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リクちゃま講談『 ヨコハマ因果物語 』

『なあ リクよ。《贋作絵画》ってもの・・・オマエはどう考えるか??』

って 唐突に、先日 赴きました 故郷 丹後半島宮津の旅館で、
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お互い 酔いつぶれて寝てしまった大座敷でフト同時に目を覚ました我ら二人 起きた 暗闇の中で そんなことを切り出したのは「レイモンド・カークイ」で。


「贋作やて??・・・出し抜けにそない訊かれても・・・どのよに答えてイイのか・・よぉわからへんがナ」とリクめ。
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カークイは『そうか・・・。この際 告白しておこうと思うのだが。って、オレ自身イマイチ信じられないと云うか、信憑性がイマイチなハナシなのだが』


・・・このオレを この世に送り出した 父親ってされるのが・・・


張大千( Chang Dai-chien,)っていってナ。 1899年5月)中国・近代の書画家ってされてる。

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書、篆刻、詩の分野でも活躍した。で・・・問題なのは、多くの専門家【世界的な贋作者の1人】として・・・知られていることなのだ。

出生時の名は正権、後に爰に改めた。大千ってのはは「画号」だ。

祖籍は広東省番禺県。清朝時代、1899年(光緒25年、日本では明治32年にあたる)5月10日(旧暦4月1日)の四川省内江に生まれ、若い頃より伝統的な中国画の技法の修行を積む。また1917年、19歳の時に日本の京都へ留学し、京都芸術専門学校で3年間染色を学んだそうな。

1920~30年代には上海等での個展で認められ、南張『南に張あり』とたたえられた。楊継仁著『張大千伝』(文化芸術出版社、1985年)によれば、1931年に「唐宋元明中国画展」代表として日本を短期訪問している。1933年には中央大学芸術専攻教授を務め1936年に上海中華書局が「張大千画集」を出版、徐悲鴻が序を書き500年に1人の画家と称賛される。

1940年から約2年7ヶ月に渡り敦煌の莫高窟に住み込み、壁画の模写に取り組む。模写は、芸術的で美しい作品となるように古ぼけた各時代の壁画の変色・剥落した部分を推定で補いながら制作された。ちなみに敦煌莫高窟における最初の模写を行ったのは、大千らしいってよ。

1942年にその成果が発表されるが、それによって敦煌壁画の素晴らしさが大きく広まる事になった。この時、共に莫高窟に赴いた書画家の謝稚柳(1910年 - 1997年)が「敦煌石室記」「敦煌芸術叙録」という記録を残している。

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ボストン美術館蔵の伝 関仝(後梁の山水画家。関同とも。読み:ピンイン)の『湖山清暁図軸』。欧米の研究の結果、大千による贋作と確実視されている・・・。


リク「ふうん・・・。スゴいヒト おとうはんに持ってるのやな キミ」


国共内戦が始まった後の1948年に香港に移り、以降はブラジル、アメリカなど国外に20年以上滞在する。1951年にアルゼンチンに移り、1953年にブラジルに移住している。海外で当時流行していた印象派や立体派などに触れ、中国画に西洋の技法を取り入れた作品を制作し始める。ピカソに面会しに行ったこともあり、写真が残っている

なに??うむ スゴいっちゃスゴいかも知れんが・・・殊 夫として そしてチチ親とするなら 大千なんつうのは、まさしく《最低のオトコ》でナ・・・

おふくろは、自分の臨終の際までも 大千のことを呪いながら死んでいったゼ。

無理もナイ 三十五歳も下だゼ?大千とおふくろ。おふくろは『白家(ハッカ)』って、辛亥革命で追放された 当時の中国貴族の一族の出で、

大陸から香港に移住ってより、逃げ込んだ サイショの流入民でナ。美術の個人指導も仕事としてやってた 大千にとっちゃ 教え子だった訳。

イイ歳コイてた大千 おふくろモノにしやがったそうで。入籍?? アホいうなって! このオレの認知すらしてねえヨ!大千。。。
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おふくろをテメエが死ぬまで 暴力と罵倒で苦しめぬいた クソDV亭主だよ ああ・・・。

おふくろの実家の財産に食いついて 野郎 パリに留学行ったり、イタリアのミラノから ルネッサンス期の油絵の絵の具山ほど買ったってよ。


1957年、「秋海棠」という作品が評価され、ニューヨーク国際芸術学会において金賞を受賞。1959年にはかねてからの眼病の治療のため渡米するついでに日本に立ち寄り、在英の中国人作家・凌叔華(1900年~1990年)と画家の王済遠(1893年~1972年)と鎌倉旅行を行っている。1974年にアメリカ・カリフォルニア州太平洋大学名誉人文博士号を授与される。1978年に台湾に移住。晩年は台北に住み、水墨画に専念。1982年、中華文化の特別芸術家として中正勲章(→勲章>12 中国・台湾の勲章>12.4 台湾)受賞。1983年4月2日8時15分、同地で心臓病により没。享年84。没後、遺族が四合院式の住居を台湾の国立故宮博物館に寄贈し、張大千紀念館(台北市士林区至善路二段三百四十二巷二号)として現在一般公開。

2011年現在、オークションで彼の作品は高値で取引されている。例えば2010年5月17日、1968年制作の作品でオーストリア西部、チロル州にあるアーヘン湖(アッヘン湖)を描いた絹本色彩「愛痕湖(この作品は2003年ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された大型の中国近代芸術展《2つの文化の間》(Between Two Cultures)で展示された事がある)」が1億80万元(2010年当時日本円にして約13億円)で落札(この時中国の近現代書画で初めて億元の大台を突破した)、2011年5月31日、香港蘇富比拍売公司(サザビーズ)主催のオークションで、1947年制作の作品「嘉?圖(嘉偶図)」が1億9100万香港ドル(2450万米ドル、2011年当時日本円にして約20億円)で落札、2016年4月5日にはやはり香港蘇富比拍売公司(サザビーズ)主催のオークションで、1983年制作の作品「桃花春」(Peach Blossom Spring)が2億7070万香港ドル(3491万米ドル)で落札されている。


