Mrリク、ご存知でしょうけど ハイチは、中央アメリカの西インド諸島の大アンティル諸島内のイスパニョーラ島西部に位置する共和制国家で。
東にドミニカ共和国と国境を接し、カリブ海のウィンドワード海峡を隔てて北西にキューバが、ジャマイカ海峡を隔てて西にジャマイカが存在するのですけど。
両親がワタシ連れて、US国内に 密航する際に ひとつ問題となったのが『そのルート』。。。
どうにかして、ジャマイカに入国出来たならば、その後の US国内への流入は楽だとも呼べる。
だけどネ、アメリカへの扉、門戸が大きく開かれているように見えて、US国内の土を踏むための、関係書類や手続きが とても大変で 骨が折れるのネ。
就労ビザ発行なんて、数年待ちがザラ、ワタシの家族のような 中央アフリカから来た 人間にとっては、さらに条件が悪いの。
それだからか、ウチの家族は《キューバ経由》を選んだ。キューバも ハンパなく貧しい国だし ハッキリ言って 治安もサイアク。。。
でも、弱者 貧乏人にとっては、キューバって、《教科書通りの 社会主義国家体制》それだから。
すべての《医療》はタダだし、それの制度は 在留外国人にも適用されて。両親もワタシも キューバ国内で まず、すべてのカラダの疾患や不具合を治した。
で・・・新月の晩をね狙って、本当にオモチャのような 船外機つけたゴムボートで、対岸のフロリダ目指して 海に出たの。
問題は、月の出てない 新月の時期の あそこら周辺の海は、まるで台風のように 波が高い かなりにね。
フロリダの海岸まで あと4キロって地点で・・・高波にさらわれ、母とワタシが観ている前で 父親が まっくらな荒れる海に《消えたワ》・・・
ワタシも母も もちろん大きな声で騒いだけど、ボートのドライバーは《運が悪かったのサ》って、ボート停めようとしもしてくれなかった。で それっきり 父とは。。。
辿り着いた フロリダ沿岸には、不法移民を、受け入れる・・・っていうよりも、格安の《労働力》として、斡旋しては 少なくない 利ザヤを得る、ブローカーが跋扈していてネ。
働き口はスグ 見つかった。あまりにありきたりだけど、フロリダの 広大な オレンジと7レモンの畑の労働ね。
父を失った悲しさを感じるヒマもないぐらい、日の出から日没まで とにかく働いたなぁ。。。
ワタシ、フルーツ類 大好物なんですけど、やっぱ トラウマかなぁ・・・いまだに オレンジだけは受け付けない、レモンもね。
オレンジ畑の労働は 小チーム制になっててネ、チームのリーダーで 日常の世話もしてくれてた プエルトリコ人のおじさんが、
ワタシが 11歳になった頃に・・・《オマエも そろそろ、《現実の在り様》ってものを理解しとけ》って。
小さくて幼かったからネ ワタシ。ハイチでは 一週間食べるモノが無いってのザラだったから、野鼠やヘビなんか 見つけたなら、逃げるんじゃなくて、大喜びで捕まえて 貪り食べたから。
それだから、こうしてフロリダ・・USに渡り、タコスやハンバーガーが食べられるって、その《暮らし》天国みたいに思ってた ええ。
プエルトリコのおじさんは、云ったワ…《いいか? アメリカンドリームって言葉は、《WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)》の連中ダケが それの対象となる1つの呪文でナ。オマエやオレみたいな カラード(有色人種)にはGAMEのスタート地点にすら立つ資格は与えられてないのサ》って・・
そしてこうも、《オマエが喜んで食べてる そのマックのバーガーも、今はイイ、だが 10年も食べ続けたならば、100%近い確率で 病気に陥る。しかしオレらには、新鮮なシャトーブリアン 赤身の肉や、新鮮な野菜、フルーツとは無縁の生家kつを送るしかないのだ 運命さ》と・・・
泣き出しそうな顔でおじさんは、《オレらはナ、《自由の国 資本主義社会の最高峰》って名の、牢獄に囚われた囚人なんだ ああ。満期釈放は・・・無い。。。唯一の解放の手段は【死】のみだ。。。朽ち果ててるまでオレらは囚人だ》と。
そして・・《それでも…ココから抜け出して、もっと 高い位置にあがろうって考えるならば・・オレらのような者には たった《2つの選択肢》しかないのだ》と。
おじさんは云ったわ《1つ目の選択肢は、speed freak(覚醒剤中毒者)や after-dinner man(アル中野郎)に、オマエの その可愛い お股を開いて 差し出す・・・。それがイヤだってんなら、2つ目、【 USの軍隊に志願するしか無い 】って。。。
ワタシだって・・それとなく、現実はわかってた。。。母が、その プエルトリコのおじさんの、事実上の《情婦》におさまってたってことも、それゆえに、まだマシな扱いを受けていた方なのだって。。。
cocksucker(cookはチン●の隠語。suckerでしゃぶる 忖度してネ)に堕ちるよかイイって思って、
ビターフルーツ
I was born lucky they always say
I work in these fields of plenty
Sweat for the company far away
Fruit once sweet now has bitter taste
My father he was a union man
Very proud and outspoken
They came and took him when I was young
I will fight 'till his work is done
And my children are hungry
To taste the sweet life
Though my eyes have grown tired
Their desire keeps me alive
I will gather no more of your bitter fruit
I have a sister she loves to dream
Now she works right beside me
We work the land we can never own
Someday we'll reap what we have sown
I don't look east I don't look west
I don't understand their accent
If it's not soldiers it's foreign debt
But they haven't won this one yet
Soon from the fields will come fire
To cleanse the lies from all sides
The flames of freedom grow higher
Until desire - is satisfied
I will gather no more of your bitter fruit
And they want to help in America
And the guns they come from America
But they fight against us North America
Why are the people so quiet in America?
