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巨星 逝く・・・

 リクです おいでやス
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わたくし 寝ボケたり ウナされたりはよくあるのでございますが・・・

昨日の晩・・・。疲れのせいか、なかなか寝付けなかったンですのヨ おくたま・・・

(こういう時には!)と思ったわたいは・・・

「川のせせらぎ」ってなヒトから貰った川の音が入ったCDを リピート再生し、ベッドについたンでおますのだ。

わたいは これで安眠し、心地良い夢を見れるだろう♪・・・と、信じ込んでいた・・・のですが・・・

が、しかし・・・・;;。 わたくしめの夢。・・・いや、正確には【悪夢】はこういうものだった・・・。

最初は、ゆっくり・・・ゆっくり・・・川岸を一人、歩いていた。お空は手が染まりそうな青空、鳥も飛んでいて 来恩もほど良くポカポカ♪

キラキラと輝く水のあまりの美しさに、わたいはは足を、川のほとりへと運ぶのでおます。

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たおやかにして緩やかな流れ・・・フト、まだ幼かった頃の記憶、近所に住んでたゲンちゃんが大きな声でボクを笑顔で呼びかけ手招き、

さっちゃんは、野菊の花で帽子をつくり それをかぶりながら まぶしそうにボクを見上げます。


・・・ああ・・・あの時の、『約束』は未だ 果たしていないままなんだ・・・思わず泣きそうになる・・・。

まるで黄金の粒のように キラキラ光りながら サラサラと流れて行く小川・・・

それが突然っ!!・・・『どぅわぁ~~っっっ!!!』っと・・・激しい流れへと急変し・・・。

水がドバドバと押し寄せ、『ンぎゃああ~~っっ』って叫びながら一瞬で流されるリクちゃま・・・

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  もちろんの事、わたいは溺れました。夢で(笑)(^^;

も~聴くもんか「川のせせらぎ」CD (TT)


ってなロクでもないハナシはど~~でもよく・・・

疲れた原因ってのが、韓国商品回収ドサ回りもありましたが・・・

仕方無いことでおますが、やっぱ・・・今年もありました、いわゆる『社葬』が・・・

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ま~~大往生で 有る面 お祭りのようなものでございまして愁嘆って雰囲気もないものでありましたが。

ホトケさん ハマの名士だけあって、けっこーな数の弔問客の数だったンでおますが、

チョイとばっか・・葬儀屋の仕切りがアマアマでして・・・

このサムい夜半の中、お通夜の焼香に並ぶ方の列がなっかなかスムーズに進みませんで、手伝いをしてますコッチもイラっときてました はい。

葬儀の御焼香がしめやかに行われている最中のことでしたが・・・

焼香を待つ列の最後尾に、ある一人の上品な老紳士が御焼香を待っておりまして・・・

チョっとばかり、相当な年齢に観えますから、葬儀社の若いのつかまえて「アホっ!!焼香の台 増やさんかいっ!!」っとドヤしましたら・・・

「えーっ?・・ってなこといわれても・・・持ってきてないスよ これ以上の焼香台なんかー」などとフザケたこと云うので、柱の陰で《世間ってモノを教えてやりまして》(^^;

じゃあしょうがない・・・マジですが、寒い中ズっと立ってて、倒れでもされたらシャレになりませんから、

「こちらへどうぞ♪ ご案内いたしますから」って、そのオジイさんだけ 中抜きで、前の方に案内したのでおます はい。


そのご老人・・・涙目になりながら、遠くを見つめるかのようにホトケさんの写真を見つめ一礼し、

いざ 焼香なんでおますが・・・彼は一般とは逆の・・・マッカに燃えてル【 火種 】の方おもむろに手をやり、

なにやら一掴み額の方へやったのです。 @@;;


その瞬間、彼は「ハウッ」と声を発し、あたりの人々が一斉に注目したのです。


にもかかわらず・・・老紳士は2度、3度と震えながら火種を額に・・・ぶっちゃけ そのたんびに「ハウッ」「んぎゃっ!!」(^^; やり終えると、

冷や汗を拭い(笑) 感慨深そうに・・・クチを開き


        「やすこ・・・」??? 