代表作に「廬山図巻(台北国立故宮博物院所蔵)」「撥墨荷花図」「中郎授女図」「渓橋行船図」などがある。


張大千は上記のような経歴を持ち、オークションでオリジナルの作品が高値で取引される画家であるが、・・・困った事にヤツは贋作者として世界では有名でナ、

1999年、ニューヨークのメトロポリタン・ミュージアム蔵の董源作「渓岸図」軸について、これが大千の贋作かどうかについて公開シンポジウムが開かれ、大千の贋作であるとする学者、董源の真作であるとする学者双方が論陣を張ったが、結局、未決状態・・・。


な?? 嗤えるだろ? いくら有名な画家だろうが、こういうのがオレの父親なんだとサ♪

息子であるオレがだ、カネ以外のモノは信用しない 超現実主義にして唯物論者になった背景はこういうことだとも云えるかもな。

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「モナリザ」の本物 ジツは【2枚有る】・・・


  と・・・・・。

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ナニも絵画ダケに限らないのですが・・・世に言うところの【 贋作 】ってのは ぶっちゃけこの宇宙の惑星の数よりも ズ~っと多くの数がこの地球上には存在するとも云えましてネ。

大抵の場合 問題となるのが、「悪意」、それにまつわる「偽造品をホンモノと偽っての売買目的」が存在するか?? って点であり、

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でも、『けっしてそうではない』って、ひとりの絵描きが 「単に《模写》した」とか、それがなんらかの理由で 悪人の手に渡り モノホンとして売買される・・ってな場合、その「贋作」を書いた絵描きまでもが同時に罰せられるのってどうなんでショか??

この「贋作」 ニセの絵画や ニセ札については ココの場でも 何度かモチーフとして扱っておりますが、

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         毎回 神経スリ減る思いでありまして・・・

この 取扱いに関しては「まことにむつかしい」・・・ぶっちゃけ【 ナニが本当で ナニが虚偽なのか?? 】クビ突っ込めば 突っ込む程に 余計に判らなくなってしまうのが必定なのですから はい。


絵画にしてもだ、第二次大戦中に ドイツ ナチス党が、フランスや オランダといった国から 有名絵画を多数 強奪したって事実はつと有名なところ。

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なんでも「ヒトラー美術館」ってのを作る計画だったとも。ヒトラー自身が 元の夢は 画家であり、それが叶わなかった「負い目」から異常な美術品の蒐集欲に囚われていたのだとも。

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        ぶっちゃけ上手いけど「つまらん」ですナ

ですが・・・ぶっちゃけ このよな「表の歴史の記述」果たしてホントに信じられますか みなちゃま??

ってか・・フランス人とかってのは 畑のカカシかヨ??って。。。

チっとは「戦況」読んでるべが??ナチスドイツが パリとかを席巻 事実上の支配に及んだなら、『ルーブルの美術品寄越せ こら!』ってなるだろうこと『ゼンゼン予想もしませんでした』って、アルかそれ???
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そうだってなら 相当の「どアホ」でっせ うむうむ。イザって「有事」に備えて 『それ相当の準備・措置を講じる』それが普通でわにゃかろうか??

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        サイアクに備えて準備しとかないものだろか??

おそらくですけど・・国同士のガチの戦争とか関係ない・・・試算からによる 世界的な『クロい思惑』が飛び交っていたとみるのが妥当ですよネ?

多分ですが、ナチスが美術品の強奪に早晩来るだろうこと、で・・事前にそれ予知して スリ替えておいた美術品類を ナチス側も『判った上で』持ち去るってことも。
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後日 戦争終了直後に とある廃坑から ナチスによる強奪美術品類が大量に発見されてます。かくして「めでたしめでたし」と・・・。


でも・・・そうなると「どうなる??」・・・

戦争や侵略による強奪って、コレだけの 大がかりな舞台装置がアルんだ・・・その廃坑から発見され それぞれの母国に奪還された【贋作】は・・・

この壮大な舞台設定を経て【 本物の美術品 】って、社会的な評価が下されていないと ダレがいえますでしょうか??

美術史に名高い かの『ミケランジェロ・プロジェクト』も・・・プロジェクト参加者らはそれこそ命がけ。大怪我したり命失なうって御仁居たにもかかわらず、

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穿った観方するなら、『それすらもアリバイ作り』・・・姿見せずに 陰でせせら笑ってた特権階級がどうにもチラチラするのでありまして はい・・・。


そうでス 「事実」としての お墨付きを貰った【正真正銘のホンモノ】が 少なくとも この世には2つ以上存在するってことにも相成り、

今ボクちんら庶民が パリのルーブル NYのメトロポリタン イタリアのウフィツィ美術館で目にする「それ」は・・・
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壮大な仕掛けを経た模造品で、本当のモノホンは、天文学的 金持ちの邸宅にひっそり眠っている可能性も。。。


贋作の「鑑定」といっても色々ある・・「関連文書による鑑定」「作者別鑑定(同一作者の他物品と比較する方法)」

拡大鏡による視覚鑑定(絵画の場合なら筆のタッチなど)

様式鑑定(ルネサンス時代ならルネサンス様式を守っているかどうか、など)

用途鑑定(例えば、古代の本に手による汚れが付いていない事はありえない)

技術鑑定(その時代にはない道具を使われた痕がないかなど)
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ほんでもって最近では専ら「科学鑑定」

「放射性炭素年代測定法」「熱ルミネセンス年代測定法」「紫外線」「X線」「放射線写真撮影法」

コレらでもはや チンケな偽造はまず!一挙に白日にさらされるのでっけど、考えましょ~ WW2はもはや 70年以上も前だ・・・。

奪還美術品 その殆ども鑑定法が『美術の第一人者による慎重な鑑定』・・・要は『ヒトの手によるモノだってこと』

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ぶっちゃけ思うのですがネ、その「鑑定家」までもが、ワルい渦の中に巻き込まれていたならどうなんだ??


