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バンドマンの息子リクめが語る『人生 早まってはあきまへん』の巻
残暑続きます 体調にはご留意をみなちゃま リクでやんス
今現時点の「日本」で・・・思えますに 最大の《夢物語》とは・・・
ある意味において 自身の趣味と才能を活かした延長で、
【 才能・芸術・技能で生計をなしていく事 】ではないだろうかと。。。
日本に限ったハナシではございませんが、とにかく・・・「芸」ってジャンルは 【 食えません 】。。。
それもテメエ自身ダケなら まだイイって話で。。。
それの範疇の中でも 特に…「演劇」と「音楽家」それにて一生を ある程度以上 裕福に暮らしていくのは、シャレではなく【 本当の 人生の《勝ち組》 】ではなかろうかとも。。。
かくゆ～ リクちゃまの生みのオヤジ 父親も『ミュージシャン（気取り）』でスた はい。
俗にいう「７０年代フォークソング」のヒトでネ
じっさい・・・かなぁ～～り！ヤバかったッス リク一家の生計は（笑） 丹後半島時代は一家総出で仕事し働いていたからナンとかなりましたが。
婿養子とはいえ、家長である筈のオヤジが 事実上として《一家のヒモ》（＾＾；に等しいンだから手が付けられなかったッス はぁ～～。。。
オヤジの稼ぎに頼ってたならば・・・あだスはとっくに 飢え死にしてたってマジで思う。。。
とにかく早く…経済的にも「自立」しなくちゃ！！ って
むしろ「反面教師」…《この父親に頼ってちゃオシマイやデ…》って意識と覚悟が 幼いうちより芽生えて、《少しでも早く経済的に自立せなアカン》って、そぉ固く思えた意味では サイコ～の父親で（＾＾；
自慢ぢゃござんせんが、高校終わり 大学進学時には、国公立大ゆえ 私学に比べかなり お安かったのでありますが、
わたしゃ高校終わりまでのバイトやらで、受験料はおろか、入学金＆２年分の授業料 貯蓄完了しておりまスたお ええ。
書かせていただいてますココのブログでもスッカリ有名（？）な 遊び人にして 浮気ばっか…火宅のヒトであります 我が父親ですが・・・
しかしだ・・・ベツにオヤジを急に擁護する気持ちはコレっぽっちもござらヌのですが（笑）
チョイと冷静にフリ返って 考えてみますに・・・『ウチとこのオヤジは それほどまでにロクデナシだっただろうか？？』って１つの想いでしてネ。。。
たしかに 遊び人であり、実現性も無い 夢ばっか追ってる楽隊稼業の人間でした。が・・・性格はいたって穏やかだし、頭脳も明晰、そして誰にも分け隔てなく『やさしかった』。周囲にも好かれていた方だと思うッス はい。
大酒飲むって訳でもなく、日に缶ビール２本程度、ギャンブルにも興味ナシで、京都市内生まれの元はボンボン育ちだから、色々と美味いモンは知ってましたが、食い意地が張ってたヒトでも無かったッス ええ。
京都祇園祭りのﾒｲﾝのお稚児ｻﾝやった家系の出で
で…強く思う！『このヒト オヤジが真っ当なサラリーマン 勤め人であったなら…』って。。。かなり理想的な「おとうさん」であったのでわにゃかろぉ～か？？ とも。
でネ、思いますに【 げに憎きは…《音楽家の置かれている環境と生活実態》それだと うむうむ・・・
しかし、「音楽活動」ってゆ～か、楽器とかゲットしてジャカスカ弾きはじめる頃ってのは、大抵が 色気づいてくる思春期ですわナ？
『音楽のすばらしさに目覚める』…ってのは ぶっちゃけ 単なる「建前」（笑）大多数を占めます「本音の部分」では・・・
『モ・モテたいっっ！！ 少しでもモテたい！！（泣）』って、イっちゃナンでおますが、バッハだろぉがビートルズだろが それの「不純な動機」（＾＾；でスタートしてる筈。
あだスなんぞも…言うまでもござんせん（＾＾；
しかしでス…ガッコ時代に バンドとか結成して、学内の異性のコらに 多生チヤホヤされるってのは、ぶっちゃけ…残念ですが ホントの意味で「モテている」のとは異なります はお・・・
マジでモテる存在ってのは、キムタクぐらいのレベル、百万人に１人の天賦の才が無いと。あるいは将来の国を代表する素養のあるスーパーマン的存在、もしくは 宗教法人の教祖様 それこそがホンマに「モテる」実利と人望が伴ってこそです ええ。
もしかしてそれは、３０分にも満たない『人生の華』かも…
でも凡人の哀しさ・・・ホンの一瞬、バンド活動とかでキャアキャア云われた《人生での栄光》を…ヒトは コレがなっかなか冷静に処理できません ええ・・・
一瞬テメエに当たったスポットライトが…それ以後もズっと続き、そのライト自体も ドンドン拡大の一途であろう♪ って、
ぶっちゃけ この煩悩に根ざした《おおいなる勘違い》で（＾＾；大事な一生を棒にフっちまう・・・いったい どんだけの 若（バカ）者が道を踏み外したことか？？
でネ、ウチとこのオヤジなんてのも まさしく！！・・・その おバカ若者の典型例とも呼べまして マジで。。。
幼・少期当時のわたいは、マジで…この程度のオカズですならば
「なんやエラ7い今夜は豪勢やナ♪」って思ってました はい
売れてない音楽家なんてのは 経済的に恵まれないってのは子供ｻﾝかて知ってる常識だと呼べますが・・・
でも、単に「お金が乏しい」って、そればかりでもございません・・・ミュージシャン、楽隊稼業なんてのは 日々 生きていく上で もっともっと大きな弊害が存在してて・・・
最近ですが、やったら有名無名問わず、オヤジの知り合いでもあったよなミュージシャン仲間のヒトが逝去してます はい。
ｻﾆｰﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽ ｴﾝﾃﾂさん 遠藤賢司さん 加川良さん 妹尾隆一郎さん
みんな遠くへいっちゃった。。。どうか安らかに。。。
根柢の条件からして、元々が 明日をも知れない浮草稼業の「楽隊屋」でス、プール付き邸宅に住み 外車乗り回すなんつぅ～スーパースターなんかは例外中の例外でス。
率直にイって…『みんな よくもまあ生活出来てるモンやわナ…』って、ってナ暮らしぶりがセオリーなわけわけヨ。
個人事業者でス完全に…福利厚生はおろか、慶弔手当 退職金も無く、《ケガと弁当はテメエ持ち》…イザって場合に備え 保険に入るにも、自営者には制限が設けられています・・・
だけども…ミュージシャンのかれらを正論で責めないで欲しい…
昨今コロコロと逝去なさってます方々…いずれも40～60代の早すぎる死のため、音楽界にも 案外と大きな衝撃を与えているようなのですが。。。
ウチとこオヤジからするならば「彼らの不幸は他人事ではない」っと話します はい。