オレは奴等がいつも言うのは 幸運の元に生まれたどうだとヨ
オレはこれらの広大な分野でいつも働きどうしで
観た事すらない遠く離れた会社のための汗 だくでサ
かつて甘い筈の果実は 今や苦い味しか放ってはいない
オレのオヤジは組合員だった 非常に誇りと率直なオヤジでサ
奴等はオレが幼い頃来て、オヤジを連れて行った
仕事が終わるまで戦っているツモリなんだろう
オレの子供たちは空腹でだ 甘い人生を垣間見て
オレの目は疲れてたけれども、奴等の欲望がオレを生かし続ける
オレはもう、オメエらの 苦い果実を喰らうのはゴメンだネ
オレには かつて夢見るのが大好きな妹がいた
どんなときだって、オレのそばで働く(しかない)そんな妹
広い大地 オレたちには けっして手に出来ない土地
いつの日か オレたちが蒔いたものを刈り取るんだ!
オレには 西面東も見えないままだ
オレには奴等のアクセントを理解していないしナ
でもって、兵士にでもならなきゃオレらは 不良債権なんだとサ
しかし、奴等の欲望にはキリが無いのサ
そのうちスグに畑から火が来るゼ
すべての側面から嘘を浄化するために
自由の炎がより高くなる 欲望まで - 満足しているか?
オレはアンタらの 苦い果実をもう集めねぇゼ
そして奴等はアメリカよりの援助を受諾し
そしてアメリカ製の銃をふりかざすのだろう
しかししんな奴等も 最終的にはオレらと 北アメリカと対峙する するしかない
なぜ人々はアメリカが相手だと こんなにも!静かで無口で居るんだ??
https://www.youtube.com/watch?v=O3rvZJ4KWbY
街角で見かけたポスター破って、それを持って、志願兵募集事務所に 駆け込んだ。。。え?? そりゃ 辛いし 苦しかったわヨ ええ。
ワタシ、本来 運動神経はトロいし、体力だってすぐれてないしネ、でも、ワタシには《帰るべき所も無い》、生き残る為には《ココしかないんだわ》って、自分なりに必死で頑張った。
《チャンス》は唐突に訪れた・・・。日本でも有名でしょ?《シェール》って、女性の歌手。彼女が 軍の基地に慰問のショーに来て・・・
アメリカの「小林幸子」みたいな存在のシンガー 女優
どこか 顔立ちが似ているワタシを見つけたのでしょうネ、実戦では使い物になりそうもない 落ちこぼれで、軍部隊の食堂の雑役やっていた ワタシを呼んでネ、
慰問ショーの収録をしていた CBSの撮影クルーへ シエールがプランニングして、でっちあげに近しい、30分モノの ドキュメント番組を急遽つくるってことに。。。
その番組が 案外に視聴率が良くて、一時的だけど ワタシは、《世間で人気者》、囲み記事だけど《News week》にも載ったのヨ。
そうしたら・・・軍の《広報部》が、ワタシを格好の広告塔になりそうだって、白羽の矢たてたようで、
次の日から・・・ロープ一本で 20mの高さの壁登る訓練も、泥水の中 M-16抱えて 匍匐前進の訓練からも《解放されて》・・・
本当にこんな楽でイイの??・・ってぐらいに まるで天国のような、《郵便物 文書取り扱い部署》へ 配置されるって辞令が。
広告塔としてはネ・・生憎 あまり使えなかったかも(苦笑)イチバンの要因は、広告部責任者の 軍の准将が、スキャンダル報道で失職するってことになったから ええ。
広告部内部そのものが ガラリと衣替えしちゃって、でも、ワタシのような 末端にまでは被害は及びませんでした。
チョっとだけ 交際していた、軍の 上級曹長のオトコがネ、《オマエの所属部署ならば、Japanに転属通るならサイコーだぜ Baby♪》ってね、
オトコは《Japanなら、きっと YOKOHAMAの《ノース・ポイント》に配属されるだろうヨ、あそこは別天地だ♪なにより《平和だ》、血生臭さも、硝煙の匂いも微塵もしない。死なせてはチョイとまずい、US国内の有名人や、下院議員とかの そのジュニアらが配属される別天地さ》と。
リク「ふむ・・・履歴は理解した うん。ワルいがヨ、あえて・・同情はしないゼ ネーチャン。非情だと思うか知らんが、ワシやけど、もっともっと 悲惨な事例をナ、胃もたれ起こすぐらい見聞きしている そんな仕事と立場の人間なんだと思ってくれヤ。ひとつ・・・《どうしても理解できない》のは・・その アンタがどうして??別天地の ノース・ポイントへの転属が叶ってヨ、そのラッキーを捨ててまで 脱走試みたのか??それ聞かせてくれへんか??」
・・・いいわ。どうして脱走なんかを実行したか? 教えましょう。。。
《お気楽呑気な ノース・ポイント》に対する、軍内部での 風当たりがキツくなってきた訳よ わかるでしょ?