『それはあまりに疑い過ぎ』と?? いえいえいえいえ~~!!! 


やっとこ「本題」へと入りますが(^^;

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ある意味で「因果話」だとも言えます 今回のおはなし。


カラダの造りこそ 「インチキそのもの」のリクめでありますが(笑)

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   しっつれ~ナ!わたいのドコが♀やねん!?(←まんまやんケ)

ま~~わたくしは 決して・・・「偽造仕事」なんぞにはモチロン手など染めてません。

それは単に正義感ってよりも、ホント イッペンでも手を染めるならば、それは即「地獄」を意味します はい。

クタバリ果てるまで 安息の日々は訪れませんし、例として いっちゃん儲かりそうな「紙幣の偽造」でも・・・実際のところ 殆どダレも偽造してウハウハで儲けた人間など居ませんから 事実でっせ。

 しかしだ・・・この「かかわりござんせん」事象ですが、思わぬところに『不可思議な関係性』が浮上するのでしてネ。。。


■<横浜・関内>「水上ホテル」横転で7人死亡

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昭和26年1/22午前2時9分、横浜市中区末吉町1-13先の大岡川に浮かぶ、自由労務者用の「水上ホテル」こと、心友会寮(元開進丸、130トン)が横倒しとなった。2階建て4段ベッドの船の上部が岸壁に激突し、犠牲者は7人。この夜はマイナス4度で普段は野宿している者がどっと押しかけ、定員250 人のところを432人が入り込んでいた。上げ潮で船が揺れたところ、常連ではない寒さしのぎの客が騒ぎ出し、「沈むぞ」などと叫んだために船内はパニックとなり出口の渡し板に殺到、そのまま船が傾いてしまったのである。

「自由労務者」だってヨ・・・ウマい言葉使うモンだ・・・まるっきりの『人間もどき』って意味じゃんか。。。

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      「人権」はほぼ無し・・まったくの「モノ扱い」の時代

考えればスゲぇ話・・・当時ですが、「ドヤ街宿」にすら泊まれない、港湾労働者ってより、むしろ ホームレスって呼ぶべき人らが・・

当日の夜 あまりの寒さに 路上にはおれず、船底に雑魚寝の 宿・・っていうのも憚れる、水上宿泊所を利用したのですがネ、

なんせが ラフであり荒くれた時代・・消防法も徹底されておらず、『入るダケ ブチ込んだ』ンですナ。

で・・案の定ってか、夜半になんらかのハプニングが発生したらしく、船底の利用者らのほぼ全員が『船の片側に一挙集中』・・・

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だもんで 見事に・・・お船は ヨコ倒しで。。。今ならありえないですが、ぶっちゃけ さしたる現場検証も捜査もされなかったらしい・・・

ったく ひでぇハナシだワ・・(--; オレらの仲間であり大先輩ら 世間からまさに『モノ扱い』だったってことで・・・

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           ざけんなっっ! ハラワタ煮えくり返るハナシだワ・・
           日本の「戦後」基礎築いたのは「かれら」なんだ!

ほんだから、正確に 何名の犠牲者が出てるかは【 未だ不明なまま 】・・・いくら戦後の混乱が終わってない 昭和26年だとはいえ、こういうのが戦後日本の「正体」なんだゼ?

・・・まずは「この不幸な事故」がネックだって覚えてくらはいナ。



【 チー5号事件 】1951年3月17日、山梨の銀行と東京の八百屋で偽造千円札が発見される。これを皮切りに長野、大阪、愛知で偽造千円札が発見された。
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山梨県警の聞き込み捜査から有力情報が入り、そこから総勢24名が芋づる式に逮捕されて、村ぐるみでの偽札造りが判明した。首謀者は葡萄酒ブローカーをしていた元海軍少尉であった。共犯には元陸軍中佐、植木職人、元小学校校長、写真製版業、消防団長などがいた。彼らは静岡から印刷工を連れて来て、地下倉庫で偽札を刷っていった。3月15日に千円札を大量に偽造し、それを全国で使用したことで事件が発覚した。


山梨の当時の寒村で、この事件の特異性・・『村ぐるみで』偽造千円札を刷り、村人各人が 関東を中心に各地へと出向き、

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       封切り映画【ニセ札】のモチーフとなったこの事件

ニセの千円札を使って少額の買い物をし、釣銭を利益の目標としてたって事件で。


みなちゃまは ご存知か? 「通貨偽造および行使」ってのはですネ、リッパ(?)にそれ【 国家転覆罪 】なのです はい。

この「事件」ってのもネ~~、表に公表されます記事内容と 《事実》とでは相当に乖離がある。。。


至極単純に考えても・・昭和26年だヨ? ぶっちゃけ 山梨のド田舎の村で、世間をダマした 精巧極まる偽札なんてのが《果たして刷れたのか??》ってこと。
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                   物理学的に「無理」過ぎてル・・

特殊薬品類とかもイッパイ必要ですよん ニセ札製造には。ドコから調達してっちゅうねん うむうむ。。。


ええ そ~なんでス・・・上記の「心友会寮」の横転沈没事故・・・ぶっちゃけ・・・そこの船底こそが、この「チー5号事件」それの《贋札製造工場だったらしい》ってことで・・・。

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『ハマの ハン・ファン・メーヘレン』と異名をとった ぶっちゃけ 「紙幣偽造の達人」がかつて 荒くれた時代のヨコハマに潜んでして。。。

メーヘレンは、20世紀で最も独創的・巧妙な贋作者の1人であると考えられている。特に、ヨハネス・フェルメールの贋作を制作したことで有名ですが、

このメーヘレンって御仁も、ある意味で WW2の「美術品疑獄」に巻き込まれたとしかいおえません1人でしてネ。

メーヘレンは、ナチス・ドイツの高官たちにフェルメール作とされていた「キリストと悔恨の女」などの絵画を売った罪で逮捕・起訴されたのですが。

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               嗚呼 なんたる皮肉か・・・
       テメエが偽造画家であることを証明せにゃならんって羽目に