「定期的に健康診断を受けている会社員とは異なり、個人事業主であるボクようなミュージシャンは、何年も病院にさえ行っていないヒトとかが殆どなんヤ、さらには夜型生活を長年送り、酒を浴びるように飲むなど、健康に悪いことばかりしている。ボクも最近体調が悪いし、いつかポックリ逝くのではないかと不安を覚えてしまうねん ああ」とも。。。
かつて、ロック系ジャズ系のミュージシャンの訃報といえば、違法薬物（ドラッグ）の過剰使用による死が定番であった。ジャニス・ジョップリンをはじめ、70年代の伝説的なミュージシャンの多くがそうして世を去ってますしネ、しかし、最近は音楽界の"浄化"も進み、ドラッグに手を染めるミュージシャンは激減。むしろ生活苦による、"貧困死"のほうが現実味を帯びているようなのでしてコレが・・・。
コレって…ガッコとかロク行かず 若い頃より好き放題 放埓に暮らし、最期にゃ道端で野垂れ死にだって…荒くれ労働者を マジで笑えないのでアリまして ええ・・・。
ゼンゼン有名著名では無かったオヤジでっけど、在る尺度で考えますなら 我がオヤジは意外と幸運》かも・・・
なんせが「まだ生きてる」（笑）しネ（＾＾； お母ンと別離した後も 再婚したお相手が 幸運にもバリバリ働くオナゴはんだったので、
地獄に仏とはよくイったモンで・・・
大病もしましたが、連れ合いや家族から「助けられ」…要するに 【 非業で無残なる《死》にはならずに済んだ 】って幸運。
本業も マルで売れませんでしたが、ギャラの多寡は関係なく、ミュージシャン仲間のヒトやらが、様々なイベントやコンサートツアーとか声をかけていただき 絡ませて仕事を与えて頂き、当人としてスキな道をズっと歩めていたという幸運。
お金には恵まれなくとも、《とりあえず（音楽の）仕事がある》って事実は、オヤジ当人の 生きがいを維持する担保であっただろうとも思えます訳で ええ。
ぶっちゃけとぉちゃんアンタ『運がイイ』周囲に感謝しなはれヤ？
音楽業界では オヤジのようなスタンスの人間を総称し「スタジオミュージシャン枠」と称されてますが、
ぶっちゃけ・・・スタジオミュージシャンの年収は、残念ながら《ピンキリ》で・・・モチロン ウチとこオヤジは《キリ》の方で、
そしてそのほとんどのミュージシャンが一般サラリーマンの年収以下。しかし、サラリーマン以上に稼いでいるミュージシャンがいるのも事実。
かつて時代の寵児だったｽﾀｼﾞｵﾐｭｰｼﾞｼｬﾝも、シンセとＰＣにより衰退の一途
まあ、バイト並みの年収でも音楽だけで食っていけるなら・・・という気持ちがほとんどのミュージシャンにあるはずだと思え、まさしく《夢を追う職業》。。。
昨今 「街角ピアノ」あるいは「ストリートピアノ」って、
空港や 駅、あるいはショッピングモール等に 「誰でも自由に弾いてかまわない」ピアノがドンドンと設置され 報道でも話題になってますが・・・
アレの映像とか観るにつけ、ぶっちゃけ・・・『弾いているみなさん とても上手い！』あなどれないスキルのヒトとかが多いでス。
で・・・それがナニをば意味するのか？？ ってなりますと・・・普段 名前も住所も知らず ただスレ違うのみの おっちゃんやおばちゃんらが・・・
おそらくはかつての時期、ブラバンや習い事 あるいはバンドとかの音楽活動で、真剣に練習とかに打ち込んでいた過去が存在したのだろぉナ と。
花開かず終わったヒトを数えたら…きっと気が遠くなるでしょ～ネ…
でもでス その事象を逆に考えますならば・・・この狭い日本にさえも、『せっかくの音楽的スキルや才能を活かしうる仕事には就けなかった…』って その冷徹な事実にブチ当たるってことで。。。
どの芸術分野でも同じですが、かくの如くに…【 芸で身を立てる 】のは難しい・・・「ゲイに竿勃たせた」のは ルルですが いひいひ♪（＾＾；
・・・しかしだ・・・音楽は 食えない仕事である…って事実は 覆しようもございません「事実」・・・
リクちゃま思いますには…ゼッタイ、ラーメン屋ｻﾝが上だと思う所得
実情聞いたならば 大抵のヒトはビックリ！します、ヒット曲もあって 音楽フェスのトリも務めるような ンな名の通ったバンドメンバーの月のお給料が「１２マン円ﾎﾟｯｷﾘ」だなんて ザラだから！＠＠；
バンド解散のダントツ理由「音楽性の違い」…ぶっちゃけありゃウソだ！！『コレ以上 生活面でヤってらんない！！』ってのが殆どと言い切れます ええ。。。
せつないけどやっぱ、経済事情が引き金でスヨ…
やっぱサ・・・いっくらスキな音楽でも…年収で１５０マン以下とかって、生活保護ｷﾞﾘｷﾞﾘレベルの暮らしに長年甘んじてては、いつかは その気力も失せるってモンではにゃかろぉ～か？？（－－；
でも ンな夢追い人のミュージシャンも、ある程度の歳になれば 恋愛もするしケッコンで所帯をお持つでしょ～ いよいよタイヘンだヨ おい（笑）
みんながみんな 売れない自分を養い支えてくれる 出来た糟糠の妻なんざ『 持てる訳あらへんやんかアホっっ！！ 』（父親談）（＾＾；
《ヒモ》になれるよなバンドマンなんて １００人に １人以下 コレもシビアな現実だから失念してはあきまへんデ。。。
その才能にホレてイッショになった恋女房かてネ、『もぉヤメれば？ こんな稼ぎにもならない仕事なんて…』って…云い始めるのに時間はかかりません はい。
ゆえに・・・追い詰められた（？）中堅ミュージシャンらは、生活費ねん出の為 『副業』を試みるわけわけヨ うむうむ。。。
ウチとこのオヤジは 宮津にかつて存在した グンゼの工場でボイラーマンしとりました はい。
ボイラーのお仕事で会社からいただきます お給金の方のが、音楽仕事での報酬よりも倍以上も多かったのでっけどネ、
なんせがミュージシャン仕事でのオファーなんかは《１年間マルで無し》ってナ年かて往々にアリましたからネ～～
あだスの賭け麻雀の方がよっぽど稼いでた（＾＾；
それでもオヤジ当人はプライドもあってか、『ワテはミュージシャンが本業でおます～』って のたまっておりまスた はい。
あくまで自分はミュージシャン、芸術家って思うのはよろしいですが、家族は飢えさせてはいけません ンで「副業」なのですが・・・
いっちゃん身近って思えますのは、専門学校系の「音楽講師」になるってパターンですよネ。
でもコレ難しい出すよん・・・テイストやフィーリングじゃダメなんス、キチっと…音楽理論も知ってなきゃ務まりませんし 初見でどんな曲もこなせる『楽譜が読めないと』。。。
でもねぇ…あだスとしてはナマイキなんですが、音楽講師をヤルって、それ…《売れない音楽家》でショ？
それが、音楽専門校で教えるって・・・ぶっちゃけそれって…【 さらに売れないミュージシャンの拡大再生産に手を貸してる 】って…それでわにゃかろぉ～か？？って疑問。。。
で 次に最近とみに増加しているパターンが、とても現実的な手段「派遣社員」・・・
