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通常とチト異なる『 荒くれ文学館 』

 リクでぇ~ス
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 え~~今回 取り上げます『 蕎麦の味と食い方問題 』って・・・小説ではなくて コレは「随筆」なのでアリますルが。。。

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だけど正直、この作者であります 「村井 政善」って ぶっちゃけダレぢゃ?? エラいヒトなんか??


やはりみなちゃまが 確認するにしてもおカネかからない方がよろし~ってことで、いつもの「青空文庫」

 http://www.aozora.gr.jp/cards/000312/files/2036_22712.html

↑に掲載されています。それほどの長文ではなく ココのその殆どの部分コピペしてますけどネ。


 https://www.youtube.com/watch?v=JqeMv6IgU3E

 ↑ にこの村井氏をカンタンに説明しています ご興味あられる方はググってみてくらはい。

ま~~~・・・ひとことで云うなら・・・『通人ぶった俗物そのもの!』でス(笑)

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リクめが いっちゃん クチには出さずとも ココロの中で『 けっっ! 』って、毛嫌いするタイプの御仁。

いつもの 荒くれ文学館と違うところはだ、今回に限っては『気に食わないから 取り上げる』って(笑)(^^;

要はこのオッサン(遂にオッサン扱いかヨって・・)戦前の昭和の時代に食料・栄養分野で、公営の機関の責任者的立場を経てきた「エリート」。

当時の貴族とかからの支援とかも受け、早いハナシが『食物分野に関してはワタシこそが!この国の第一人者である 控えおろぉ!』って、そっくり返ってやがんのだ うむうむ。

虎の威を借るキツネの如し ジャイアンにゴマ刷る スネ夫とイッショですナ。

とにかく・・・この村井って御仁の書いたエッセイとかが、ズっと後年になって、

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        息してんのかこの御仁?

ぶっちゃけ・・バブルの当時とか わんさか!出ましたやんか?いわゆる『ミョ~にムカつくグルメ評論家』それをば誕生させる《コヤシ》になる役割を果たしたのがコイツ(笑)であろ~~とネ。


このリクちゃまにおけます「基本スタンス」でもアルのでおますが・・・

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           落ち着け!要は「単に蕎麦」なんだワ。。。

殊・・「ヒトのクチに入るべきモノ」それについて、『テメエの物言い 考え方こそが《真理》だ!』ってな言い方するヤツは でぇ嫌れぇだ! ってことで。

ぶっちゃけ 他人の「舌」それが その食べ物とかを 具体的・物理的問題として 味とかを感じ取っているのかが・・『オメエは判るってのか??』
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           このよな感じの おそば屋さんが好き♪

美味い 不味い ってのは「あくまで」・・テメエっち個人の感慨でしかあらへんやろが?

ワシは思うド・・『この世には《不味い》は無い。あるのは《自分の嗜好と合わない》それだけ』だとネ。

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         お子さんが不憫に観えまス・・・

ほんで「食」に ヘンな概念おっつける筋も「大嫌い」。一部のカン違いした 自称《ナチュラルフード志向の人間》・・ジャンクフード喰うナ! ニク控えろ!

だけんど、マリファナとかって ご禁制薬物を礼賛してたりって、ヤツらが崇拝するのが決まって『ボブ・マーリイー』ザケんな!あの御仁なんかはナ、

自然主義貫徹してたなら、悪性のメラノーマ患って、最期は脳腫瘍に肺&心臓部のガンで 36歳の若さで おっ死んでンだゾ!説明してみろ!
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        ってか・・害毒の根本はこのマリファナとチャウか??

メラノーマなんて ありゃ完全に原因は「紫外線」と「遺伝」やゾ?食い物で この世のすべての問題を凌駕出来るってな発想は「キケンだ」。


本題に戻って(笑) 村井って御仁 「そば」について 文章で述べておられるのですが・・・

わたいとして チャチャ入れる態度は 徹底して『ンな訳あらへん』ですから今回は(^^;このわたいが気合い入れて(?)ワルクチ三昧に陥るなら コレほどひでぇ事くっちゃべるってことを お楽しみくらはい いひいひ♪
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 その昔、武士と通人は「もり」、町人は「かけ」を好み、百姓は「饂飩」と定まっていたという話があります。
 
 蕎麦の味は「もり」にあり、種物食うべからずという位のものとされているなどと通人はいっています。この「もり」の水が切れるか切れないかというちょっとした間は、蕎麦の一番旨いものとされているのであります。水気が多く残っていてもいけないし、またもそもそにのびてしまってはなおさらいけないもので、旨いという時は水気を切ったその時であります。
 
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 蕎麦は硬い方がよいなどと通人のような「キザ」なことをいって、生蕎麦を食って喜んでいる人もあるというから、人はさまざまであります。
 
 専門家にいわせると、「もり」は蒸籠の四隅に盛って平らにならして出すのは本当であるといっています。そうすると箸でつまんでするするといつまでも続いて立って食わねばならないようなことになって、これがよいとされているのでありますが、面倒といった風に真中へ盛り上げて四方に広げるものですから、引いても引いても蕎麦が固まり続いて、顔を横にして食い切ったり箸ではさみ切ったりすることになります。これは蕎麦屋の職人が悪いからでありますが、これなども主人の心得一つであります。また素人で通ぶって「どうも蕎麦は箸ではさんで千切れるようなのはいけない、するするつながって来る方がよい」などという人があるのですから、段々蕎麦も悪くなり、また職人も不真面目になってごまかしものを作ったり支那蕎麦を拵えたり、時には蕎麦か饂飩の見分けのつかぬものを作るようになるのであります。

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 蕎麦の食い方は、箸ではさんで尻の方を一寸三分ばかり汁へつけて、箸の方から口へ入れ、一度汁のつかないままで、口でしめしてから本当の蕎麦の味と香気を味わいて後、静かに汁のついている方を吸い込んで煮出汁の味が分るものであります。
 
 著者は、時々宅に取り寄せて食べることもありますが、これは第一まずい。蕎麦屋に行って食べるような味はしないので、食べ方研究のためなどと口実をもうけて出かけることも多いが、近来蕎麦屋へ行ってもまずいことが多い。第一椅子に腰をかけて靴のままで蕎麦を味わうというのですから、旨かろう筈はない。また端で食べている人々を見ても如何にスピード時代とはいいながら、「かけ」を食べているのか「もり」を食べているのか分らないようで、「もり」を食べるに、汁の中へ薬味をうんなり入れ込み、その汁へ蕎麦を浸け込んで食べている人が多い。丁度「かけ」の冷ましたものを食べているようであります。これは蕎麦の味などの知ることがない、ただ醤油の辛味と薬味の味を減ずることと、多く食べて満腹するに過ぎないのである。停車場のプラットホームや特殊の料理は別として、本当の蕎麦を味わうには、やはり畳の上で静かに座して食べる方が真の味があります。
 
 近来椅子に腰をかけて蕎麦を食べている客の大半は、蕎麦を食べることを知らぬ人が多い。稀に真面目に食べている客もあるが、実際は知らぬのである。前にも述べたごとく、ざぶざぶと汁をみんな猪口に入れ、それへ葱も大根もごたごたに打ち込んで蕎麦を入れると、その猪口の中を箸でこね廻し、そのままかき込むといった風で、甚だしい客になると、ここの家は馬鹿に「ケチ」で汁が少ないなどと小言をいいながら、すまないが少し汁の代りをくれなどといっていることも見受けます。こんなことであるから旨い蕎麦も食べられぬし、また蕎麦屋泣かせにもなる。であるから、こんな客の多い家では、蕎麦も汁もまずいが盛り沢山であります。
 
 ある蕎麦屋の主人の話でありますが、汁物では「天ぷら蕎麦」は大衆向きのものですが、あまりいいものではありません。どっちかといえば素人だましの代物で、通人は「花巻」を好みます。それは、良い蕎麦で良い汁で、それに良い海苔をばらっとかけるから香気も良いし味も良いのです。これはこの海苔が千金の値打ちなのになぜ「薬味をつけないか」と文句をいう客があります。馬鹿だなァと思うこともありますが、お客だから出します。すると葱を海苔の上からばらばらとかけます。これを見ると、アアもうおしまいですよ。
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               コレが 花巻そばでス

