ココロは荒くれ！カラダは乙女？？

『おい！オマエ　そこでナニやってる！？』
　　　　　　　　

フイに背中をドツかれて、痛てぇなあ…と振り向くなら　マオ老子でした。・・・このクソジジぃ　ステッキで殴りやがったナ・・・

　　　　　　　
　　　　　　　ニューグランドホテルのパーティー会場で

マオ「なんでオマエが　この晴れの場に居る！？オマエ如きが招かれる場ではないのだゾ　身の程を知れ！」

わたいは内ポッケから１通のレターを取り出し
　　　　　　　　　
　　　っせぇ～な　ったく…《身をわきまえた上で》ココ来てんだヨ

リク「ンなの判ってますヨ、だが…招待状に匹敵するモノは持ってる。ホレ…本日の華　劉　春燕　中国国務院の《文化商務委員会の副主任》、直々のお招きのレターや♪コレでもエリ首掴んでこの会場から追い出す勇気アリまっかアンタ（嗤）」
　　　　　　　　　　
　　　マオ老子、今のアンタにこの招待状を否定する度胸あんのか？

マオ「　っっくっ！！　もうよい！！意地汚く料理ついばんでいくがよい！！」


リク「それと・・・マオ老子…わたいに極秘に命じてておいて…アンタはん、【　２の矢　放ってましたやロ？　】ネタは挙がってます、ワキが甘かったですナ…」

マオ「な…ナニを生意気なっっ！！　」

リク「でも、その小細工は　ぶっちゃけ　かえって藪蛇だ・・・《敗け》ですネ　今回完全に・・・」

マオ「やかましい！オマエの如き小僧に大局など理解出きんワっっ！！」

憤然とテーブルを離れていくマオ老子、・・・せいぜい…強がってりゃイイさ、これからアンタ、マオ老子は　かつてのワシのように・・・【　イヌになる　】気分を味わう運命から逃げられないのだから・・・。

　　　　　　　　　　　　

・・・ああコレか・・・この瞬間が…港のリクってチンケな若造を　モンスターへと育て上げた　マオ老子をはじめ　古老連を【　追い越した瞬間　】なんだなあ　ああ。。。

永かったよナ・・・でも…不思議ヤけど、【　全然誇らしい気持ちなどとは無縁な気分だ…　】寂し・・・くは無い…ってよりも、なんか無性にムナしい・・・
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　カッコつけても、してることは「命乞い」だ…
　　　　　　　　　　　
見て観ろ、普段チャイナタウンで　下の者をアゴで使う古老らが・・・新鋭鬼才の春燕、あのうら若き女性官僚にコメツキバッタみてぇに　精一杯の作り笑いで　春燕の足元にジャレつくワンコロとドコが違うってんだ　くそ・・・


・・・誰かが…すすり泣いている声がする・・・泣いているのは誰だ？　なんだ・・・【　このオレか　】・・・

　　　　　　　　　　

マオ老子も、古老連の面々も、かつてのボクは、凄い人らだと　畏敬の念を抱いていた・・・でもどうだ？　どうせ永くもなかろうテメエっちらの　そのツマラン余命を、安楽なまま日本の畳の上で息を引き取りたいって、エゴに憑かれた　憐れな生きる屍じゃんかヨ・・・

あんな・・・連中に、猟犬の如くつき従ってきた自分が・・・哀しい・・・なんか　辛いよ…大声挙げて　泣き伏してしまいたいよ　ああ・・・

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　…あの晩、スクエアビルの屋上で、菊川　彼を雇ったのが　他でもない《マオ老子ら》だと発覚した後　しばし　同じ匂いを持つ者同士で語らった。菊川が…

　　　　　　　

・・・なあ？あの、監視対象の　春燕ってオンナ・・・ぶっちゃけ、ありゃあトンデモない淫乱…《蕩（す）き者》だゼ・・・

来日、ヨコハマは初めてだろうに、まぁ連日　夕刻より　来るわ来るわ…ドコで漁ったか？　訪ねては合体するオトコがひっきりなしでヨ、思わずアキレたねえオレは。。。

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　「よくもまぁ…飽きがこないもんだと思ったネ…」

街場の　立ちんぼでも、あんだけの数　一晩で相手にしないだろってぐらい・・・マジでの危惧だが…あのオンナ、どっか脳とかがイカレてるのじゃないかな？


リク「（…凄絶な過去の体験がココロの中にイビツな魔物を産み出したのサ）ぶっちゃけ　ンなのに興味湧かへんワ。ワシ個人にとって　あのオナゴはあくまでショーバイの《糧》それに過ぎんよってナ」
　　　　　　　　　　　　