音楽とはマルで関連性の無いような 法人企業とかのデスクワークに昼の時間従事するってパターンで。
リクめの会社にも クラシック系のヒトですが、このパターンの事務系派遣社員ｻﾝが居てますエ、よぉけ働いてくれますしワルくないと思います。
ただ・・・外部の世界を覗いてしまうせいか？本業である音楽の方を《ヤメてしまう…》そっちの傾向が目立つのも事実ですネ ええ。
ぶっちゃけムリないって思う・・・本来 副業で有る筈の派遣仕事の報酬が 本業よりも倍以上も稼げてしまいますからネ。。。
この両者の対立問題…あだスもドタマが痛てぇッス（－－；
１つの道を追及するには、ある程度自身でフィルターとかを張って、よそから入ってくる情報…《ダレダレはいくら稼いでる ダレダレは管理職に出世した》とかって それを遮断してないと不安でならなくなるようです はい。
でもまだ・・・「副業」って面では 上記の２つが今の時代 確立してルからイイとも云えますのだお。
以前の時代ならば、本業で食えないって連中が行きつく仕事ってなると・・・いわゆる「ドカチン」…過酷な肉体労働とかしか無かったようで。
昭和の時代、ハマ港でも盛んだった『沖仲士』
今ですと道路工事よりも、旗振りの 交通監視員仕事が多いですかネ？ ああゆ～労働は ケガしたり 体調崩して病に伏しやすい・・・命削ってては長く持ちませんってば。。。
でもでス・・・「これ以外の副業」ってなると・・・知ってる限りではハッキリ言って ロクデモない副業ばかりで・・・（－－；
例えば…ヤフオクとか使った《せどりショーバイ》ネ・・・
要は 街の古書店やＢＯＯＫＯＦＦとかこまめに回って《掘り出し物》発掘しては、それをネットオークションでオプシュンつけて売るって・・・
まぁ…儲かる場合もアルだろぉが、ミュージシャンが「こんな仕事」ヤっちゃいけませんヤ・・・あまりに刹那的で夢がアリません（－－；
■ ブロガーで稼ぐ ■ YouTuberになる ■ ＦＸ取引で稼ぐ っておいっ！！ ＠＠；
ンなのよか むしろ割り切って 「水商売ヤル」とか「パチンコ 麻雀で稼ぐ」って方のがまだマシなんとチャウか？？（－－；
リクちゃまのばやいですが、大学時代 ロックバンドしてましたけどネ、
実際にバンド活動しなければ感覚がわからないと思うのですけどネ みなちゃまが思っている以上に、
バンド活動ってめっちゃくちゃお金かかるんスよん ええ。活動内容によりますが「趣味」「道楽」ってなら、かなぁ～り テメエとしての持ち出しが上位で多いジャンルと呼べます はい。
少しでも知名度上げたいなら少なくとも月に2回はライブやるべきなんですが、その度にチケットノルマを支払わなければいけないし、スタジオ練習も最低でも週に1回入ります。まあ他にも上げてくとキリがないんですが、最低でもこの辺は毎月必ず支払いが発生します。
なんたって、アマチュアバンドは、人前で演奏するには、第１の関門『自分らでチケット売らねばならない』・・・
かくして、カネ無しバンドマンの見事誕生…
配られるノルマ分 のチケットは、全部売れるなんてそぉそぉアリません、そぉなった場合 テメエで「被る」わけわけ。。。
自分らのギャラに相当する分が出ないってのは まだまだマシな方、ライブハウス側に収める金額が足りないと イコールでそれは「借金」となって累積・・・
ウチとこのバンドも そのワルいサイクルに どハマりのパターンでしたネ、まぁ演奏は楽しいし それなりに夢も有ったのですが やっぱ次第に疲弊しました はい。
でもわたいは「音楽は好きだけど、音楽に関わる仕事で生計を立てる気はない」って気持ち１００％でしたからネ、それはもうその通り別の仕事に就くべきで正解だったと思えます はい。
不マジメなわたいでも音楽はスキでしたが、ぶっちゃけ…音楽業界は、他にくらべて特別条件のイイ業界というわけではありませんしネ、
もっと就職しやすくて、条件のイイ業界はたくさんありますべえって常に考えてました はい。 ま…決定的に《プロになるには才能に欠けてた》のが最大要因ですが いひいひ♪（＾＾；
でも…自己弁護ではござんせんが、己の身を一生 音楽に捧げるって覚悟も度胸も無いって御仁は、なるたけ早期に「違う人生 違う仕事」をば模索しておくのがよろしいかともマジで思うのですネ ええ。
そりゃ スキな道に一生を賭けるってナ 覚悟の在り様は必要なのでしょうが、ぶっちゃけ 特攻隊じゃナイんだから・・・
「Ａ」という目指すプランが叶わないって場合、やはりそこには「プランＢ」を併せ持つ方のが 一生を考える上ではムダとかは無く、ベツにその姿勢を恥じる必要もナイだろうって思うのですネ。
だってネ…実際問題 学生アマチュアのロックバンドが、大学生期間終わってまで 継続活動出来ます仕事ではないですからハッキリ言って 音楽は。。。
稼ぎ出せても…手元には「残らない」。。。
ウチのバンドも 活動赤字の返済のため イロモノ路線に走って（＾＾； ンでなんとか売れ出し 残債こそ消失しましたが、ぶっちゃけ バンドメンバーは、微塵も《儲けなど出なかった》それも冷徹な事実。。。
でもネ、ウチとこのアマチュアバンドなんか まだまだラッキーなパターンなんですよんマジで。。。どデカいバンド借金抱えて メンバー間で訴訟合戦になったグループもアリますしネ。
「ﾎﾃﾙｶﾙﾌｫﾙﾆｱ：のイーグルス このバンドはチョ～不仲は有名で、
解散間際に『アイツらとは地獄が凍り付いてもヤラない！』と発言
で、アッサリ「再結成」（笑）世間は『そうか！地獄が凍り付いたのか！』って（＾＾；
でわでわ チョっと真面目にお給料の計算をしてみましょうか。
あるカルテット（４人組）のライブでキチンとチケット購入済みのお客さんが２０人（アマチュア出演ライブハウスで言えば ほぼほぼ満の動員！ １００人以上の動員なんて年に１度アルなら御の字）来てくれた場合のミュージシャンのお給料ですが、
チケットが最大ＭＡＸ高価格設定で￥３０００円、チャージバックが５０％の場合、
１５００円×２０人＝３００００円 で…３００００円÷４人＝７５００円
メンバー１人あたり、７５００円ですわナ？モチロン我ら会社員ではないでっから 要は交通費等込みですので、まぁー諸経費千円引いたとして約６５００円ですネ。
夢を見て、必死で努力して叶えた職業としてこのお給料は高いと思うでしょうか、安いと思うでしょうか？？ 早目にヤメてしまうか、継続するかは やっぱ当人としての「価値観の問題」・・・
ライブは夜なのでお昼に ゼンゼン ジャンル異なるバイト仕事とかで生活ダケはできそうですね。
でも、お客さんはお店ではなく自分で呼ぶので営業活動も必要ですし、昼もガッツリ働くとなると必死コイた練習や命をかけた作曲活動までは時間的にも難しいですね。