メーヘレンは断固として死ぬまで言い張ったのは・・『違う!わたしはオランダ国家を裏切ってはいない!売ったあの絵はわたしが描いた《贋作》なのだから』って・・・

って主張。天才的な「贋作絵画」のスキルは誰もが認めることろから、その主張も「あながち無視できない」ってことで・・・

皮肉だヨ~~ このメーヘレン 47年の1月にコロって逝ってまうのですが、そのクタバるまでの間、ズ~っと 『自分自身の手による 《贋作である証明》』フェルメールの《贋作を・・・》を書き続けたという うむうむ。。。

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で、ハマのメーヘレンってジジいも、やはり 名うての美術品類偽造犯として当時つと有名で。

も~ナンだって偽造しちゃう!国宝級の仏像はおろか、掛け軸でも 絵画でも で「通貨も」。

なんですか相当に 奇矯なヒトだったらしく、いっつもボロまとって ぜいたくな暮らしなどせず ドヤ街暮らしで。

コレは性格もありましょうが、やっぱ 警察の捜査が及びにくい地域に潜伏する意味だったとも思えます はい。


で・・・上記の「チー5号事件」それの・・・具体的な「印刷工場」ってのが、例の「心友会寮」の船底に【あったらしい】。。。

つまりが、この『チー5号事件』は、お船の横転事故が起きる前までに刷られた「それ」で・・・。ニセ札が村の人間によって行使されたトキにはもう、肝心のニセ札の基盤は 海の底へと・・・

ハマのメーヘレンは あやうく難を逃れたらしいッス。だけんど・・・いっちゃん大事だともいえます【偽造紙幣の《基盤》】・・・それが海の底に沈んじゃったと。。。

ハマのメーヘレンを執念で追っかけてた当時の県警2課も、物証となる基盤が海の底ではどうにもならず・・・ハマのメーヘレン自身も事故直後にハマから逃走 姿消して それっきり。。。


で、この「チー5号事件」ですが、警察内部でも密かに、『これこそが贋札の芸術品だ!』って評されるってぐらいの出来だったそうで はい。

今のようなデジタル機器もない時代、見た目ではまず! 見破れるヒトなど存在しないってぐらい それはスゴかったらしいッス。


 だけんども・・・けっこう早期の段階で『ニセ札だぁ!』って 見事バレちゃってんです はい。

ナンでか??? わたいが前述で「まさに 因果話」って云いましたのは ココ!!

ハマのメーヘレンが刷り上げた千円札は まさに「完璧」だった・・・なにゆえバレちゃったのか??

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        「策士策にはまる」の典型 コレも「因果」。。。

ぶっちゃけ『ナンだそれ??』だよ~~ん! 答え『お手本にしたお札がニセ札だったから』って あっちゃ~~~っっ!!@@;

な??ワルいことは出来ねぇって思わへん??「ニセ札の さらにニセ札つくっちゃった」ンだワ このジジい(笑)


 で・・「まだ続きがある」・・・・・

転覆事故が起こった3年後あたりから、ハマの港一帯で公費にて大々的に行われましたは、『港の 大浚渫(しゅんせつ)工事』

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外国航路からハマの港に入港する船の巨大化に合わせて、港波止場の海の底を もっともっと深く掘り下げて5万トンのタンカーとかでも接岸可能に使用ってんで。

末吉町のあたりもガ~ガ~堀ったんですナ。そしたら・・・『どうやら・・海に沈んでた《ニセ札の基盤出てきたらしい》』・・・。

半ば 伝説化している「ハマの過去の負の遺産」ドコまでが真実かは不明なのでありますが、その基盤を巡って、ウラの世界の住民らにロクデモない争奪戦が演じられたらしく・・・


確認こそ不可能ですが、昼日中の商店街でピストルがパンパン!鳴り、アリ踏みつぶすように人間の命がいっとき軽くなったとも・・・(--;
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ほんで その騒動も沈静化して ハマの住民の記憶からも消えつつあったトキ。。。



1961年12月7日・・・ 秋田県秋田市で【 ニセ千円札事件(チ-37号事件)】が発生。

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「リー5号事件」のトキの弱点を改良した形跡があり 贋札はさらに増して精巧だったとか。。。

結果として この事件、公訴時効が成立し、未解決事件となっているんですなぁ うむうむ・・・。


みなちゃま どない思いますか??「まるっきり関係ない」って・・果たして言いきれるのだろか??
 
焦った警視庁が 大卒の初任給が1万3000円の時代に ナンと100万円!って懸賞金出し 広く情報提供を訴えるも さしたる有力情報は得られず。

推定ですが このニセの千円札 かなり膨大な数 刷られてたようで・・・。

ぶっちゃけ コレの事件で行使されたニセ札は 前の東京五輪の前年 昭和38年まで日本の各地で出回り・・・。

で・・・事件は『究極手段』で ぶっちゃけ超強引に解決ってより『チカラ技で幕引き』・・・

昭和38年11月に・・・「伊藤博文肖像の 新千円札」それが発行されたという。。。

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   やっつけ仕事っぽい ある意味「粗い」出来ですよネこのお札

よく あの「三億円事件」を指して 戦後最大の事件ってな言い方まかり通ってますが、

ぶっちゃけ わたいとしては この「チー37号事件」の方のがよっぽど 社会へ与えて影響と その闇は深いだろうって思うのですネ はい。

だって、一国の「通貨制度」それの在り方 替えちゃたンだゼ?? コレ以上に 荒くれた犯罪ってのアルか??


ね?? 昔のハマの街の「怖さ」ってのは こういう部分に現れてるのです ええ。
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ホント・・「ものの 真贋」ってのはナンなのでしょ~~ネ??