菊川は　・・・依頼者から　云われたのだ、あのオンナの痴情・狂態ぶりを《動画におさめて》…いよいよ形勢が不利になった際には、ネット配信で世界にバラ撒き、共産党組織の輪の中から失脚させてやる　ってナ。

リクさん、アンタの訪問の模様も録画済みだ、なんかやたら難しそうなハナシだったようだよな？でも、アンタが部屋にと入ってきた際は、怒るなヨ？《あの女性官僚、レブビアンにまで手ぇ出したか！？》って思わずビビった（笑）
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　フツ～にＳＥＸしてても、レズと誤解されるのが悩みの種ヤ

リク「エエよ　ンな誤解は　しょっちゅうヤからナ。過去にもレズの片割れとマジメなハナシしてる最中に、お相手のレズのコに誤解、キレられて、尖った傘の先で　目ぇ突かれそうになった経験あるワ」

菊川「でもどうだろか？？…オレ個人としては、やや疑問もアルのだが…下半身スキャンダルは、あの　春燕を制するカードに　果たしてなり得るか？？…」


リク「おそらくは…無駄…徒労に終わると思う。ンなモンに恥じ入って後ずさりするよな、ンなタマじゃあらへん　あの春燕は・・・むしろ、脅迫者がその後受けるリベンジ思うとゾっとするデ」
　　　　　　　　　　　　
　　　　　「全人代」出席する人間に、通常の脅しなどヤメた方が得策だ

菊川「やっぱ・・・この作業は徒労に過ぎなかったか・・・」

リク「アンタなりに知恵を絞ったのは評価する、でも、アンタとワシでは考え方のアプローチが違ってたからナ」

菊川「リクさん・・・アンタもなんか仕掛けたてたのか？？」


リク「ああ、ハマの悪党リクやけんナ♪　第三者の名を騙り、ジツは春燕が宿泊するホテルの部屋…その隣室を前の日より借り切っていたんだヨ　ああ」

菊川「・・・アンタもワルだな・・・」

　　　　　　　　　
　　　　リクちゃまの（似てない）影武者の　ゲタ代ﾁｬﾝ

リク「ホテルの　ベッドメイクのパートに、ワシの眷属の《ゲタ代》ってオナゴ潜り込ませて、盗聴器じゃあ無い、音波も発せず、盗聴発見機もヒットしない【　集音機　】それを仕掛けた。」
　　　　　　　　

菊川「おそれいりやのナンとかだ・・・」

リク「あのホテルはすべて《パターン》で動いてル、中国方面よりの賓客の場合は、決まって５４階の　エスカレーターに程近い一角だ。見事ヤマは当たった」

菊川「いっぺん・・・弟子入りさせてくれんか？（笑）」


リク「でもワシの興味は春燕のオトコ漁りではあらへん、春燕ってオナゴ、単なる性欲モンスターとはチャウのヤ、ワシが入室する前に《２人》の来訪者が在った…１人は外務官僚、もう１人は　商社　角白の中国担当課長だ。」
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　ワシの興味は、来訪する人物の出目と情報の内容サ

菊川「え？？　肉体と同時に…日本の中国関連情報も漁ってたことか　あの春燕は・・・　っっ！！」

リク「たぶん…あの春燕は　単なる女性官僚では無い、人民解放軍で　潜入工作員教育も受けた人間だと思う」

菊川「読めて来たヨ…リクさんアンタは、春燕に篭絡されたエリートらが、春燕にナニを《漏らすか？》それを見極めた上で、あの２つの商品を売り込むのを決めたのか・・・それにしても…リクさんヨ？　アンタ、中国の共産党幹部候補と、突っ込んだ商談するって、アンタにとっての《中国》って、いったいどのよな立ち位置なんだ？興味がわく。」