ましてや…音楽関係ないアルバイト、となるともはやその人を「ミュージシャン」として呼んでいいものかどうか？傍目から見たら、そんな疑問符がついてしまいますよね。
コレを年収として見てみると。。ＭＡＸ大目の勘定 年間２００本のライブをしたとしてもだ・・・
６５００円×２００日＝１３０万円
な？？…一年間で演奏だけで稼ぐことの出来る額はこの程度でしかナイわけわけヨ・・・
２日に１回というプロレス並みハイペースのライブをいっつも満員、という前提でコレだヨ？？
うむうむ・・・どぉ考えても演奏だけでは生活出来ないですネ、結婚していたら むしろおくたま側の扶養に入るべきレベル（笑）（＾＾；
年収１３０万円といったら、今年収３００万、４００万はお店に来るな的発言で時の人となってた かの川越シェフにきっと鼻で笑われるレベルです。失笑ものです。
多分努力の量はミュージシャン皆さん、川越シェフに さして劣ってるとは思わないですが。。。
ちなみに いっちゃんアマチュアバンドブームに加えバブル時期の頃で 景気の良かったってハナシでは、一曲弾くと、ポケットに一万円が入っていたそうです（笑）時代ってすごいですね。うむうむ。。。
ミュージシャンならダレもがクチにする『 夢の印税生活♪ 』でも…コレにしても 現実は残念ながら甚だ「苦しい」。。。
ところが…この「ＣＤ自主制作」こそが 落とし穴で（－－；
４人のバンドで作詞・作曲自分、アーティストとしてはバンドで等配分のとき ＠3000円のＣＤが５万枚売れた（出荷ベース）とすると
総売上 3,000円×50,000枚＝150,000,000円（1.5億円）
著作権印税 1.5億円×約0.028(約3%)＝4,500,000(450万円)
歌唱印税 1.5億円×約0.01(約1%)＝150万円
コレを4人で分けて150万円÷4人＝375,000円
厳密にはさらに曲数で割られたり､コンピアルバム等の場合はさらに担当した分の取り分となるため
作詞･作曲能力と複数のヒット曲を持たなければ難しい数値 と言わざるを得ませんわナ・・・
大雑把に言うと1.5億円のうち半分以上をレーベルが持っていき(そのうち15%が流通分) 30%が小売のショップが取り分
パッケージ代とレコーディング費用の原価がおよそ20%を占める
そして作家や音楽出版社の取り分約6%をJASRACが代理で自動的に徴収し そこから自分の手数料を価格の約0.4%を差し引いて残りを作家と音楽出版社へ約1/2～1/3程度づつ払い込む仕組み
このCDの売れない時代においては､リスクの高い商業よりもインディーズやボーカロイドの同人市場が盛り上がるのは当然 だろってわたいは思いますのだわサ。
現に・・・元ハウンドドッグの 大友康平ｻﾝ、あれだけの歌唱力持つヒトが 最近ではスッカリ、ＴＶのバラエティー要員や クイズ番組の回答者とかしてるってこの現状・・・（－－；
『芸域を拡げる』ってのは建前！ 大友ｻﾝをしてもが…『歌イッポンではなっかなか稼げない』って 今の日本の音楽界のシビアな現状が転がってます はい。
基本アマでも無名でも 年間5000枚程度の手売りが出きれば上記の収入を超えられる 副収入として見ても現時点では趣味と実益を兼ねたおいしい分野と言えますのかもネ。
な？？こぉヤって 数字にすればするほど…ミュージシャンらの抱く 夢を足元から砕き壊すって…まさしく『夢の無い現実の事情』が浮き上がってきちまうンですよん うむうむ・・・
もぉイイ加減、オトナが夢見る若者に教えなきゃ「実態を」
人数が多い分 それを把握・管理する苦労はアルでショが、ネ～チャングループの「なんたら４８」とか アレはカネかかんなくてラクだぞお♪
高額な楽器や機材 ＰＡ装置なんかも要らない、カラオケいっちょあればドコでもパフォーマンス可能ですしネ、
用意するのは「衣装代」それと「当日の弁当」ぶっちゃけそれノミだ、メンバー全員にはお給金なんか出てナイってンだから！プロモート側も制作サイドも ウハウハ♪にちげえねえ。。。
っと・・・かくの如く・・・ゆめゆめ ヒトは『バンドやって生活する』だなんて行動に走らない方が得策だってマジで思う。。。
でもねぇ・・・マッタク矛盾しますのは覚悟の上ですが… 【 やっぱバンド活動するって楽しい♪ 】
スタージで演奏するのはモチロン、集まって練習したり、アホアホ噺で盛り上がったり、つまらん事で大喧嘩したり、イタいシッパイを数々繰り返したり、
北関東ライブハウスツアーの帰りに マジで１銭も無くなり…ワルい事に ガス欠（ＴＴ） どないもならず、たしか埼玉の桶川付近で・・・
早朝 農家の庭先に停まってる 軽トラからガソリン拝借って（＾＾； ンなトホホでしかない出来事さえもが…今にしてみるなら 佳き「想い出」。。。
ぶっちゃけ…女性化がいよいよ進み ついついネガティブになる気持ちも、少なくとも楽器イジってる時間はココロ解放されてたしネ♪
ハーモニカでもイイ 縦笛だって handclapping（手拍子）だって上等！カラオケのデュエットだって ある意味ではバンド活動だってば♪
長い人生 その中で １回ぐらいは、仲間と集い 音楽を奏でてみる経験ってのは ムダにはなりませんヨって、案外とわたいは 自信を持って お勧めできるのですよん♪
・・・今にして思う・・・とうちゃんヨ、《あんなでも》（笑）（笑）このわたいをよくぞ！！飢え死にもさせず育て上げてくださった！
アンタはエラいっっ♪ （＾＾；
なんてネ♪♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 Thank you for the music 】 Ｂｙ Bonobos
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the music
冴えない部屋の窓から つながる景色夕陽が照らすこの場所で
寂しい夕をむかえてるまだやってこない
あの娘を待って 空を眺め流れ星見て「そんなこともあるのか...」
街のざわめきだって 楽隊みたいなもんさ
夜の闇にだってずいぶん待ってもらったんだ
すべてをつなぐメロディーと ただ歩いてたいよ
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the musi
眠りの街にもきっと 楽しい朝はくるのさ!
太陽が照らすその場所で 静かにあの娘を待つんだわらっていたい
わらっていたい扉があいたそのときは街のざわめきだって
楽隊みたいなもんさ夜の闇にだって ずいぶん待ってもらったんだ
すべてをつなぐメロディーと 今歩いていくよ
Thank you for the musicMusic take me high!