『ノース・ポイントからも、アレッポの前線に 人員を送り出す人事を実行しろ!』って、突き上げが激しく言われるようになって。。。
ブーツオンザグラウンド『テメエことでもホトケ出せヨ!』と
なんか 日本のTV局というのも、聞くところ、大手CMスポンサーの子女とかが 優先して採用されると聞いてるけど、要は ノース・ポイントも一緒で・・・
ワタシ以外、周りを見渡せば US国内で 顔と名前の知られた、有名人の子供らばかりっていうのが真実でネ、
そのコらが アレッポの最前線送って 被弾死亡なんかしたら シャレじゃ済まない事態に陥る訳。軍の予算が大幅に変わりかねませんから。
でも・・誰かを 人身御供的に差し出さないと、軍内部に不協和音が起きるというので・・
軍予算&バランス維持のための「人身御供」…
もうわかるでしょ? 本来なら入れたはずがない、間違って配属されたに近い、《親は不法移民》《白人とは云えないカラード》《コネもネームバリューも無い》このワタシが・・《アイツならばまさに適切な候補者じゃん♪文書屋なんか いくらでも補充は効くしヨ》って おそらくそれで【 選ばれた 】。。。
基地の司令官からは 《なあに♪女性の兵士を危険な 市内偵察業務で 装甲車のテッペンに座らせるなんてしないから♪とにかく《アレッポに行ったよ》って、その《絵が欲しいダケ》なんだから》って、そう慰労されたけど・・・
ワタシにはわかってた・・・ええ。司令官の《常識》は、30年前の常識に過ぎないのだって事に。
アレッポに限らないけど、ああいった《激戦地》には、互いに《戦闘疲れ》が蔓延してますから。どうあがいても、圧倒的な物量の差で、米軍勢力に 追い詰められたアレッポの反米勢力は、
もはや心身ともに疲弊した《かれら》にはもう、《女性は撃たない 襲わない》って、そんなジェントルさは完全に失ってて。
むしろ・・《オンナ兵士殺害したヤツは ボーナスポイント支給な♪》って・・・ヤケになってる雰囲気が。。。
Mrリク、アレッポに派遣されてる 女性兵士のプロフィール一読するといいわ。ぶっちゃけ《WASP》なんて ひとりも居ないから。。。
その殆どすべてが《黒人》《中米人》《チカーノ(スペイン系)》なのだから。。。
文字通り『最後の称賛式典』にて 閉幕。。。
みんな帰属先の国家は 【 USA 】・・・だけど、要するに ワタシらの存在って 【 死亡要員 】それなんだよネ。。。
ノース・ポイント基地にも、軍関係者専用の 売店施設では、ありとあらゆる《世界中からの 有名ブランド製品ら》それが、タダ同然の非課税価格で売られてる。
だけど・・・それって、無残に 死んでいくワタシらに対する…《Okowden》? まだ息している間に せめてもの《夢を見させてやろう》って意味なんだ。。。
・・・そう思い始めたら・・・どうにも 堪らなくなってきて・・・【 逃げた 】。英雄なんかには程遠い、《裏切り者で 卑怯者》それはわかってるツモリ・・
でもさぁ・・・アレッポには ノース・ポイントのような、文書管理部なんて無いのよ・・鉄カブト被って 迷彩服で ワタシも最前線で 銃持たされるのは必定、
もう10年近くも キツい軍事教練してない ワタシなんかどうなるか??
『そこが!《Sonel Danticat(ソエル・ダンティカ)》を なんとかして、死が確実の地獄から 脱出させようって!オレとしての動機だったんですヨ 判ってくださいリク上司!」っとカズホ
「ソネル・・・たしか ヘブライ語語源で、《水連》って意味やナ。。キレイでイイ名前ヤ たしかに・・・」
カズホ「けっして 色恋にトチくるっての行動では無いのです!!」
わたいは、「だがナ、聞け カズホよ。その、脱走劇を持ちかけて来たヤツは やっぱ・・あの●●やろが??以前云うたやロ?ヤツを信じてはアカンってあれほど。。」
「ぶっちゃけ・・早晩 こないな事態にブチ当たるって思ってた・・・。いいか!? ●●ヤツは、事の後始末はおろか、責任の一端もとらず、いつだって!イチ早くトンズラかまして澄ましている ンな野郎なんだ!!ソエルさんヨ、アンタもヘタをコイたわナ。煉獄で道に迷い すがりついたのが《鬼だった》ってこっちゃ ああ・・」
カズホは「ソエルさんの脱走が失敗したなら、責任のすべてが オレとかに課せられるのは覚悟してます。。だけど・・・リク上司?オレが《孤児》だったの知ってますよね??悪いですが、キチっとしたご家庭で、高等教育まで受けたアナタには理解できないモノ それがアルのです ええ。《社会の基礎を担う 高尚な役割》てってネ・・しょせんオレらは 社会のコヤシであり、消耗品なんスよ。ソネルさんだって《同じだ》、世界有数の超大国アメリカ、その中の 予算も人員も超巨大な《軍隊》って組織、それの中での 要は《政治》・・・それによって、1つしかない命を・・・紙切れよりも軽く考えられ、無残に果てるのを受け入れるしかないって・・・ナンなんスか?軍隊って?? コレって…国家ぐるみでの【 究極の貧困者ビジネス 】それじゃないですかっ!?」
リク「気持ちは判る・・イヤ、こ~云うと かえってウソ臭いか。。。だが…シンプル過ぎる《義侠心》のみで、すべての物事、問題点は解決も是正も出来へんデ?」
カズホ「ロクに勉強もせず グレもして、週末のダンスパーティーにのみ燃えてたような、オレみたいな若いのが、社会のコヤシに追いやられるのは、アメリカだってイッショじゃないスか!?正式な合衆国市民となり、淡く儚い《夢》…一瞬でも それを垣間見るためには・・1つしかない生命を自ら 捧げだすしかない・・・●●さんからソエルの件を聞いて、黙ってはいられなくなりましたオレ」
