どもども リクでございますル♪
毎年・・・この頃になると必ず載せる 恒例記事・・「年末 新巻きサケつくり」・・・。
はい 今年もいたしますのだ。もうシャケの買い付けはとっくに終了。
これから『なまぐさい日々』(笑)が始まるのでござりますが。
狂気の光景ともいえますだ (^^;
しっかし 未だに誤解されているのは・・・よくヒトから『毎年 良い鮭を仕入れるのはタイヘンでしょう?』っていわれるのでございますが・・・
ぶっちゃけ・・ジツのところ それは『ゼンゼン逆』でおまして・・・そこんとこに 決定的な世間の誤解がアルのでおまして。
あのですネ、いわゆる「塩ジャケ」ってのは・・・身も小さく、その脂も抜けているよな、『セコ鮭』で作るのが【本来の製法】なのであります はい。
胴回りもぶっとい 脂わんさか!の キングサーモンなんぞで 塩ジャケなんぞをこさえたなら・・・ぶっちゃけ そんなのは完全に「ゲテモノ」(--;
自家製のはウマいゾ~♪
塩ジャケ・・「あの風味」ってのは、いうならば 日本の貧しさとセコさを具現化した「歴史的な民族の味」なのでして はい。
「塩を使用する」ってのがネックでおますだヨ、塩の浸潤効果が、セコ鮭の 奥に「僅かに」・・残存する脂肪分を、皮表面のほうにまで引き出してくる、それが塩ジャケ本来の「旨さ」なのでしてネ。
皮肉なモンでス、スッカリと日本の食卓事情が豊かになっちまって・・・貧しかった頃の ひと昔前の お惣菜類の「本来の風味」が逆に失われているってマッタクの皮肉。
だから、昨今 おいちい塩鮭がないと お嘆きの諸兄(笑)その理由は、鮭そのものがワルくなったのでわにゃい!
ってか むしろ逆・・・新巻には向かない、「イイ鮭過ぎる」から 出来上がった塩鮭が 本来の風味がせず物足りなく感じるって、そういうカラクリなんですナ~ うむうむ。
この新巻の家庭での「手作り」、それをば 始めだしたのは、まだリクめが丹後半島で暮らしてた わたいが中学生の頃でした はい。
工程の最後「縄巻いて逆さに吊るす」
稼ぎのない 遊び人亭主に愛想つかした(笑) お母ンが、以前よりも本格的に 調理技術のインストラクター仕事を本格化していた時期。
出張料理人作業とかもひっきりなしだったのですが、仕事として よそ様でサンザン料理を作るから、家に帰ってまで あんまり手の込んだモノ作る気にならない・・それはわかります うむうむ。
で・・サイショは『ハムでも自家製の作ろうか?』ってんで・・さっそくとっかるも ぶっちゃけ 無残にシッパイ(笑)大量の豚肉の塊とかをダメにしてしまい。
懲りずに『じゃあ 燻製でも』って、トライするも・・・チップとか、炊き上げの温度間違えて、燻製作るってよりも・・・『家燃やしちゃう寸前』(^^;になってコレも失敗・・・
『も~火を使うなオメエは!』っと お母ン、祖父から怒られ(笑)『くっそ~わたしゃ負けへん・・・そんならばお魚で・・・』って、たどり着いたのが「新巻きサケ作り」で。
で、習ったのが地元で生まれ育った かなり高齢の ぶっちゃけ「おばあさん」。若い頃は 日本海経由で、秋口になるたび 新潟にオンナ出稼ぎとして出かけては 新巻きサケ作っていたと。
で、その方 明治生まれだったもんで、その作成方法ってのが、まったくもっての「超古典的手法」でして。
戦後の塩ジャケの味しか知らない お母ンとしては、作成段階で味見とかしても、それって スーパーなんかの味とはゼンゼン違ってるから、
『こんなんでイイのかしらん??』って かなり懐疑的になったそうなんですが、やっとこさ 出来上がった「それ」食べるなら ぶっちゃけ【ブッ飛んだ!!】