それは発覚してはじめて 騒ぎとなり事件となる。だけども・・ダレひとり気付かないうちは、99・99%のヒトは、それをニセモノだとは露ほども考えない。

既存の権威に対する 盲従的な信頼 だけどもそれには「ナンの根拠も無い 単なる信仰ではないのか?」


有名な話で、日本油絵界の大元帥 司馬江漢(別名 鈴木春重)が浮世絵画家 鈴木春信の死後、春信の偽物を描いたところ、誰も見抜けなかったと司馬江漢自身が後に著書で書いています。
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          春信の絵は 真似しやすいのは事実・・・


 お時間でございます リクちゃま特選の ダークファンタジー講談の一席 終了でございます はい。

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                おヒネり くらはい(笑)


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あらまあ。。。

にせ札の そのまた偽札をつくっちゃったって。。。

これこそを「因果」といわずしてなんだ!って話ですわねぇ。。。v-12
でもこういうのって「いかにも日本人的な性分」なのかも知れませんよね?
たとえ してはいけない悪い事でも、全身全霊で取り組んでしまう 職人的な「こだわりの世界で」。 v-16

No title

 なんともひどい話で あっけにとられてしまいました。

港湾貨物荷下ろしの人らが 凍える季節の海に放り出されたというのに
ろくに調査もしなかったていう、そんなのあんまりじゃん!こぶし握ってしまいました。

リクさんも相当に憤っているのがわかるような気がしてます。
この世はエリートのためだけにあるのではないって信じていたい。
なんら報われてない 犠牲者の怨嗟がその後の事件を巻き起こしたかもしれないって ふとそんな気が。

考えてみれば・・・

 我々って誰もが「世の中の権威」って、思えば曖昧きわまるものを
疑いもせずに 安穏と過ごしているのですよねぇ はーー。

なんだか「気を付けろ!お前がランチに食べたカツ丼(こんなだから太るのですが:笑)に入ってた肉 あれは犬の肉だゾ!」ってなこと云われた気分です はい。

本当 まさに「因果」ですなあ。
人間は 仕出かしたことの「報い」は必ず 身にふりかかる。
小生の如き小市民は きちっとマジメに暮らしませんとネ(^^;

このお題で 画像に反応もなんですが・・・

 ひさびさの「完全女装」姿の画像と
ラストの コスプレ画像。

完全女装の方は たしか手形詐欺師から手形をパクり返す回で、
コスプレは 披露宴での 演じ物でしたっけ??

こういう 仇っぽいというか、イタズラ心満載の格好が これまたyく似合うのだから リクさんはあなどれません♪

でも 得意版だよね

 なんやかやいって リクさんは一連の「贋作もの」って(笑)

しかし「ハン・ファン・メーヘレン」とは これまたなんともマニアックな。。。
例の問題となった絵画、ナチスに売却したって事件だけども、
アレは やっぱ・・・相当の「裏」が存在してますよネ~~。
けっしてメーヘレンって男 正義感でも国の宝を守った愛国者でもないと思うけどさ。
いったんでもナチスが強奪したフランスとかの膨大な数の美術コレクションの少なからずは、
あの20世紀最大と呼ばれる「舞台装置」を経て、
きっと NYのロックフェラービルディング地下の秘密倉庫にひっそりと隠匿されてるのだろうネ。

あ??それ 盗みに行くってなら おひとりでど~ぞ!
ボクはぜったい手伝いませんから!(笑)

でもねえ。。。

 もちろん 国の通貨偽造は重大犯罪 絶対にいけませんって、
確信もって云い切れるのですが。

ワタシは本当 月並みで申し訳ないですが ゴッホのひまわりと、ルノアールの絵が大好きで♪
たとえそれが カレンダーとしてついている完全なポスターであっても全然かまいません。
あくまでも「その絵が好きなのであり」それが複製であろうと贋作であろうと、ワタシという人間が、その絵画が好きだという概念に変わりはないのでして。
それに思います、絵画の巨匠 かれが生前中に大御所となっていたならば、
全員とは言いませんが、一部の大御所は、弟子とかに「お前が描いておけ」って命じて 自分は最後のサインだけって、
それで世の中には その大御所の「渾身の力作」って紹介されている・・・そういう事例 1つもない!とは言い切れない気がするのですよネ。
疑い出せば それこそキリがありませんけどネ~~(--;

警察ネタはタブーばかり!?

>>おふくろをテメエが死ぬまで 暴力と罵倒で苦しめぬいた クソDV亭主だよ 

>>おふくろの実家の財産に食いついて 野郎 パリに留学行ったり、イタリアのミラノから ルネッサンス期の油絵の絵の具山ほど買ったってよ。

>>張大千は上記のような経歴を持ち、オークションでオリジナルの作品が高値で取引される画家であるが、・・・困った事にヤツは贋作者として世界では有名でナ、

画家として成功者ではあるけど、一人の人間としてこれでいいんだろうか?
そのオークションで、高値で取引されて儲けた分を、おふくろの遺族とかに渡ったんですかね?

あと、張大千の作品を、美術館で見る機会はあったら、その家族が横浜中華街で放火したのを思い出しながら鑑賞します。



水上ホテルの心友会寮は、贋札製造工場なのに、定員250 人のところを432人もいれたんでしょうか?
セキュリティーが甘くないですか!

横転沈没事故は、何か裏がありそうですね?

こういうのを映画で表現すると面白いのですが、『村ぐるみで』偽造千円札を刷るに変えられてしまうのは欺瞞的過ぎて、作品の価値はなくなってしまう気がします。


A.I.で贋作

最近では、有名画家のタッチや作風、題材などを人工知能に学習させ、「新作」を3Dプリンターで出力
鑑定人に見せると、○○の未発表作発見!
なんて、コトになりそうな勢いです(笑
(すでに実験済み)

本物の定義が揺らぎそう・・・((;^^)ヘ..