リク「ワシよか若いくせに カズホ、オメエって、随分と 浪花節なんやナ。だけどナ・・・そのオメエの身の上とか、●●の野郎は《熟知した上で》、きわめてヤバい橋 渡らせてるって考えには及ばないのかヨ??」
カズホ「うっっ っっっ!!」
リク「・・・《岩石投石器》って、それまでの戦闘に革命を与える、ある意味で おぞましく恐ろしい武器を発明・開発した《アルキメデス》・・・古代ギリシアの数学者、物理学者、技術者、発明家、天文学者。古典古代における第一級の科学者と称えられてるアルキメデスやけどナ・・投石器を造ったのは 当時の職人やわナ? 戦地で殺人兵器を実際に使用したのはアルキメデスではなな。 だが・・果たして・・・設計ダケをしたアルキメデス、彼の手は汚れてはいないって、そう言い切れるのだろうか?? どや??」
カズホ「・・・・・」
・・・なあ カズホよ・・いい加減 長い付き合いになっててサ、もはやオメエには 教えるモノは無いって思ってたけど。。。
今回の結果がどのようになろうとも、絶好の学習の機会ヤ 覚えとけ いいな??
どんだけか、行動起こすのに《理が在ろうとも》・・・《でも、果たしてオレは正しいのだろうか??》って、常に反芻し、テメエ自身を疑う【第三の眼を持ちそれを養え】。。。
常にテメエ自身を『疑え!』
一過性の熱気と 情熱でもって 突っ走ってたら、スグに 息切れ起こして 倒れてしまうんだゾ?
ソネルはんヨ、アンタかて 自覚してるとは思うが、100マンの理屈を以てしてもだ、ぶっちゃけ アンタがした今回の行動・行為は、管理する国家側からすんならば【国家反逆罪】それやからナ・・・。
それにカズホっっ!! ハマの港の 荒くれ風情が、あのアメリカって国家 敵に回して いったいナニが出来るヨ?? ああ? 日本の戦時中 B-29の空襲に 竹やり訓練してはったオバチャンら 笑えへんド?
ってか・・【あまりに 無計画だ!】・・オメエ、ワシのスグそばに居て、今まで ナニ観てたンだっての!
物事、作戦行動ってのはナ、120%の 考え付くだけのすべての方向について 下準備や根回し、数々のトラップも仕掛けて・・・
我が身を護るがゆえの「罠」をナ
でもって、実戦ってなるなら、及第点スレスレの 70点で終われば 御の字だっての 忘れてたかっ!? なによりも「それ」が 情けない。。。
カズホ「・・・レイモンド・カークイさん・・とかに協力仰いで、ソネルを香港や台湾、どこでもいいから 第三国に逃がすって 出来ないでしょうか??」
リク「アホ抜かせ! それは凶暴な虎を退治するのに、人食い熊に助太刀を依頼するのとイッショやんか!気付いたトキには ドタマ齧られた後ヤ」
カズホ「じゃ、じゃあ マー坊さんとかのラインでは??」
リク「あのなぁ・・・もうじきに・・100%での カタギの人間へと着々と歩んでる そのマー坊を テメエは!アメリカ相手にして《兇状持ちに追いやるってのか!?》テメエの その発想こそが、貧困者ビジネスそのものぢゃねえか¥のか!? 恥を知れ貴様っっ!」
カズホ「じゃあ どうすれば・・? 策がネエっすヨ もはやオレには。。。」
リク「それはテメエが 安請け合いに走った《報い》だ。安直に会社辞めて済む問題ヤと思うな エエな?・・・判った。。。【ワシに任せろ すべて】。せやけど 出た結果には 一切のモンクは受け付けんから 忘れんナ!」
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方々にバラまいた 数々の《貸し》も コレでチャラだナ。
でも、構うもんか!《弟》…そんなんで救えるってならば 廉いモンやってヨ♪
司令官室の デスクとチェアに 悠然と座り、こちらへ いかにもエリートらしい、友好的な視線を送る その《司令官》は ノーブルな 女性でした はい。
『 What are the contents of an order? I'm almost asking from the chairperson of a conference. It's now, but a slightly difficult problem also occurs inside the base, and there is no time so much. I want you to refrain from a troublesome wish.(本日のご用向きはなにかしら?協議会の議長から概ねは伺ってますけど。今ちょっと、基地内部で問題抱えててネ、時間が無いのです。厄介な願い事は避けて欲しいですわネ)』
・・・モノホンの《エリート》だ。。。わたいも まだまだ小物だわなぁ・・なんだこの大量の背中の冷汗は。。。
『 A female commander says gently. It's taken each other, and... there is a good proposition that loss is never. Could you ask me?(女性司令官どの。率直に申し上げます。お互いにとって けっして損は無い、1つの提案がアルのですが。聞いていただけませんか?)』
