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荒くれ映画講談 『 タンポポ 』

 はいはい♪ リクでゴンス

本日の「荒くれ映画 講談」 お題はなんと!!『 タンポポ 』伊丹十三監督作品
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 《ラーメン・ウエスタン》って名の通り(?)いにしえの時代の米西部劇映画的な撮影技法とかを意図的に多用した、

良い意味での「無国籍風映画」と仕上がっているのですが。


 (あらすじ)
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           フト立ち寄った「まずいラーメン屋」から物語が始まりまス

山崎努扮するタンクローリー運転手のゴローが、とある町で寂れたラーメン屋に立ち寄る。そこは夫に先立たれたタンポポ(宮本信子)が、一人で切り盛りする店だった。

ゴローは店にいたピスケンという図体の大きい男(安岡力也)とその子分たちと乱闘になり、傷を負ってしまう。

ゴローの傷を介抱しながら、タンポポはお店の窮状をゴローに打ち明ける。

夫の死後、自己流で作っていたタンポポのラーメンはお世辞にも“美味い”とは言えない代物で、閑古鳥が鳴く毎日だったのだ。

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お店の再建のための力添えを依頼されたゴローは、店を街一番のラーメン屋にするべく仲間たちと共に立ち上がる。

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        ゴローvsビスケン 壮絶なボコり合いの後【ダチ】になる


紆余曲折を経て、新装なったお店にはお客が詰めかける。その様子を満足げに見届けると
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ゴローはビスケン見送られながら、タンクローリーに乗ってタンポポのもとを去っていく・・・というストーリーで。

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 西部劇「シェーン」に範をとったストーリーのこの映画は、後に故・伊丹十三監督の代表作の一つに数えられていますが、

だがしかし、実はこの作品、日本では公開当初ほとんど話題にならず、興行成績も芳しくなった。

ところが、海外、特に米国、欧州で評判となり、その後、改めて日本での評価も上がり、日本人、特にラーメン好きにとっては忘れることのできない作品となったそうでス。

少年でしたリクめも 母親と、ナンの機会だったかは記憶してないのでおますが、新京極の映画館で観ましたこの映画。

人物の 絡みとか ガキでしたからまだ、正直・・・そのトキはピンとくる部分は薄かったのでありますが・・・

最近になってDVDにて 見直してみますと・・・「色んなお料理」や「食にまつわるストーリー」とか満載されてて、コレが・・・案外『ジツにおもろい!』♪♪




山崎努 (ゴロー)宮本信子 (タンポポ)役所広司 (白服の男)渡辺謙 (ガン)

桜金造 (ショーヘイ)安岡力也 (ピスケン)加藤嘉 (センセイ)大滝秀治 (老人)

黒田福美 (白服の男の情婦)長江英和 (白服の男の子分)加藤善博 (白服の男の子分)

深見博 (白服の男の子分)村井邦彦 (アベック)松本明子 (アベック)大友柳太朗 (ラーメンの先生)

池内万平 (ターボー)田村淳一郎 (いじめっ子)竹内直人 (いじめっ子)大沢博 (いじめっ子)

粟津號 (ピスケンの手下たち)榎木兵衛 (ピスケンの手下たち)瀬山修 (ピスケンの手下たち)

野口元夫 (専務)嵯峨善兵 (常務)成田次穂 (課長)田中明夫 (部長)高橋長英 (課長)加藤賢崇 (ヒラ)

橋爪功 (ギャルソン)岡田茉莉子 (マナーの先生)小竹林義一 (ルームサーヴィス)久保晶 (大三元のおやじ)

兼松隆 (息子たち)大島守三郎 (息子たち)川島祐介 (息子たち)里木佐甫良 (日の出ラーメンのおやじ)

都家歌六 (その職人)ARIO ABE (味一番のおやじ)高木均 (中華街のおやじ)二見忠男 (その隣のおやじ)

辻村真人 (小さい乞食)松井範雄 (太った乞食)ギリヤーク尼ヶ崎 (ひげの乞食)佐藤昇 (赤鼻の乞食)

高見映 (丸い乞食)福原秀雄 (守衛)洞口依子 (カキの少女)安達久美子 (海女たち)

新谷絵子 (海女たち)中田佳子 (海女たち)松渕麻美 (海女たち)小笠原睦子 (海女たち)

藤田敏八 (歯の痛い男)鈴木美江 (ヤムチャ売り)北見唯一 (歯医者)南麻衣子 (女助手たち)柴田美保子 (女助手たち)

伊藤公子 (そばやの女中)海野喜一 (人参をさげた男の子)篠井世津子 (おめかけさん)横山あきお (中華そば屋コック)