Re: JJさまへ

> にせ札の そのまた偽札をつくっちゃったって。。。

うむうむ えてして、「プロ中のプロ」って人間ほど、そないな『アホそのもののミス』とかしちまうモンなのだお。
「惰性と慣れ」ってのが いっちゃん怖いっていえますデ はい。

> これこそを「因果」といわずしてなんだ!って話ですわねぇ。。。

はいはい さようでス。
けっして正義感ヅラでいうのではござんせんでネ、
逆にいうなら「その因果を蒙らないために」人間はダレしも、あぶない方向に向かわないに限りますってば!

> たとえ してはいけない悪い事でも、全身全霊で取り組んでしまう 職人的な「こだわりの世界で」。

日本という島国の民の 特性なんでしょネ うむうむ。
西洋人種のような「損得 メリット・デメリット」で考えないって傾向アリますわナ。
どぼちてそこまでこだわるアンタは!?って、カルトめいた犯罪が日本には多いそうな。

Re: タキさんへ

 タキさん いつもありがとうございます♪

>  なんともひどい話で あっけにとられてしまいました。

同意いただき まことにありがたいのですが。

でもま~~・・やっぱ こういうのも「時代性」なんですよん ええ。
実際 ひと昔前なんて、自動車交通事故が起きるならば、
ブツけられケガした歩行者の方が罰せられて当然!ってな次代すらあったのっですから ええ。

例の事故にしても、昭和26年って、ぶっちゃけ 戦争終わって「まだ6年だ」。。。
社会はまだまだ混乱してただろうし 余裕ってのもナイですよネ?

それに、「自由労務者」って・・思うのですけど、先の戦争に駆り出されたって世代「まさにその世代」でショ?
おそらくは・・ココロに相当の「トラウマ」抱えていたヒトらではなかったか?って。
傷を受けたそのココロは、戦後となっても キチっとした「会社」って そういった団体に帰属して、再び『忠誠をつくします!』って、そういう気にはなれないヒトらだったのだろうナ って。。。
PTSDってののカケラすらなかった時代、社会に誤解されたままの「漂泊のひと」わたいはそっちの方を より不憫に思えて仕方ないです はい。

Re: 長生きの秘訣さんへ

 長生きの秘訣さん いつもありがとうございます♪

> 疑いもせずに 安穏と過ごしているのですよねぇ はーー。

ま~~ダレしもそうでしょう うむうむ このわたいかて それだもの。

> なんだか「気を付けろ!お前がランチに食べたカツ丼(こんなだから太るのですが:笑)に入ってた肉 あれは犬の肉だゾ!」ってなこと云われた気分です はい。

 ジツにもって 身近な生活によりそった ご意見で♪
その 大事な「信頼」それを平気で裏切れるって瞬間に、ヒトのココロには確実に悪魔が芽生えているのですよん うむうむ。
「そんなおっかない事をするだけの度胸がナイ」って、そう思える長生きサンこそが『マトモな人間性』なのです!
「オレだったらもっとウマくやるのに」って、それは忌むべき「サイコバスの発想」ですから はい。

Re: サンシャインさんへ

 サンシャインさん いつもありがとうございます♪

> 完全女装の方は たしか手形詐欺師から手形をパクり返す回で、
> コスプレは 披露宴での 演じ物でしたっけ??

あらま~ よくご記憶で @@; 当人がスッカリと忘れております なはは~!(^^;

> こういう 仇っぽいというか、イタズラ心満載の格好が これまた

ま~ クルった チンドン屋のコスプレと嗤ってくらはいナ♪
わたいのばやい少なくとも「あんな恰好」してる際には、世のトランスジェンダーさんらとは「真逆で」
いっさいの「ときめき感じ」などござんせん いひいひ♪
ガキんちょの 返信ごっこの延長でさぁネ~~ イイ歳してなんらそのへん 進歩がございませんワ はいー。

Re: 八百政どんへ

> ボクはぜったい手伝いませんから!(笑)

あら・・冷たいやんか わたいら夫婦やロ??(テメエで吐きそう:笑)

ロックフェラー財閥のセキュリティー。。。
アレやろ?AI搭載の3D認識 1時間ごとにランダムで変更される暗証番号。
システムによって「侵入者」と認識された者は 無警告にてマシンガンで バババババ!! って。

でもナ・・そういった「デジタル技術の極限をくししたシステム」ほど、
意外なところに「大きな穴」アリよんのヤ。こないだそれ発見した。

だけんど しばらくは「それ」云わんことにしとこ~ いひいひ♪♪

Re: ちゃー子さんへ

 ちゃー子さん いつもありがとうございます♪

> ワタシは本当 月並みで申し訳ないですが ゴッホのひまわりと、ルノアールの絵が大好きで♪

エエやん! ナニも恥じる必要ナイですって。
ご自分が「好きだ」って感じるそれに なんら恥じる必要は無いです♪
ゴッホのひまわりはリクめも大好き。なんともいえない 生命力の息吹と、やさしく語り掛ける「なにか」がアリますよネ?

> たとえそれが カレンダーとしてついている完全なポスターであっても全然かまいません。

わたいもネ、ロートレックの絵が大好き!なんでおますが、
ホント、カレンダー付のポスターでなんら構いませんって思ってますよん ええ。
モノホンとかが欲しいだなんて気持ちはコレっぽっちもナイです はい。
その「絵」だってサ、自分が天文学的な金額で取引きされるってことよりも むしろ、
世界中の たくさんのヒトらに愛され 鑑賞されるってことを喜ぶはずだと信じます はい。

> 全員とは言いませんが、一部の大御所は、弟子とかに「お前が描いておけ」って命じて 自分は最後のサインだけって、
> それで世の中には その大御所の「渾身の力作」って紹介されている

ってか「それ」は かなり以前から「すでに在る」のでして ええ。
『プロダクション制』であることを堂々とカムアウトしている画家もひとりとかではないですしネ。
現代のマンガは それ当たり前ですし、江戸時代以前の浮世絵だって
考えれば「あれ」・・元の絵を描く「下絵師」がいて、「堀師」木に彫る職人 そして「刷り師」その3人の合作なんですよネ。

