ココロは荒くれ！カラダは乙女？？

リク「って…ことはナニかい？？三ツ木はんヨ、おたくとこの社の危機をだ、このワシに　どうかして動いて、救ってくれ　云いますのんか？？」　午後三時過ぎに訪ねてきた問題の若社長。応接室で。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　あのヨ…ワシを頼るなら、それなり覚悟せぇヨ？


さすがに憔悴した感じの　三ツ木は　分け目もバラバラになった髪をかき上げながら、
　　　　　　　　　　　　　

三ツ木「色々と考えたのですが・・・この苦境、なにより大事なのは会社であり　社の社員と家族です！ボク個人はどうなってもいい。この際・・・リクさんとこの　■■海運さんに、ウチを呑み込んで貰って、ハゲタカ外資や与太者企業にウチの売却をぜひともさけたいって　そぅ思うのですよ　ええ」


リク「でもねぇ・・・《それ》にかかる金額って　少なくとも●●億円でショ？わたいなんぞの一存ではどないもなりません　はい。」

三ツ木「緊急で　重役会開いてもらう訳には？？」

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ぶっちゃけ　甘ちゃんだナ　このボンボン社長…

リク「あのねぇ・・・たとえそうしても、この事案、金額がゆえに、まずはなによか　会議前の《根回し》から始めなあきません。ウマいこと運んでも…およそ３か月はかかりまっせ？？それまで　待てますのん？アンタとこ・・」

三ツ木「ダメだっ！！それではとてもじゃないが　期限が　っっ！！」

　　　　　　　　　　　　　

リク「狼狽えなさんな！みっともない。。しっかし、アンタ、半月前に　事実上として《カネ主の》ダイトクの不正会計が世間にバレよった際に、《いずれこの余波は》自分のとこにも来襲するだろう》って、チっとでも　思わなんだか？寝耳に水だってなら、ワルいけど、三ツ木さんアンタ、社長として《いかにも甘ちゃん》でっせ？」

三ツ木「いや、いきなり！当社への　支援解除を打ち出してくるとは・・・」
　　　　　　　　　　　　

リク「いかに図体デカかろうと、ダイトク　奴らは所詮《保険屋》ですやんか？保険屋風情にゃ大バクチは張れる度胸おまへんて。イザ、テメエとこのケツに火が付いたなら、大事である手足、枝らを切ってでも、必死でテメエが生き残ろうと狼狽」売りに走る連中、今回の《通達》も　その余波でショ？」

三ツ木「ああっっ！！　もぉどうすれば！！」

アタマをかき乱す　三ツ木。


リク「そうやって・・・アタマかき乱すのは自由ですが。。。ぶっちゃけどうなんやろか？　企業の長として、情報収集リョクを欠いた社長をいただき上げるしかないって、社員さんらこそがイチバンの被害者違いますのん？？ハムレットになった気分はヤメなはれヤ？」

三ツ木「・・・・・」


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　債権、市中にバラまかれてみろ…マジ《地獄》やデ…

リク「いっそ　おたくとこの債券が市中に売られてまうならば、売られた先に責任から全部おっつけて、おたくの社は浚渫船　独占的に抱えてますやん？ハマの港有る限り、仕事はこの先も無くなりはしまへんデ？どうにでもなれって、どかっと構えてたらいかがでっか？？」


三ツ木「それでは　この《スマイル計画》が！！そうだ！　今日ですが　こないだのプランの改正案　お持ちしました　見て　ご意見ください。くださいよリクさん　ね？？」



　『　甘ったれるのも　イイ加減にしろっっっ　！！　』

　　　　　　　　　


年長者の若旦那を怒鳴りつけたくはなかったが、つい・・・大声出して、ゲンコで応接テーブルのガラス面を　思い切り叩いてしまった。…ヒビ入ってたらドヤされンなぁ　うむうむ（＾＾；