 
 はいっ?? あの~~亡くならはったンは、はるたろうサン享年93才なんでおますけど・・・

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           ある意味これぞ「暴走老人」(^^;
             
ぶっちゃけ その言葉に、わたいらを含め 回りの人々は為す術無く、笑いを堪えるのがやっとで(^^;

葬儀会社の方々も止めるよりもまず自分を取り戻すことで精一杯だったのでした(笑)

でも、わたいは見てしまった・・・ どさくさに紛れて

そのジイさん・・・、奴は、ちゃっかし!寿司も食って帰りヤがったのぢゃ (--; でも ま、いっか♪「やすこ」もあの世で喜んでルだろう(笑)


ンでもって本題(やっとかよ?)

最近になって 有名人でも 有名な方がお亡くなりにならしまはったですなア・・・

みなちゃまも 新聞・TV等でご存じでしょう そう・・あの・・・『宮史郎』・・・

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            モンクはいわせんのぢゃ いひいひ♪

  はっ?? なんぞモンクありますか? 森??知らんっ!! ンな人物!!

あのナ~~ジツに 470万枚を売り上げた あの国民歌謡『おんなの道』を知らぬというか貴様 非国民めっ!!

じゃあ それがナンなのかい??・・・ってことになりますが。

なんか書きますと リクめの家はヘンなヒトとばっか知り合いだナ・・・って思われるかも知れませんが(^^;

この亡くなはりました 宮史郎さんですが、家族クビにした(笑) わたいの産みのオヤジと「ダチ」でございまして(--;

なおかつ、昔住んでいた丹後 宮津の家にも立ち寄ったことがございまして・・・

ってか・・・ココで書くからには当然 ロクでもない「事件」がありまして・・・

アレは・・・わたいがまだ小学校の5年だったかな?? 夕刻 ダチと別れて 家に戻りますと・・・

玄関の あがりがまちのとこに、だしぬけ的に この宮史郎さんが・・・

ステテコ 腹巻きスタイルで「立っており」まして・・・ @@;

コッチをチラリと観て 「おお ボン、じゃましとんでぇ~」っと・・・

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            こ、このカオが至近距離だよ お立会い @@;

無論 このおっちゃんが歌手の 宮史郎さんだってのは あの・・・濃い~~っっ ぶっちゃけ「関西煮しめたよなカオ」でっから ガキのわたじも理解はしてます。

だが・・「な、なんで ぴんから兄弟の片割れがウチとこの家にいてはるのやろか??」って、現実を理解できません。

みなちゃまもご想像ください・・自分ち・・・『玄関開けたら ぴんから兄弟』ですゼ・・・マジでクラっとしますよ(--;


リクめ かたまってますと・・

奥の方から 問題のウチとこバカ親父が出てきて・・・

「帰ったんかい、お客さんやデ キチンとごあいさつせんかい」とのたまう・・・。

オヤジと宮史郎さん 接点らしきものアル筈もない感じなんですが・・・オヤジはフォークソング あちらさんはド演歌・・・

なんでも、オヤジがバイトで入ったBARのバーテンの仕事で、先輩格でこの宮史郎サンがいてはって・・・

二人コンビで気が合ったもんで、天王寺動物園から、羽曳野、十三(じゅうそう) 西成 と、一緒に店を移動した(って・・・このラインUP・・ど~観ても 成り下がってますが・・ --);とのこと。

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        ぶっちゃけ もはやBARですらないと思うが・・・

その日は じいさん&ばあさんは旅行で留守。お母ン は兵庫の方まで仕事で帰りは深夜近くの予定、姉貴は習い事でまだ帰って来ません。

誰もおりませんので しかたなくとゆーか、リクめ台所に立って、酒の肴なんぞをデッチあげまして・・・

宮史郎さんですが、なんでも お昼のNHKの番組が その日に 隣の市の舞鶴で収録が合あったそうでおまして、その流れでウチとこへ遊びにきたのだと。

宴会してるうち、宮史郎さんが「島崎(となりの町内の名)に なじみの店があるさかい、ちと そこの大将にあいさつしてくるワ」ってひとり出かけてしまいまして。

で、なんてことはないのでおますが、問題は・・・当日の宮史郎さんには ぶっちゃけ『連れの女性』がいてはりましてン・・・ど~観ても 奥さんには思えない(笑)30半ばの ややケバい女性・・・