リク「ワシはナ、数年前、とある大取引で　中国共産党最高幹部のひとりを　まんまとマカオのカジノ施設でハメてナ、２万トンの乾燥大豆　ゴミ同然の値で買いたたいたんヤ」
　　　　　
　　　　　　　　数年たった今も、公表できないヤバヤバな案件で

菊川「ほほぉ・・・」

リク「それ以後…水面下　非公式ではあるが、中国権力筋にとって　オラぁ完全なる《お尋ね者》ヨ、渡航するにも、外務省はビビってビジネス・ビザ発行せんし、飛行機で押しかけても　たぶん、空港で追い返される…」

菊川「スケールがでかいな…」

　　　　　　　　　　　　

リク「近くて…中国は永遠に遠い国になっちまった。悔やんではナイ　すべては身から出た錆…でも《だからこそナ》日本やヨコハマに来日した　決定権を有する共産党の幹部とかは　けっして指くわえてはおらへん、可能な限り　スッポンの如く喰いついて離さないのサ　ああ」

菊川「しかし…売り込もうってのは、タングステンとコルク材なんだろ？悪いな、ドローンカメラをチト調整して　書類盗み見したんだ。その２つの商品　大量に売って、っちゃけ、いよいよ　あの中国を世界が困る方角へと暴走させることにはならないものだろうか？？」



・・・なあ菊川の…アンタ「地球資源超過日（Ｅａｔｈ　Ｏｖｅｒｓｏｏｔ　Ｄａｙ）」って聞いたことアルか？

　　　　　


国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク（GFN）」は、2019年7月29日が、2019年の 「アース・オーバーシュート・デー」であると発表したのだがナ、

これは、人類による自然資源の消費が、地球が持つ一年分の資源の再生産量とCO2吸収量を超えた日を意味するねん　ああ。
　　　　　　　　　　　　

ツマリが、この日以降の2019年の残された日々を、人類は地球の生態系サービスの「原資」に手を付けながら、「赤字状態」で生活していくことになるって意味ヤ。

菊川「ふうん…よくわからねえが、いつ頃？いつ頃来るんだ？？その…《地球の資源が赤字に突入する日》ってのは？？」


・・・アホ、もぉ《とっくに！》赤に転落してンだヨ　地球は・・・ってか　年々で《赤字転落の日》は早くなってル・・・

本来なら地球の「原資」が生み出す十分な自然の恵み、つまり「利子」で暮らしてゆかねばならないはずの人類が、「原資」にまで手を付けるようになったのは、1970年代のことヤったのヤ。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　先の未来が見えない　借金生活に突入してるんだ人類は…


ヒトによる消費の量が、自然による供給量を上回り、「オーバーシュート」が始まったのサ　もぉ４０年も以前にナ。。。


以来、1年分の地球の生物生産力を、年内に人類が使い尽くしてしまう「アース・オーバーシュート・デー」の到来は、年々早まってきてるねん　ああ。
　　　　　

驚くゼ？　今年2019年は【　7月29日　】がこの日にあたるのだマジだ・・・これは2018年に比べ、3日早い到来（2018年は8月1日）

意味わかるか？人類は毎年　平均で３～５日…正規の収入では賄いきれず、前借り・借金生活に突入せざるを得ない期日が　早まってきてるねん　ああ。

ここから先、世界の人類は、使い過ぎた分の恵みをすべて、未来の世代の負担により賄う形で前借りし、消費を続けていくことになるより途は見えてはおらんのだ・・・

菊川「それが本当なら…いよいよヤバいんじゃネ？？今の中国に　そんな大量な資源となる　希少金属とか売り渡すのは？？」


・・・ああ　たしかにナ、セオリーとしてはキミの意見は正しい・・・

けどナ・・・ぶっちゃけ、その《今の時点でのセオリーが果たして正しいのか？？》ダレもその点　論議しない。

　　　　　　　　　　　　　　　