食べた経験もない風味と味にもかかわらず・・・なんか、『自分のDNAが記憶している味』・・・
おすそ分けした近所も たちまち大評判となりましてネ、ついには『カネはいっくらでも払う!売ってくれ!!』ってお方まで わんさかと現れて。
お母ンはもちろんビックリ! で・・リクめの母ですから(笑)お茶目半分に『じゃあ・・1本 3万円で どないだス??』って、ダメ元で言うなら その方ら『おお!廉いもんヤ♪』ってなり さらにビックリ!@@;
ナンのことない、遊びで作ったこの塩ジャケが、ウチとこ一家が 冬をクタバらずに暮らす(笑)ための「大事な越冬資金」(^^;に相成ったと。
で・・横浜に出た 今はなんとか、もはやその「サバイバル環境」からは脱却しとりますが(^^;
お母ンいわく・・『あの当時はホンマ・・あの臨時収入でマジで助かった。世間様の《なさけ》でわたいら救われたのやデ リク坊。その感謝を忘れたらアカン』ってんで・・
もはや 御代とかをいただく訳ではございませんのですが(ど~しても払わないと気がひけるってヒトは わたい個人にくらはい いひいひ♪)
毎年 50本前後って ある意味で膨大な数の新巻を作っては 日ごろお世話になっている方々のお宅へ お届けにあがるってのが『母のけじめ』なのであります はい。
その作業をはじめた当時のなつかし話ですが・・・ナマで仕入れた鮭をですネ、捌いて、塩を刷り込み、それを最初 陰干しする。
いったん干してしまうなら あとはラクチンともいえるのですが、仕込み段階の 捌きから塩塗りの作業は マジで・・・
つらいってか、《ナマ臭くてたまらん!》のでありましてからに・・・。頭痛がするほどです はい。匂いが少ないと思える鮭でっけど、なんせ それが数十本単位でっから、それはそれはエラい状況。。。
数があると 匂いもハンパなくて・・
中学生のリクちゃまも 貴重な働き手として、その作業手伝うのですけど、作業がつらいってより やっぱ「匂いが・・・」
ガッコ行く際にも、テメエのカラダに染み付いた ナマ臭さがどうしても気になる。シャワー浴びる程度じゃどもなんなくてネ。
「どないすべえ?」って、色々考え・・・辿り着いたプランってのが、『そや!アレを使おう♪』・・・
「アレ」ってのが、結論から先にいうと 【 ガマの油 】・・・。
ウチとこの「ご先祖」ってのは、ぶっちゃけ「忍者」・・・。手裏剣ぴゅっぴゅっの カッコイイ忍者・・ではなくて・・・
ぶっちゃけ 今でいうならば「産業スパイ忍者」で。大阪の堂島に まだ米相場が稼動していた時期、米の相場ってのは、現代の株式同様に 「投機の対象商品」だったのですネ。
その投機筋より指令を受けた ウチのご先祖は、薬売りに身をやつし・・・要は「ガマの油売り」の大道商人として近畿の各地を巡っては、
その地域での その年の米の出来とか量をリサーチしては、その「情報」をもってショーバイにしていたって、そんな「忍者」。
明治の中頃になると もはやそのショーバイは廃れたのですが、その当時、先祖が各地で売っていた 富山で仕入れた 一種の秘薬 ガマの油の軟膏が、庭のセコい倉庫には いくらもアリましてネ。
で・・その「ガマの油」主成分としては・・アドレナリン液、紫根、ホウ酸、酸化亜鉛、ミツロウ、オリーブ油、ワセリン、シコンエキス、スクワラン、尿素、ハッカ油といったとこなのでありますが・・
コレに含有されてますジコンとハッカ油の「香り」ってのが、けっこーに強烈ってか、塩ジャケ作りで臭くなってます こちとらのエリ元とか、二の腕とかに ガマの油を伸ばして塗りこむと、そばで その香りを嗅ぐ 他人様にも迷惑にならない程度、それでもって染み付いている「ナマ臭さ」がウソのように消える『コレは便利ヤ♪』ってんで。