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帰り道に 「磯子ランドリー商会」に立ち寄る。 根岸坂の米軍関係者向け住宅の ランドリ物を一手に取り扱う あなどれない規模の洗濯屋だ。
善人とも悪人とも 単純には言い切れない感じの みせのオヤジが云った。
『アンタが 港のリクさんかい? 依頼だが まかせナ♪ お手のモンだって。それと、夜逃げのキンさんに伝えといてくれヤ、キンさんから受けた《借り》で、充分、この件はチャラで構わないからってヨ♪』
丁寧な 謝辞を述べて 店を後にする。 ・・・・・なんとか・・・仕込みは完了したか。。。ドっと疲れた気分が急に押し寄せ 眩暈を覚える。
『身支度をして ソネルを伴い、《三渓園通り商店街の《江戸清》って寿司屋に来い。》準備中の看板出てるから 他の客は入ってこないから安心やから』って伝えた。
人目を気にしながら 二人が店にやって来て、店の扉を開け そして閉めた ・・・その瞬間に【 ひとつの 捕り物が終了しました 】はい。
ソネルとカズホは、屈強な 特殊訓練も受けているだろう MPらに アっというヒマすらなく 組み伏せられて。。。
『 Stop! Make me free!! 』 『ナンなんだよっ!!リク上司!アンタ オレらを《売ったのかっっ!?》』
MPの目的は あくまでも 脱走したソネル。麻の《人間袋》にソネルを押し込み、まるで 芋の俵を運ぶように、かれらはソネルを担ぎだし Jeepへと乗せて 【 去った 】。
後に残るは リクとカズホ。「すべてが落ち着いた後に、事の次第は教える それまで待て。…なんか食うか?? 大将に握って貰うけどヨ」
フザケんなっっ!!この野郎~~!!
もんどりうつように、パンチ構えて コッチへ繰り出してきやがった。
・・・相変わらず パワーのみだわなぁ・・・ぶっちゃけ それでは、ワシの《術》には歯が立たないデ。。。
カズホの 繰り出すパンチの手を、覚えとけ…これが 合気の《転換》そして、《片手取り四方投げ》ってんだ ああ。
店の入り口 ステンレス骨格の扉を破壊して、外まで カズホの身体が吹っ飛ぶ。
・・そこまで ブッ飛ぶって理由はナ、全部 テメエっちが不必要なちからこめてきた そのせいなんだ未熟者め。それにしても…弁償するモノが増えたナ。。まっイイか♪
『 よぉ・・・店の大将、隠れてへんで、マグロの赤身でも握ってくれヤ。エエやろ な…《クロサキ》よ・・・ 』
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キンさん「そうかい。。上出来じゃねぇか。脱走は未だに 軍隊では《敵前逃亡罪》だ。ベトナム戦争当時には 銃殺命令の判決下っても仕方なかった。ぶっちゃけ、それを・・・《無許可公務サポタージュ》ってことで 基地の司令官納得させたって、ヤルじゃんかリク♪」
リク「いいえ。要は キンさんのお蔭ですってば、例の 磯子ランドリーの協力体制」
キンさん「詳しい中身までは知らねえ ぶっちゃけ どうやった??」
リク「はい、ソネルが軍を脱走に走った《11日間》ぶっちゃけ それを、《軍住宅にズっと閉じこもっていた》ってことに マケて貰ったンですヨ。要は・・《逃げてはいなかった》、一時的 職場放棄ですわナ。この差はデカいっス ええ」
キンさん「ふうん・・で?米軍住宅地帯は日本の管轄外だからナ、軍住宅に いつでも出入りが唯一、日本人で許される 磯子ランドリーの、配達員に、向こう三軒両隣り、《ソネルなら住宅に居たよ》って証言カマすよう依頼したってか。」
リク「軍内部の 内部監察はナメられませんからネ、一軒につき、《 Benjamin(100$札)》渡して クチ裏合わせるようにってネ」
キンさん「それにしても・・・ぶっちゃけ ワルいヤツだなぁ テメエてヤツは(笑)(笑)」
リク「でも、言い訳っぽいですが《それっきゃ手がナイ》でスええ。。ソネルですけど、《文書管理》が仕事の業務でショ?ヘタして、監察官が、人種差別者にして、サディストだったなら・・・《軍内部の機密情報を イスラム過激勢力に渡していた疑惑が在る》とかって・・・なんせが、ソネルは、元がアフリカ系ですしネ」
キンさん「それぐらいを・・・キチンと予め 予測して事を成す・・カズホなんぞには まだまだ手が届かない領域だわナ・・・」
カタルシスは『無い』…アメリカすらを裏切った気分。。。
リク「でも…カズホ、アイツなりに・・一心不乱に、ホメてこそやれませんが、今回は精一杯 働いたって思えます。 どうか理解してあげてください お願いします。」
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『・・・そうでしたか。。理解しました すべて。。。』っと、カズホ
結果的に だまし討ちってカタチになって すまなんだ。だけんど 理解してくれヤ、互いが無事なまま スライディング終了するには【 あの策しかなかった 】。。。
え??ソネルは どうなるかってか? さぁナ・・コレばかりはワシなんぞには断言できないヨ うん。
でもナ・・・ワシとしての【最大の大博打】・・・ワシは、あの ノース・ポイントの女性司令官、その御仁の…【ココロの中身は 政治家だ】って部分に 賭けた ああ。。
あのナ、来年 2017年五月には、今の 女性司令官、それの任期が終了して、新規の新司令官が赴任するのヤ。
非の打ちどころもナイ エリート中のエリートやん? 【 可能な限り 】・・・テメエが赴任している間、脱走兵の事例勃発なんて、ンな醜聞は出したくはなかろ??