関山耕司 (スタイリストたち)入江正夫 (スタイリストたち)沖佐々木範幸 (スタイリストたち)石岡博夫 (スタイリストたち)

原泉 (カマンベールの老婆)津川雅彦 (マネージャー)中村伸郎 (老紳士)林成年 (連れの男)

田武謙三 (刑事)井川比佐志 (走る男)三田和代 (その妻)

関菜穂子 (その子供たち)石井孝明 (その子供たち)横田真洋 (その子供たち)大月ウルフ (医者)


・・・って、これダケの有名無名にかかわらず、それでも映画通の八百政なんぞにいわせますと『ひとクセもふたクセもある 思わず観ててニヤリとする役者連が続々♪』出ているってことで。

そ~でス、この映画にかんして 監督の伊丹サンは、徹底して「キャスティングのワガママ」を通した!って感じられます はい。

タンポポって名の未亡人が細々経営する「まずいラーメン」の店を、フラリと偶然通りかかったトラック野郎のゴローらが、

「最高のラーメン」をば創り出すためにチカラを貸すっていう・・・なんとも浮世離れした「これこそが映画でなければありえない設定」なんですナ♪

ぶっちゃけ 映画なんつ~のは それこそが「虚構」なんですからネ、コレぐらい突飛でゼンゼンかまわん♪って思うのですヨわたいは。

伊丹十三監督作品っていうならば、ナンたって!最高峰の映画は『マルサの女2』だと リクめ思っているのですが はい。

主演は もちろん 宮本信子サンですが、この『マルサの女2』のホントの意味の【主人公】は・・・

なんたって 宗教法人理事長役の 三国連太郎サンでありまして、も~ハンパござんせんっ!!【三国歌舞伎】っていった世界観で(笑)
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         (爆笑名言)『地上げのコツはただ2つ【脅し】と【愛情】!』

正直・・三国サンって、役者の演技としては・・・『クサい』って思います(;

そりゃモンクつけられないぐらいに【上手い】・・・ダレもがそれは認めるところ。だけんど・・それをサラリって感じで演じられない 一種の『ガツガツした役者としての生理』を捨てきれないヒトで。

この『2』で、「コレでもかっっ!!」ってぐらいに、ギトギトに脂ぎったクサい演技を いうならば「極めた」・・・からこそ、

それ以後に取り組んだ 『釣りバカ日誌』のスーさん役、アレを なんとも肩のチカラが抜けた イイ演技を演じられたのではないか?って思うのですが。


で・・この「タンポポ」では、その『2』の対極として、あきらかに意図的な手法として、1人の人物の深い部分を追求した撮り方は避けておりますナ うむうむ。

主軸としての(究極のラーメンを創る)筋がありながらも、居合わせた主筋とは関連がない人物らの「トピック」に しばらくかめらが寄り添って 事案が流れるって方式の映画で。

ほんで、そのそれもが なんらかの「食べ物」と密接に関係している内容って、ある意味で とっても【グルメな映画】なんですナ♪

この映画ですが 1985年製作ってんでっから、早や30年前・・・もはや「古典」とともいえます映画なんですな うむうむ・・・。


ですけど、基本として、今現在の「食の現場」としてシビアに観ましても、ぶっちゃけ『ナンも変わんない・・・』

元々が、85年当時としては 映画内容の「造り」が、ハイソってか、先端的だったンですナ この映画は。

日本が バブルに向かって走り出したって時期でもあってか、そういえば漫画『美味しんぼ』がスタートしたのも まさに「この時期」



特に、ラーメン作りに賭ける作り手の真摯(しんし)な思い、更に、たかだか1杯の麺料理をモチーフに、映画まで作ってしまう日本人のラーメンに対する愛情の深さを世界に知らしめた点において、その「功績」の大きさと重大さに関しては、並び賞されるものは一切存在しないって思うのでありまして。


しかし・・・そんな大きな「功績」と同時に、わたくしは、この映画はラーメンに関する“ある誤解”を世界中に振り撒くという「罪」をも犯してしまったという気も。

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       さしずめ「ラーメン道」(日本人はナンでも・・・)(--;

ご覧になった人はご記憶にあると思うが、この映画には老優・大友柳太朗演じる“センセイ”がラーメンの食べ方を指南する場面がある。

時々、わたいも外人の船舶関係者から「正しいラーメンの食べ方を教えてくれ」というリクエストをもらうことがあるのでおますが、

どうやらこのシーンを見た人が、ラーメンを食べるのにも茶道のように正しい“お点前”が存在するかのように勘違いをしたらし~のでありましてネ・・・。


 改めて言うまでもないでっけども、「正しいラーメンの食べ方」なんか、この世には存在しないッス。

スープから始めようが、麺から食べようが、はたまた、(自分では絶対にやらないが)いきなり胡椒をかけようが、どう食べようと本人の自由でス。

時々、ラーメンの薀蓄(うんちく)を書いた本で、それらしいことが書いてあることもあるが、そんなものは書いた本人がその場で思いついた戯言(ざれごと)に過ぎないって感じてます はい。