鳩が豆鉄砲喰らったかのよに　眼を剥いて固まった　三ツ木に　わたいは・・・


・・・アンタねぇ…《物事の深刻性》そして《今するべき優先順位》それ…ホントにマジに考えてはりますのんか　えっっ！？
　　　　　　　　　　　

ナニがスマイル計画ヤっっ！！今会社が陥ってル危機、ンな《道楽》にかかわってる場合とチャイますやろがっ！！なさけない。。。


三ツ木「・・・や・・道楽って・・・さすがにそれヒドいですよ　リクさん・・・　っっ！！」

…まぁ聞きンさいって。アンタはんが、今のタイミングでさえ　そのスマイルなんたらとかイってンのはナ・・・ぶっちゃけ…【　それは現実からの《逃げ》だ　】　ああ・・・
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　目を醒まさんかい　ヴォケっっ！！

そのプランは確かに　前向きで夢も有る善意の行動だと思う。だけんどアンタはヨ、その慈善の行為に　どこか【　酔ってないか？？　】

《それ》にさえかかわり行動していれば、今直面しているシビアな状況、それから逃げて、意味も無い《精神勝利》に逃げ込んでるダケだ！


三ツ木「・・・　っっ！！　アナタに・・・そこまで言われるおぼえは・・・　っっ！！」


…判らしまへんか？？　今わたいがクチにしますセリフ・・・それは　ぶっちゃけ…【　おたくの会社の社員さんらの《本音の言葉》　】それでっせ！！

三ツ木「ウチの社員・・・　っっ！！」

　　　　　　　　　　

盟友の　八百政に、おたくの社の内部を探らせて貰いました。ぶっちゃけ、今の社長の態度に、社員さんらの抱く　不満はハンパありまへんデ　ええ。。。

みなさんズっと先代　先々代からの　言わば子飼いの忠実な社員さんヤ。三ツ木さん、アンタ個人もけっして嫌いなんかではない、

　　　　　　　　　　　　

ただ・・・個人的人物評価とはベツに、少なくないヒトらはヨ…《この一大事に、社長はナニ　夢みたいなことイってんだろか！》って、不満募らせてて当然でショ？

　　　　　　　　　　　

三ツ木「自分が…甲斐性なしの代表者だってのは判ってます・・・。けど・・・本当に！！　あれこれ奔走しても　手立てが無いのですヨ！！」


・・・それ…要は《カネの問題》だよネ？？　あのネ・・・昼ゴハン喰うトキに、テメエのサイフの中に　お札が１枚でも入ってるか？　ってのは案外大きい問題ヤ。

でもネ・・・三ツ木はんとこの会社程の組織がだヨ？　ぶっちゃけ…たとえ●●億のカネって・・・ンなモン【　単なる紙切れ　】じゃん？？

それも　パチンコ行くため借りたカネとチャウやろが？事業活動で生じた債権を　必要以上に深刻に考えてますって！
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　カネは大切…でも、ビビってはいけないンだ


いいですか？聞きなさい。。。ダイトクは　貸したカネいっさい返せ　ってイってル。。エエやん　ノシつけて叩き返したらエエねん♪

誤解しはンなヤ？ココ肝心・・・ダイトクはナニも…《テメエの持ち金で返済せよ》だなんて述べてはおらんわけわけヨ♪

ダレのカネだろぉ～とエエやん！！　累積したダイトクへの債務を叩き返して、それからは解放されると同時にナ・・・

ぶっちゃけ　ダイトク側も不正会計発覚で相当に　追い込まれてンねん　ああ。ココで債務を解消したなら、今後…逆におたくとこの社は　ダイトク側に恩を売ったってなりますやん？

ぶっちゃけ　《それ》大きいよおおぉ…今後の事業展開で、ダイトクとイーヴンで取引できるって　まさにチャンスでもあるやん？

三ツ木「でも・・・ウチに今　新たな借金させてくれる会社なんてのは・・・」


・・・おいおい…アナタねえ…《借金》と、《借り換え》をゴッチャにしてませんか？？

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ワシがタダ昼寝してたって思うか♪

イジメるのもココまでにしたロ（笑）　心配ありませんて♪　もぉ既にナ、ワシが　おたくへ融資してもイイって、《外資ノンバンク》めっけてアリますから♪

三ツ木「　えっ？？・・・」




　　　　　　　　　　