アレでしょうネ、名誉を独占するお師匠はんが、どんだけ 下の立場で頑張ってくれる者らを大事に、労働に見合うだけの対価を支払っているかが大事なのだと思います はい。

Re: 評論家きどりさまへ

 評論家きどりさん いつもありがとうございます♪

> >>おふくろをテメエが死ぬまで 暴力と罵倒で苦しめぬいた クソDV亭主だよ 

おせっかい承知で言うのですがネ・・・
「この手のハナシ」たとえ直にカムアウトされようが・・・
ぶっちゃけ『それ 100%アタマっから信じちゃキケンですよん』ってこと。
ましてや その相手がカークイってワルですから(笑)
今のところ 関係性は良好だけど、いつ・・牙剥いてエナミーの立場に変わるかもわかんない人間ですから ええ。
「は~そうなんか・・」っと納得するそぶり見せつつも、『マユツバちゃうのか??』って そう疑う「したたかさ」それも忘れてはあぶないですよ♪

>水上ホテルの心友会寮は、贋札製造工場なのに、定員250 人のところを432人もいれたんでしょうか?
セキュリティーが甘くないですか!  横転沈没事故は、何か裏がありそうですね?

昭和20年代ですからネ、「消防法」もなんもあったモンではないって、
そういった事例はヤマほどあったようですよ。
実際に似たような フェリー船の事故がフィリピンで起きてます はい。
「陰謀史観」ってのも やっぱコレも疑い出すとキリがないです。
どのよないきさつとかが在ったのかはわからないまんまなのおですが、
ソロバン勘定からするなら、ぶっちゃけ その荒業は見合わないだろう・・って感じますが。
下手コイた場合の ダメージの方が大きすぎるとも。
実際 航空機でも この「乗客の片側一挙集中」それの危険さについては挙げられてましてネ、
それをどうかしてくい止めるのが ベテランCAの腕なんだおすで はい。

Re: A.菊川鈴音さまへ

 菊川鈴音さん いつもありがとうございます♪

> 最近では、有名画家のタッチや作風、題材などを人工知能に学習させ、「新作」を3Dプリンターで出力
> 鑑定人に見せると、○○の未発表作発見!

ホント 3Dプリンターが創る 未来ってどうなのでしょ~ネ??
社会的に 公益性も高いとは思えるのですが、その反面のリスクもネ~~、
もうアリましたネ? 38口径弾丸をイッパツ発射出来ちゃうピストルを3Dプリで作るってレシピがネットで公開って。
ぶっちゃけ こんなモノ公開するヤツは『アタマだけイイ バカ!』だと思います はい。
こ~ゆ~のってのは、受験を勝ち抜くために ライバルをみんな ぶっコロしてくって発想と同じやんか(--;

有名な画家の作品を大金叩いて買う気持ちは、よく分からんです。
「本物は、やはり違うのだよ。」
って言われてもね〜。

ちゃー子さんのおっしゃる通り、好きな絵ならば、写真やポスターでもたのしめますよね。

ロートレックの絵だって、店の宣伝ポスターとして使われてた物があるんでしょ。
サティの曲 ジムノペディも、BGMのつもりで作ったそうですし。

絵画でも楽曲でも、それだけが際立つより、さりげなく溶け込んでる方が良いですね。でも、
「もお〜、体の一部になってるからぁ〜」
とは、いいたくないですよね。

終戦直後の横浜は、ヤバイ感じの大事故が結構ありますね。

Re: アツシさんへ

 アツシさん いつもありがとうございます♪

> 「本物は、やはり違うのだよ。」
> って言われてもね〜。

わたくし思いますに・・ネックは『本当にその作品そのものが欲しくてたまらないのか?』
それとも・・『その美術品が担保する《価値の値段》に見せられているのか?》その2つではないか?って。

> ロートレックの絵だって、店の宣伝ポスターとして使われてた物があるんでしょ。

ってより、むしろロートレックの「絵」ってのは、
かの名高い 今もパリに現存する あの『ムーラン・ルージュ』
その店の 街頭に貼るためのポスター描きとしてが ロートレックの絵描きのスタートでして はい。
当時の人間はダレも、小人症でセムシであるロートレックが「まさか!」
世界の美術史に載る 大絵描きになるとは思わなかったンですナ うむうむ。

> 絵画でも楽曲でも、それだけが際立つより、さりげなく溶け込んでる方が良いですね。でも、

「まさにそれ」なんだって わたいも思います はい。
モノの価値観も判然とはしない ちいさなお子さんに愛でられるような「絵」それこそが、
いっちゃん幸福な絵であるって思うのですネ♪
財産であり資産である前に 美術品とは より多くのヒトの目にふれてこそナンボである って。

> 終戦直後の横浜は、ヤバイ感じの大事故が結構ありますね。

ありますことありますこと。。。
それも「おっかない」のは・・表に公表されてます「記事内容」ってのと、
ホントの「真実」には かなりの温度差がアルってのが珍しくないってところで。

懐かしのフェルメール

ゲゲッ、レイモンド・カークイがあの超有名で豪放磊落な張大千のご落胤だと!
本当ですかい????
いやー、スクープもスクープ(@@)
これまでも散々リクさんを嵌めて来たあのカークイですから、俄には信じられませんが、他ならぬリクさんのブログだから敢えて信じるわけですが・・
DNA鑑定で証明すれば?って、今でもなにかしらタンパク質のかけらくらいは残っているでしょうに・・

のっけから、カウンターを浴びてしまい頭がクラクラ気味のピエロでございますが、読みすすむ内に「フェルメール」が・・
懐かしいなぁ・・
Pop Artと共に心酔していたのがバッハとフェルメール
中世・ルネッサンスそしてバロック、ブリューゲル等のフランドル派が好きだったことから、オランダ、ベルギーの画家には目がなかった

フェルメールといえば言わずと知れた「ラピスラズリ」の碧と「カメラ・オブスクラ」を使った勘に頼らない近代的な観察法で光を見つめて来た画家
20代の頃には勿論画集を頼りに、何度も模写した思い出がありますよ、ええ
インターネットが無い時代ということもあり、もっぱら書籍で得られる知識をもとにテンペラや旧い油絵の技法を研究しておりました