ナンも起きない 無風なまま、無事 任期を終わらせ、司令官経験を武器にして、おおかた US国内に戻り、地方検事ポストか、下院議員の席狙う筈ヤ。
こ~イってはカズホ、キミには失礼やけどナ、これってチカラもない キミなんぞが、ズっと この国内、ハマの界隈で、あのソネルのことを プランないまま匿っているって《それダケで》ホント 良かった♪
だから己の未熟さを恥じるな カズホよ、《ナニも出来得なかった事こそが》今回の事件の 唯一の解決策へ結びついたのだからヨ♪
コレがヘタに、日本の国外にでも脱出していたなら・・物事の収拾は ワシなんぞではどないもならんかったとこやデ。その意味で ソネルはキミを頼って 大正解だといえる うん。
それにしても・・・このワシとてヨ・・・
マジでもって、一世一代の ハッタリの大博打やったワ。。。
カズホよ、キミにカラクリを教えなかったのはスマン思ってル。カンニンな?
あのトキ・・江戸清での 大捕り物の際に、より信憑性を打ち出すためには、ナンも知らんキミが 怒って大声を上げるって、《その絵》が必要やったんやワ ああ。
カズホ、オメエがワシの長年の部下であり、ダチだって関係性が司令官にバレては、約束事が成立せん可能性が高いからナ。
あのノース・ポイントの女性司令官に持ち掛けたんヤ・・《脱走兵ソネルへの 日本側協力者は、責任を以て当方で処理する、黙らせます・・・だからその者を アメリカ側で逮捕拘禁するのは勘弁願いたいです。よろしいですよおネ?? なんせが《ナニも起きなかった》こそがBestなんですから♪ って・・・
ヤバい橋は 幾度も渡ったけんどもヨ・・・さすがに思い出しても 冷や汗が浮かぶワ ああ。。。
カズホ「ソエルは・・・どのような 処遇になるのでしょうか??」
・・・うん まぁ・・軍刑務所での服役は回避されるだろうって思う。《ナニもなかった 単に当人が家でサボってたダケ》って方が、あの 女性司令官にも 都合がイイんだからヨ。
おそらくやけど・・・ありきたりなこのケースにおける処分…《不名誉除隊》だろナ。。。不憫やけど、大学再入学の補助金は無くなった。
退職金の支払い停止、…まぁコレはさすがに執行されないだろ。。でも、軍人恩給の支払い停止、再就職の際に履歴書への記載が必要、特定の州ではこれらに加え、選挙権の停止、銃器所持禁止が課せられるだろう ああ。女性に限り特典の 退役後の 豊胸手術の助成金もナシや(笑)
カズホ「厳しいッスね それ。。。」
・・ああ。だがヨ・・・【イイじゃん! 無事に 生きてるんだからサ!】。
軍隊になんか ハナっから行かなかったんだって、そう割り切れば♪グリーンカードは消えへんデ?ソネルは、もう まごうことなき【アメリカ市民なんだ】もう アメリカって国で、囚人の思いなんて 抱く必要性はない!
あのソエルがサ、やる気と根性でもって、捲土重来、ピザの配達でも、バイク便ライダーだってエエやん!そこからコツコツと また這い上がればイイんだ。
な?? 脱走兵の汚名を着たまま、世界の果てまでビクつきながら 逃げ回るってナ生活よか、どんだけか マシってモンやって思わへんか?