とは言うものの、海外からの問い合わせに対しては、一つだけ決まって言うことがありましてネ・・・

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  ぶっちゃけ・・それは、「さっさと食え!」で(笑)(^^; 


 
なんていうのかなぁ。。。結局は・・『 たかだかが ラーメン 』なのでありまして ええ・・・。

リクめなんぞもモチロン!ラーメンは大好き♪なのでございますが・・・

以前よりはだいぶマシになったと思いますが『ラーメンこそが最高なのであるっっ!!』ってな ある意味での「暴論」をフリかざす御仁も居てますわナ?
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          かといって・・並んでまで食べたくない ゼッタイ。。。


不憫ですが ぶっちゃけコレは・・・『傷ついたアイデンティティーの自愛行動』そいれに他ならないって思いまス。

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 ラーメン屋のみなちゃま・・云ったのはリクぢゃおまへんから(^^;

故・立川談志師匠もゆ~とります『マトモな料理が出来ねぇからこそ ラーメン屋なんだろが?』なのでして(^^;

『プロレスって、アレは高級ですよねぇ♪』って真剣にそう話してるヒトらと なんら変わらない・・・ワルけんども、「それ」でしかないと・・・。


でもネ・・矛盾するよ~ですが、たとえば お正月・・・実家の お母ンとかに手伝って マジで半月がかりで @@; 正月の おせち料理をこさえてもだ・・・

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          元旦の昼から この有様のキン坊(--;

姉の2人の男子ガキめらときたなら、新年の第一食目はイヤイヤ(笑)おせち食べますが、その日の正午になり、台所の隅からカップめんにお湯入れて『うンめええええ~♪』なんて食ってます(--;だけど、それにはわたくし「ある程度の理解はしている」のでありまして♪

ぶっちゃけ・・「そういうもの」なんだって思いますネ ラーメンというものって。普段食べつけない「ご馳走」よりも、トキによるなら いつも食べなれたジャンクなラーメンが恋しくなる気分 否定できないと思うのです はい。


ホント、「栄養価」って点を度外した「日本国民の共有食」なんだといえますまいか??ラーメンは。

普段は 3ツ星レストラン常連が当然の金持ちのヒトでも、この「ラーメン」はナンの抵抗もなく召し上がられる・・・

ほかの外国だったらこ~はいきませんゼ・・レイモンド・カークイなんぞも、決まったレストランでしか食事しない御仁ですが、曰く『大衆店だと《毒殺》のリスクが高くなるから』だってサ(^^;(ヤバヤバなハナシ)


現代における「ラーメン店」の存在意義ですが・・・わたいはコレ、1つの『かつての 銭湯文化の食への変形版』でわにゃいか??って考えるのでして はい。
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『イッショにせんといてヤ!』って、ヒトには自分を他者と差別化したいって欲望もアリますが、

反面として・・社会や仕事面での肩書きはしばし外し、偶然隣り合ったヒトらと1つのカウンターでラーメンすすりながら「時間を共有したい」って、普遍的な気持ちがアルと思うのですネ。

やっぱ外人船員なんかも、JR桜木町駅前とかの「立ち食いそば」・・・

多くのサラリーマンらが 一列ヨコに並ぶように 立ち食いそば食べてます光景を観て『う~ん・・当の日本人は気づいてないだろーけどサ、《いかにも日本的光景》だゼ!ほかの国ではありえない光景だ』って言いますわナ うむうむ。


しかし、この「タンポポ」の映画で展開される【 食 】ってのは、けっして肯定的な「美味礼賛」ではございませんで・・・

ぶっちゃけ その反対・・・かな~りシニカルな批評とゆ~か「侮蔑」みたいなトーンも感じられます・・・。


大会社の重役らが、フレンチレストランで『(仏語なので)メニューが読めない』(笑)『ナニをオーダーしていいかわかんない』

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ったなら、カバン持ちの新人のペ~ペ~社員が、『なぜだか今日は無性にコルトン・シャルル・マーニュ が飲みたくてネ♪』なんて(^^;見事なオーダー「かましちゃう」