永いあいだ 夢を見てたような君をつつんだ
ボクの思いも空に溶けりゃいい
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the music
https://www.youtube.com/watch?v=XtY11TZD-WI
今現時点の「日本」で・・・思えますに 最大の《夢物語》とは・・・
ある意味において 自身の趣味と才能を活かした延長で、
【 才能・芸術・技能で生計をなしていく事 】ではないだろうかと。。。
日本に限ったハナシではございませんが、とにかく・・・「芸」ってジャンルは 【 食えません 】。。。
それもテメエ自身ダケなら まだイイって話で。。。
それの範疇の中でも 特に…「演劇」と「音楽家」それにて一生を ある程度以上 裕福に暮らしていくのは、シャレではなく【 本当の 人生の《勝ち組》 】ではなかろうかとも。。。
かくゆ～ リクちゃまの生みのオヤジ 父親も『ミュージシャン（気取り）』でスた はい。
俗にいう「７０年代フォークソング」のヒトでネ
じっさい・・・かなぁ～～り！ヤバかったッス リク一家の生計は（笑） 丹後半島時代は一家総出で仕事し働いていたからナンとかなりましたが。
婿養子とはいえ、家長である筈のオヤジが 事実上として《一家のヒモ》（＾＾；に等しいンだから手が付けられなかったッス はぁ～～。。。
オヤジの稼ぎに頼ってたならば・・・あだスはとっくに 飢え死にしてたってマジで思う。。。
とにかく早く…経済的にも「自立」しなくちゃ！！ って
むしろ「反面教師」…《この父親に頼ってちゃオシマイやデ…》って意識と覚悟が 幼いうちより芽生えて、《少しでも早く経済的に自立せなアカン》って、そぉ固く思えた意味では サイコ～の父親で（＾＾；
自慢ぢゃござんせんが、高校終わり 大学進学時には、国公立大ゆえ 私学に比べかなり お安かったのでありますが、
わたしゃ高校終わりまでのバイトやらで、受験料はおろか、入学金＆２年分の授業料 貯蓄完了しておりまスたお ええ。
書かせていただいてますココのブログでもスッカリ有名（？）な 遊び人にして 浮気ばっか…火宅のヒトであります 我が父親ですが・・・
しかしだ・・・ベツにオヤジを急に擁護する気持ちはコレっぽっちもござらヌのですが（笑）
チョイと冷静にフリ返って 考えてみますに・・・『ウチとこのオヤジは それほどまでにロクデナシだっただろうか？？』って１つの想いでしてネ。。。
たしかに 遊び人であり、実現性も無い 夢ばっか追ってる楽隊稼業の人間でした。が・・・性格はいたって穏やかだし、頭脳も明晰、そして誰にも分け隔てなく『やさしかった』。周囲にも好かれていた方だと思うッス はい。
大酒飲むって訳でもなく、日に缶ビール２本程度、ギャンブルにも興味ナシで、京都市内生まれの元はボンボン育ちだから、色々と美味いモンは知ってましたが、食い意地が張ってたヒトでも無かったッス ええ。
京都祇園祭りのﾒｲﾝのお稚児ｻﾝやった家系の出で
で…強く思う！『このヒト オヤジが真っ当なサラリーマン 勤め人であったなら…』って。。。かなり理想的な「おとうさん」であったのでわにゃかろぉ～か？？ とも。
でネ、思いますに【 げに憎きは…《音楽家の置かれている環境と生活実態》それだと うむうむ・・・
しかし、「音楽活動」ってゆ～か、楽器とかゲットしてジャカスカ弾きはじめる頃ってのは、大抵が 色気づいてくる思春期ですわナ？
『音楽のすばらしさに目覚める』…ってのは ぶっちゃけ 単なる「建前」（笑）大多数を占めます「本音の部分」では・・・
『モ・モテたいっっ！！ 少しでもモテたい！！（泣）』って、イっちゃナンでおますが、バッハだろぉがビートルズだろが それの「不純な動機」（＾＾；でスタートしてる筈。
あだスなんぞも…言うまでもござんせん（＾＾；
しかしでス…ガッコ時代に バンドとか結成して、学内の異性のコらに 多生チヤホヤされるってのは、ぶっちゃけ…残念ですが ホントの意味で「モテている」のとは異なります はお・・・
マジでモテる存在ってのは、キムタクぐらいのレベル、百万人に１人の天賦の才が無いと。あるいは将来の国を代表する素養のあるスーパーマン的存在、もしくは 宗教法人の教祖様 それこそがホンマに「モテる」実利と人望が伴ってこそです ええ。
もしかしてそれは、３０分にも満たない『人生の華』かも…
でも凡人の哀しさ・・・ホンの一瞬、バンド活動とかでキャアキャア云われた《人生での栄光》を…ヒトは コレがなっかなか冷静に処理できません ええ・・・
一瞬テメエに当たったスポットライトが…それ以後もズっと続き、そのライト自体も ドンドン拡大の一途であろう♪ って、
ぶっちゃけ この煩悩に根ざした《おおいなる勘違い》で（＾＾；大事な一生を棒にフっちまう・・・いったい どんだけの 若（バカ）者が道を踏み外したことか？？
でネ、ウチとこのオヤジなんてのも まさしく！！・・・その おバカ若者の典型例とも呼べまして マジで。。。
幼・少期当時のわたいは、マジで…この程度のオカズですならば
「なんやエラ7い今夜は豪勢やナ♪」って思ってました はい
売れてない音楽家なんてのは 経済的に恵まれないってのは子供ｻﾝかて知ってる常識だと呼べますが・・・
でも、単に「お金が乏しい」って、そればかりでもございません・・・ミュージシャン、楽隊稼業なんてのは 日々 生きていく上で もっともっと大きな弊害が存在してて・・・
最近ですが、やったら有名無名問わず、オヤジの知り合いでもあったよなミュージシャン仲間のヒトが逝去してます はい。
ｻﾆｰﾃﾞｲｻｰﾋﾞｽ ｴﾝﾃﾂさん 遠藤賢司さん 加川良さん 妹尾隆一郎さん
みんな遠くへいっちゃった。。。どうか安らかに。。。
根柢の条件からして、元々が 明日をも知れない浮草稼業の「楽隊屋」でス、プール付き邸宅に住み 外車乗り回すなんつぅ～スーパースターなんかは例外中の例外でス。
率直にイって…『みんな よくもまあ生活出来てるモンやわナ…』って、ってナ暮らしぶりがセオリーなわけわけヨ。
個人事業者でス完全に…福利厚生はおろか、慶弔手当 退職金も無く、《ケガと弁当はテメエ持ち》…イザって場合に備え 保険に入るにも、自営者には制限が設けられています・・・
だけども…ミュージシャンのかれらを正論で責めないで欲しい…
昨今コロコロと逝去なさってます方々…いずれも40～60代の早すぎる死のため、音楽界にも 案外と大きな衝撃を与えているようなのですが。。。
ウチとこオヤジからするならば「彼らの不幸は他人事ではない」っと話します はい。
「定期的に健康診断を受けている会社員とは異なり、個人事業主であるボクようなミュージシャンは、何年も病院にさえ行っていないヒトとかが殆どなんヤ、さらには夜型生活を長年送り、酒を浴びるように飲むなど、健康に悪いことばかりしている。ボクも最近体調が悪いし、いつかポックリ逝くのではないかと不安を覚えてしまうねん ああ」とも。。。