ホロ苦き大団円でしかないのだけどネ。。
カズホ「そうですね。。。それにしても…あの 寿司屋の店内に・・チラっとだけ見えたのですが・・あの公安のクロサキが居たのは どうしてなんスか??」
・・・うん それも そのうち判る。。
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『オレのこと 呼び出したのはアンタかい? ってか…アンタ誰だ?? 一向に思い出せないのだが…』
「ぶっちゃけ初対面でス。●●さん 小中●太郎サン・・・。ぶっちゃけ アンタのオルグで 人生クルわされた ●▼■夫、その ひとり息子がわたいでおますヨ ええ・・・」
そのアホの 息子だヨ・・・
『えっ!? ああ・・懐かしい名前だ。●▼■夫クンか・・・線は細いが 素直でイイ青年だった。キミがその息子か?正直、騙したツモリは微塵もナイ 本当だ。逮捕投獄されたのは、あくまで彼が暴発して 突っ走った結果であって・・・』
「わたいが生まれる 遥か以前の事、やたら説明されても 理解のしようがございませんって」
『で・・用は何だ??まさか…父親の仇を 息子であるキミが、この老いぼれをつかまえて果たそうっていう腹積もりだってのかい??』
・・・違いますよ はは♪ わたくし そんな回りくどい生き物ではない。たとえ 騙されたのが本当の事だとしても、それはウチとこオヤジがヘタ打ったってダケ。だいいちワシは オヤジのこと そんなにまでスキではないですからネ(笑)
・・・【許せん】・・ってなら、ワシのかいしゃの部下、凸凹カズホ アイツのことアンタは扇動して・・・
ハマのノース・ポイント所属の女性兵士、《ワザとに 脱走行為に走らせて》・・・その一部始終でもって本書いて、証言のテープやビデオとかを、メディアや 特定野党勢力に売り渡す計画してましたよネ?? おい・・・よもや《違う》とは云わせへんド・・・
小中さんヨ 気が付いてるか??アンタ・・・もう10年以上にわたり、【 公安の監視対象人物 】それなんやデ?
アンタにすりゃ想定外で 裏切られた気分でショ?長年に渡り…【公安の密偵として 左翼系内部を探る隠密行為】それを実行したのに、その協力した公安から、すべてを監視されてたって残酷なる【事実】
生憎やったわナ♪ その公安 外事課に ワシの盟友が居るのヤ。これまでのアンタがした【悪行】、それの膨大な資料は入手済みだ。それって判る?? 公安も もはやアンタは《用済み》て意味だ ああ・・。これでもう、マスコミの寵児として再びスポットライト当たるって計画はオジャンやナ(嗤)
『貴様・・・っっ!! それを司法当局に持ち込もうってハラか!?意味ないゾ!!新聞もメディアも、昔の仲間やシンパが、ヒラ職員じゃないゾ!編成局キャップとして君臨してるんだからナ!必ずや握りつぶしてやる!!』
・・・けっ!! ダレが ンな手数のかかる事するかいってヨ♪
このワシが掴んだ・・最大の《ネタ》は・・・【 小中さん、アンタが本当は《公安の外部協力者だった》 】って事実だ ああ。。。
アンタってヒトは、ぶっちゃけ 確信犯として、世間の人間に《やっぱ…左翼系の人間て言ってる事怖い・・》って、そう思わせるそのための《嫌われ役 演じていた》のだよナ??たんまり小遣いも貰いはったやろ?モンク云いないヤ♪
ワシやけどナ、それの《事実》を、アンタはんのシンパ、後期高齢者になろうってのに、今だにデモで沖縄出かけたり、スタンガンとワゴン車で 簡単にヒト拉致するって、そんな《あぶねえジジいども》に、アンタが《イヌだ》ってこと バラ撒いた PDFファイルで20分前に送信は完了。。。
『なんだとぉっっ!! っっっ!!』
・・・今後が 楽しみやナ? いひいひ♪ 家の近所の タバコ屋でかけるにも 今後は護衛が必要やナ♪ 火災保険はイイのを掛けときなはれヤ?
ぶっちゃけ《内ゲバ》は、アンタらの専売特許ですやん♪ 怒らはるやろなぁ。。。長年の同志だと信じてた人間が、よりによって公安協力者だったって、でもコレは 全て小中さん アンタの 身から出た錆ですから ええ。
・・・ワシの父親でっけどネ・・・たしかに《社会的には》報われないまま 還暦をとうに越えてます ええ。。。
でもネ・・・今現在ですが、新しい女房、新しい家族と家庭を確立して…それなりにですが、コレが案外に 幸せにヤってますんヤ ええ。
小中さん アンタには 判りますか??・・・手にしたモノはホンの僅か ちっぽけであっても、でも、よく晴れた 青空の下、どこの誰にも遠慮も 気後れすることも無く、
堂々と 道の真ん中を【 歩けることの 幸せ 】って それ。。。ワルいですが 今の そして今後のアナタよりも、ボクは ウチとこの おとうさんの方が【よっぽど幸福な人生歩んでいる!】って胸張って思いますよ。
用事はそれだけです 御足労を感謝します。じゃっ 今晩から…【 震えて眠りなさい 】
うをおおおおお!どうしよう!! っと、叫びとも泣き声とも判別がつかない声を 後方に聴きながら、わたいは その場所を去りました はい。
月が出ている。。。もはや見慣れた ハマの港から眺める月だけども・・・
…過去は私にとつて苦しい思ひ出である。過去は焦躁と無為と悩める心肉との不吉な悪夢であつた。
月に吠える犬は、自分の影に怪しみ恐れて吠えるのである。疾患する犬の心に
月は青白い幽霊のやうな不吉の謎である。犬は遠吠えをする。
私は私自身の陰鬱な影を、月夜の地上に釘づけにしてしまひたい。
影が、永久に私のあとを追つて来ないやうに。
萩原朔太郎 「月に吼える」序文より抜粋
・・・不満はあるだろが、このへんで勘弁してくれヤ な?? おとうさん。。。
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カズホ「上司…先輩…いえ リクさん。。正直 合わせるカオがありません。。。《貸し》を…使い果たしのだって 聞きました。。」
リク「へっ!それかい。サッパリと出来て かえって気分がエエわい♪」
カズホ「でも、どうして??・・・こんな不出来なオレになんか それほどまでの 情けを??」
・・・あのなぁ。。前々から云うてきたやろが?血縁こそ無くとも、このワシとカズホ、それにショーゴは《義兄弟》ヤってナ。
ドレほどアホかて、可愛い弟 見捨てられっかってヨ!!誤解すなヤ?脱走兵のソネル それよりも、なにより!ワシがサルベージしたかったのはカズホ、テメエっちなんだからヨ ああ。
それより、ワシなんかへの謝辞はイイから。キンさんやゲンさん、それに今回は 引退なさった 文鳥オヤジの親方まで ご協力願った。その方々に感謝の念 忘れたらアカンえ?