たしかに地球上の希少金属、資源は枯渇寸前　目に見えてる、だが…今の　経済・流通体制で　いよいよヤバいってのが報道されてみ？

賭けてもイイ、産出国はドコも、《物資を徹底して隠匿　隠す方向へと回り出すゾ》高めのオプションでの《惜しみ売り》ヤ、

そうなりゃ、　１ケ￥４００円程度の電球が…一気に！　諭吉１枚では買えない価格へとクルった暴騰へと発展するデ？　１０７３年の日本の石油ショックどころじゃない、地球規模で狂乱状態は確実だ。

菊川「今のうちに　ホームセンターで買いだめしとくか電球（笑）」


・・・ヤメとけ無駄だそれは。オレら　ヒトって名の生き物が、その欲望と　生活スタイルを変えようと決意しない限り　この地球はボロカスに喰い尽くされる方向に変化はない。
　　　　　　

いいか？今現在のレベルでの《文化的生活を継続する上での消費》それを今後も続けるなら・・・アメリカならば　地球が５個分・・・　日本　２・８個分　中国　２・２個分…それが用意されない限り、人類は【　借金生活の果ての《破産宣告》　】それからは逃れられんのだ　ああ。。。

それゆえワシはチト考えた・・・誤っているパートはドコだ？？　ってナ、その回答は…【　中国　】


世の流通する「￥２８０円弁当」は、農薬まみれの中国野菜と米があってこそ成立する。「激安」って名が付く食い物の殆どもそう。

　　　　　　　

反面で、中国製の高機能パソコンなんて菊川さんアンタ買う気するか？？フザケるな！やろ？ダレかてそぉヤ。要は…あれほどにデカい中国には、現代人の生活に貢献する「すぐれた製品」が殆どないってのが問題なのヤ　ああ。


広大な土地と　膨大な労働力を保持しながらも、具体的に造り出すってなら、１００円ショップに並ぶ　いわば《取るに足りないつまらんモノ》ダケ・・・


菊川「だが…中国にも《ファーウェイ》とかの１流ＩＴ企業アルじゃんか・・・」


・・・ああ　無論そうだ。しかし《その構成が問題だ》・・・ファーウェイ社の本当の意味での「正社員」は、僅か３千人弱に過ぎない…正社員のみが中国社会における《勝ち組のエリート》なのヤ…
　　　　　　　　　　
　　　　　　ファーウェイの体制は、社会貢献どころか『隷属奉仕の強制》だ

その　正社員へのトライも　けっしてフェアでは無い・・・学歴審査もアルが、最も問題なのは…新規正社員らの《出身》見て観ろってば、判で押したように、かれらの《親》は、共産党幹部だったり、人民解放軍の高官、それらの子弟で占められている　ああ。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　中国ほど、優秀人材を自らでクサらせてる国は無い…

学歴も閨閥も　コネも持たない地方在住の若者らは、どんだけか優秀でも、ファーウェイの工場で　期間工として、製造のベルトラインで働く以外に道はない、で　雇用期間終了で　おっぽり出されて終いヤ・・・

な？判るやロ菊川さん、巨額の富を算出する　あのファーウェイとかの中国企業の決定的な悪しき点は…《その富が殆ど、中国人民には還元もされず、エリート層のみで分配されているって事だ》。。。


・・・こんな格差体制…この先１００年以上も続くはずがネエって思うデ、中国は　武装蜂起や革命が各地で続々と起きて…【　３つ４つに　分裂すると思う　】・・・

　　　　
　　　　いったんガタが生じたら、案外脆いゾ　今の中国の支配体制は

現在の世界的な　グローバル体制で起きてみなって・・・アメリカや日本を皮切りに　世界中の国の経済は　かつて経験しない大津波を被るゾ！
　　　　　　　　　　　　　

リーマンショックなんてのは　ガキの遊びだ…そうなったなら世界は、元の状態に復帰するまで　２５年から４０年ぐらいを要するのは必定、菊川さんワシはナ　なによりそれを危惧してんねん　ああ。