 早い頃はこの「花巻」を頼んで薬味をくれなんていう人は、まあ千人に一人だったが、この節は「花巻」を食う客も少ないが、十人に八人までは薬味をくれというので、私の家でも最初は頑張って薬味はつけて出さなかったのですが、つけなければきっと「くれ」といわれるので面倒臭いから今ではつけて出していますが、時にはこの薬味をぽっちりとも使わずに帰る客があります。こんな客を見ると「まだ東京にも粋な人がいるなァ」となつかしく思うことがあります、と話していました。
 
 しかし近来大衆は、蕎麦の味を本位にする人が少なくなって、ごたごたしたものを好むようになったようであります。次に蕎麦の味について二、三の方々の説を略記して御参考に供してみましょう。

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・・・って 放っとけっっっ!!! なんで(笑)

みなちゃま 見逃してはいけませんゾ・・《 その昔、武士と通人は「もり」、町人は「かけ」を好み、百姓は「饂飩」》って、

ココにこそ!通人ぶった ぶっちゃけ「半可通」の【げに勝手きわまる 決めつけ】・・それが在ります はい。

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            サムい日の「鍋焼きうどん」の誘惑に
        敢然と立ち向かえる勇気をわたいは知らない(笑)

『あんだぁ?けっ!蕎麦なんてのはナ《もり》それでなきゃ 味はわかねぇんだ このトーヘンボクめぃ!』どんな貧乏人でも 一瞬でなれます「最底辺のグルメの物言い」(笑)
 
ホント思う・・・『たかが・・《くいもん》でそんなにイバるなよナ』って。。。

このわたいとてもですネ、たしかに「そば」って食べ物ですが、傍らに そばの蒸籠を幾つも積み上げるって あの行為は 正直『粋ではない』って気持ちはあります はい。
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「そば」は けっして「大食いの対象」それに向くモノではないってのはわかります。

でもネ・・《テメエと趣旨が合わない 他人の行為を指してアイツは野暮の骨頂だ》とかって、クソミソに貶すって態度はどうなんだろか??(--;

ホンマ思うのですよん・・『うっせ~!!ソバぐらい好きに食わせやがれ!!』って はい。



 《 佐々木博士の話 》
「蕎麦が売れなくなったということで、蕎麦に色をつけると話を聞いたが、それはよいことだと思います。豆の粉で色をつけることは栄養上からしても悪いとは思いません。色素からしても青竹色は悪くはない。蕎麦が段々売れなくなったということは、近頃の若い人達は風味ということなどはあまり考えないようであります。私も女学校などへ行っていますが、学校では栄養価のみをいって風味などは全然おるすであります。私も蕎麦好きの方で、一週間のうちに蕎麦を食べない日は二日位です。栄養価が分ったのですから、早く皆人達に食べさせたいものだと思います。今は時代の変わり目でしょう。昔の人は風味をいいましたが、今の人は栄養を主とします。それには牛乳を混ぜるとか卵を混ぜるとかいうこともよいと思います。食べて悪い感じさえしなければ、それと蕎麦の本質を考えて、何を混ぜるにしても栄養価を失わぬようにしたい。饂飩の中に蕎麦を混ぜてもよい。そうすると今の蕎麦と同じものになるかもしれないが」と話されたことがある雑誌に書いてありましたが、著者が思うに、佐々木先生としては栄養学者の第一人者でもあり、また蕎麦研究については最も権威者でありますから御説もごもっともと存じますが、しかし著者も栄養研究所に在職中、栄養ということを主として、饂飩や蕎麦に先生の前説のごとくバターとか牛乳、煮干粉など種々なものを粉に混じて打って料理したこともありましたが、旨いとは思いませんでした。時としては旨いと感じるものもありますが、これも一時的のもので、度々食べるとあきが来て、結果蕎麦は蕎麦切として食べた方が旨くなって来るようであります。女学校で料理を教えるように、栄養々々といっていては栄養となるべきものも結果、不栄養となることも多くなりはせぬかとも存じます。一例を申しますと、最も栄養価のあるものでもその人の嗜好に合わぬものはしたがって旨い感じをいたしませんから、まずいまずいと思って食べたものは、さのみ栄養にもならぬものと存じます。
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 近頃の学校方面の人は栄養病にかかっているようで、実際栄養の摂り方を知らぬのではありますまいか。過言のようではありますが、実際蕎麦切としては、蕎麦切の味がなければ別に蕎麦でなくとも他に栄養豊富なものも沢山ありましょう。支那蕎麦のごとく蕎麦そのものに味のなきものであれば、汁やかやくをごたごたにして蕎麦の味を食うのでなく、かやくや汁を食べることになってしまうのであります。十人十色と申しますが、そのうち食物ほどまちまちのものはないということができます。なぜならば、著者自身のことでありますが、子供の時に食べたものとまた青年時代に食べたものと五十余歳になった今日とは、全く食物の味、否いな嗜好が変わって来るようです。これは著者のみでなく一般の人々もそうであろうと考えます。で、蕎麦そのものには蕎麦としての栄養価があり、またしたじ(汁)にはしたじとしての栄養価があり、あるいは他に使用する品々もそれぞれの栄養価を持ち、蕎麦切として打つには、鶏卵も多少なりとも用い、山の芋や自然薯のごときを使用している訳ですから、特別蕎麦粉の良質であって風味良い粉の中へ混和物をしてまずくして食べないでも、蕎麦そのものの料理の仕方によって他にいくらも栄養分を摂ることができようと存じます。これは学者先生方に対し失礼なる言葉と存じますが、料理者として一言付記すると共に御指導のほどを書中ながら願う次第であります。

 《 堀内中将の話 》
 お国自慢、信州蕎麦。あれには昔から食い方があります。大根をおろした絞り汁に味噌で味をつけ、葱の刻みを薬味とし、それへ蕎麦をちょっぴりとつけて食うのであります。ただし蕎麦は勿論、大根、葱、それぞれに申し条があります。
 
 大根は、練馬あたりで出るような軟派のものではいけません。あんなに白くぶくぶくに太ったのは、水ばかりで駄目であります。アルプス山麓あるいは姨捨山などの痩土に、困苦艱難して成長したものであって、せいぜい五寸、鼠位の太さになっているものに限ります。同じ信州でも川中島や松本平のものではやはりいけません。これをゆっくりと力を入れておろし、力を入れて絞ると、ぽたりぽたりと汁が出ます。肥土のところへできたやつは、絞ればしゃあしゃあ水のように出ますが、水飴のように濃く固まってぽたりと落ちます。これは大根に「のり」があるといって旨いし、第一ひどく辛いのであります。
 
 味は、味噌でもよいが、醤油でもよいのであります。好き好きだが、私は味噌の方が好きであります。それへ入れる刻み葱もまた肥料の充分に利いた畑でできて、白根が一尺もあるような、俗にいう根深は風味がないのです。大根同様、痩土に成長して五寸位のもので、信州でも若槻のが一番よろしいのであります。
 
 大根をおろす時は「頭をぶんなぐれ」という諺がある位で、腹を立てて、うんうんいっておろす位の硬いものがいいのです。軟らかいものは甘くて蕎麦の味とぴったりとこないのです。この大根、この葱で拵えた汁の辛いというものは眼の玉がとび出るほどで、従って汁をたっぷりつけたくともつけられないのであります。
 
 大根は皮つきのまま、必ず尻っぽの方からおろすとよいのです。これを逆に頭の方からおろすと、ぐっと辛味がなくなってしまう、不思議なことです。
 
 そこで蕎麦でありますが、これがまた問題で、信州では実は蕎麦はもう贅沢品の中に入っています。どこもここも桑畑になって、まるきり蕎麦などを作る処がなくなってしまい、自然本当の蕎麦粉は非常に少ないものになっています。
 
 粉は戸隠山の産、これも「蕎麦の木」がようやく六寸位のものからとります。和田峠付近のもまあよいのです。
 
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       「更科一番粉」の蕎麦はこんなにもマッシロ

 更科蕎麦というが、もうあの辺では蕎麦らしい蕎麦は食えなくなっています。長野、松本など勿論駄目です。かろうじて蕎麦らしい蕎麦を食い得るのは、今では僅かに一茶の柏原付近ぐらいのものでありましょう。また日本料理研究会々長の医学博士、竹内先生は次のような話をされています。
 
