どもども リクめでやんス
そろそろ「すき焼き」のシーズン到来でおますわナ♪
ナニを隠そう わたくしめは「すき焼き部長」なんでおますのですが♪
でも すき焼きですが・・・イザ作って食べましょってなると、ホンマ、肉なんかこだわりだしたなら天井知らずでっからネ~~・・・
左 関東風 右 関西風 でおます
A5ランクの松坂や米沢牛とかじゃなきゃ いかんのですかねえ??ソコんとこがイマイチよぉわからん・・・。
意外と知られてない事実・・・あのネ、牛肉はですネ、いちばん脂肪分の少ない《部位》それは《ヒレ》でありますが、
それですら・・・肉の中身に含有される脂肪分は ジツに『43%』ぐらいもアリましてん @@;
よ~するに牛肉のうま味ってのは、脂肪によるモノであるって証拠で。
毎度のごとく、わたいなんぞが云いますなら、ビンボーの言い訳&開き直りに観えますが(^^;
ウチとこ実家で すき焼きするばやいは、使用する牛肉の部位は《腿肉》でおます♪
ヘンてこな表現になりますが・・『ゼンゼンおいしいですよん♪』まったく遜色ございません はい。
よっぽどフトコロの中身が豊か・・・道歩いてたら、ガマグチ拾った いひいひ♪ なんてトキ 大判振る舞いとして思い切って買うのが 長崎の「平戸牛」♪
最近よくあります『肉の激安店』では買いません、ワリ~けんど あそこいらで売りに出されてます牛肉は、アッチコッチの産地のモノ、はんぱな量となったのを「ごちゃまぜ」で売っているのでイマイチ信用でけません・・・。
いっそ《外国産牛肉》アメリカ 豪州ダケでなく、いろんな国から入ってくればイイとさえ思いますデ。
知られてませんが、意外に・・・アルゼンチンだのといった《南米産》の牛肉って すっげぇウマい♪ンでおますのヨ!《味がしっかり》しております はい。
ワイルドなお味がいたしますデ♪~
オーストラリアのお隣の ニュージーランド産の牛肉もウマい♪ NZの牛肉はですネ、《グラス・BEEF》っていいまして、エサ、完全に草100%で育てられてますので、日本産の牛肉には無くなってしまった《牛臭さ》それが残っているン」です はい。
でも、ホント・・・そうでもしないと・・・実家で同居してます 姉の子供2匹なんぞアナタ『肉食大魔神』でおますからネ~~
マジ 高校生の男子、ありゃ異常ですわナ(--; こないだ総勢5名で食べようと思って買っておりました 牛肉 800g・・・
あろ~ことか タコ助は『全部ひとりで喰いやがりまして・・・』@@;ケダモノかテメエは? って感じ・・・。
って・・・いつまで く~だらない「マクラ」が続くんぢゃ?って テメエでツッコミ入れたくなりますが(^^;
しかしこのよに、けっこーな お高いオカズの代表である すき焼きですが・・・
正味な話・・『すき焼きが本当に《料理》といえるのか??』って 問われますなら『はて??』って考えてしまいますわナ・・・。
お料理の『腕の奮いどころ』ってのが ど~もアバウトでス、なんか・・・気を遣うだけ損、って感じもして・・・。
しかしわたくしめ あいにく・・・すき焼きにおいては ぶっちゃけ あまり良い思い出がなく・・・
関西なもんで、よく言われますように たしかに【肉】ってなら、それはごくフツーに《牛肉》のことを指すのでありましたが。
わたいが生まれました 京都の丹後地方は、地理の関係で、入荷する牛肉の殆どは「但馬牛」でございましてネ・・・
やっぱ 慣れ親しんできた関係で、自分的に今でも 但馬牛がいっちゃんおいしいと感じたりします はい。
ただ・・・チト家庭的に問題が多い家だったモンで いひいひ♪ 家族みんなで仲良く すき焼きつついたって記憶が無いス・・・
当時の我が家においては、「リク坊 自分で食べる分 自分で作りぃ」ってのが ごく当たり前でしたネ、今の基準でいうなら放置児童(笑)
それになんせガキでしたもんで、《モノの価値と値段》がわかってませんから、わたい的には、すき焼きと コロッケが殆ど「同率一位」
1枚¥30円のコロッケ与えときゃ このコは機嫌エエんやから って、ずいぶんとナメられた幼少期を過ごしてましたわたくし(--;
よ~するに【アホ坊ン】でしたので
一時期 大阪は 通天閣のそばの親戚宅に預けられていた時期ですが、牛すじ肉の煮込みとか、名物の クシかつですナ、