ベツに仏語読めないのは恥な訳がない、『ばっきゃろい!日本語でのメニュー持ってきやがれ!』って怒ればイイのに、プライドあって それが出来ない お偉いサンのい滑稽さ、

それと、サラリーマン社会の常識として、目下の新人はなっかなか!好きなモノをば注文し辛いって、日本社会の「歪つな構造」・・・


って思えば そばのテーブルでは、「お食事マナー講座」が開かれてて・・パスタ食す際の、ぶっちゃけ・・【半世紀以前の日本人解釈による(笑)洋食マナー】をブチかましてモノホンの外人におちょくられる。
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          イヤミで「ズルッパ!ズルッパ!!」音立てて喰う外人

スーパーを荒らす老婆に、原泉 2016年の今じゃ ダレも驚かない「カマンベールのチーズ」わたいなんか実物観たのはこの映画が最初でしたネ。
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で それを撃退する店長が 津川雅彦が食事に行き 中華の北京ダッグ食べてると・・・

また隣の席では、上品な老人が詐欺にかけられてる・・・って思いきや・・

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    流石!天下の名優「中村伸郎」!一瞬にして・・・
    元東北大教授からコソ泥の目つきに劇的変化!!

ぶっちゃけ その老人こそが「くわせ者」で、詐欺師のサイフから金を盗み・・その現行犯犯罪を『しかしオマエもワンパターンな奴よのお・・』って、老刑事に手錠かけられ・・
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                 がっく~~ン・・・

で・・・連行されていくヨコをダッシュで走る中年サラリーマンが・・・。って、このオッサンがアパートに戻るなら・・
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安普請のアパートの1室 子沢山なんですが、ぶっちゃけ 今にも・・・奥さんが臨終になろうかって瞬間で(ドタマがクラクラしますサイコーの展開:笑)

眠ったなら逝っちゃうって思ったオッサンは、『かあちゃん!眠っちゃダメだ! そうだメシを作れ!』(おいおい・・)

ったならば、今にも逝きそ~な奥さん起き上がりフラフラしながらキッチンへと・・・なんか ジツな不味そ~~な「焼き飯」作るのですナ(^^;
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       『これこそまさにマリアの微笑だ!』って、欧州で涙を誘ったのですと

出来上がった焼き飯を囲んでオッサン『うん!かあちゃん 旨いヨ♪』ダンナと子供らがパクついてる姿を見て奥さんは慈母の微笑を浮かべ・・コテって逝っちゃう。。。

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       ぶっちゃけ『コテコテ』ですナ。。。

ほんでもって コントの設定としか思えません、医者と看護婦が(なんでか家に来てて:笑)脈をとって 『ご臨終です』


 な?? 設定は悲惨でおますが、ぶっちゃけコレはスラップスティックな【ギャグ】ですワ♪

ある意味で 本筋の「ラーメン作り」よりも、このサイドストーリーの方がズっと好きだって御仁が珍しくないッス。

こういうタッチを思いますに、小説ならば「楢山節考」の世界観に近しいっていえるかも?

悲劇も喜劇も あえて カオスのまんまに、ごくごく日常の風景の延長線上に描いているってタッチ。ウエスタンと思いきや、コレはフランスやイタリア映画の昔の手法ともいえますナ。


中でも・・・姿かたちこそ おおいに違いますが・・・イッショに映画観ていた お母ンが思わず、『このおっさん、リク、アンタにソックリな性格と行動やん!』って画面指差したシーンが サイドストーリーの【歯の痛いオトコ】で・・

藤田敏八演じる 歯の痛いオトコ(歯髄壊疽ってからそ~と~痛いッス)が電車に乗ってたなら なぜか・・・車内に、振り分けてんびん チャイナ服のクーニャンが点心売りに来る ってドタマくるくる~~!!な展開@@;
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        こんな電車がホンマにあるなら 是非乗りたいッス♪
 
で、買って食べようにも なんとも痛いもんで、歯医者に行き治療してもらうオトコ。

『最初はやわらかいモノから食べよ』って歯医者の指示で オトコはソフトクリーム、それを原っぱでちびちびとナメてますと・・・

フト、ヨコ観ると・・一人のぶっちゃけトロそ~~なガキがジツに羨ましそうにコッチをジっと観てる・・・

そのガキ首から なんか札をかけているので読むならば・・『自然食で育てています。この子にオヤツなどを与えないでください』って・・親らしき人物からのメッセージが。


それをば読んだオトコ・・・ガキに近づき・・『・・食べるか?ウマイゾ~~♪ ほれっ 食べろっ♪』 カオ中をクリームだらけにしてソフトクリーム食べるガキ。
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      ぶっちゃけボクちんはこないにヒネクレてますでショか?(--;