リク「休んでるヒマあらへんエ？スグに、役員会議開き　おたくの企業が急務とされる　●●億円分の《ハイイールド債権》発行の手続きとりヤ。心配あらへん、手立ては既にｺﾝﾍﾟﾚｰﾄだ♪　インドの急上昇の金融都市ムンバイの　まだ新興やけど《ラムタラDEXって、ノンバンク企業が、発行した　実質《ジャンク債》・・・全額引き受けくれるさかい。なんせが　ラムタラ自体の《カネ主》は、米投資ファンド大手のコールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR）や米金融大手ゴールドマン・サックスって、せやから懸念に及ばん。ジャンク故、放出利回り金利は低くないが、ケツに火がついてル　アンタとことしては、それでも地獄にホトケやろ？」

　　　　　　　　　
　　　　　　ラムタラの資金準備は　天井知らずだゼ♪

三ツ木「マジっすか！？本当にそれが叶うならば、ウチの社は一挙に　息を復活です！」


「・・・だが…《条件》がある　ああ。。。」

　　　　　　　　
　　　　　　　甘く見ンといてヤ　ワシは「夜叉」やけんナ・・・

「　え？？　」


リク「今後の指揮権を確定させるため、このワシ個人に　三ツ木さん側　創業家保有のハマイチ株券　全発行枚数株のうち　…そうさナ、3％に負けとくワ。この先　必要によっちゃアンタとこの社の帳簿　いつでも調べること出来る株主権利欲しいけんナ。叩き売って現金化などせんから預からせてもらう。コレが今回　ワシへの報酬　ギャラや　よろしナ？？」

三ツ木「お安いご用です♪　それで正式に　リクさんに　社外取締役なっていただけるなら　もっての幸い」



「・・・で・・・キミやけどナ・・・社長、代表取締役から　降りて貰う。。。経営権の一切合切も放棄でナ。社長退任後　会長職や相談役とかで現場にクチ出すのも一切禁止　それのカタチでナ」
　　　　　　　　　　　　

「　・・・っっ！！　い、いや…それって・・・呑めるハナシって前に・・・ボクが居なくなったら　会社はそれこそ（困惑）」


「それならシンパイあらへん。このワシと　大学同期の　通称《アイス》って男（荒くれ事件ファイル《Ｓｏ　too early for the last dinner.（最後の晩餐には早過ぎる）登場）かつて　世界中の良質の《建設用砂利》世界股にかけて買い集めてた　切れ者ヤ。民主国ばかりでなく、軍事国や北朝鮮迄含めて、コネクションはハンパあらへん。そいつを《新社長に据える》…ワルいがヨ・・キミのような《夢多き甘ちゃん社長》とは　根底から…【　出来が違うからヨ　】ああ」
　　　　　　　　　　　　　　　


「・・・って！！チョっと待ってヨ　リクさんっっ！！　それじゃあアレじゃないスか！なんやかや言って、ウチの社の窮状に《付け込んだ》・・・企業買収　【　乗っ取り　】それだって！！」


「三ツ木さん・・・この非常時ヤぞ？　もっと物事を大局的に考えなアカンやんか。今度のカネ主となる　ラムタラDEXがナ、ぶっちゃけ三ツ木さん　アンタが社長のままでは、融資で出来ないってンやから　しゃあないやん？今回の融資の面接に、見事合格したのが《アイス》だって　単にそれダケや　うん」

「と…取り上げようって言うんですか！？ボクから会社を！！　トモダチだと思ってたのに・・・リクさんアナタって　っっ！！」


「あのなあ・・・もぉ　さっきクチから吐いたセリフも憶えとらんのかキミは？（呆）《どぉあっても！会社だけは守らないと！》確かに述べたよナ？いいヨ　護ったろぉやんか、アンタんとこの社員さん　路頭に迷わせたりはしない。キチっと存続させたるワ。で、その為には　ぶっちゃけ…社長であるキミが　【　邪魔なのヤ　】ああ　心配あらへん、社はキッチリ残る！《アイス》はキミよか　１０倍は切れ者やからナ」」

