を落としてしまおうよ』って言いだし、そこでボクちんがチャイムの表示板の電源をオフにしました はい。


ええ…確かに電源を切ったんですよ。でも……店長が『じゃあオレらもさっさとズラかろぉ 帰ろか』と言って店の戸口で、そこにある店内の照明のスイッチを落としたら、その途端・・・

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誰も居ない店内にチャイムの音が響いて、バーカウンターの中で電源を落としたはずの表示板に明かりが点いた・・・やっぱ…真っ暗闇の只中で輝く、⑬番の数字。。。


・・・それは…さすがにボクちんも血の気が引きましたヨ ええ・・・

とくに店長は、本当に文字通り顔が真っ青になるほどで、ちょっと尋常じゃない怯え方をして、『ぐわあぁぁぁ~!!』って頭抱えるようにして、店の外へと飛び出していってしまいました・・・
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わたいも慌てて マネジャーの後追って外に出て……わたいはワリとすぐ正気に戻るってか、少し落ち着いたんですけど、マネジャーは店から離れ、店裏の暗い小路で蹲り まだ全然治まってなくて……とにかく凄い怖がりようでした。
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もう店の外にいて、ナンで??そこまで怖がってるなんて変だと思って、マネジャーに訊いたんですよ。『いったいどぉしたんスか?いきなり走り出してからに…』って

すると、マネジャーは引きつった表情で わたいを振り向いてガクブルで云う事には・・・

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「俺、聞いちゃったんだよ。《快速到承受物来 (早くオーダー取り来い)》って・・・ハッキリ耳元で聞こえたんだよ!」

それで・・・ガクガクしながら マネジャーはわたいに向けて・・・


ジツはネ リクちゃん・・・アンタとか●●チャン(元カノ)は若いから、今のこの店…今現在の仕様のしか知らないからわからないのは当然なのだけどネ・・・

そぉだなあ…あれは大阪で万博があった翌年頃かなあ、オレはその当時にボーイとしてココへ入店した頃だった。
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         やはり…存在してたのか…昔の店には…

ここダケのハナシ・・・ジツは…【 有ったんだよ…13番テーブル 】が昔・・・当時の店の中フロアには・・・

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    マネジャー『どこの食堂もレストランもすごい数の客押しかけてた時代でね』

当時、高度成長のイケイケの時代だからネ、「テーブル間プライバシー」なんて概念は少しも無くて。《とにかく置けるだけのスペースにテーブル置いて客入れろ!》って経営方針。

今だと信じられないけど ココの1Fにも、当時なんか最高で 18卓ものテーブル置いてた。うん まともにクーラーが効かないぐらいにギュ~ギュ~で料理の運搬も苦労してた。


ある日の夜 ディナーの時間帯に…不幸な《事故》が起きたんだ店内で。お客様が大やけどをしてネ、

店に過失責任は追及されなかった。未だに原因は合点がいかない部分が多い。その時のお客さんっていうのが、カナダ系チャイニーズの《ルーファン》って50歳ぐらいの人物だった常連。

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暴力とかそんなのは店ではナイんだけど、ちょっと怖い人物で・・・やたらせっかちで自分勝手な態度する客で、店のスタッフ怒鳴りつけるとかはしょっちゅうで 始終『加快!加快!(早くしろ!)』って大声出すよな 赤丸つきのお客な。

で、ルーファンなんだけど、彼…ちょっと問題含んだ…《人材ブローカー》だったの。中華街で働くコック、それを香港・台湾から引き抜き 店側へ斡旋する業務だったんだが彼。

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      事のはじまりは、幕末の頃まで遡ります歴史の1ページ

でも…それは表向きの顔で・・・ウラではエグいことに手を染めてた・・・歴史で《苦力(クーリー)》って習わなかった?幕末の頃から この横浜港とかの埋め立て、浚渫工事で働いた 出稼ぎ中国人労働者の総称、今だったら土木作業員ネ。
 
横浜港も この中華街の一体も そのクーリーの連中が築き上げたといって過言ではないんだけど、その後 上海事変から日中の国交が遮断されて中国人クーリーは来日出来なくなって。