 浜町花やしきに「吉田」という蕎麦屋があります。そこは昔からなかなか売ったもので、このうちの「茶蕎麦」はまず天下一品でありました。ところがひょっこり「コロッケー蕎麦」という妙なものを売り出し始めた、ああいけないなァと思っているうちに、もう駄目でありました。蕎麦はぐんぐん邪道へ落ちてお話にならなくなってしまいました。下谷池の端の蓮玉庵もなかなか旨いもので、十五、六年前は蕎麦食いたちは東京第一の折紙をつけ、私なども毎日のように通ったものですが、これも今はいけなくなり、蕎麦そのものの味と下地の味とがどうもぴったりと来ないようになったのであります。
 
 神田の「やぶ蕎麦」もいいが、ちと下地の味が重い上に、器物に不満のところがあります。私の一番いいのは、月並だがやはり、麻布永坂の「更科」で、あのうちの「更科蕎麦」には何ともいえない風味があります。初めは「並のもり」といういわゆる駄蕎麦ばかりを食ったものですが、しかしこれを段々やっているうちにあの白い細い更科の方がよくなり、駄蕎麦の方も旨いには旨いが、味が重いし、舌へ残る気持も少しべっとりとする。更科は少しあっさりと過ぎる位に淡々たるところがいいようであります。
 
 牛込神楽坂の「春月」もよろし。「もり」「ざる蕎麦」何でもよいが、あのうちの下地に特徴があります。この方の通人にいわせると、蕎麦は下地をちょっぴりとつけてするすると吸い込むものだというけれど、私はやはり下地を適当につけて口八分目に入れていくのがよいと思っています。
 
 信州から蕎麦粉を取り寄せて打ってもらって食べることもあるけれども、どうも旨くない。蕎麦屋に頼むものでありますから、東京式に打つので、自然饂飩粉などを多く入れるのでこんなことになるのではないかと思って悲観しております。(『食道楽』誌より)

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・・・ああヤだ ヤだこと・・(--;

世の著名人 インテリだって、要するに「権威」をだ・・・テメエっちの文章にインクルードさせることでもって、

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         「いけすかない奴」得意の手法だよネ

テメエの文章の 薄っぺらさ、そして自信の無さを誤魔化そうとしている その態度のイヤらしさったらアナタ。。。
 
「そば」ってのは たしかに、「ルチン」をはじめとした 栄養素学的にもまことに優れたモノでありましてネ、ソバの実1つ1つが「胚芽」ですから。

だけんど けっして!『ドコドコのそばであらねば そばにはあらず』って このよなジツにもって 勝手な決めつけこそが、昨今でも 独断的に美味不味いを断定したがる「野暮天」の数を増やすのだ うむうむ。

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    「いいもの食ってる自慢」・・・俗物根性の極みですナ


考えてもみよ~~・・年に1,2度、クルマとか飛ばして 長野の信州そば 越後の へぎそば、京都の ニシンそばって、名高い名店を巡るって御仁よりも・・・

おウチで 毎日のように「マルちゃんの たぬきそばCUP」食べてはるヒト、そっちの方が、
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断言できる・・『確実に《そば》って食物の持つ 栄養学的効用摂取出来ている』ってネ♪

インスタント食品礼賛ではアリませんヨ。リクめかて《おソバ》は インスタントではなく、時間を要してこさえるのが 望ましいとは思ってます はい。

だけど書きましたように「そば」ってのは、大食するべきモノではなく、あくまでも《チョイと手軽に 小腹満たすべき料理》それなんだワ。
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         わたいはこ~ゆ~雰囲気の中 食べたいなぁ。。。

ぶっちゃけ そこに、金持ちも貧乏人 通も俗物も『 関係ねぇだろが! 』ってこと。「生活スタイル」なんだお この現代においてはネ!

ホント・・真に思うのだワわたくし。。マル1日費やし ヒイヒイ云いながら 自分家と遠く離れた場所まで『ソバ食うために』出かけずにはおられないってヒトよりも・・

散歩のついでに気楽に立ち寄れる近所の、名店でもナンでもない『おソバ屋で』うんこのレベルでボクちんには充分だ 美味しいナ♪って、

そうやってココロから満足できるってヒト そっちの方こそが【 ヒトとしてよっぽど健全で 幸福じゃんか 】ってネ。

ドコ行っても 美味い蕎麦にあたらないンだってボヤくならば、いっそのこと『テメエで作れヨ ソバを』って云いたい。

試行錯誤しながら 時間思いっきりかけて作ってヘトヘトになってみやがれってんだい。そ~なりゃ しめたもの。ぶっちゃけ どんなにかクソみてぇなソバだって、テメエでこさえたそれなんだ。極上の満足が得られるってモンだゼ ええ?

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(酒井章平氏の話)
 粋の「蕎麦の味」を売り出したらどうかとも思う位であります。東京有数な藪忠ではむしろ道楽商売になっていて、東京蕎麦の真の風味を常に楽しむことは不可能といってよい。半分の「つなぎ」を入れているのはまだ正直な方で、近来は小麦粉に色をつけて胡魔化しているのが多いのであります。
 
 これというのも技術が非常に難しくて、これだけの職人を養っていては「蕎麦屋」が立ってゆかぬために、漸次「今様の蕎麦」がはびこり出したのではあるまいかと思います。
 
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 例の食道楽の大谷光瑞氏も、真の「蕎麦」の風味は太くして切れ切れのでなくては本当でないとまで負おしみをいっておられる位で、これほどまでにそばの真の風味をなつかしみ、求めている日本人が何故にこの満州人に知識を借りなかったのであろうかと思います。
 
 今までの日本人は、あまりに彼等を軽蔑し、あまりにお高くとまっていたのではありますまいか。眼を開けば到る所師ありで、人もあなどり、ものをいやしむ心の生じた時向上はない。今までの満州植民者が食物の点において、確固たる方針を定め得なかったのも、一面はかかる心持ちにわずらわされていたものではありますまいか。軽侮する者はまた恐るという通り、一方にはむやみに支那農民の食物は粗食でついてゆけぬと考えていると同時にまた反面、包米ビーンズに高粱飯を食わねば満州農業移民は成立せぬなどといっています。「閑話休題」蕎麦は栄養価値中、重要の地位を占むるところの蛋白質に関して穀類中まことに優良なるものを含有しています。
 
 鈴木梅太郎博士が「満州に蕎麦のできることは満州植民者にとって実に幸福なことである」といわれるのもこの料理法であってはじめてうなずかるるものであります。(『糧友』第八巻第九号による)

 蕎麦の真味
 何に限らず、料理し過ぎたものは風味の悪くなるものであるも、不味なるものには他の味を求めなければなりませんが、実際の味は各々別個に持つもので、蕎麦のごときも蕎麦そのものの味をたっとばねばならぬは勿論のことで、蕎麦そのものには栄養分を豊富に有しているものでありますから、蕎麦粉の中へつなぎまたは味の向上を計る味の素など以外のものを混入する必要はないと思われます。
 
 蕎麦の味は、要するに蕎麦切として食べることにより、真価を知るという結論になるのであります。

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日本が 当時 関東軍によって「満州国」を展開していた当時の記述ですから 時代性が現れているのですが。

もうこの 昭和初期の当時から既に「外国地産のそば」って、この物言いについてダケは ナマイキですが評価に値するとも思えまして はい。

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昭和50年代になって、日本の 蕎麦屋、名店中の名店と称される 浅草は 並木藪蕎麦の店が、突如 夏場時期の蕎麦粉を 国内産ではなく、タスマニア産の蕎麦粉をば導入するって発表したトキには チョっとした騒ぎになったそうで。

マンガ『美味しんぼ』でも この事項について取り上げられていますが、要するに『使ってみたならコレが美味だった!』って けっこ~な衝撃で。

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ジツのとこ そのタスマニア産の蕎麦粉を納入したのが リクめのおります 我が社で(その後ルートは現イオンへ委譲)。

それゆえ 思うのですが・・・ヒトがクチに入れるモノ、それについて、「度を越えた 国産品第一主義」ってのは いかがなものか?? ってそう思う うむうむ。
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            このオッチャンみてぇになってまうド・・

だってサ・・「わかりゃあしないのだから」。。。スーパー広告によく載ります『お得な牛肉セール』ってアレ、みなちゃま どのよな「カラクリ」かわかってます?