菊川「たまんねえな・・・海を隔てた隣国の大火事で関係のないコッチが被害被るなんてのはゾっとすらあ…」


・・・ホンマや。これでもぉ　このワシが、単純に中国贔屓とか、あの国が利する為に懸命に汗かいてる生き物とはチャウっての　理解してくれるよナ？？

中国は…屈指の利益を上げていつように観えて…そのジツ　ハメルーンの笛吹きのように、あばれ流れる川へ向かって　集団で暴走するネズミの群れとなんら変わらへん、

それを食い止める為には・・・【　中国がマトモで　前向きな方向に生まれ変わって貰う必要がある　】・・・

　　　　　　　　　
　　　　　　中国国民全体が、等しく　幸福になる方向が必要なんだ

世界に冠たる　中国料理を創りあげた国だ中国は、体制・環境さえ整い、労働者らが　ヤル気になるなら、荒唐無稽な夢物語ではナイって　ワシは思う。。。


菊川「だが…出来んのか？？　中国の不正や腐敗は今にはじまった事じゃない、４千年の歴史だ（嗤）あの中国を正しく変えていくなんてことが果たして？」
　　　　　　　　　　　


・・・ああ無論　ワシ独りで出来うる作業じゃないってのは充分判ってル（苦笑）ぶっちゃけ、素直に聞き入れるよな連中でもないしナ中国人はヨ、

だだ…ココからが肝だ…【　連中ヨイショして　イイ気分にさせ、無意識のうちに　良い方向へと《操る》　】それは不可能やナイやロ♪

大量の希少金属とかを　あの中国に売るってのは　すべてその目的サ、ブツを抱えた以上、中国もアホとはチャウ。必ずや　それを原資として【　産業が起きる　】それを予測しての作業やねん。
　　　　　　　　　　　


中国の人口は13億人だが農民戸籍を持つ人が9億人、都市戸籍が4億人で、農民戸籍が圧倒的に多い。そして農民は圧倒的に貧しい。農民は格差社会の底辺にいる。中国の奇跡の成長の恩恵を受けたのは13億人中の4億人でしかない、僅かでも…この　悪しき轍から解放される希望が見出せるかも。

　　　　　
　　　　　中国のこの格差の実態はもはや『人類の犯罪』だ…

中国人労働者の　その生産性の低さの理由を考えたことは有るか？けっして技術・技能ではナイ、低いままの原因は…中央・為政者のみに富が集中する今の政治システムに　絶望・諦観した　数多くの冷遇された労働者の意識なんだ　ああ。

目に見えて、肌身で実感できる《希望》が無くちゃ　ドコの国だろうと　その国の労働者は本気で仕事に取り組まんて、中国人労働者の待遇底上げこそが、未来の地球の滅亡を食い止める策だと思うんだヨ　うん。

その実現には　ＩＴ産業やコンピュータなんかとは無縁な方がより望ましい、ある意味で泥臭い、だけどヒトが暮らすうえで不可欠な製品、


ワシはヨ…アンタと同様、正義の使者でも無ければ　中国の《民主主義獲得》なんぞも　ぶっちゃけ興味ナイ。ただ・・・無辜の労働者らが、待遇的に　もっともっと報われて行かなければ、今後も中国は、ただただ地球の資源を喰い尽くす【　ブタ　】に過ぎない・・・
　　　　　　　　

ンな中国の為に、日本が大波被るなんてのは　マッピラだ！！って　そぉ思ってるねん。それには…これからの中国に、従来の《共産党中枢利権》とは完全に決別した、多数の労働力を抱えているって条件をフルに活かした《産業》…その確率こそが急務なのだ　ああ。

今まで大量消費するダケの中国が…良い製品を作り上げ　世界へ《作製　販売する側》へとシフトチェンジするなら、今喧伝される　悲観的なモラトリウム学者の経済予測なんてモンは語る価値も無くなりザマミロや♪
　　　　　　　　　


そろそろ終わりとしようヤ、最後に・・・キミの依頼者にキチっと言っとけ・・・あの春燕の《下半身スキャンル》をネタにして強請ったりとかって、【　トチ狂ってもヤメておけ！　】ってナ・・・大陸から…【　掃除屋　】が来るゼ・・・

ホンマやデ？　ロクデモない悪手でしかない、個人のみのハナシじゃない、旧正月で一族郎党が集まって…その翌日に　全員が・・・一酸化炭素中毒でオダブツになってんのが発見されるって、そぉなりたくなければ厳に手控えることだとナ。。。

　　　　　　