でもネ・・・本当は《有ったんだ》戦後 日中の国交が断絶してた頃にも苦役の中国人…ああ 完全なる《密入国》・・・田中角栄が台頭してきた頃だったから、「日本列島改造論」で建設現場はマジで人不足でネ、福富町なんか景気良かった。

中国本土、黒竜江省とかってド田舎の方から中国人集めて 香港まで通関役人にワイロ渡して辿り着かせて、その後貨物船で神戸やハマ港までってパターン、
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       いつの時代にも「鬼畜生」は居るものでス(--;

相当に…扱いは雑っていうか 非人道的…要は 奴隷商人だよナ ルーファンの野郎・・・

なんたってさ、日本人の人夫よりも 三分の一って…非人道的な価格で密入国の中国人人夫らを斡旋しますよ♪ってんだから、喉から手が出るほど人手が欲しい建設業者は そりゃ大喜び。需要は絶えなかったそうな。

そういう してはいけない《人間の密輸》をしていた元締めがルーファンそのヒトで・・・


たいそうな羽振りだったけど ルーファン、でも・・・次第に 追い詰められたのも事実・・・悪い事は出来ないよリクちゃん。。。
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大規模埋め立て工事だの ダム建設って、地方のタコ部屋に斡旋した 中国人労働者だけど・・・少なからずの数で…《脱走》が起きてネ うん・・・行方不明、ハナから密入国だから当然ってか、警察への届けは出せず、

あくどい事でツルんでる奴らの世界では、そういう際は 斡旋役の責任ってなるらしい。《責任とれっ!!》ってルーファン怖い筋からかなり脅されてらしい。。。
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実際、店でルーファンが夕食とってる その最中に、あきらかに与太者の数名が店乱入して、ルーファンの胸倉掴んでるって図、オレ観てたしネ。。。


それと 当時の《政治情勢》な…どうやら来年ぐらいには 田中角栄政権がいよいよ誕生して、かねてよりの中国側 周恩来との密約で、日中間の国交が締結されるって雰囲気で、

でもそうなると…ルーファンのようなアコギな斡旋してた連中ヤバいわけよ、いろんなしがらみや圧力で、ルーファンとかの悪行を挙げられず歯ぎしりしてた神奈川県警・・・

当時は米ソの冷戦に加え、中国が一挙に台頭してきてた時期でもあったから、県警の中国絡みの事件とかは腰弾けてたわけよ、国際緊張関係の中でウッカリ手を出すと県警もマズいからさ。

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     ホンの小さな火ダネで国際紛争に発展しかねかった時代…

米ソの冷戦に加え、俄かに「日中関係」って…当時は「米・ソ・中・日」その《4すくみ》、国際関係が微妙でネ。

それにアグラかいて ルーファンとかは ある意味でやりたい放題だったんだ ああ、日本の警察なんて歯牙にもかけない態度だった、

それが、国交樹立をサインに、それまで不正な中国ルートからの密輸犯罪とか一斉摘発に踏み切れるじゃん?ルーファンなんかマジでもって賞金首だったんだよ ルーファンも自覚してたと思う。。。

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    『さすがのルーファンも、県警の本店敵に回しちゃネ…』

だから、羽振りがよさそうに見えて 当時のルーファンは心理的にも相当 追い込まれてたって思うんだ ああ。


《アレはルーファンの自殺…だったのか??》ってのが、当時もっぱらの中華街で働くスタッフらの噂の種だったよね。
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問題の夜、ルーファンは 独りでウチの店訪れて 彼が好む いつものテーブル席へ・・・

《ノモー》ってリクちゃん知ってるか? 日本では《白酒(パイチュー)》とも呼ばれてる中国酒だけど、
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ルーファンが この店の常連だった訳は、そのノモーでも特製…北京付近の牛欄山地区って地域からコネでもって輸入してた特別性ノモー、それ当時はウチの店しか置いてなかったからネ。

アルコール度数ってなら マオタイチューでも 56度だけど、なんと!《71度》・・・リクちゃんは賢いからその意味わかるべ? そう…【 消毒用のアルコールとほぼ同じ度数 】ってこった。。。
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      リッパに炎上燃料のアイテムになるって事 71度は


ルーファンの近くのテーブルの目撃者によると…浴びるように テーブルでノモー飲んでたルーファンがタバコに火をつけようと ライターで火をつけた途端 ボ~って…ルーファンの上半身全体が火だるまになったらしい・・・
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おかしぃだろ?? ジャケットの袖口付近とかにノモーのアルコールが揮発しての引火ってなら、まだ合点がいくじゃん?だけど 上半身全体だゼ?