ウチとこ ばかオヤジと 座敷で2ショットだよ お立会い・・・

案の定・・・(--;オヤジがクドきにかかりやがりまして・・・最初は大笑いして拒否りながらも まんざらでもなさそな その女性・・・

ほんでネ・・・ふたりで階段上がりまして 2階の四畳半の間・・・ぶっちゃけ 家具は『ふとん』しかない部屋・・・(--;そこへと シケこみやがり・・・。

わたいもガキですが、観光地の生まれゆえ、男と女がシケこんでナニするか?なんてのはとっくに理解してますから 「あ~あ・・・しょうもなっ!!」っとアキレ果ててますと。

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ったら・・・玄関の戸がガラっ!!って乱暴に開いて・・・「ああ~~っ!!くそっ!!ナンやの あの依頼主!行くダケ行かせて 急きょキャンセルってなんやの?ハラ立つワ~ ぶつぶつ・・」って、チョ~機嫌ワルいモードで、お母ンが戻って来まして @@;

「あら??リク坊 だれぞお客さん来てはったんか?」 「あ・・・」硬直するリク少年。

お母ン「ん??・・・ナンやの?2階でギシギシいっとんなあ・・・」 リク「・・・・・」

お母ン「・・・おとうちゃんが オンナ連れ込んでるんか??」 リク「・・・・・(こくり)」

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           普段でさえ こんだけ怖い このカオが・・・

ったら お母ン「・・・もはや勘弁ならぬ!!・・・あの クソ外道が・・・ぶっコロしちゃるけん(ナニゆえ お母ン広島弁なん??)リク坊 押入れの奥の《日本刀》持っといで!探せば おジイさんが中国大陸から引き揚げのトキ こっそり持ち込んだ 38式歩兵銃と、南部14年式のピストルある筈やけど、ポン刀でエエわっ!3枚に卸しちゃル!!」って、いかにも 荒くれ家庭にふさわしいヤバヤバな怒り方(笑)(^^;

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            神奈川に引っ越すトキ、チャンと警察に届けまスたお
            (ぶっちゃけ かなり真剣に怒られましたが:笑)

           
「今日という今日は なきものにしちゃるけん・・・リク坊も オトコなら覚悟きめ~ヤ」って・・・えっ!? わたいも共犯にすんのか お母ン(^^;(笑)

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            ぶっちゃけ いよいよ本性ムキ出し(^^;


『あちゃ~~今回ばかりはいよいよ 血の雨かい・・・』ってわたいも 明日から我が家は片親になるって覚悟きめてましたなら(^^;

また玄関がガラっと開いて・・・宮史郎さんが「あかんかった・・・よりによって今日 定休日やて あほらし・・」って戻って来まして ひえ~~~!! ダブルでヤバヤバやんか この状況 @@;

4角関係じゃんかこれでは・・・ったら・・・お母ん「あら?史郎さんやないの」 宮「えっ!? ・・なんや、リョーコちゃんやんけ♪」ですと!! @@;;

ナンのことない 宮史郎さん 偶然にもウチとこ両親とドッチも知り合いだったってこと は~~・・・(--;

「ひさしぶりねぇ ホントに♪」「奇偶やナ 元気しとったんやナ♪」って、京都の撮影所での ご縁なんだそうで、なつかし談義に花咲いたはよかったが・・・

ワシの連れどこやねん?? ウチとこバカ亭主と今 2階で・・・って方向にやはり向かいます・・・

で、宮史郎さんマッカになって怒らはりまして『なんやてっ!? ゆるさんっ!!いても~~たるけん 覚悟しいヤ!!』って今にも2階へ駆け上がりそうな勢い・・・


そしたなら・・・玄関と通りに面した表の窓があるんですが、なんかそこに 上から下の方向へ、黒い影がひひゅん!っと動いたかと思うと・・・

ガコ!って、地面に着地したって感じでしたが 同時に『ぶぎゃっっ!!』って、カエル潰すような声がして・・・

表の舗道に急いで出てみますと・・・卑怯にも逃亡を図って2階から飛び降りた 我が父親が、地面で見事アシくじいてうずくまっておりまして 泣いてやんの とほほのほ~~(TT)泣きたいのは息子のわたいだっ!!(怒)


ってなわけで・・・あ~~あ・・・有名人のご逝去に こんなエピソードって なんか泣けてきますが(笑)(^^;