ああいうのはネ、仔牛として産まれ、外国農場で中サイズといなるまで そこの現地で育てられ、日本へと空輸で輸入・・・

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で、日本の牧場とかで『21日』エサ与えられて育てられるならば・・ぶっちゃけ 「22日目からは」堂々と!『国産牛』って名乗れちゃうンですナ うむうむ。

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『ンなのインチキじゃん!』って思いますやロ?? でも仕方ない・・・コレこそが今現在の 畜産関連条例が産み出す『法の隙間』なんですから ええ。

さすがに松阪とかはそれナイらしいですけど、仮に行使輸入した牧場の住所が山形とかだったなら、その肉は「山形牛」ってなるんだお・・・。
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       ぶっちゃけ・・「ヨネ●ワ牛」って、騒ぐほどウマいか??

だけんど わたいは こ~も思うのだ・・・。『そういうの 知らない わからない って方のがヒトとして幸福だろう』ってネ。

食べてみて速攻で、その牛肉の偽装のカラクリ『わかったぞお!!』って判断できる程の《舌と味覚》そ~ゆ~の有してル方のは かえって「不幸」だと思う。

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むしろ「こだわるべき」は、その食べている肉の「美味さ加減」ではなくて、《その肉の安全性》なのだって思うのですネ。

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 蕎麦切のつなぎ
 蕎麦のつなぎは、鶏卵、自然薯、長芋、薯蕷やまのいも、大和薯、仏掌薯つくねいもなどを使用します。しかし仏掌薯は蕎麦切をやや硬くする恐れがあります。
 
 鶏卵を入れて打ったものは、他のものに比較して蕎麦の量が非常に増すものであります。
 
 これがつなぎについて藪忠老人の話によると、
 
 (イ)鶏卵つなぎは、蕎麦粉一升に(百匁六個位の)卵二個、これに清水を増してこねます。また挽粉の荒い場合は一個を増して三個といたします。
 
 (ロ)薯蕷つなぎは、これは生でおろし込むことが普通でありますが、でき上がりが軟らかになることもありますから、薯蕷の乾粉を使用すると佳良であります。その割合は、蕎麦粉一升につき薯蕷粉八勺です。
 
 (ハ)葛粉つなぎは、蕎麦粉一升につき上葛粉五勺の割にするとよいとのことであります。
 
 なお東京市内ではないと存じますが、場末の蕎麦屋なり駄蕎麦屋では、鶏卵も薯類及び葛粉などを用いないで、米利堅粉を「つなぎ」に多く入れるところがあるかのように聞いています。その内ひどいのになると、蕎麦粉四合につき米利堅粉六合、即ち「四分六」の割にしているのもあるそうです。次は蕎麦粉五分の米利堅粉五分の半々位のものもあります。しかし実際蕎麦の「つなぎ」とするには、三割の米利堅粉は普通でありましょう。人によると、なァに一割でも二割でもつなぎなしでもできるといっていますが、これは当てになりません。
 
 (ニ)昔は馬方蕎麦を打って
 蕎麦屋の職人の達者な者は、昔馬方蕎麦を打って、板前の腕を磨いたという話であります。
 
 その馬方蕎麦というは、四谷にあって俗に「四谷の馬方蕎麦」といって有名であったようであります。この馬方蕎麦、その他昔から有名であった蕎麦屋について蕎麦通の高村光雲翁の話では、御維新後、蕎麦は「もり、かけ」十六文、店の前の往来へ大抵正面に「二八」横の方に「二八蕎麦」と書いた大きな「あんどん」がおいてありまして、下開きの幅の広い板が台について障子紙を張ってあり、横長の「かけあんどん」には「そば、うどん、もり、かけ」と最初に書いて、それから「花巻、玉子とじ、天ぷら、しっぽく、南ばん」と順に右から左へ縦書にしてありました。これが夜の四つ(今日の午后十時)まではとぼとぼと道を照らしていたものであります。ところによっては往来のこのあかりがひとしお淋しく感じさせます。
 
 武家は余りまいりませんが、町人は食べに行きます。家の内の拵えは今と大差なく、やはり切り落としの土間になっていて、そこに八間がついていました。この八間というのは、今の人々にはちょっと分りにくいけれども、いわば大きな紙の傘で、その下に土瓶形をした金物の油つぼがあって、その口へ火がついているのです。油煙がどんどん出るので、八間へ張った紙はすぐにくすぶったものであります。蕎麦屋とか湯屋のあかりは皆これであったのであります。
 
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 蕎麦は手打ち、うでて「しゃっきり」と角があって、おつゆをかけて出されてもきらりと光っていたものであります。「かけ」の丼は八角の朝顔形で、蒸籠も今のとはちょっと違って、あの四角の端に耳が出ていました。つまり井桁に組んであって、あげ底に細い竹が薄く簀のように作りつけになっていました。この頃は、竹の簀もしごく手軽になっていますが、あんなものでなかったのです。
 
 手で粉をこねて延し、さくりさくりと切った蕎麦でありました。今のように機械でずるずる出て来るのと違って風味がありました。「笊蕎麦」というのは、通常のところにはなく、竹あみの一枚笊へ盛って出すので、海苔なんかかかっているものではなかったのです。神田けだもの店だな(今の豊島通りを右へ廻った辺)に「二六蕎麦」という名物、つまり十二文でなみのところより四文安いが、またその安いざつなところに一種の味があって、蕎麦食い達はよく出かけたもので、なかなか旨いものでありました。
 
 四谷の「馬方蕎麦」も評判で、真黒いがもりがよくって、一つで充分昼食の代りになったのです。四谷も今でこそ東京一という新宿のような結構なところとなったのですが、あの頃は「馬方」ばかりがぞろぞろ通って、並の人よりこの方の人が多い位であったのであります。そこで馬方が休んではこの蕎麦を食べるので、遂に「馬方蕎麦」と有名になってしまったのであります。

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ココで語られてます「馬方蕎麦」ってのは、現代でいうならば 「立ち食いソバ」それがまさに当たります はい。

クルマのない時代 おウマさんの背に荷物乗せて移動してた時代の馬子ですわナ。

その馬方とかって 要は「町の労働者」相手に売っているソバってんですから、当然 そこでは老舗の名店のようには 良い材料は使えず、

「更科の一番粉」なんてゼッタイ使えない・・・二番粉三番粉って その後の、殆どマックロそのものの「挽きグルミ」って粗悪な部分。

当然「そば」としては まとまりにくいのナンのって。でもそうであれ、苦労し 工夫をして「どうにか」

「不味くはねえヨ」って程度のソバに仕上げるって、技能育成中の若い職人には 格好の技術向上の機会であったと。


だけども・・・ココの部分で まさに、《我が日本の云う国の【ソバ事情】》それにブチ当たるって わたくし思うのですネ はい。

ウドンも含め、「蕎麦」ったって、一流店のそれとは ある意味『似て非なるソバ』・・・

ウドン粉だらけだろうが、着色までされてよ~が、とにかく・・・『ソバはソバ』として。

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         この「社会の真実」に、通人は勝てるのか??

通人が吐き出してしまうようなソバであろうとも、やっぱ、そこには『ソバの文化』それが面々と在り続けていますよネ?