どう考えても 偶然のアクシデントだとは思いにくい・・・可能性としてだけど、ルーファン当人の覚悟の自殺・・・

テメエの頭っから上半身全部・・・あの度数高いノモーを振り撒いて浴びた後に ライターで火を点けたのではなかろうか?? と。。。

いくら高度数だからって、所詮はガソリンとかとは違うじゃん、ルーファンだけど 黒コゲとかにはならず、熱傷3度以上で救急車で病院搬送、その夜のうちに ヤケドってより 全身脱水症状 ヤケド随伴作用で亡くなったそうな。。。

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 でネ・・・その死んだルーファンが…いつも好んで座っていたテーブル・・・【 それが《13番テーブル》なんだよ うん・・・ 】永い事スッカリ忘れていたけど、急にそれ・・・思い出したよ ああ・・・。


お盆になると、地獄霊界、天国霊界、それらの真ん中にある中有霊界から、祖霊たちがこの世に帰ってくるという。

この時に回忌供養をする慣わしは今も生きている。盆の終わりに、霊魂はあの世に引き揚げてゆくともされますが。

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考えれば・・・「お彼岸」ってのも ある意味充分…この世と まだ解き明かされない不可思議な《あの世》・・・

それが どこかシンクロするタイミングが存在するのかもしれない・・・現時点ではすべてが「謎」のままですが ええ。。。

店のその後ですが、その晩のような怪異は報告されてないそうですが、呼び鈴スイッチ自体を ①から⑫までの数しか掲示板にも打電されないシステムを敷いたのだそうで その成果か?

でも、それでも相当の恐怖だったのは間違いなく、今も ラストオーダー終了時刻には、お客様が居ようと、テーブルの電子チャイムは回収、

掲示板も インターフォンスピーカー共に 完全にスイッチ切っちゃうって…ぶっちゃけ「そぉまでして怖がっている」それも1つの事実で・・・


あのとき…最後にマネジャーがポツリと漏らした・・・

『そういや、《あの事件》が起きた月はたしか…はじめの1日が日曜日で…そうすると…事件が発生した日は【13日の金曜日】だったんだよナ・・・』と。

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       でも その説は、100%賛同は出来ませんわナぁ…

だけども・・・バイト先の店での あの怪異が起きたのは、13日でも 金曜でもなかったし・・・ドコまでマネジャーの言を真摯に捉えてよいのか判りません。。。
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 …それでもまだ、もしかして今も・・・13番目のテーブルの客は、誰かが注文を取りにくるのを待っているのですかねえ??

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      魔物落としにゃ おっぱいが有効だってイイまっから いひいひ♪



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No title

ガクブル的な恐怖はありませんが、なんか 妙にヒシヒシとした怖さが真に迫ってくる怪異な話ですね。

なんか以前どこかで読んだのですが、電子機器ってのは、霊に操られたとしか思えない 変な誤作動起こすってのあるそうで。
それが本当なら かなりに怖い事が今日にも起きそうで その点も恐ろしく感じます。

ケースはちがうのですが

 故郷の母親が 現在も地元で大き目の病院で看護師しているのですが。

今回のと わりに似ている「怪異な現象」は、『たまにだけど あるよ』って。。。母親 以前にポロっといってて。

2日前にお亡くなりになった患者さんがいらした病棟の個室、無人のはずが・・・
夜中に何回も ナースコールが鳴る…いちおう「〇〇さん(亡くなった患者さんの名前)どうしました?」って問いかけても当然 返事はなく。
1,2度目は恐怖だけど、夜中に何回も鳴ると 怖がりの夜勤看護師も皆キレて(笑)「あ~~!!うるさい うるさい!!」って、
コールが鳴っても無視するのだそうで(^^;

母ではないのですが、同じ病院の看護師に 霊感ある(?)人がいて、
その人は『あ…この人もうすぐ亡くなる。で…亡くなった後で化けて出そうだワ』っていうのまでわかるそうで。
正直。。。そういう能力は欲しくないですねぇ(笑)

ラジオドラマでも怖いかも♪

 ワタシはスキですねぇ♪ 横浜中華街って、いかにも都市型の怪談で。
率直に イナガ●怪談よりスキかも(*^^*)

それにしても意外に「因果応報」の話なんですね!非道なルーファンが、自殺の中でも1,2争うぐらい辛いといわれる焼身自殺で果てるという…
さんざん利用し尽くした 中国人労働者の呪いか?? 山椒大夫の最期みたいな気が。 そういや山椒大夫は リクさんの生まれ故郷のお話でしたっけ??