かつて、ロック系ジャズ系のミュージシャンの訃報といえば、違法薬物（ドラッグ）の過剰使用による死が定番であった。ジャニス・ジョップリンをはじめ、70年代の伝説的なミュージシャンの多くがそうして世を去ってますしネ、しかし、最近は音楽界の"浄化"も進み、ドラッグに手を染めるミュージシャンは激減。むしろ生活苦による、"貧困死"のほうが現実味を帯びているようなのでしてコレが・・・。
コレって…ガッコとかロク行かず 若い頃より好き放題 放埓に暮らし、最期にゃ道端で野垂れ死にだって…荒くれ労働者を マジで笑えないのでアリまして ええ・・・。
ゼンゼン有名著名では無かったオヤジでっけど、在る尺度で考えますなら 我がオヤジは意外と幸運》かも・・・
なんせが「まだ生きてる」（笑）しネ（＾＾； お母ンと別離した後も 再婚したお相手が 幸運にもバリバリ働くオナゴはんだったので、
地獄に仏とはよくイったモンで・・・
大病もしましたが、連れ合いや家族から「助けられ」…要するに 【 非業で無残なる《死》にはならずに済んだ 】って幸運。
本業も マルで売れませんでしたが、ギャラの多寡は関係なく、ミュージシャン仲間のヒトやらが、様々なイベントやコンサートツアーとか声をかけていただき 絡ませて仕事を与えて頂き、当人としてスキな道をズっと歩めていたという幸運。
お金には恵まれなくとも、《とりあえず（音楽の）仕事がある》って事実は、オヤジ当人の 生きがいを維持する担保であっただろうとも思えます訳で ええ。
ぶっちゃけとぉちゃんアンタ『運がイイ』周囲に感謝しなはれヤ？
音楽業界では オヤジのようなスタンスの人間を総称し「スタジオミュージシャン枠」と称されてますが、
ぶっちゃけ・・・スタジオミュージシャンの年収は、残念ながら《ピンキリ》で・・・モチロン ウチとこオヤジは《キリ》の方で、
そしてそのほとんどのミュージシャンが一般サラリーマンの年収以下。しかし、サラリーマン以上に稼いでいるミュージシャンがいるのも事実。
かつて時代の寵児だったｽﾀｼﾞｵﾐｭｰｼﾞｼｬﾝも、シンセとＰＣにより衰退の一途
まあ、バイト並みの年収でも音楽だけで食っていけるなら・・・という気持ちがほとんどのミュージシャンにあるはずだと思え、まさしく《夢を追う職業》。。。
昨今 「街角ピアノ」あるいは「ストリートピアノ」って、
空港や 駅、あるいはショッピングモール等に 「誰でも自由に弾いてかまわない」ピアノがドンドンと設置され 報道でも話題になってますが・・・
アレの映像とか観るにつけ、ぶっちゃけ・・・『弾いているみなさん とても上手い！』あなどれないスキルのヒトとかが多いでス。
で・・・それがナニをば意味するのか？？ ってなりますと・・・普段 名前も住所も知らず ただスレ違うのみの おっちゃんやおばちゃんらが・・・
おそらくはかつての時期、ブラバンや習い事 あるいはバンドとかの音楽活動で、真剣に練習とかに打ち込んでいた過去が存在したのだろぉナ と。
花開かず終わったヒトを数えたら…きっと気が遠くなるでしょ～ネ…
でもでス その事象を逆に考えますならば・・・この狭い日本にさえも、『せっかくの音楽的スキルや才能を活かしうる仕事には就けなかった…』って その冷徹な事実にブチ当たるってことで。。。
どの芸術分野でも同じですが、かくの如くに…【 芸で身を立てる 】のは難しい・・・「ゲイに竿勃たせた」のは ルルですが いひいひ♪（＾＾；
・・・しかしだ・・・音楽は 食えない仕事である…って事実は 覆しようもございません「事実」・・・
リクちゃま思いますには…ゼッタイ、ラーメン屋ｻﾝが上だと思う所得
実情聞いたならば 大抵のヒトはビックリ！します、ヒット曲もあって 音楽フェスのトリも務めるような ンな名の通ったバンドメンバーの月のお給料が「１２マン円ﾎﾟｯｷﾘ」だなんて ザラだから！＠＠；
バンド解散のダントツ理由「音楽性の違い」…ぶっちゃけありゃウソだ！！『コレ以上 生活面でヤってらんない！！』ってのが殆どと言い切れます ええ。。。
せつないけどやっぱ、経済事情が引き金でスヨ…
やっぱサ・・・いっくらスキな音楽でも…年収で１５０マン以下とかって、生活保護ｷﾞﾘｷﾞﾘレベルの暮らしに長年甘んじてては、いつかは その気力も失せるってモンではにゃかろぉ～か？？（－－；
でも ンな夢追い人のミュージシャンも、ある程度の歳になれば 恋愛もするしケッコンで所帯をお持つでしょ～ いよいよタイヘンだヨ おい（笑）
みんながみんな 売れない自分を養い支えてくれる 出来た糟糠の妻なんざ『 持てる訳あらへんやんかアホっっ！！ 』（父親談）（＾＾；
《ヒモ》になれるよなバンドマンなんて １００人に １人以下 コレもシビアな現実だから失念してはあきまへんデ。。。
その才能にホレてイッショになった恋女房かてネ、『もぉヤメれば？ こんな稼ぎにもならない仕事なんて…』って…云い始めるのに時間はかかりません はい。
ゆえに・・・追い詰められた（？）中堅ミュージシャンらは、生活費ねん出の為 『副業』を試みるわけわけヨ うむうむ。。。
ウチとこのオヤジは 宮津にかつて存在した グンゼの工場でボイラーマンしとりました はい。
ボイラーのお仕事で会社からいただきます お給金の方のが、音楽仕事での報酬よりも倍以上も多かったのでっけどネ、
なんせがミュージシャン仕事でのオファーなんかは《１年間マルで無し》ってナ年かて往々にアリましたからネ～～
あだスの賭け麻雀の方がよっぽど稼いでた（＾＾；
それでもオヤジ当人はプライドもあってか、『ワテはミュージシャンが本業でおます～』って のたまっておりまスた はい。
あくまで自分はミュージシャン、芸術家って思うのはよろしいですが、家族は飢えさせてはいけません ンで「副業」なのですが・・・
いっちゃん身近って思えますのは、専門学校系の「音楽講師」になるってパターンですよネ。
でもコレ難しい出すよん・・・テイストやフィーリングじゃダメなんス、キチっと…音楽理論も知ってなきゃ務まりませんし 初見でどんな曲もこなせる『楽譜が読めないと』。。。
でもねぇ…あだスとしてはナマイキなんですが、音楽講師をヤルって、それ…《売れない音楽家》でショ？
それが、音楽専門校で教えるって・・・ぶっちゃけそれって…【 さらに売れないミュージシャンの拡大再生産に手を貸してる 】って…それでわにゃかろぉ～か？？って疑問。。。
で 次に最近とみに増加しているパターンが、とても現実的な手段「派遣社員」・・・
音楽とはマルで関連性の無いような 法人企業とかのデスクワークに昼の時間従事するってパターンで。
リクめの会社にも クラシック系のヒトですが、このパターンの事務系派遣社員ｻﾝが居てますエ、よぉけ働いてくれますしワルくないと思います。