リクちゃまは もはや廃物となってます ご先祖の「遺物」をばおおいに利用していた ってそういう訳・・・。
だが・・・スパイ業務の「カムフラージュ」とはいえ、ぶっちゃけ 「ガマの油売り」としての顧客も広くゲットしていた ウチとこのご先祖・・。
売る商品には、けっこーマニアックな『工夫 商品改良』をしていた らしい・・・・・。今の薬事法もナンも無かった 江戸時代とかのハナシ。
うむうむ・・・今回の 【 大事件 】は、「そこんとこがネック」なのでおまして はいー。
土曜日の午後でした。塩ジャケ手伝いも終了し、部屋で勉強してましたわたいでっけど、それも飽きてきて・・・
ダチのっとこでも行って、GAMEさせて貰おうってサンダルつっかけて出かけたときたもんだ。
ったなら、そこには 「ヘンタイ・ナルシスト」も来ていて。それダケでわにゃい!ナンでか??同級生の女子ら3名も居まして。
って・・そうなると も~~!GAMEなんぞは『ど~でもイイ!!』(笑)
中坊 「3:3」の合コンみてえなモンでおます ポテチとコーラの いってみりゃ ナンとも牧歌的男女交遊。
で、わたいは 得意中の得意(?)エロ話で 女子らを大いに笑わせておったのですが、
そのうち、ひとりの女子が・・・『リクちゃん アンタ、なんかコロンでもつけてはるのン?エエ香りやワ~』っと。
で、「ああ、コレかいナ。さっきまで魚捌いとってナ、その匂い消しにって、ウチにあった《ガマの油》塗ったんヤ」ってわたい答えますと。
年代的にも《ガマの油》って言葉、女子らはどうも初めて聞いたらしくて、『ガマやて!あははっ♪』って大ウケし、しばらく大笑いしてから『実物あるのン?見せてぇナ』って。
あいよ♪ って、気軽に受けてリクちゃま 家までとって帰し、倉庫から ガマの油軟膏の容器片手に、戻り「コレやで現物」と見せました はい。
江戸時代の薬袋は「POP」でス
女子ら『ふ~~ん・・独特で なんかエエ匂いやネ』って感心するも・・・ぶっちゃけそれって、単なる「軟膏薬」だからナンだってハナシ。。。
チョっとタイクツになりはじめたので『リク、なんかギター弾けヤ』って運びに。
女子ら『米米CLUBの《浪漫飛行》弾いて♪』とリクエスト。
この曲なんですが、意外に、キチンとマジメに弾くなら 案外と難しい。チト気合入れて弾こか・・ってんで リクめは ギターの弦とフレットに注意が集中。
・・・早いハナシ 《しばし 注意が逸れていた》 ってことで・・・・・
そしたなら・・・曲の最初のころまで元気に唄っていた女子ら3名・・・
急にダマったな??と思うなら・・曲がエンディングにかかる頃には、ぶっちゃけ・・クルったかのよ~に【ゲラゲラゲラ~~っっ!!】って、笑いが止まんないって状況に。
リク『ど・・どないしたん??・・・』 見るなら 付き人も ナルシストもポケ~っと、呆けたように女子らを見てル。
リク「な?? なんか・・おかしゅ~ないか?アイツら女子・・・」
ナルシスト「・・・飲んでまったデ・・・アイツら《あれ》・・・」
リク「はいっ??ナニ飲んだって?」
付き人「ガ、ガマの油やがナ!・・3人で同時にすくってナメて ゴックンと飲みよった・・(絶句)」
リク「・・・あんだぁ??アレ、飲んだってかっ!?あれは軟膏で、飲み薬チャウぞおおっっ!! @@;」
ナルシスト「・・・止めるヒマもなかった。。。ごく一瞬の出来事でヨ」
さ~~~!!タイヘンだっっ!!ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛ガーン!!
恐る恐る 観るならば・・・女子らは マルで泥酔してるみてえに、マッカなカオして ドタマからはマジで「湯気まで」立ち上っています・・・。
目の焦点も完全にブッ飛んでいて・・3人で訳もなく ゲラゲラ笑って盛り上がってル。
で、思わず『ヤバっっ!!】って、ビビったのは・・今もどうしてだか?理由が判然としないのでありますが・・・
女子ら3名、『クチから白いケムリ吐いてる!』@@; タダ事ぢゃにゃいぞお コレは(--;
ビビって固まってル(笑)なさけない男子らをヨコに・・・ぶっちゃけ『ラリって 超盛り上がってます女子ら』
遂には・・・『な?なんか暑ない??』『暑い 暑い!!服なんか よぉ着てられへん!』『脱ご脱ごっっ♪』って・・・
あらら・・・って間に、3人がわたいらの目の前で、【パンツいっちょ】になっちまいましてン @@;;
ぶっちゃけ【なにごともなかったのならば】・・コレはも~~『うひょひょ♪♪』の一語に違いござんせんが(^^;この騒ぎでの一環だから。
さらに『エラいこっちゃ!エラいこっちゃ!』状態に突入しましてネ。
悲劇はまだまだ終わらず(笑) あはは♪あはは♪と まだ笑いが止まらずにいます女子3名、
おいっっ!! @@;
ついに・・・『な?外に行こうやん♪こん中暑いし 表出よ♪』 あんだとお!? @@;
「おい!チョっと待て!」って 止めるヒマもなく・・・爆笑しながら、第二次性徴まっただなかの女子中学生3人が パンツいっちょで・・
「お外へ」走り出て行ったしまったンでっから ぶっちゃけ・・【コレを《事件》といわずしてナニを事件と??】
で・・そいつら女子3名、 JR宮津駅前までの 約400mの「公道」を・・・爆笑しながらマッカなカオで疾走するって・・・
マジで 宮津の道行く住人らを 硬直させる光景を繰り広げ(^^;駅のロータリーのとこで、
『ハ、裸のオナゴがよおけ走ってます!!』って通報受けたおまわりらによって「御用」となった。 うむうむ・・・。
すぐさま捜査の手は 付き人の家にも入り(笑)ぶっちゃけ まずもって疑われたのは・・・
おまわり『オメエら(わたいら男子ネ)女のコらに《酒飲ませよったやろ!?》』
でも、男女6名とも ダレの「呼気」からもアルコール反応は出なくて・・ おまわり『酒とチャウんか・・』
ほんでネ、けっして! 「ガマの油」の件 ダマっとこ~って思ったのとは違うのでおます はい。
警察はわたいらの「集まり」を、飲酒とか喫煙の構図って結びつけがってるならば、見事 そのラインがハズレたもんで・・・
気合が完全に失せたよ~で、『あんだ?ふんふん・・・でも も~エエわ。キミら帰ってええデ。女のコも無事保護したし、ナンの被害も起きてないから この件は【も~よろし!】』って、現場公務員判断で(笑)「なかったことになっちゃった」@@;
で・・わたいらの「学習」・・・『ガマの油は飲んだらシャレにならん』で(笑)(^^;
丹後半島から 今の横浜に引っ越す際に、スッカリ処分したツモリだったのですが、かなり後になってから、押入れの奥より ヒッコリと「それ」出てきまして。
まさか もう使いませんが(笑)気にもなって、ウチとこ社の ラン薬事主任に「成分調べて」って依頼するならば・・・
ランいわく・・『うん。当たり前ってかハッカ油とか、ミツロウ、ジコンエキスとかで出来てるンだけど。これって江戸時代のモンだべ?古過ぎててハッキリしないんだけどネ」「ふむ・・・」
アヘン戦争当時の「アヘン窟」
『どうも・・《阿芙蓉》・・うん ぶっちゃけ《アヘン》・・麻薬だワ。なんか・・それがかなり大量に含まれていた気配が・・・』