やっぱ大阪の食糧のバラエティーはさすが!京都の片田舎じゃ創造つかない 牛肉料理のバラエティーを体験したのですが。
よくわかんなかったのは・・・大阪の あの近辺の『呼ばれまひょか 文化』で・・・。
親戚でもナンでもない近隣の家から・・・コッチが すき焼きとか、 シャモ鍋するってなると、ゾロゾロと・・・
それこそ『呼ばれにきましたワ♪』って、おっちゃんやおばちゃんらがやってくるのにはビックリしましたネ~。
で、翌日とかになると、『ウチとこ来ぃひんか? 今晩 てっちりやねん♪』オゴリ返しの文化ですナ、呼ばれましてごちそうになる。
ったら、親戚宅のスグそばに 『宮川左近ショー』のメンバー 浪速三味線の大家♪ 暁 照夫お師匠はんが住んではりまして・・・
上方三味線界のジミ・ヘンドリクス♪
TVでよく観てました 「あっちの世界」のおっちゃんが・・・隣の席に座り・・『これっ!アカンてっ!!それワシの肉やがナっ!!』って、真剣な眼つきで わたいらガキめらと牛肉の取り合いしてたんだから怖い・・・。
そんなトキ 交わされる地口(じぐち)ジョークはきまって・・『ンなアンタ・・・エエ歳コイてからに、そない《精つけて》どないするンや?ま~だ子供欲しい」ンかい(笑)』で。
こんなのが「日常風景」でおました関係で・・・「すき焼き」って連想しますと、どことなく、『土着的でなんかエロい』想い出がオーバーラップします はい。
今思い出してもサイテーだったのは、大学の頃・・・
基礎的要件として、『クルった学部』だったのでありますが なんせ わたいが在籍ですから いひいひ♪
同じ教室のひとりのヤツが 肉屋サンにバイトに行ってたのがすべてのはじまり・・・
A4ランクのですネ それはまあ♪ リッパな和牛の塊を持ち込んで来まして。
「そ、それ どないしたんヤ?」って問うなら・・・「それは聞かないほうがよろしいデ」 なんじゃそれ??(^^;
「みんなして食おうゼ♪」ってんで、学校側には『居残りで実験させてくらはい』って嘘コイて、化学実験室に立てこもり・・・
校舎がアリました ヨコハマの保土ヶ谷ってとこで 周囲はけっこーな農作地帯がまだ残ってまして、ネギやら白菜やらを「無断で拝借」しまして なはは~♪(モチロン返してません)
学食の調理場から 酒もカッパラって(料理酒でモロまずかったですが)ついでのオマケに 近所の養鶏場からもタマゴを20ケほどペチりまして(^^;
思えば完全なる「ドロボー学生」(^^;ワルいことをしたモンでおますが。
で、すき焼きにして みんあで食べ始めたはイイが、なんせがその日の参加者は30名越える大人数で、たちまち肉がスグ不足してくることは容易に判明して・・・
ぶっちゃけ そうなってきますと、日頃の友情の誓いもドコへやら(笑)まるで 飢餓地獄であえぐ亡者の集団みてえになっちゃいまして・・・
愚かななり 若きケダモノども(TT)
牛肉を争って 箸のつつき合いならまだしも・・・段々と真剣に「殴り合い」はじめるって ジツになさけなさ・・・(--;
『おバカな学生ノリ』もアリまして、ぶっちゃけ 牛肉なんて毎日でも、好き放題食えるだろう ヤクザしてますイチハラまでが、この牛肉争奪戦に加わり・・・
ヤクザが「すき焼き」でアツくなんなって(--;
スッカリと熱くなっちゃって・・・子分の マー坊に『くっそ~~あったまきたっ!!もう勘弁ならねぇ、クルマから《チャカ》持ってこいっ!!』だなんてシャレになんないこと口走る始末で。
ったら・・・ジっと・・・動かないヤツがおりまして、酒に酔ったかと思えば・・・牛肉争奪戦にあえなく敗れ、脳震盪と、全身打撲でブッ倒れてるんだって判明!アセって救急車呼ぶハメになりまして・・・。
救急車には正直・・・過去に我が学部 数ある化学実験のシッパイ・・・そんでもっての「バクハツ」で幾度もお世話になってたモンで(^^;
『ま~たっ!《絶叫屋敷(ウチら学部の通称)の住人》どもかっ!? いい加減にしろっ!!』ってボヤかれるわ サンザンで。
ほんで、社会人となり 今の港に入れまして、同期の連中とかで すき焼きパーティーやったのでおますが・・・
ジツに意外なとこで、『関東と関西の流儀の違い』が露見いたしましてからに・・・。