で・・・ぶっちゃけ「その文化」を まがりなりにも継続させてきたってのは・・・けっして高級店の「蕎麦」それではなく、

疲れ果ててる世の労働者らの その空腹を満たす「駅そば」「立ち食いソバ」いわゆる『馬方そば』ではなかったのか? と・・・。

『こうでならねばないかんのだ』 『この傾向はジツに嘆かわしい』って・・高みから下を見下ろして勝手な事はダレでも云える。

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     たとえ不細工 カッコ悪かろうが「真実」に生きたいのだ

でもわたいは、「通人」とされる人間らの手によって「そば文化」が、今まで途切れることなく継続されたとは「思わない」。。。

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 (蕎麦屋を最新カウンタ式に)
 蕎麦切を食うには、椅子に腰をかけ靴ばきではおちつきがない。真の風味を味わうには、畳の上に座して静かに味わうに限ると前述したものであります。しかし一方においては、実際蕎麦切なり蕎麦麪を味わう真の店として、いたって古風な通人向きの座席の家もなければならず、また文化の進歩した今日のことでもありますから、大衆向きに椅子に腰をかけて簡単に食べられる店も必要と存じます。しかし今日の蕎麦屋の大多数を見るに、これに反し表がまえと内部は異なり、内部は蕎麦屋ともつかず、またカフェーともつかぬ家が多く、少し町の変わった方面の蕎麦屋に入ってみるに、明治初年のそのままの店がまえの家さえあるようで、こんな家に限って客席に蕎麦道具を並べたり、またその席で出前の仕度をするなど、時によるとそこで葱をこつこつ刻んだり、大根をおろしたり、そのうえ調理場といわず客席といわず、またひどいのになると、釜湯の上を油虫がぞろぞろはっているというような不潔さであります。その一例として著者は昨年の初夏の頃でありましたが、友人を上野駅に見送って帰途、山下のある蕎麦屋に入って、天ぷら蕎麦を注文して食べようとすると驚くではありませんか、その中にしかも立派な油虫が一疋存在ましましたのでした。こんな例は他にもよく聞くことでありますが、代りを食べる心地にもなれぬではありませんか。なぜ調理場に油虫の発生するような不潔なことをするかと思ったこともありました。ともかく、第一今の蕎麦屋なるものの店舗の改良は問題の一つで、大衆向きの店舗にするには今日のごとき表がまえでは、少し身分ある即ち中産階級の人々や婦人連はどうしても入り難いということであります。これについては蕎麦屋側としても大いに一考を要することでしょう。

 今一つの問題は、前項蕎麦屋の主人の説としてちょっと述べておきました、蕎麦道具でありますが、蕎麦屋側からいわせると、塗物類は高価であるということであります。これはもっともな説で、他の飲食物の器から見ると少し高価過ぎるかたむきは本当のことで、一枚十銭の「もり」なり、十五銭の笊蕎麦の道具に一円二十銭も、少し良いものは二円近くもかけていることであるから、少し贅沢過ぎると思います。
 
 しかしそんな高価な蒸籠やその他の器物を使用する必要はないではありませんか。第一塗物類は熱湯に投じて消毒することはできないのみでなく、四角なものはよく見ることでありますが、隅々が奇麗に洗ってあることも少ないのでありますから従って不潔ではありませんか。それよりも安価で清潔に消毒もできる瀬戸物類の方がよいと思われます。ただし西洋皿の上に簀を敷くようではへんなものですから、蕎麦屋の方で考えて小判形にすることもよいし、また隅丸のものにするのもよいではありませんか。四角ものもよい訳でありますが、これは隅々を丁寧に洗うことは少し困難の点も多ければよした方がよいと存じます。しかし一方のいい分とすると瀬戸物は破れ易いといわれるかも知れませんが、それは塗物も用いていれば塗りは従って悪くなると同様と存じられます。また出前に困るということにもなりましょうが、その出前を取った場合も第一不愉快のことが多いのです。雨の日などは器の上に雨のかかっていることもあり、薬味の小皿の上に広告式の小紙をかぶせては来るも、その紙もぬれているという次第です。また風の強い日に少し遠い蕎麦屋から出前を取ると、大げさかなと思われるようですが、器の上に砂のかぶっていることも少なくないのであります。ですからこれも改良する余地は充分あると考えられるのです。
 
 関西地方で饂飩屋が出前を持ち運ぶ蓋付の箱、あるいは西洋料理店で使用しているごとき皿の下に敷く重ね輪なり、仕出し箱を使用することにすれば、瀬戸物の器でも差し支えなしと存じます。
 
 次に店舗でありますが、某蕎麦屋の主人が、著者に話されたことでありますが、一つ店の内部をカウンタ式にしたらば如何でしょうということで、これには著者も同意したことであります。それは一般にとは申されませんが、よいとなると大衆向きになりましょうと答えたことで、停車場のプラットホームでも蕎麦好きの人は、この短時間を利用して食べているのですから、店舗の内部中央に釜場をしつらえそこへ流し場もつけ、水道より絶えず清水を利用し、タイル張りにして特別清潔にして三方をカウンタ式となし、今日おでん屋がやっているようにしたならば、最も理想的な、そうして大衆向きの蕎麦屋となろうというのであります。乞う御一考を蕎麦屋主人に。

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みなちゃまも よくご存じでしょうが、古典落語の風景描写にも この「そば」ってのは ちょくちょく登場しますよネ?

確かに「そば」ってのは、江戸当時の 江戸っ子の「粋」と、「一種のデカダンス」それを表現するアイテムであるとも思う。。。


しかし・・・どう考えても「そば」ってのは、《杓子定規に他人から定義受けてビクビクしながら食べるべきモノではない!》ってそう思う。

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           お客の自由ぢゃっ ヴォケ!

いいじゃん!ツユにドップリ漬けようが。すすりあげるのが下手だろうが。サムい日に カレーうどん注文しようが(笑)ソバの中にコロッケ入れたら 死ぬのか??


落語の大名人 故・立川談志師匠 マジで偉大なヒトだと思うのでありますが、わたくし。

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「あのかた」のお屋敷で、2度ほど 席を同じくした経験がありまして、様々な興味深い話を聴いたのでありますが。

ホント、ナマイキですが、1つダケ気になった点として・・・失礼ながら 談志師匠はご自身が一時期 参議院議員だった経験からか?

ぶっちゃけ『物事の端々に 自分周辺の《世の権威》を取り上げ話す》』って、それがチトばかりハナをつくところがありまして・・・。

究極ナマイキですが(^^;そのトキ『ああ・・このヒトは語れば語るほど、自分自身がジツは《その権威のコンプレックス》それに囚われていることに気づいてないナ』って思いました はい。

テメエの「正論」それに自信はある。だけど・・それを裏付けるだけの確信と自信には欠ける・・ゆえに 世の中の「権威」それを引き合いに出す。

 『いいかっ!?著名なあのヒトだって、そ~言ってんだ!』理論・・・

ホンの数分間のハナシの中に やれ 東大の養老教授だとか、稲葉元法務大臣とか、京都の有名寺院の大僧正とかって名前のオンパレードなんですナ。

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       無意識下のコンプレックスが「権威の衣」求める

この文を書いた 村井ってオッサンも、「まさに!それの傾向」アリアリだって思わへん??権威のコロモをば着て、『いいな!反論は許さん!』ってな態度ッス はい。


気をつけなきゃいけませんゼ・・・こういった『味を語り その定義を断定する半可通』ってのは、ぶっちゃけダレでも陥ってしまう可能性が有ります はい。

「冬の旅」って名作小説を書いた 立原正秋って小説家も、エッセイの中で『わたしが住む鎌倉の●●通りの奥に ■■という蕎麦の名店がアル。しかし、わたしは最近その店には立ち寄らない。ナゼなら 最近 その店だが、《ネギの質と切り方』が以前よりもあきらかに低下しているからなのだ』ですと・・・

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        ぶっちゃけ「それほどの問題」か??ネギ。。。

生前だった 中島らも氏は、この文章を指して ひとこと・・・『ジツにもって おとなげない』イイねぇ♪♪ さすがは らもサンだ♪

そしてこうも『ネギが気に入らないならば、自分で八百屋行って、買ってくりゃあそれで解決!』って(笑)
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              さすが らもサン♪

 わたくし この世に『グルメ』は 居て構わないし 必要だとも思います はい。

「本当の味」・・・ってのが判る 味覚の証人とでも呼ぶべきヒトは居ないと困るだろうって。でも、それは ホンの「一握りで十分」

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だけんど「かれら」ですが、我々庶民らの『食の 教師』として君臨させてはいけません うむうむ。


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       いひいひ♪ ざまぁみやがれ♪♪

「かれら」から観て いかにも無知にして惨めな食生活に甘んじる 我々のよな大衆がそこに居ようとも、

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       ジツはリクめの大好物♪『湯葉のあんかけ蕎麦』♪

独りの ハマの荒くれとしてモノ申す・・・『 自説を押し付けるのはヤメとくれ 』わたくし「そば」は、ダレにも説教されず ノンビリと食べたいでス はい。

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      おケツの ドUPで ばいばい!(^^;