うっぎゃ~~~!!(ノT∇T)ノ )))))) ぶっちゃけ【ドラッグ・ディーラー】かよウチとこの ご先祖(泣)
ガマの油・・『どんな切り傷も た~ちどころにピタリと消える♪』って・・・
ぶっちゃけ アレは、薬効成分によってラクになるのではなくて・・『麻薬でヘロヘロになって 痛みなんか飛んでた』ってのが正解だったとは!(TT)
あの時代に ミョ~に顧客が多かったって背景も ぶっちゃけ「それ」だ・・・。
メイワク千万なル「品質改良」(--;
現在の薬事法も存在しない時代ッス、ご先祖がワル気のないまんま ベーシックの「ガマの油」を 売れるようにって、独自に【魔改造】(笑)しちまったって さすがはリクめのご先祖・・・ヤルことヤバ過ぎる(--;
だからに・・「それ」をモロにクチにして あまつさえ【飲んだ】って・・・あの女子ら3人は・・・『若くて元気で 運がよかったから』から (アレでも)「その程度で済んだ」ってことで。
「それ」をば 病人や年寄りにでも飲ませたなら・・・マジでわたいは【稀代の少年毒殺魔】 あの サカキ●ラになってた可能性も ひえ~~~!!Σ(|||▽||| )
その「女子3名」の1人が、ナルシストの嫁(ま ダイジョブやろ♪)
この「怪事件」・・・未だに地元では ひそかに語り伝えられるモノでおまして(笑)真相はわたいらダケが知っている いひいひ♪
余計もの 『正調 上方 蝦蟇乃油 売り口上』
サアーサアーお立ち会い♪
御用とお急ぎでない方は あんじょ~ゆっくりと聞いておくれやす!
遠出山越え笠のうち、聞かざる時は物の白黒出方善悪がとんと分からなんで、、山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴ると言いども
童子来よって鐘にしゅもくを当てざれば とんとカネの音色がわからなんだときたもんヤ。
サテお立ち会い
手前ここに取りいだしたるは筑波山名物ガマの油、ガマと申してもただのガマとガマが違うのでっせ!、
これより北、北は筑波山のふもとは、おんばこと云う露草をくろうて育った四六のガマ、四六五六はどこで見分けるかわかりまっか?
前足の指が四本、後足の指が六本合わせて四六のガマ、山中深く分け入って捕いましたるこのガマを四面鏡ばりの
箱に入れるときは、ガマはおのが姿の鏡に映るを見て驚き、タラーリタラーリと油汗を流す、これをすきとり柳の小枝にて
三七二十一日間、トローリトローリと煮つめましたるがこのガマの油だ お立会い♪
この油の効能は、ひびにあかぎれ、しもやけの妙薬、まだある、大の男の七転八倒する虫歯の痛みもぴたりと止まる、
まだある出痔いぼ痔、はしり痔、はれもの一切、そればかりか刃物の切れ味を止める。エエことだらけでっせホンマ♪
手前 取り出したるは夏なお寒き氷のやいば、1枚の紙が2枚、2枚の紙が4枚、4枚の紙が8枚、8枚の紙が16枚、16枚が30と2枚、32枚が64枚、64枚が一束と28枚、
一束と28枚が・・すんまへんソロバン誰か貸しておくれやス(笑)
ほれこの通り、ふっとちらせば比良の暮雪は雪降りのすがた。
道中の用心に手前差したる 抜けば珠散る氷の刃・・これなる名刀も一たびこのガマの油をつけてみいヤて!
あ~ら不思議!どないなってんねん??たちまち切れ味が止まる、おしてもひいても切れはせぬ。
と云うてもなまくらになったのではおまへんエ?、この様にきれいにふきとるときは元の切れ味となる。
さあさあ!サーテお立ち合い
この様にガマの油の効能が お分かりやったなら、あとは遠慮は無用だス、どしどし買おておくれやス
奥はん!ワテ養子だんねん ひとつ頼ンまっさ!!
『ヒト騒がせ』は ぶっちゃけ「先祖譲り」(?)