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             ま・・おかげさまで死者も出ることなく(笑)


TVで観ると~りの わかりやすい ジツに愛するべきキャラクターの 『 関西の おっちゃん♪♪ 』でしたヨ 宮史郎さん♪

69歳で多臓器不全って、早すぎるし きっと苦しい闘病もあったのかとも思うけど・・・これからは天国で大好物の焼酎の緑茶割り 思う存分飲んで、本当はソッチ方面で世に出たかったという、歌謡JAZZを好きなだけ唄ってくださいネ♪

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          ゆっくり・・・おやすみください 宮のおっちゃん♪

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小学生の頃に

ドリフがコントの中で「わぁたしがぁぁあ、ささぁげぇた~」と歌っていて、学校でも大流行したんですよね。

ある日、社会見学に向かうバスの中で教師が「好きな歌を歌っていい」というので四角いバスマイク持って気持ちよく歌っていたら、「そうそうのは小学生に相応しくない」とソイツに止められました。

後日、学校の行事でツマラナイ歌を皆で歌わされる事となり、イヤイヤ歌っていたらまたソイツに「キチンと歌え」と怒られて…

それ以来、「歌っていて楽しくない歌を、首根っこ捕まえて歌うよう強要する輩」が大嫌いになりました。
僕の人格のかなりの部分を作り上げたのは間違いなく宮さんです。

ありがとうございました。

合掌

Re: onpさんへ

  onpさん おココロのこもったコメ ありがとうございます

おっしゃりたいこと よくよくわかる気がいたします はい。
わたいも同じく 「建前」と「ヨコ並びの常識」でおさえつけられるのを なにより嫌うガンコなガキでしたもんで てへへ(^^;

なんというかなぁ・・・ああいう宮サンのような、あえて云いますが、誹謗する本意はございません・・
この世の中の『ダメ人間(概念的な意味ね)』であっても「あのー、ワシ こんなんですが、なんとかヤってますんやデ~ アンタもそないしょげずにボチボチやんなはれヤ  な?」って・・
真正面ではなく、ヨコにそっと座って、はげますでもない・・・なんか 飲みかけのワンカップ酒「どや?」って勧めてくれるおっさん・・思うのですが、、世の中いかに変わろうと、こういう部分を「社会の弾力」というのではないですかねえ?? ひきつったポジティブだらけの社会は この 荒くれにとっても 生きやすい世の中ではありません あはは。

男の共通言語だね

うーん いかにもスラップなリク的ワールドのテンポだけど、

根底に流れるレクイエムは確実に感じ取れますよ リクさん♪

ぼく達 男には、どこか、宮さんのようなおじさんに憧れる因子をもっているものですね。根性がないので踏み切れないのはわかってるのですが、意外に高い 理想のハードルです。

天国に召された「同志・同類」を悼むについては バカ騒ぎで送り出す・・・このブログの真骨頂ですネ♪ 滲みました。

No title

お笑い路線かと思えば・・・

じつは 熱いレクイエムだったんですねー。

あいかわらず リクご母堂様もいい味出してます(笑)

ぴんから兄弟の歌も、こういった庶民生活の上に花咲いたものであるってこと リクさんは訴えたかったのでしょうね。

若造のぼくも きゅんときましたよ♪

Re: 長生きの秘訣 さんへ

 長生きの秘訣さん いつもありがとうございます♪

今回は おとこ祭りでしたね(笑)

どうしようもないし どこもホメる要素なんてない。
だけど どんなバカやってても、「その気持ち・・・わからなくもない」

ぶっちゃけ それこそが♂であることへのシンパシー お互い 旧い気性の人間ですなあ(^^;

Re: 立ち読み常連さんへ

 立ち読み常連さん いつもありがとうございます♪

いえいえ お笑いなんです はい(^^;
笑いとばしていただくのが 荒くれの供養です はい♪

世の中は(ってかにも生意気ですが)いかに努力しようと それがすべて報われないヒトもいてます。
「もっとしっかりせんかい!!」って背中をドヤしつけるより・・・

「ま ええやんか アンタはアンタなんやから♪」って、それすらを肯定する
そんナ優しい歌を 宮さんなんかはズっと歌っていた、ボクはそれが「偉大」だと信じます次第で はい。
プロフィール

港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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