　　・・・ジョークでもシャ　レでも無い・・・《あの国の　実働部隊》は…顔色ひとつ変えず　ヤってのけるデ。。。

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・・・《Vanity Fair（虚栄の市）》とは　まさに本日の　この催しだよナ。。。

　　　　　　

誰一人　劉　春燕の　破格の政治的出世をココロより祝う気持ちの人間なんざ居合わせていないのは　あきらかだ・・・

在るのは…なりふり構わない《命乞い》と、この新鋭鬼才の女性官僚に肩入れするなら、どのような利権に食い込めるか…それを値踏みする・・・そしてスネに傷ある者は　必死に許しを請うという図式・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　


　【　元は　憐れなる《逃港者》の末裔　】その姿・・・利権の亡者の群ればかりだ！


だが、春燕も　たいした役者だ・・・築いた地位に基づく《脅しの一言》で、曲者ぞろいの中華街古老連を見事　手下に収めた手腕、素直に礼賛するゼ　ああ。
　　　　　　　　　　　　　　

ある意味、おかげでわたいは《使い走りの小僧》から完全に開放されたヨ、春燕よ　せいぜい、ジジいどもをコキ使って　イヌの気分味合わせてやんなって♪


・・・でも、もぉ帰ろう…これ以上　こんな虚飾の展で時間を潰してても意味など無い。ポルトガルに出かけなきゃならへんし、その用意もあるしネ。


見事な演じぶりを見せる　一流女優の　劉　春燕よ、今回の《空騒ぎ》なんぞは、キミの今後の出世にとって　単なる１ステップに過ぎないのだろうナ。。。

ぶっちゃけ…既にバレてるゼ…春燕、キミはワシの事もハメて　陰から支配…自分の《使い魔》に仕立てる気だったよナ？？

あの馬鹿げた量のオーダー、ムリ承知の　わざとやロ？？　常識なら　どこの会社もビビって音を上げ、平身低頭で《ご勘弁を！》って、キミの足元に土下座するだろう　ああ。その落とし前、《滅私奉公》で償わせるって算段　そぉだろ？
　　　　　　　　　　
　　　　　　　もぉ　恭順・隷属はコリゴリだからヨ…自由で居るゼ　オラぁ

残念だったナ、オーダー応じてやんヨ、オレらチームが意地になったら、常識ではあり得ない成果　起きることを見せたらぁ。。。


生憎だったナ♪　こちとら　よぉやっと…古老連の支配から脱出出来たのだ、むざむざ　新しい《飼い主》にジャレつく気持ちは　１ﾐﾘも無い・・・

イっておく…　【　日本のサラリーマンをナメるな！！　】中国人エリートのようなダイナミックさは持ち合わせなくとも、オレら日本人には、愚直さに立脚した《耐え忍ぶ強さ》《シブどさ》それが在るのだ。
　　　　　　　　　　　　　


だけど…チョっとでも気を抜いたなら、すべて持っていかれるリスクを承知で…ワシは【　キミに賭けてみる　】　ああ。生まれつきのエリートとは無縁の庶民出身のキミなら　まだ希望を託せる気がする、ま…人間は変節する生き物ヤけどな。

性欲はどうだってイイ、それより、キミが秘める《野望》《出世欲》が　正直、いささか鼻につくが、でも　息が続く限り　このまま突っ走るが良いとも思う。


憐憫や愛情じゃねえゾ、隙を見せたら　そのクビかっ斬るから注意しナ♪　ホテル隣室で　集音機で集めた　キミの肉体に　たらし込まれた情報漏洩野郎どもからの情報キャッチ分析して、春燕よ、キミの今後の企みと《手法パターン》は【　見切った　】

ワルいナ、こちとら臆病やけん、強大な相手には、可能な限り　そのデータを収集分析欠かさんのだ。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　今後はガチンコで「食い合い」だからナ。。。

タングステン鉱とコルク材の商談のアポとった時点で…バトル開始のゴングは鳴らされたってこった、憚かりながらこちとら、キミに　圧されっ放なしの　お坊ちゃん連中とは違う野良犬サ。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ああ…ヨダレが出てくる　極上の《餌》だ♪