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よくない意味での「テキスト本」

 『いかにも 知った風な事をくっちゃべる』そういった 小生としてもうなずけない、まさに なんちゃってグルメの基礎となった随筆なのですねぇ。

それにしても 「粋」か「野暮か」っていうのも まことに微妙な問題ですな。
人間である以上は 周囲には、前向きに評価されたい 誉められたいって気持ちは否めませんが、
でも だからって、すべての基準を その「有るのかないのかわからない」すごく曖昧な「これぞ 通人のふるまい」ってのに左右されたくないですナぁ。。。

No title

蕎麦とウドンはよく食べる方です自分。

ドライバーですから、時間指定で納入貨物ってときには、
自分自身の体調(とくに おなか)で、先様へお納めするのが遅延するのがいちばん怖い。

そういう際に 蕎麦ウドンは 強い味方です。

駅とかの立ち食いソバなら 350円ぐらいのもまだまだあるのに、
最近のSAとかのフードコートののって、500円以上もしたりするのが一般化してて残念。

まあこういった けしてほめられるような「これこそ蕎麦である!」ってのは ぜんぜん食してないのですがw

でも 読んでいてなんか安心しました。 ごくたまに名店や老舗の蕎麦を食している人よりも、
自分のような労働者が、蕎麦粉に含まれる栄養素を より多く摂取できているようですので。

旨いか不味いかの話

リクさん、お久し振りです。

蕎麦を食して旨いか不味いかは人それぞれで、他人から
とやかく言われる筋合いは無いです。
食った本人が旨いと思えばそれで良し、不味ければ黙ってそれ以後は食わないでおけば良ろし。
味は人に押し付けるものではない が私の持論です。
特に調理人がどうだ旨いだろう と威張るはモッテノホカ。

そうでありたい

 ラストの方の画像
『 以上を気にせず 好きに食べる 』まさにこれですよネ♪♪

なんですか外国から日本に観光に来た外国人には、
日本人が麺類食べるときの ズルズル~ ズルッパ!の音がきたならしく感じて不快だって意見が多いそうなのですが。。。

それも「ほっとけ!」ですよね?アンタが暮らしてる国に 麺類のお店が出来て、いつかワタシがそこを訪れた際には、ズルズル音させないで食べますから それで「あいこ」でしょ?

No title

 完全に勘違いしている 「タオル鉢巻のラーメン屋」に。

やたらに色んな「客へのルール」ばかり強制して、たしかに味はよろしいのですが、ぶっちゃけ 少しも「くつろげない」。
こないだなどは、少し離れた席のお客が店主に「お酢とラー油ありませんか?」といったら 速攻で『帰れ!』って。。。

どうして?みんなそんなにも「威張りたがる??」
コンプレックスの裏返しだとしか思えないのだよねーー。
コンビとかでよく見かけます やたら威張る客も見ていてイヤなものですが。
本当に 最近多いよ、自分が小店主だってことを忘れて、
まともに お客への接待できてない店。。。

すいません

↑今のは 冬忍草でした~~(^^;

コロッケソバを食べた事ないのです。
柳家喬太郎は、「時そば」のマクラにコロッケソバの話をします。聞いてるうちに
「今度試してみるか」なんて思ってしまいます。
渡辺謙さん、蕎麦好きだそうで。
トーク番組で蕎麦の食べ方を聞かれ
「それぞれが好きに食べればいいじゃないですか。蕎麦食いは修行じゃないんだから。」

子供の時、初めて駅の立ち食いソバを食べた時。茹で麺でしたが強烈なソバの匂い。
高校生ぐらいまで、匂いが嫌で食べなかった。ソバのかおりがしないのでは無く、おのれの味覚嗅覚の低下かも。

やたら、講釈たれながら、べらべら洒落だか世辞だかわかんない事言いながらソバ食べる奴には気をつけなくちゃあいけないよ。いざ勘定ってやおら小銭を沢山出して、数えながら払い出したら、こりゃこりゃもうやるよ。「時そば」詐欺。

西洋料理とワインだけ語ってろ!

 プロにせよ アマチュア名人にせよ
人間が口にするものを語る連中に言いたいのです。

それぞれ「食への こだわり」を持つのは悪くはない、それはわかる。
だけど、間違ってもそれを 他人(家族兄弟含む)へ「強いてはいけない」そう思うのです。
「こだわり」は深く、自分自身の「百戒」となさればそれでよろしかろう。
自分以外の他人が抱く こだわりも同じように尊重してばかにしたりして欲しくはない。
ぶっちゃけ 野暮の骨頂だって思いますよ 蕎麦はこうであらねば! って固執の仕方。それを恥もせずに、誌面で堂々と語っちゃう神経(笑)
それこそは まさに!『他人の 箸の上げおろしをクドクド言う』って行為、1人2人の人間に感心されるかも知れないけどさ、
「それ」って、周囲の100名の人間には『めんどくせ~なコイツ。。。』って、ウザがられてること 本人のみ気が付いてない。

やたらと「評論家」になりたがる

 そういった傾向 否めませんですわよネ・・・v-7

正直なところ、リク様と知り合った直後には、リク様も そういった部類のやかましそうな人間だろう・・って、勝手に思っていたのですが(笑)

お料理とか 作ってくださったり、盛り付けたり それぞれによそってくれたりって、それはチョー真剣にしてくれますが、でも それ済むなら、

『あとはみんなで スキにやってくれヤ♪』って♪
なんにも言わない 指示もしない。流儀やお行儀もいっさい問わない。
世の なべ奉行や 仕切り屋さんには、こういった「鷹揚さ」欲しいって思いますわん!v-221

頭を振って後ろに泳ぐ金魚

昔通ってた私立中学校が西新町(ニシジンマチ)って福岡の西のハズレあたりにあったことから、通学にはどうしても天神を経由しなければいけなくて
んで、これがあの頃の年頃のガキにとっては最高の冒険(笑)
昔から博多と云えば「うどん」
なので、彼方此方うどん屋を巡っておりました
とあるお店でいつものようにまる天うどんを食べておりますと、入り口近くの席でブツブツいいながらたべよる伯父っちゃんがおりまして
「あんおっちゃんぶつぶついいよっしゃぁばってん 、なんちーよると?」

「こん頃ん若かっとは、うどんの食べ方もよう知らんごたぁ
うどんば噛みよう! こげん柔わかもんはすするったい!!」

「そげんこと、いっちょんしらんかったとたい☆」
ハイ、この日を堺に少年ピエロはオトナになりました(笑)
ご存知の如く九州のおうどんは、噛む必要がないほど柔らかい
だからことさら噛まなくともどんどん入ってきます♪
忙しい博多商人にピッタリの食べ物
「粋」と言うよりも必要から生まれたモノです


幼い少女のドロシーは 金魚が大好きでした。
ある時父親のアイザックこうは言いました。
「お魚はね、尾びれを動かして 水の中を進むんだよ」
すると ドロシーはためらいもなく答えました 。
「そうよね パパ 、そして頭を振って後ろに泳ぐの!!」

村井 政善や立原正秋、それに継ぎ足すなら北大路魯山人なんて御仁にしても、自分の中で「頭を振って後ろに泳ぐ金魚」が見えていないんでしょうね
それは自らをガードするために作り上げた鎧であり鱗です
その材料は、怠慢、作り話、屁理屈、 自己弁護、こじ付け、言い訳、手抜き、自己正当化 、詭弁、捏造 etc...