「　っっ！！　あ、あんた・・・禿鷹か　それとも　悪魔ですか？？」

　　　　　　　　　　　　　

「ナンとでも言えヤ。教えたるワ、もぉ　キミとこの社の重役会の主要メンバー７割以上、ワシが説得・懐柔済みやからナ。逆らおうともキミは《緊急解任動議》で社長職追われる　ああ。。バタついて走っても遅いデ、キミは　会社再生のため、価値ある《人柱》として、この先　永く語り継がれる　どや？　光栄だろが♪」


三ツ木「いいさ！　ああ　出ていってやるよ！　なんだヨ　どこが救済手段だ・・・こっちには、ノンバンクから借金させといてよ、実質的経営権は■■海運側・・・事実上として　港のリク！　アンタこそがウチの社のキャスティングボード握る支配者になるって台本か！！」


リク「やっとこ・・・全容を《見通せたか》・・・エエ勉強になったやロ？　授業料金は負けとくワ♪」
　　　　　　　　　　　

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　『それぢゃ　《アイス》の社長就任を祝って　乾杯』

　　　　　　　　

マー坊の店で　オゴって今晩は　シャトー・ディケムを空ける。

アイス「ずいぶん　甘いワインだなこれ。それにしても…スッカリ《乗っ取り屋のリク》の名が　港の界隈に轟き渡っちゃったよな・・・」

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　「悪名は　無名に勝る」のウヤ♪

リク「なぁに　勝手に言わせとけヤ♪　映画でも歌舞伎でもプロレスでも《悪役》が必要なのサ　ああ」

マー坊「ま　それがリクさん的　美学なのだろうから仕方ありませんナ」

八百政「それでも…リクさんに徹底的に凹まされた三ツ木だけどサ、彼も　社長としては有能ではないにせよ　少なくとも善良だったネ。」
　　　　　　　　　　　　　　　　

マー坊「あれから会社へ戻り、緊急役員会招集して　外資からの融資を決定　その直後に・・・自ら辞表を書いたって・・・立つ鳥跡を濁さず、お見事な引き際です　ええ」


リク「しっかし（笑）よぉ　アイスよ？オメエかて、案外　浪花節人間ヤないか♪《三ツ木本人には社長職を退いて貰う》だが・・・それはけっして《この会社から出ていけ　って意味ではない》ぶっちゃけ見事な軟着陸の幕の引き方やわナ♪」


　　　アイスは　ふうっとため息を漏らしながら・・・

　　　　　　　　

・・・かつて、殺し屋に消されて当然のオレを、リクや八百政　マー坊さんに助けられ　九死に一生を得た。。。

で　オレは決めたんだ　ああ。残された　まだまだ長いこれからの人生・・・救われたオレ、これからは《救う方に回ろう》ってナ。


時代情勢の変化や　代表責任者の問題行動それらで、事業活動そのものにはナンの瑕疵など無くとも、危機により傾きかかっている会社、今度はそれを復活させる業務に回ろうってナ。

ん？　ああ…判ってるって。きびしくヤルぜオレは。非生産部門はバシバシ閉鎖するし、余剰人員も甘やかしたりしない。こわいこわい首切り役人だからオラあ（笑）

なんせ、ラムタラＤＥＸへの多大な借り換え債務を早いとこ返済しなくてはならん・・・現場ファーストえ考えるなら、三ツ木のクビは狩らない方が得策だろ　ああ。


…ぶっちゃけ　リク恨むからナ（笑）こんな…難題だらけのＪＯＢに呼びつけやがって！（笑）

だけど・・・コレも　リクのライフワーク…《ハマ港の改革の一環》それなんだべ？？
　　　　　　　　　


三ツ木もさぁ・・・この際　社長の座降りて、イチ社員として　世間で修行するならば、きっとや今度はキチンとしたビジネス人になれるって思うんだ。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　バトン渡すゼ♪