でもやっぱり、我が強い人間は オバケになっても 変わらず身勝手なのかなあ。。。

今回のトピックは

リクから直に 聞いた記憶在るよね。すっかり忘れてたけど(笑)

まあ 場所があの中華街ってだけあって、それぐらい(ってのもなんですが)起きても 当然というか、歴史も事件もギュウギュウに詰まっているだろうエリアだかんネ。
あそこら一帯は 明治の初期までは 沼地で…風水としても良くない、『様々な厄を招き入れる』土地なんだとさ。
だからリクが マオ老子に気に入られたのかな(笑)

昭和の頃の時代ってさぁ…荒っぽいというのか?今と比較しても、資金とコネあるなら、どんだけヤバい違法な事も ある意味でまかり通っていたようだよ。
ハマに多い 人身売買とかもね。でもそんなのも いつかはバレるよ うん。
おいらの父親も、出稼ぎブラジル人斡旋の嫌疑でパクられ、共犯容疑だったから、罰金と執行猶予で済みましたが、
金満ニッポン国としての「驕り」なんだよ、どんな国籍であろうと人間は「人間」・・・
人を物のように扱うのは絶対よくない! いつか罰が当たるんだ うんうん。

ケチつけるのではありませんが(^^;

でもですネ、実際問題 今回のレストランでの怪異なんですが、
ボクぐらいの(自慢ではないよ)知識とか機材がそろうって条件ならば・・・

割に 難なく再現可能なトリックであるのも事実なんですよネ ええ。
実際 世の中には、そういった手法での「オカルト・心霊詐欺事件」ってのは、案外と多いんだ うん。
この場で詳細書くなんて野暮な真似しませんが(笑)
要は テーブル席に置かれてる電子チャイムの「ダミー」それ造って、
電子掲示板部分と、スピーカーシステムの2つ、それの電源を 店の電源とは違う 異なる電源の方へって、
電気配線を 乗っ取ってしまえば ああいった「怪異は」楽に再現可能で。
ま~その場合でも・・・いちばん肝心なのは…『それを実行する 動機』それなんですがね。。。
フロアマネジャーも 恨みを買う人とも思ええないし、リクさんの当時は「今ほど」敵は多くなかった筈だから(笑)

いくらでも

「裏読み」すれば 八百政さん説明のように、
人為的に創り上げて操作するのも可能だとは思うのですがね。。。

でも 解けない謎は あくまで謎のままでもよろしくないか? っとも思っちゃうんですよね。
横浜の港や 山下地区 中華街エリアとかってのは、いち幻想として「それぐらいのミステリーはあって当然だ」って気もするし。
徳川治世時代の「大江戸怪談」っていうのも、要するにそれだけ「人口の多さ 人口密度の濃さ」なんですよね、
そこに住んでる もしくは、訪れる人の数が多い土地には 決まっていくつもの怪異譚が存在していても当然。

釈迦に説法ですが・・・説明が簡単ではない 細かな表現を よくよく書き込まれている 恐怖伝わってます まずはリク文法を評価♪

13日の金曜日を知ったのは中学生の頃でした。
当時、13日には何も起こらず、14日の土曜日に良くない事が起きてました。
しかし、今は、あんまり気にしてません。

ルーファンは、見栄とハッタリが効かなくなると、商売上がったり⁈
故の自殺⁈
食事には、未練たっぷりだったのか⁈

ウチの奥さんも、独身時代にオーセンティック バーで小爆発を目撃したそうです。
度数の高い酒を頼んだ男性。飲みながらタバコに火。店の人が止める間も無く小爆発。前髪が焦げてたそうです。
↑このお間抜けさんは、私ではありません。
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港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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