彼等にもぜひ魔女ジェニファーおばあさんの言葉を聞かせたい
「人に釣られない奔放な魚が、川で一番になる」ってね(^^)

当たり前ですが、
自分を偽らず素直になれば、こんな鱗は自然と落ちて行くでしょう
そうすればお蕎麦が如何にシンプルでピュアなものかがわかるでしょう
人の目を気にせずに、思いっきり蕎麦猪口にひたして口に含んでみれば
ああ、お蕎麦ってこんなにも美味しかったんだって(^^)

警察と蕎麦は、るろうに剣心で読んだことあります。

蕎麦って、こんなに深い物だとは知りませんでした。
そりゃー、立ち食い蕎麦は値段安いので、別の物を混ぜている可能性はありますよね。
そして、地元で値段の高い蕎麦屋が潰れずに営業しているのは、蕎麦粉の多い麺を売っているので生き残っているのかな~と思いました。

あと、グルメ評論家の意見を取り入れてビジネスをするなら、蕎麦屋の高級店と普通の店と格安店の区別をして売るしかないという結論になりました。
でも、自分は、立ち食い蕎麦で十分です。


ちょっと話題は変りまして、歴史の話なんですけど、大津事件でニコライ二世が負傷したせいで、日露戦争までの時間稼ぎができたような気がします。
えっ!どうしてと思われますが、第一次世界大戦で、オーストリアの王室が暗殺されたら即戦争しているじゃないですか!?
歴史評論家でもなくても、戦争したかったら、王室を殺せば実行可能だと読んでしまいます。

食べ物の歴史と戦争の歴史は、全然関係性はありませんが、どこかで似ているような気がします。

Re: 長生きの秘訣さんへ

 長生きの秘訣さん いつもありがとうございます♪

> それにしても 「粋」か「野暮か」っていうのも まことに微妙な問題ですな。
> 人間である以上は 周囲には、前向きに評価されたい 誉められたいって気持ちは否めませんが、

コレはホントにそう。。お隣の国を引き合いにしてワルいのふぇおますがネ、
「Q:どぼちて? 韓国はいつまで経っても ノーベル賞の授賞者が出ないか?」
答えは・・『ノーベル賞の歴代の受賞者は皆・・【ノーベル賞欲しさに研究はしてない】って事に尽きます うむうむ
ぶっちゃけ・・『たかが ノーベル賞欲しさにガンバってどないすんねんナ??』ってことで、
『事のより大事な点』それを見誤ってます 韓国は「野暮」なんです はい。

> でも だからって、すべての基準を その「有るのかないのかわからない」すごく曖昧な「これぞ 通人のふるまい」ってのに左右されたくないですナぁ。。。

やっぱダレにも『我こそが 世の正論なのだ!』って気持ちはどこか持ってますから はい。
「たかが蕎麦」ってのにもガマン出来なくなる、まさしくはココに、その御仁の社会的肩書や IQの高さとは合致しません「おとなげなさ」全開となってまうのですわなぁ。。。

Re: タキさんへ

 タキさん いつもありがとうございます♪

> 蕎麦とウドンはよく食べる方です自分。
> そういう際に 蕎麦ウドンは 強い味方です。
> 最近のSAとかのフードコートののって、500円以上もしたりするのが一般化してて残念。

「ナマ麺」タイプへと変わりつつアリますからネ SAとかのフードコートの「馬方そば」も。
だけど 自信持ちましょう♪ 「蕎麦」って文化を継続させて かつ「進化」させているのは、
一流店や老舗の客層ではなくてサ、ボクちんらのような、フードコートで蕎麦を食しているような 世の労働者なのですから はい。
正直・・・お値段もたいしたもんですが、フードコートだろうとも、『?? 街のソバ屋よりもウマんとチャウか??』ってのも『当たり前に 有る!』
蕎麦ってのはネ アレはまことにもって『寿命の短い食べ物』なのでス ええ。
そばの「3たて」・・『とりたて 打ちたて 茹でたて』っていって、ひとくち食べまして「うまい!」って感じるのは、
ごくごく短い、ある意味で 最もタイムトライアル的な はかない料理ともいえますわナ。

Re: ・・・清 さまへ

 ・・・清さん お久しぶりでしたが お元気でいらっしゃいましたか?

> 蕎麦を食して旨いか不味いかは人それぞれで、他人から
> とやかく言われる筋合いは無いです。

まさに「それ」なのですが・・・
寿司もそうですが、殊「日本蕎麦」については『ひと文句つけねばガマン出来ない』って・・・
そーゆー「野暮天」ほど その声のトーンがデカいから困るのでありまして はい。。。

> 食った本人が旨いと思えばそれで良し、不味ければ黙ってそれ以後は食わないでおけば良ろし。
> 特に調理人がどうだ旨いだろう と威張るはモッテノホカ。

なんか 多くの人間らがカン違いしてるようです。
独り勝手な蘊蓄述べる「客」 有名人を顧客に持つってんで、あたかも偉くなったとカン違い そっくり返る「店主」
その俗物ぶりと 逆にすればするほど浮き出るコンプレックス・・・
マトモな庶民はココロの奥底で『バカですねぇ』って嗤ってます。

Re: ちゃー子さんへ

 ちゃー子さん いつもありがとうございます♪

> 『 以上を気にせず 好きに食べる 』まさにこれですよネ♪♪

うむうむ そうなのだ。野暮な人間のくだらん 物言いなんて気にせず『好きに 食べましょうヤ♪』

ヨーロッパとかのグルメが ナンで?アメリカにおける処の「ハンバーガー」それをクソミソにケナす理由知ってます?

それはネ、まず「パテ」を 叩き付けるようにギュウギュウ焼きますでショ?
で そのパテをバンズではさんで さらにギュウギュウ押し付けるようにして。

「それ」って、肉にしろパンにしろ『もっともおいしくないように仕上げる手法』なのですよ ええ。

だけど・・たとえ 邪道中の邪道な調理法でありますハンバーガーでも、その国の暮らしと文化の中ではぐくまれた 一応にせよ「歴史」アリますやんか?
わたいは「それ」無碍に諸外国が否定するのは どういうものか??と。。。
異なる価値観ってのは ナニも食べるモノとは限りません。それを否定するばかりってのが 果たしてキチっとした「オトナの態度」っていえるのだろうか??
他人を尊重するってのはサ、スタートは「そこからだ」って思うンだよネ。

Re: 冬忍草さんへ

> ↑今のは 冬忍草でした~~(^^;

名人 冬忍草もシッパイするトキはアルのですかにゃ? いひいひ♪

しっかし・・昨今の「流行りの (いかにもの)ラーメン屋スタイル」アレって ぶっちゃけ『きわめてダサダサ!』だよねぇ~(笑)
要はサイショに先鞭となった 池袋の「大勝軒」のオヤジがしてた仕事着スタイル それの踏襲ってか『真似っこ』に過ぎないですやんか。
テメエっちがいかに無個性で、格好から入る人間かってのを如実にアピールしてんのとイッショ!

『マトモに料理ができないからこそのラーメン屋なんだろ?』いつか面と向かってイってやりたい(^^;

Re: アツシさんへ

 アツシさん いつもありがとうございます♪

> トーク番組で蕎麦の食べ方を聞かれ
> 「それぞれが好きに食べればいいじゃないですか。蕎麦食いは修行じゃないんだから。」

ま~それも ぶっちゃけ あの「渡辺謙サンゆえに」出来ます 勇気ある発言で。
名もなきトーシロがネットとかで そう発言するならメッチャ叩かれやすいのが「この件とか」で。。。

ほっとくなら、それこそ『ナンだって《道》つくっちゃう』コレが日本人に少なくない欠点の1つで。
見ていて他人をヤな気分にさせる「下品なふるまい」はいけません、だけど・・・
思うんですよネ『ソバぐらいは、そのヒトの食べたいようにさせてあげない?』って。
僅か五歳の子供にすら 厳格にテーブルマナーとかを強いるオトナ ボクちんはどうしても好きになれんのですワ はいー。

> 子供の時、初めて駅の立ち食いソバを食べた時。茹で麺でしたが強烈なソバの匂い。
> 高校生ぐらいまで、匂いが嫌で食べなかった。

不幸というのか? たしかに ひと昔以前は、『コレは食い物か??』って、
疑問抱いてしまうよな ロクデモないモノも氾濫してました。
コメも研いだことすらない リストラのリーマンが それでも出来たのが「立ち食いソバのカウンター業務」だったそうですから はい。相当ヒドいのを召し上がられたようですネ?(^^;

> やたら、講釈たれながら、べらべら洒落だか世辞だかわかんない事言いながらソバ食べる奴には気をつけなくちゃあいけないよ。

「遠くへ出かけてまで 食べるモンではなかろ」ってのが このわたいにおける 蕎麦での「持論」。
どうしても神田の●蕎麦でなきゃアカン!ってなら テメエが神田に住めヨ! っていいたい(笑)ハマの紅葉坂には 紅葉坂なりの「おいしいお蕎麦屋」があり、かつまた 厚木にだって、納得と満足がいくお店はアルのであります はい。
味の事について、いっつも減点評価ばっかしてるヒトは 結局は「不幸」なんだって そう思います うむうむ。