ご覧になって分かるように、彼の描いた絵にはまるで一眼レフカメラで切り取ったような空間があります
被写体深度や映り込みや環境光をじつに上手く使っています

絵画(芸術)は実利というよりは、ココロに何かをもたらすことが出来るものです
碧天を観てボクラは何を感じるのでしょう?
「碧」は人に『無限』の感覚が呼び起こし、純粋で超自然的なものへ近づきたいという欲求で充たしてくれる
碧は太古から神聖な色として存在し続けるもの
クレオパトラのアイシャドウは何とこのラピスラズリだった!
紀元前から「ラピスラズリ」に人は魅了されて来た
フェルメールは超高価なラピスラズリの群青色(ウルトラマリン)に強くこだわり、いつも多額の借金を抱えていたのは良く知られています

さて、美術品ことに絵画については、「贋作」の定義は作品のコピーではなく「作家のスタイルを真似た作品」が多いのが事実
なぜなら完コピーだとタブローの場合は皮肉にも逆に偽物だとバレてしまう確率が高くなってしまうから
そこでファン・メーヘレンは、フェルメールの初期の宗教画と後期の世俗画との間をつなぐ空白の時期にフェルメールが”描いたであろう”ような絵を描いたわけです
(バレないように16~17世紀の他の画家のキャンバスを剥がして使っていた、ウンウン)
このあたりが、印刷技術をベースにおく偽造紙幣との大きな違いでしょう
元々画家だし、修復技術者でもあった訳だから、当時としてみれば先ず見破るのは困難だったことは容易にわかります

もし複製を全てニセモノと定義すれば、あの人も・・
地獄門の上で考えにふける男、あの有名な「考える人」を作ったロダンは素晴らしい彫刻家と言うよりは、自分が粘土で生み出した作品を大理石やブロンズの「商品」に替えて売りまくったビジネスマンだった
何せ、弟子と言うか従業員は50人以上いた訳で、最終工程はかのブールデルなんか仕上げていたわけで・・・(@@)
こうなるとロダン作?それともブールデル作?
まぁ、ロダンはもっぱらトップセールスが本業だったようです
廉価なミニチュア版はよく売れたそうですね

美術館の売店でのお決まり商品は「レプリカ作品」
勿論ボクラは「おもちゃ紙幣」と同じ感覚でその「お土産」を買って帰る
しかしよくよく考えて見れば、その時何気なく使っているモノホンのお金はその1枚1枚だって、一つの版から作られたコピーにしか過ぎないものだけれど・・・

Re: pierrot le fouさまへ

 pierrot le fouさん いつもありがとうございます♪

流石に 美術に関しては 白眉ともいえます ご知識ですね♪
ピエロさん相手に ヘタなこといえませんので緊張してしまいますが(^^;

カークイの告白の件・・評論家きどりサンへのアンサーでも書いたのですが、

『100パ~盲信は出来ないねぇ そのハナシ・・・』ってのが このボクちんの正直なところで。
まあ 今のところ カークイにおける「神話のひとつ」としておきましょう。
なんせが「逸話」の多い人間ですから ええ。中華街の関帝廟には過去 放火未遂起こしてるし(火災保険金が 当然絡むヤバいハナシ)
公判継続中だった 昭和最後のウラ世界のフィクサー 許●中を国外に逃亡させるって、その手引きにもなんらかかかわっていたって噂もある・・・
ンなヤバい人間です。信頼しても「信用は出来ない!」親戚づきあいはしたくないッス(笑)(^^;

フェルメールといえば・・宮津の時代。オヤジの部屋の壁に、ポスター・・・
それが時代的&趣味的に ジミヘンだったりジャニスってならわかるのですがネ、

ナンでか?? フェルメールの「取り待ち女」等身大のワリとしっかりしたポスターが大事そうに貼ってありましてネ。
やぱ好きだったのですかねえ??フェルメール研究者の評価では「それ」かなり異質な作品だっていわれてますが、
それゆえの贋作疑惑も一時期 立ったそうでありますが、
ミュージシャンにも 色んな曲調の曲があるように、コレもやはり、フェルメールの「一面」のつだったのですかねえ?

「プロジェクト問題」
ゼンゼン素人のわたいが云うのも憚れますが・・・
それでも 北斎が、年齢と共にその画風が微妙に変化しているって それはわたいですら判るのでありますが・・・

だけんど「東洲斎写楽」なんかは、あきらかに・・・Popart的な「前期作品」と、妙に「まとまっちゃてる感」が強い「後期作品」では、
やっぱ アレは『ベツの下絵師による作品』だと思いませんか??

わたいとしてはヒミツの鍵は版元であります「蔦屋」にアルような気がしてなりません はい。
当時 歌麿を他の版元へ引き抜かれ、蔦屋の主人 重三郎も、山東京伝なんかと 寛政の大獄だっけ? 手鎖50日ってな「前科者」となって 経営がひっ迫してた筈。

あの「写楽」ってのは、存在そのものがミステリーのままですが ヒョっとしたなら?
アレは 個人の異能な絵師が居たって考えるよりも、むしろ その完成までの作業にかかわるスタッフ全員らによる
一種の『写楽プロジェクト』だったのではないかなあ?? って。」

でも、古来より『写楽の研究に没頭すると 家が廃れて終わる』とも申しますから、このへんにしときます いひいひ♪


予告めいた「お知らせ」・・・。
次作ではチトわたくし かなりの「暴論」をば展開させてまうって思います はい。

それですが、あくまでも『世のよろしくない風潮』それを糾弾するものであり、(世の権威を盾とした 狭量なグルメによる《決めつけ》をボッコボコに叩きます)
特定の個人 モチロン ピエロさんをケナす気など1ミリもござんせんので(^^;
読んでムカついても ディスプレイ叩いて乞わないようにお願いします はいー。
プロフィール

港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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