得手勝手な親のエゴに つきあわされる子供を不憫に思ったのか??それとも 親に対するいちびり悪戯か??ハッキリしないまんま オトコは「けけけ」と皮肉に嗤う・・・。


 や~~母親ってのは やっぱ・・我が息子の本性は見抜いているものでありますわナ~~ うむうむ。


しっかし・・・マジで終わンねぇゾ 料理だけに今回(^^;


あと・・挙げておきたい1つに、『タンポポ・オムライス』外せません うむうむ・・・。
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いわゆる 今主流となってます『 ふわとろオムライス 』でごらいまス。

日本橋「たいめいけん」の先代シャフが「手元のシーン」でこさえます それは見事なる《フライパン使い》

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         「吾妻」の方の オムライス

さすがは先駆者(ふわとろオムライスの起源は浅草《レストラン吾妻》という説も有り)

その「第一号」ってのが、詳細はイマイチ不明な点もアリますが、この映画での世間への紹介が「はじまり」だとゆ~説が有力で。

しかしだ・・・所詮は「好みの問題」ってのはわかっております。が・・リクちゃまは ぶっちゃけ・・この「ふわとろ」好きくない・・(--;

チキンライスは好きですよん、フワフワのプレーンオムレツだって好きでス。が・・・正直『この2つ ナニも合体させる理由ナイのとチャウか??』って気持ちが。

特に思うのは・・「プロ」である お店!!ぶっちゃけ【レヴェルが低すぎる!!(怒)】

いいか?「オムライス」ってのはナ、日本独特の「洋食文化」なのぢゃ!卵は多ければそれでイイ♪って ぶっちゃけそれ「貧者の発想」だゾ!

いやしくも職人だったら、錦糸タマゴの薄さで 全体をキレイに包むテクニック見せてみやがれってんだ 職人だったならヨ!。「正統」はそれやデ!
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    『お客サン あっしゃ、コレぐらい簡単に出来ますゼ♪』って心意気なのだ

ふわとろオムは たしかに「旨い」ヨ・・だけんど結果として、10代の女子でもシッパイしない ビギナー料理になってルじゃんかオムライスは・・・(--;


モンクばっかになってるので もう終わりますが(笑)

この映画・・・リクめがいっちゃん【オトコ泣き】する場面はラストです。

ゴローと、ヒロインである「タンポポ」との別れは 意外にもアッサリ・・・オンナの強さとしたたかさを感じさせるのですが。

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          (本日の暴論)拳交わして 判り合える「絆」も有るのサ

出会いのころは敵対し合ったゴローとビスケン・・・このふたりのオトコの「別離」コレはメンタルな同性愛とも呼べるココロ熱くなる 別れで。

おそらくって思う・・・どんなにタンポポを愛していようとも、【定着】出来ない ホントの意味でゴローは「風来坊」なんですナ うむうむ・・
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だから、けっして触れませんが、ゴローは言下に『タンポポはビスケン・・オメエが幸せにしてやってくれ』っと願い、その「想い」をビスケンも熱く受け取る
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           じゃあ あばよ・・・

・・・不器用なオトコらの感動的なシーンでございます はい。

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    帽子をふっ飛ばしながらいつまでも追いかけるビスケン・・・


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     最近気付いた・・このロケ地、リクめの職場の「ごくごく近所」(笑)


リクめですが、「ラーメン」は好きです はい。

ですが、わたいの好みますラーメンは、けっして「これでもか!!」ってぐらいに 徹底的に追求した「名店の味」ではございません はい。
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     ごく「こんな程度の」モノでして はい

どっちかゆ~なら、時代遅れとゆ~か、とくに見栄えもしない、『 そこそこのシロモノ 』それが好き。

お店のみなさんは それぞれ創意工夫に余念がないのはわかっているのですが、

それでも思う・・・2時間並んだり、電車とか乗ってまで出かけて食べる必要はあるのかな?? って。

休日に散歩に出て 本屋に寄って、その帰りにフラリと立ち寄ってズルズルいわせて食べる それが「リクめにおけるラーメン」で。

高いレベルは求めません、「あきらかに不味くなきゃ充分♪」スープがどうの 麺がどうのとか、チャーシューが・・なんて問わないッス。

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       この映画いちお~このよなシーンもあるにはアル(^^;

 ってかネ・・・「たかがラーメン」それ食べるのに、研究者もしくは求道者のよ~に緊張しながらラーメン食べるなんてのは ぶっちゃけ・・


  【 野暮の骨頂 】だって思うのですよ はい~~。

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       や~~今回 テメエでアキレる程 まとまんない(--;


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港のリク

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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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