ただ・・・外部の世界を覗いてしまうせいか？本業である音楽の方を《ヤメてしまう…》そっちの傾向が目立つのも事実ですネ ええ。
ぶっちゃけムリないって思う・・・本来 副業で有る筈の派遣仕事の報酬が 本業よりも倍以上も稼げてしまいますからネ。。。
この両者の対立問題…あだスもドタマが痛てぇッス（－－；
１つの道を追及するには、ある程度自身でフィルターとかを張って、よそから入ってくる情報…《ダレダレはいくら稼いでる ダレダレは管理職に出世した》とかって それを遮断してないと不安でならなくなるようです はい。
でもまだ・・・「副業」って面では 上記の２つが今の時代 確立してルからイイとも云えますのだお。
以前の時代ならば、本業で食えないって連中が行きつく仕事ってなると・・・いわゆる「ドカチン」…過酷な肉体労働とかしか無かったようで。
昭和の時代、ハマ港でも盛んだった『沖仲士』
今ですと道路工事よりも、旗振りの 交通監視員仕事が多いですかネ？ ああゆ～労働は ケガしたり 体調崩して病に伏しやすい・・・命削ってては長く持ちませんってば。。。
でもでス・・・「これ以外の副業」ってなると・・・知ってる限りではハッキリ言って ロクデモない副業ばかりで・・・（－－；
例えば…ヤフオクとか使った《せどりショーバイ》ネ・・・
要は 街の古書店やＢＯＯＫＯＦＦとかこまめに回って《掘り出し物》発掘しては、それをネットオークションでオプシュンつけて売るって・・・
まぁ…儲かる場合もアルだろぉが、ミュージシャンが「こんな仕事」ヤっちゃいけませんヤ・・・あまりに刹那的で夢がアリません（－－；
■ ブロガーで稼ぐ ■ YouTuberになる ■ ＦＸ取引で稼ぐ っておいっ！！ ＠＠；
ンなのよか むしろ割り切って 「水商売ヤル」とか「パチンコ 麻雀で稼ぐ」って方のがまだマシなんとチャウか？？（－－；
リクちゃまのばやいですが、大学時代 ロックバンドしてましたけどネ、
実際にバンド活動しなければ感覚がわからないと思うのですけどネ みなちゃまが思っている以上に、
バンド活動ってめっちゃくちゃお金かかるんスよん ええ。活動内容によりますが「趣味」「道楽」ってなら、かなぁ～り テメエとしての持ち出しが上位で多いジャンルと呼べます はい。
少しでも知名度上げたいなら少なくとも月に2回はライブやるべきなんですが、その度にチケットノルマを支払わなければいけないし、スタジオ練習も最低でも週に1回入ります。まあ他にも上げてくとキリがないんですが、最低でもこの辺は毎月必ず支払いが発生します。
なんたって、アマチュアバンドは、人前で演奏するには、第１の関門『自分らでチケット売らねばならない』・・・
かくして、カネ無しバンドマンの見事誕生…
配られるノルマ分 のチケットは、全部売れるなんてそぉそぉアリません、そぉなった場合 テメエで「被る」わけわけ。。。
自分らのギャラに相当する分が出ないってのは まだまだマシな方、ライブハウス側に収める金額が足りないと イコールでそれは「借金」となって累積・・・
ウチとこのバンドも そのワルいサイクルに どハマりのパターンでしたネ、まぁ演奏は楽しいし それなりに夢も有ったのですが やっぱ次第に疲弊しました はい。
でもわたいは「音楽は好きだけど、音楽に関わる仕事で生計を立てる気はない」って気持ち１００％でしたからネ、それはもうその通り別の仕事に就くべきで正解だったと思えます はい。
不マジメなわたいでも音楽はスキでしたが、ぶっちゃけ…音楽業界は、他にくらべて特別条件のイイ業界というわけではありませんしネ、
もっと就職しやすくて、条件のイイ業界はたくさんありますべえって常に考えてました はい。 ま…決定的に《プロになるには才能に欠けてた》のが最大要因ですが いひいひ♪（＾＾；
でも…自己弁護ではござんせんが、己の身を一生 音楽に捧げるって覚悟も度胸も無いって御仁は、なるたけ早期に「違う人生 違う仕事」をば模索しておくのがよろしいかともマジで思うのですネ ええ。
そりゃ スキな道に一生を賭けるってナ 覚悟の在り様は必要なのでしょうが、ぶっちゃけ 特攻隊じゃナイんだから・・・
「Ａ」という目指すプランが叶わないって場合、やはりそこには「プランＢ」を併せ持つ方のが 一生を考える上ではムダとかは無く、ベツにその姿勢を恥じる必要もナイだろうって思うのですネ。
だってネ…実際問題 学生アマチュアのロックバンドが、大学生期間終わってまで 継続活動出来ます仕事ではないですからハッキリ言って 音楽は。。。
稼ぎ出せても…手元には「残らない」。。。
ウチのバンドも 活動赤字の返済のため イロモノ路線に走って（＾＾； ンでなんとか売れ出し 残債こそ消失しましたが、ぶっちゃけ バンドメンバーは、微塵も《儲けなど出なかった》それも冷徹な事実。。。
でもネ、ウチとこのアマチュアバンドなんか まだまだラッキーなパターンなんですよんマジで。。。どデカいバンド借金抱えて メンバー間で訴訟合戦になったグループもアリますしネ。
「ﾎﾃﾙｶﾙﾌｫﾙﾆｱ：のイーグルス このバンドはチョ～不仲は有名で、
解散間際に『アイツらとは地獄が凍り付いてもヤラない！』と発言
で、アッサリ「再結成」（笑）世間は『そうか！地獄が凍り付いたのか！』って（＾＾；
でわでわ チョっと真面目にお給料の計算をしてみましょうか。
あるカルテット（４人組）のライブでキチンとチケット購入済みのお客さんが２０人（アマチュア出演ライブハウスで言えば ほぼほぼ満の動員！ １００人以上の動員なんて年に１度アルなら御の字）来てくれた場合のミュージシャンのお給料ですが、
チケットが最大ＭＡＸ高価格設定で￥３０００円、チャージバックが５０％の場合、
１５００円×２０人＝３００００円 で…３００００円÷４人＝７５００円
メンバー１人あたり、７５００円ですわナ？モチロン我ら会社員ではないでっから 要は交通費等込みですので、まぁー諸経費千円引いたとして約６５００円ですネ。
夢を見て、必死で努力して叶えた職業としてこのお給料は高いと思うでしょうか、安いと思うでしょうか？？ 早目にヤメてしまうか、継続するかは やっぱ当人としての「価値観の問題」・・・
ライブは夜なのでお昼に ゼンゼン ジャンル異なるバイト仕事とかで生活ダケはできそうですね。
でも、お客さんはお店ではなく自分で呼ぶので営業活動も必要ですし、昼もガッツリ働くとなると必死コイた練習や命をかけた作曲活動までは時間的にも難しいですね。
ましてや…音楽関係ないアルバイト、となるともはやその人を「ミュージシャン」として呼んでいいものかどうか？傍目から見たら、そんな疑問符がついてしまいますよね。
コレを年収として見てみると。。ＭＡＸ大目の勘定 年間２００本のライブをしたとしてもだ・・・
６５００円×２００日＝１３０万円