いうまでもなく リクめは完璧 関西の人間でありますので、「すき焼き」ってなりますと 「関西風味付け&調理法」でズっと育ちました人間。
関東との決定的違いは、関西は「すき焼き」、文字通り『焼く』のでおましてネ。関東のように『割り下』などは入れません はい。
ウチの家の流儀は まず、お砂糖・・三温糖を焦がしながら カラメルを作ります、で、牛肉を広げながら鍋底で70~80%まで《焼いて》、
そこにさきほどのカラメルをまぶしながら、「おしょうゆ」を直接ジュっと注ぎます。はい。牛肉の《残り香』をば利用して、牛肉以外の具を焼いていただきます。
具の違いというなら・・ネギは関東風のように「白ネギ」が主流ではなく、九条ネギを7,8センチに切ったやつ それが主流。
あと基本として、「焼き豆腐」は使用しません。「しらたき」も使いませんナ。関東風ではセオリーとなってます「白菜」も、それ入れるなら、輪切りにしたタマネギの方が多いかな?って感じでス。
コレはドッチがうまいまずい 上だの下だのって比較するよな性質ではございません、ドッチも よく出来ているなら 美味しいのは確かでおます♪
栄養価の面からいうなら・・・「関東風」の方が やっぱイイのですかね? 関西のすき焼きは基本、『肉を喰う為の料理』でっから。
ただ云えるのは、関東の「すき焼き」ってのは、その場に家族や仲間全員が集合して イッショに『鍋をつつく』って感じで行なわれるのが主流なのに対して、
関西の方は、一回の量を焼いて スッカリ食べまして、で また一定量を焼いて作るの繰り返し・・・
食事の時間がマチマチなご家族でも 全然関係ないってスタイルで。
「じゃあワシが作りますワ」ってことで、すき焼きをば作り始めたなら・・・
「なんだヨ その作り方は?」って 参加者から異論がボコボコ出てきて・・・
「それ違う!すき焼きじゃない」「オメエ、ホントに作ったことあんのかよ?」などと しっつれ~なことを(--;
気に入らへンか??
ンだったなら 食わなきゃエエやん・・・っと思うも、モンクをサンザン云いながら・・・「おかわり」「コッチもくれヤ」って、旺盛に食ってますから余計にハラ立つのなんの(--;
『味はワルくなかった。でも・・・コレはすき焼きとは違うな』最後の最後までそのトーンで・・・。
まあ仕方無いかも・・・そんトキ わたいがこさえた すき焼きは、関東のヒトからするなら『なんか 具が変・・・』
春菊と白菜なんかがなくて、その替わりに タマネギの輪切りと、豆腐ではなく 湯引きした《厚揚げ》・・・竹輪も入っているわ、《餅》まで投入・・・同期の人間にしてみれば けっこーなカルチャーショックだったよ~で。
わたいも 打ち込みだすとしつこいモンで・・・
色っぽいハナシとなりますなら・・・今ではトレンド的にも「焼肉」なんですが、ひと昔前は、妙齢の男女がイッショにすき焼きつついてるって構図は、イコール『もうヤってます関係』ってことを世間に公表していることだったそーで。
それだから、イッショにすき焼きとかに誘うには ある程度の段階踏んでないと成立しなかったそうで・・・
こ~ゆ~焼肉屋が近所にあれば いひいひ♪
でもナ~~ それいうなら、焼肉屋とかすき焼きイッショに食するってよりも、『うなぎのかば焼き』食べに行くって方のが なんかエロくないスか?? いひいひ♪
かば焼きは出来上がって 座敷に運ばれてくるまで調理時間かかりますからネ、その間に・・・お銚子のイッポンも頼んじゃって ほんのり桜色♪
ネーチャンをば はがいじめスタイルで抱き寄せ、突き出しの おしんこ、キューリなんぞを クチでわにゃい「どっかに突っ込んだり」して いひいひ♪
でも たいてい おいたが過ぎて・・・・・『ええいっ!!ヤメんかっ!!このド助平小僧がっっ_!』ってキレられて・・・
「お待たせしました~~♪」って仲居サンが入って来て・・・「あらっ?・・お客さんどうかしました??ハナ血が出てますけど」などと(--;
な なさけな~~
ナンのことない 精つける前から ハナ血ブ~~!!のわたくしめでございましたのだ やれやれ・・・
でも「すき焼き」・・結局いっちゃん「うまい!」のは
最後の「おじや」だったするから皮肉なモンでおます~