忘れちゃアカンて…このワシって生き物にとって、春燕キミは、滅多にクチに出来ん【　極上の《獲物》　】なのだからヨ♪　大和の国の　忍者の末裔ナメるなヨ。


それと・・・人生って名のバクチではナ、いつもいつも　テメエが望む　賽の目の数字ばかりは出ないってのも憶えておけヤ　ああ。
　　　　　　　　　

キミがいかに優秀で強運の持ち主でも、この先では《必ず》・・・失敗、座礁をして　手痛き挫折を味わうのだ。一生　勝ち続けの生き物などは存在しない。

信じるかは自由だが、世の中ってのは、運や実力ダケでは無い、人智及ばぬ《吉凶》を常に繰り返す　マオ老子より教わった　教えだ　ああ。
　　　　　　　　

春燕、キミの優秀な頭脳も、天性の色香も、それで一生勝ち続けるのは　おそらく不可能…日本より人口１０倍のあヨ・・・中国だ、敵の数もハンパないゼ？


敗北を経験してないキミゆえにチト心配でもある…そぉなった時、キミが一敗地にまみれ果たして…再び捲土重来で　立ち上がる気力がアルのかな？？　ナマイキやけど、《それ》乗り越えてこそ　キミも本物ヤ　うん。
　　　　　　　　　

　成功する自分に酔っているうちは、テメエが断崖の上に立っているのは理解出来ずに居るのだ、抜かるなヨ。


しっかし・・・美味しくネエなぁ　この料理…まぁしゃあないか、７０人前の　団体さん用　お仕着せコース料理だからナ。
　　　　　　　　　
　　　　　　　モノにゃあ加減ってモンがあるだろが・・・（－－；

イタリアンかナンか知らんが、オリーブオイルまみれにすりゃイイってモンとチャウやろが・・・（－－；

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「富士そば」は庶民を裏切らない♪

帰り際　伊勢崎の「富士そば」で　クチ直しして帰るか（笑）それとも元町のパン屋でパン買って帰るとすっか。。。
　　　　　　　　　　　　

今日のこの料理よりも、元町の　ウチキパンの食パンに、ツナマヨはさんだサンドウィッチ、ワシにゃ　そっちの方がよほど御馳走ヤ。


　『サーモン、アボカドの　ジュノベーゼ風カナッペはいかがですか？』

トレーを手にした　ギャルソンがテーブルに回ってきました。　わたいは、
　　　　　　　　　

「あのなぁ…仮にもハマの至宝と評されるホテルのイタリアンレストランってなら・・・カナッペに使う、クラコットぐらい　自前で焼け！　ヤマザキのクラッカー食わされても　お寒い気分になるダケ　コスパばっか考えてないで、キッチリしたエエ仕事してみせろヤ　ああ？」


　　ははは　だからわたいは嫌われる（笑）（笑）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　　　　　　　《　完　》


　　　【　親愛なるＱに捧ぐ　】　Ｂｙ　加川良

　笑い話は泣きじょうご　クダ巻きゃアイツは逃げていく

　理屈聞いてるヒマはない　やさしい眼つきに　惚れオンナ

　だまし盗るのはハシタ金　だまされウラむは　お門違い

　唄は世につれ　風まかせ　コンコン唄うは　キツネかタヌキ


　昨日は労音　今日民音　ドコまで歩けばこがねムシ

　ドッチに転んでも　インテリヤクザ　このままいつまで隠れていようか

　ウソもマコトも人気取り　神の子　説教　ドブネズミ

　鬼に金棒　ドン百姓　すべて神のオボシメシ


　ドコのどなたか存ぜぬが　だまされウラむはお門違い

　唄は世につれ　風まかせ　コンコン唄うは　キツネかタヌキ

　　　　
　　　　　　帰ろう…狭いながらも楽しい　我が家へ。。。


　時の権威にゃ　へつらい顔で　時代の流れにゃ先走り

　お天道様に　顔向けできず　このままいつまで隠れていようか

　モグラはこの先　ドコまで進む　腹で笑って　最敬礼

　一生駄目なら　せめて死ぬ時　苦しかったよ　泣いてやる


　たまには　つぶやいてほしい　クヤしまぎれの捨てゼリフ

　唄は世につれ　風まかせ　コンコン唄うは　キツネかタヌキ



　https://www.youtube.com/watch?v=ohGe2hG_BCE