な？？…一年間で演奏だけで稼ぐことの出来る額はこの程度でしかナイわけわけヨ・・・
２日に１回というプロレス並みハイペースのライブをいっつも満員、という前提でコレだヨ？？
うむうむ・・・どぉ考えても演奏だけでは生活出来ないですネ、結婚していたら むしろおくたま側の扶養に入るべきレベル（笑）（＾＾；
年収１３０万円といったら、今年収３００万、４００万はお店に来るな的発言で時の人となってた かの川越シェフにきっと鼻で笑われるレベルです。失笑ものです。
多分努力の量はミュージシャン皆さん、川越シェフに さして劣ってるとは思わないですが。。。
ちなみに いっちゃんアマチュアバンドブームに加えバブル時期の頃で 景気の良かったってハナシでは、一曲弾くと、ポケットに一万円が入っていたそうです（笑）時代ってすごいですね。うむうむ。。。
ミュージシャンならダレもがクチにする『 夢の印税生活♪ 』でも…コレにしても 現実は残念ながら甚だ「苦しい」。。。
ところが…この「ＣＤ自主制作」こそが 落とし穴で（－－；
４人のバンドで作詞・作曲自分、アーティストとしてはバンドで等配分のとき ＠3000円のＣＤが５万枚売れた（出荷ベース）とすると
総売上 3,000円×50,000枚＝150,000,000円（1.5億円）
著作権印税 1.5億円×約0.028(約3%)＝4,500,000(450万円)
歌唱印税 1.5億円×約0.01(約1%)＝150万円
コレを4人で分けて150万円÷4人＝375,000円
厳密にはさらに曲数で割られたり､コンピアルバム等の場合はさらに担当した分の取り分となるため
作詞･作曲能力と複数のヒット曲を持たなければ難しい数値 と言わざるを得ませんわナ・・・
大雑把に言うと1.5億円のうち半分以上をレーベルが持っていき(そのうち15%が流通分) 30%が小売のショップが取り分
パッケージ代とレコーディング費用の原価がおよそ20%を占める
そして作家や音楽出版社の取り分約6%をJASRACが代理で自動的に徴収し そこから自分の手数料を価格の約0.4%を差し引いて残りを作家と音楽出版社へ約1/2～1/3程度づつ払い込む仕組み
このCDの売れない時代においては､リスクの高い商業よりもインディーズやボーカロイドの同人市場が盛り上がるのは当然 だろってわたいは思いますのだわサ。
現に・・・元ハウンドドッグの 大友康平ｻﾝ、あれだけの歌唱力持つヒトが 最近ではスッカリ、ＴＶのバラエティー要員や クイズ番組の回答者とかしてるってこの現状・・・（－－；
『芸域を拡げる』ってのは建前！ 大友ｻﾝをしてもが…『歌イッポンではなっかなか稼げない』って 今の日本の音楽界のシビアな現状が転がってます はい。
基本アマでも無名でも 年間5000枚程度の手売りが出きれば上記の収入を超えられる 副収入として見ても現時点では趣味と実益を兼ねたおいしい分野と言えますのかもネ。
な？？こぉヤって 数字にすればするほど…ミュージシャンらの抱く 夢を足元から砕き壊すって…まさしく『夢の無い現実の事情』が浮き上がってきちまうンですよん うむうむ・・・
もぉイイ加減、オトナが夢見る若者に教えなきゃ「実態を」
人数が多い分 それを把握・管理する苦労はアルでショが、ネ～チャングループの「なんたら４８」とか アレはカネかかんなくてラクだぞお♪
高額な楽器や機材 ＰＡ装置なんかも要らない、カラオケいっちょあればドコでもパフォーマンス可能ですしネ、
用意するのは「衣装代」それと「当日の弁当」ぶっちゃけそれノミだ、メンバー全員にはお給金なんか出てナイってンだから！プロモート側も制作サイドも ウハウハ♪にちげえねえ。。。
っと・・・かくの如く・・・ゆめゆめ ヒトは『バンドやって生活する』だなんて行動に走らない方が得策だってマジで思う。。。
でもねぇ・・・マッタク矛盾しますのは覚悟の上ですが… 【 やっぱバンド活動するって楽しい♪ 】
スタージで演奏するのはモチロン、集まって練習したり、アホアホ噺で盛り上がったり、つまらん事で大喧嘩したり、イタいシッパイを数々繰り返したり、
北関東ライブハウスツアーの帰りに マジで１銭も無くなり…ワルい事に ガス欠（ＴＴ） どないもならず、たしか埼玉の桶川付近で・・・
早朝 農家の庭先に停まってる 軽トラからガソリン拝借って（＾＾； ンなトホホでしかない出来事さえもが…今にしてみるなら 佳き「想い出」。。。
ぶっちゃけ…女性化がいよいよ進み ついついネガティブになる気持ちも、少なくとも楽器イジってる時間はココロ解放されてたしネ♪
ハーモニカでもイイ 縦笛だって handclapping（手拍子）だって上等！カラオケのデュエットだって ある意味ではバンド活動だってば♪
長い人生 その中で １回ぐらいは、仲間と集い 音楽を奏でてみる経験ってのは ムダにはなりませんヨって、案外とわたいは 自信を持って お勧めできるのですよん♪
・・・今にして思う・・・とうちゃんヨ、《あんなでも》（笑）（笑）このわたいをよくぞ！！飢え死にもさせず育て上げてくださった！
アンタはエラいっっ♪ （＾＾；
なんてネ♪♪
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【 Thank you for the music 】 Ｂｙ Bonobos
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the music
冴えない部屋の窓から つながる景色夕陽が照らすこの場所で
寂しい夕をむかえてるまだやってこない
あの娘を待って 空を眺め流れ星見て「そんなこともあるのか...」
街のざわめきだって 楽隊みたいなもんさ
夜の闇にだってずいぶん待ってもらったんだ
すべてをつなぐメロディーと ただ歩いてたいよ
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the musi
眠りの街にもきっと 楽しい朝はくるのさ!
太陽が照らすその場所で 静かにあの娘を待つんだわらっていたい
わらっていたい扉があいたそのときは街のざわめきだって
楽隊みたいなもんさ夜の闇にだって ずいぶん待ってもらったんだ
すべてをつなぐメロディーと 今歩いていくよ
Thank you for the musicMusic take me high!
永いあいだ 夢を見てたような君をつつんだ
ボクの思いも空に溶けりゃいい
Thank you for the musicMy music fly up
空を仰いで 言葉があふれでた風に伝って 君をよぶのさ
Thank you, thank you for the music
https://www.youtube.com/watch?v=XtY11TZD-WI