そうなったなら・・・オレは　気持ちよく、　座るべき椅子を交代、三ツ木に社長職を返してやろうって　うん　そう思ってる。。。

ン？　ナニ心配には及ばん。ハマイチの再生に一生を注ぐ気はない。また次の任務がたぶん　オレを待っている。。。


　ユルいワインの酔いに任せわたいは思った・・・そうサ　《アイス》よ、この作業　オマエだからこそ出来る・・・オメエの他にはダレも出来ない、だからアイス　キミを呼び寄せたのだ　ああ。

構造はサイショから読めてた。ダイトク保険側は…不正会計発覚の情報、ぶっちゃけあれは【　ヤラせの自作自演　】だ　ああ。。。債権回収に慌てて走る　理由付けナ。

元・社員の《勇気ある告発》なんかヤあらへん　アレはナ。。サル芝居だ、バラ撒いてた資金を回収するが為のキッカケに過ぎんのやて・・・水割りしたスキャンダル放出によるダメージコントロール・・・


７年前の　３・１１からはじまり、昨今続出する自然災害の増加により、多額の災害保険金支払いで　自社の《キャッシュフロー》のバランスが低下したダイトクは、
　　　　　　　　　　　

《資金援助先の優良企業を　この騒ぎにつけこみ回収を断行し、会社ごとパックン！してしまおう》って・・それがダイトクの本当の狙いだったに違いない。。。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　だから云うてルやろ？《情報こそ命》だと


三ツ木の　いかにもお坊ちゃん的《人の好さ》ダイトクはそれに付け込んだ。三ツ木に引導を渡しに来た　あの社員こそが《デーモン》

おそらくは、ダイトクが返済期限切れで　市中に放出する債権は、ダイトクに操られてる　子会社がすべて《引き受け》買収費用が殆どかからない　絶好の【　乗っ取り行為　】それが完成する見込みだった。
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　田舎者悪魔のデーモンなんぞに負けるかヨ！

だがヨ・・・生憎　三ツ木のダチ・・・堕天使ルシファー　である　このワシが居た♪　あざとい保険屋のチョボイチにノセられるほど甘ちゃんじゃあねえゼ。


問題はまだあった・・・あの、Ｒ・カークイのような半島系ガメつい金融商人、それがハダシで逃げ出すのが【インド人金融の連中】だ。。。


とてもじゃねえが・・・あの坊ちゃんの三ツ木がテッペンならば、こんなあぶねえ橋は渡らせられへん。たちまち　　ハマイチ社はラムタラＤＥＸに【　食われてしまう　】・・・


ダイトクも国内で　１５０年の歴史を誇る保険会社、あなどれない・・・。どうする？？　って、考えた挙句の《作戦》が・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　

ルシファーと　デーモンの意地張ったバトルにヨ・・いっそのこと…【　インドの　シヴァ神　】巻き込んじまおぉ～ってヨ　♪

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　公安のクロサキより学んだ『三つ巴のﾃﾞｨﾌｪﾝｽ手法』

シヴァ神　＝　帝釈天　＝　戦いの神　サタンの好き放題はさせへんデ　いひいひ♪


・・・この　フクザツに入り組んだ迷路の如きハマイチの窮状を　代表として受け継ぎ　冷徹冷静に処理が可能なのは・・・《アイス》君だけヤ　ああ。
　　　　　　　　　　

ハマイチ港湾工事の　古参の社員ら。。。くっそ…知るべきじゃなかった！あんなにも…純真で素朴で・・・三ツ木家を先代以前から支え続け、今の現状にもジっと耐えている「ひとたち」。。。