で・・云い難いンやが、オメエの今回の仕事面での不始末・・・それについては処分を下させて貰うから エエな?
2階級の降格、チーム的には ミツオなんかと同格になる。それでメゲたら ぶっちゃけ つまらんデ?頑張って《盛り返せ!》チャンとそれ 見つめていてやっから。
それから 5日間の無断欠勤、損金として次の給料から差っ引く。それとヨ・・・ブッ壊した 例のすし屋の入り口扉の弁償金、半分でエエから出してくれへん?? いひいひ♪
さあ 納得いったなら もう行け。ドコへ?って、決まってるやろ!スグに港の現場で ぶっちゃけ 死ぬまで働かんかいこのタコ!(笑)
タダでさえ忙しい 四半期の月末にサボるだなんて、エエ根性してやがるナ貴様(笑)(笑)
チームの《みんな》もキミを待ってる♪ 気にするな ワシらは 同じ船に乗った《家族》じゃねえかってヨ♪♪
《 完 》
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Billy Joel - Goodnight Saigon (英霊たちの 鎮魂歌)
We met as soul mates on Parris Island
僕らはパリス・アイランドで一生の友として出会った
We left as inmates from an asylum
海兵隊の新兵訓練基地で訓練し同士として戦地に向かった
And we were sharp, as sharp as knives
僕らは研ぎ澄まされていた まるでナイフの様に
And we were so gung ho to lay down our lives
人間らしい暮らしを捨て去り敵を殺す為だけの訓練を猛烈に繰り返したからだ
We came in spastic like tameless horses
それでも僕らは調教不足の馬の様に震えていた
We left in plastic as numbered corpses
番号札の付いた死体袋に戦死者として入る事を想像してしまうからだ
And we learned fast to travel light
僕らはとにかく速く動けと叩き込まれた
Our arms were heavy but our bellies were tight
武器を持つ腕は重いがベルトがきつく感じる程 腹は満たされている
We had no home front, we had no soft soap
僕らに援護部隊は来ない 柔らかくて良い匂いの石鹸も
They sent us Playboy, they gave us Bob Hope
与えられるのは「PLYBOY」(慰問showに)やって来るのはボブ・ホープだけ
We dug in deep and shot on sight
深く穴を掘り敵を狙い撃つ
And prayed to Jesus Christ with all of our might
僕らの勝利を願いイエス・キリストに祈る
We had no cameras to shoot the landscape
僕らは景色をカメラで撮る事も無く
We passed the hash pipe and played our Doors tapes
大麻のパイプを皆で回しながら吸い ドアーズをテープで回した
And it was dark, so dark at night
恐ろしく暗い場所 夜の闇が辺りを包む
And we held on to each other
僕らは互いにすがりつくようにして
Like brother to brother
そうだ まるで全員が兄弟の様に
We promised our mothers we'd write
泣きながら 生き延びて母に手紙を出し続けると約束したんだ
And we would all go down together
だが僕らは皆倒れてしまうだろう
We said we'd all go down together
僕らは思わず口にする 『きっと生き残れない』
Yes we would all go down together
そうだ 俺達は誰も生き残れない
Remember Charlie, remember Baker
死んだ仲間チャーリー そしてベーカーを思い出す
They left their childhood on every acre
彼等は青春時代を生きた故郷の景色の中に1エーカー程もの思い出を残した
And who was wrong? And who was right?
誰が悪い?誰が正しい?
It didn't matter in the thick of the fights
激しい戦いの中ではそんな事どうでも良くなる
We held the day in the palm of our hands
昼間は俺達が有利に戦いを進める
They ruled the nights, and the nights
だが夜は奴等の独壇場だ 夜は奴等に支配されている
Seemed to last as long as six weeks...
泥沼の戦いは長く続くように思えた・・・
...On Parris Island
・・・パリス・アイランドの訓練を思い出す
We held the coastline, they held the highlands
僕らは海岸線を手中に収め奴等は高地を手中に収めた
And they were sharp, as sharp as knives
奴等も鋭利な刃物の様だった 研ぎ澄まされたナイフの様な
They heard the hum of our motors
奴等はモーターの音を聞いた
They counted the rotors
奴等はヘリコプターの数を数えた
And waited for us to arrive
僕らを待ち伏せする為に
And we would all go down together
皆死んでしまうのだろう
We said we'd all go down together
皆が口にした 『俺達は生き残れない』
Yes we would all go down together
そうだ 僕らは共に 倒れるのだ・・・・・
https://www.youtube.com/watch?v=0e5AUckHNps