Re: サンシャインさんへ

 サンシャインさん いつもありがとうございます♪

> それぞれ「食への こだわり」を持つのは悪くはない、それはわかる。
> だけど、間違ってもそれを 他人(家族兄弟含む)へ「強いてはいけない」そう思うのです。

「味の 一家心中」と呼んどりますわたくしは「それ」(笑)(^^;

ぶっちゃけ・・ウチとこの実の姉でっけど・・ナンでか??このヒトのみが まさしく!「味オンチ」でございましてからに。。。
ですけどネ、そういった味オンチの母親の元で育った 長男次男にとっては、その味オンチ母が作る ぶっちゃけ「マズいカレー」とかこそが、かれらにとって「母の味 家庭の味」なのでして♪
身内とはいえ、そこに他人がとやかくヨコからダメ出し入れるってのは まさしく「ナンセンス」。
「それもあってしかり」って、その価値観を認めませんことには、ハナシはそれで終わりでしかないです はい。

> それこそは まさに!『他人の 箸の上げおろしをクドクド言う』って行為、1人2人の人間に感心されるかも知れないけどさ、
> 「それ」って、周囲の100名の人間には『めんどくせ~なコイツ。。。』って、ウザがられてること 本人のみ気が付いてない。

その手のヒトってのは やっぱ・・『オノレが《権威》』それになりたいのですかねえ??
わたいはヤだなぁ・・・テメエが権威だなんて!サム気がしてくる(^^;

Re: JJさまへ

> 正直なところ、リク様と知り合った直後には、リク様も そういった部類のやかましそうな人間だろう・・って、勝手に思っていたのですが(笑)

スマンの・・・怖い「なべ奉行」でヨ(笑)

> 『あとはみんなで スキにやってくれヤ♪』って♪

JJはん そういう「鷹揚なお母さま」になってくらはいネ♪
わたいはケッコー 幼少時には、その「箸の上げ下ろし」厳しく躾けられましたから はい。
トラウマ・・とまではいかないですけどネ、結果として 幼少期におけます 「食事」それでの あまり良い思い出、それの回数が 正直 少ない。。。
とくに気を付けよう・・・一家そろっての食事時に、その家の お父さんとお母さんが、喧々諤々の激しいケンカしてるって、それは まさにダメだからネ??
それを見せ付けられる子供こそが「被害者」・・・その日のオカズのメニューの多くを 見ていた子供は嫌いになったりもする。

ナンでも感謝しておいしくいただけますリクめが、唯一ってか、カリフラワーが 正直あまりスキくないのは「そのせいだ」。
穏やかにして緊張の無い、『毎日がクリスマスの休戦』それが ご家庭の食事の団欒だわさ♪

Re: pierrot le fou さまへ

 pierrot le fou さん いつもありがとうございます♪

> 昔から博多と云えば「うどん」
> なので、彼方此方うどん屋を巡っておりました

福岡と同様に わたいが育ちました京都府も基本、うどんは通称『京の腰抜け饂飩』ですから はい。
福岡地元のおっちゃんのグチもわかりまス 武田鉄矢&タモリの名言『かぁ~! ウドンにコシば要らんっ!』

> 当たり前ですが、
> 自分を偽らず素直になれば、こんな鱗は自然と落ちて行くでしょう
> そうすればお蕎麦が如何にシンプルでピュアなものかがわかるでしょう
> 人の目を気にせずに、思いっきり蕎麦猪口にひたして口に含んでみれば
> ああ、お蕎麦ってこんなにも美味しかったんだって(^^)

冗談とかではなくて・・・この先 未来における「地球と人類の問題」。。。
ロクデモない事象があまり起きずに、この先において 地球上の総人口が増えると仮定して・・・

でも その数が増えるにせよ、この地球上で「なんとかまかなえる数」は 120億人がMAXだと。。。
ウルトラマン放映してた時代『全人類 40億人』ってセリフありましたが、今やもう 73億人。。。
遥か先の事とも云い切れないのでありまして はい。
そういった際に、ハヤいハナシとして『人類の飢餓を救済する』その食物となるなら・・
それって「コメ」でも「小麦」でもなくて、 それは『蕎麦ではないか?』って、真剣に研究者は討議してますネ。
わたい自身も なんだかそれは正しいのでは?って気がしてなりません はい。
確実に栄養素が凝縮され、大食せずとも 死亡は防げる、そうなると 他の穀物よりも蕎麦それが浮上しますので。

ですが半面として・・・そうなってくるなら、それこそ 蕎麦の実は世界で奪い合いともなり・・・
世界に誇れる「蕎麦文化」を確立した日本人も、今現在のスタイルで食します「日本そばのスタイル」ってのは、
文字通りの 過去の遺物になる可能性も高いですわナ? 蕎麦がき はおろか、切り蕎麦なんてのも『もったいない喰い方すなっ!』って・・グツグツに煮込み ふやけたオカユとかすするって生活スタイルになるかもって なんか寂しいですわなぁ こいう未来の構図は(TT)

Re: 評論家きどりさまへ

 評論家きどりさん いつもありがとうございます♪

立ち食いそばで十分 って そう思えるのは、精神的にも「健全」ですよん♪

「蕎麦」上手に 「小綺麗に」食せるからって ナニも他人に自慢するなんて【 ひとつとして意味ねぇ~じゃん! 】。
世に氾濫してます ンな「つまらん体裁・見栄」に隷属してはなりません。
他人さまの食卓の事にイチイチ口出しするのは 本来、イチバン「みっともない」事なのですから はい。


「大津事件」かぁ。。。ワザとじゃなくて、あくまで偶然のご質問とゆーか、コメントですよネ?


ダラダラと やたら長く続けてますこのブログでも、幾度かは言及している事なので、
けっして 虚偽ではナイのでございますが。。。

「大津事件」ってのはネ・・・チトばかり、『リク家』では 触れてはいけないタブーの1つでして はい・・・。

この事件で ニコライ2世にサーベルで刃傷に及んだ 警察官 「津田三蔵」その御仁こそが【 我が一族(母方)の人間 】で。

わたいがですネ、ココの場でも やや自虐的に テメエん家を『ロクデモない家系』って述べるのも このよな人間を輩出してます家系がゆえなので はい。


ウチとこの家系の 基礎となるのは、ジツのところ 京都ではなく、今の 三重県の熊野あたりなんスよ。
この 津田三蔵も、東京台東区の出身ってされますが、ジツは それは「経歴詐称」で、三蔵は、ホントは三重の「伊賀地方」で生を受けてます。

この「伊賀」ってことで・・・思い当たる職業ってなると?? まあご想像にまかせます(笑)
で、明治維新のドサクサに乘じて上京。東京鎮台(陸軍内閣府)へ まんまとモグり込み、その後 まだ少佐だったころの「乃木大将」の部下にもなったと。

軍曹まで昇ったそうでス 三蔵、当時の軍曹っていうなら、今の警察組織に例えるなら「地方準キャリア」ぐらいですネ。

で、体調不良を理由に陸軍を除隊して、「勲七等叙勲」を引っ提げ 福井から滋賀県の警察官となったそうな。

が・・・もう「この時点」で いかにも『なんか変・・・』、ぶっちゃけ 乃木大将の部下だった経歴の人間が、体調不良たって、陸軍職よりも よっぽど多忙な警察官職に転職するなんて間尺に合いませんわナ?

『ひと太刀 浴びせ申し候』って、なんか・・ニコライのことは、コロすツモリはなかった感じで、果たして?? テメエ個人の意思で、あのテロをば決行したのだろうか??

で、三蔵の「遺族」なんですがネ、事件後も なんでか?? 貧困に陥ることもなく、案外と 裕福とまではいかんけど、そこそこの生活続けてたってとゆ~から それって「支援者が?」。。。


ってことで、表に喧伝されてます「事件詳細」と、ホントの中身については 相当の乖離がアルようなのでしてネ、

ってか、わたいですガッコの授業 日本史はスキでしたが、近代になり、この「大津事件」の項目にブチ当たった日ダケは まさに『ブルーで (--;』
地元でも「それ」は有名な事象ですもんで、『日露戦争はリクんとこの先祖が引き起こしよった!』って からかわれるたんびユーウツになって 『やかましわい!!』って ボコってました(笑)
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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