　　　　　　　　　　
　　　カネ勘定に長けるﾔﾂだけが救われる世の中は『間違いだ！』

ハマ港にかかわらず、物流の　船舶輸入事業は、ハマイチとかの《浚渫・港湾整備》でもって支えられてる。かれら泣かしてイイのか！？

人情主義者は柄でもない、でもサ　ああいうヒトらが救われなくて、この世の中ってのは　存在するだけの価値なんてアルのだろうかってネ　うん。。。

だから・・・決めたんだ　うん。三ツ木にはワルいが　詰め腹斬って貰う・・・そのかわり　ハマイチの社員さんら、見事護ったらあ！！


想いに浸るヒマなど無い・・・ラムタラＤＥＸへの借財返済のメドがつくまでは、まさに　これから【闘いの日々】それだもの。。。



八百政「でもさあ…例のスマイル計画？《子供食堂》の件はどうなったの？？」


・・・うん　アレか。ワシやけど　積極的に表に立つ気はあらへん　ああ。ま、ヤルってなら　食材の提供には出来る限りで協力しましょうって　それで。

ってか　キミらかて思わへん？？　《いただきます》《ありがとう》最低の礼儀もロクに云えない　コ生意気なガキ・・・

　　　　　　　
　　　　テメエっちらに喰わせるメシはネエ！来るナっっ！
　
もっとそれよか、テメエとこで生産した　ちっちぇえ生き物に、満足にエサさえ与えず、やれパチンコだ　飲み会だって…テメエっちらが遊びに出て、子供飢えさせて恥の念も罪悪感も持たない　クズ親ども・・・

ンな連中に　いっくら情けかけようが、ンなのは【　マッタクの徒労　】それだって　ああ。

でもサ・・・それの反面で大切だろうって思うのは・・・【　その徒労に賭ける　】ダレだかがやらなけりゃ　ああ。。。
　　　　　　　　

食材提供に協力する　その引き換え条件としてワシはネ、実行委員会の連中には《お助けばかりでは無く、利用する子供らには【自分のチカラで調理する技能】出来る範囲において　それを教えてあげてくれヤ》そう頼んである　うん。

『千円札が無いと　ファミレスでハンバーグライスが食べられなぁ～い！（泣）』って、子供らには　そういった呪縛から解放されて然るべきだ　うん。


１本のダイコンやナス、それに味噌や醤油が家にアルならば、さしたる費用などかからずに、リッパに夕餉のオカズは出来るのだ　って事、肌で覚えて貰いたいよネ　うんうん。。。

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　このリク家の晩御飯　１人分　実費は￥８５円でス
　　　　　　　　知恵と工夫でメシなんざ　いくらも作れるのです　はい

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伊勢佐木町ウラの夜の小路で　声をかけられました。
　　　　　

「港のリクさん・・・元・骨壺収集家の　ケンスケです。以前に　酒席をご一緒させていただいた者ですが　お忘れですよね？」
　
「いいえ、忘れておりませんエ、ご郷里の方へ　お帰りになるって聞いてましたが・・・」
　　　　　　

ケンスケ「ええ　アパート畳んで　さっき大家に鍵返してきたところです。今夜はこの近くの安宿にオンナと泊まって、明日の早朝、横浜駅から《あえて》・・・鈍行列車で郷里へ　都落ちします（笑）」


リク「そうですか・・・」

ケンスケ「アホくさい《未練》です　ええ。。。新幹線ではあまりに速過ぎる・・・鈍行で　１駅　１駅、都会暮らしの未練を捨てていくツモリなんで（照）」

リク「そっか・・・キミ…残念だが　芽は出なかったが・・・　それでも　よぉ頑張った！！誰に恥じる必要なんて無いサ　ああ・・・」


ケンスケ「一言　コッチ立つ前に　お礼を申さないとって・・・カズホさんを介して…あの、思ってみなかった額の餞別…遅くなりましたが、まことにありがとうございました！！」


リク「イヤやわぁ・・・言わんといてナ　些少過ぎてて　コッチは恥ずかしいンら（照）以前、カズホがヨ、米海兵隊の脱走兵にかかわった事件（荒くれ事件ファイル《究極の貧困者ビジネス》参照）その結果　仕事降格されて…納得の上とはいえ、さすがにショゲてクサってたトキ、ケンスケさん　キミが、カズホ飲みにつれ出して　サンザン笑わせ、ヨイショして盛り立ててくれたのですよネ？その甲斐あって、辞職は食い止められた。恩は・・・忘れませんエ　わたいはアナタに」

ケンスケ「いえいえ　そんな！　ダチのひとりして当然のことしただけであって。正直　上司のリクさんから　お餞別いただいてビビリましたが・・・有難く受け取らせていただきます　はい」

リク「半分ぐらいは・・・チャンとオカミさんにも　渡しなヤ？（笑）」
　　　　　　　

ケンスケ「はいっ　全額…渡しましたオンナ・・・【　女房に　】♪」

リク「ふむふむ・・・失礼やが…思ってたよか　キミはシッカリしたヒトやなあ・・・感心した。。」



　『それじゃあ　まだ　おいとま乞いの挨拶に回るところも有りますので』って、深々と頭を下げ　遠ざかっていくケンスケに　わたいはココロの中で・・・



　　　　・・・うん　イイよオマエ。。。


ワシはけっしてキミが　ヨコハマ都落ちするとは思ってないから　本当だ。。。

【　ヒトとして　前向きな気持ち　】…それさえ失ってなければ、それは今まで　儚い夢にうなされたいた事に気付いて、

　　　　　　

再び立ち上がり　歩みをはじめた　【　再生　】なんだから　ああ。。。


離すンじゃネエぞ　この先　どんだけか辛くとも　カノジョの事を。
　　　　　　　　　　　　　　　

テメエを卑下するナ、ひとりの女性に寄り添い、愛し続ける事が出来たダケでも、保証する！　リッパなもんだってばサ♪


なあ？　ケンスケちゃんヨ　世の中の《広さ》っての　バカに出来ん」って思わへんか？？

お笑いの道で大成できないってのもヨ、イってみりゃ　広い世の中、そしてテメエの長い人生のホンの一瞬・・・

よくわからずにオーダーしちゃって　出てきた料理が、クチに会わなかったって、要はそれに過ぎないってワシ思うデ。

【ヤリ直すのに　遅過ぎは無い】元漫才師のカマボコ屋…エエやん♪　それたいそぉ～ウケよるデ♪


　またいつか　ハマに出てきたならば　そん時はイッショに痛飲しよぉゼ！　ハマの街は有り続ける。おそらくは…このワシも（笑）（笑）
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　ホンのしばらくの間・・・　あばよダチ公。。。



　　　　　　　　　　　　　　　　　《　完　》

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　　　ONE OK ROCK 「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」

　相変わらずあの頃に話した　夢を僕は追い続けてるよ

　もう今年から忙しくなるよな?　でも変わらずこの場所はあるから

　So everybody ever be buddies

　Days we grew up are days we will treasure show

　Everybody show is beginningCurtain has risen

　Make your own storyline

　Dream as if you will live forever

　And live as if you'll die today


　ふざけ合い たわいもない くだらない話をしては

　泣き笑い なぐさめ合い so 終わらない歌 今歌うよ

　Dream as if you will live forever

　And live as if you'll die today

　悪さやバカもしたね よく怒られたね

　ただ楽しくて そんな日々が ずっと続くと思ってた

　けど気付けば大人になってって　それと共に夢もでかくなっていって

　それぞれが選んだ道へ

　　　　　　

　We have to carry on　Our lives are going on

　でも変わらずあの場所はあるから

　So everybody ever be buddies

　Days we grew up are days we will treasure show

　Everybody show is beginning　Curtain has risen

　Make your own storyline

　Dream as if you will live forever

　And live as if you'll die today


　ふざけ合い たわいもない くだらない話をしては

　泣き笑い なぐさめ合い…

　We all, we all have unforgettable and precious treasure

　It lasts forever　It lasts forever

　時が経ち老いていっても かけがえのない宝物は

　目に見えぬ 形じゃない 大切なメモリー

　これから先もずっと 一生ずっと

　So everybody ever be buddies

　Days we grew up are days we will treasure show

　Everybody show is beginning

　Curtain has risen　Make your own storyline

　Dream as if you will live forever

　And live as if you'll die today

　ふざけ合い たわいもない くだらない話をしては

　泣き笑い なぐさめ合い so 終わらない歌 今歌うよ

　Dream as if you will live forever

　And live as if you'll die today, ooh


　　https://www.youtube.com/watch?v=C-xF2MAFw5s

　　　　　　　　　　
　　　　　　　このＪＯＢ　自摸で上がりだゼ　いひいひ♪