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おなか空いてますと・・・の巻
こにゃにゃちわ リクめでござ候
空腹で部下を叱り散らしてますリクちゃま（＾＾；
わたくし チト検査を前にして メシ喰えないのでおます只今。
心配はナイです♪ 病気や異常が見つかったって訳ではございませんから♪
しかし『喰え！』っていわれても、こちとら 食が細いもんで、たいした量は喰えません ジツになさけない人間なのでおますが・・・
やっぱ、「喰っちゃいかん」といわれると なんかハラ減ってしかたないですなぁ（笑）（＾＾；
ドタマに浮かぶ「食べたいもの」は、ホント・・つまんないとゆーか、くだらんモノばかりですなぁ・・・根っからのビンボー人だこりゃ。
好きなモノは好き～～っ
マルハニチロの魚肉ソーセージを斜め切りにして・・・フライパンで、オリーブオイル敷いて、中火で焼いていただきたい・・・。
は？？ビンボーですよ わかってらいっ！！ だけんど・・・ウマいのだ ダレがなんといおうとコレは♪
本格的ボローニャソーセージでは出ない《味》があんのだお、ＤＮＡが『あ コレ喰ってりゃ大丈夫♪』って喜ぶ味とゆーかネ。
しかし そろそろ年末にかけて・・・日本人がイチバン飽食をかさねます「宴会の季節」がまいりますわナ。
ウチとこ実家でも、道楽・・・ぶっちゃけ それを遥かに通り越した 年末の狂気の祭典（笑）お母ン主導によります 塩じゃけ制作＆年末のおせちが待ち構えているのでおまして なんとも今から疲れますが。
でも・・・フト考えるのでおますけども、『本当に うまいもの』って、ナンでしょ～ネ？？
ＴＶのＣＭでは 日本一売れてる胃薬のＣＭにては、『カニなべ』が今年の一押しのようでありますが・・・
でも・・・ぶっちゃけ それほど『カニっておいしいのか？』ってフトそんな気が。。。
無論 マズいなぞとは微塵も思わないですよン おいしいです充分。
でも、それほどまでに『カニだっ！カニ～！！』って、騒ぐほどのモノなんだろか？？ぶっちゃけそれがわからない自分が居てますだ。
こういうと いかにもナマイキなんですが・・・
リクめの産まれは京都の丹後地方、ご存じ 『松葉ガニ』の一大産地および消費地なのでありますが。
なんとゆーか・・・ウチとこの家なんぞは、いうなら『半分玄人』でおましたさかい、
夏の観光シーズン 秋の行楽シーズン そして冬場の『カニ観光ツアー』の最盛期になると、
親戚でもナイのありますが、近隣の観光旅館に、存命だったジイさん、お母ン そしてリクめの３名は、臨時の調理員として板場に出入してるが『日常』でネ、
「カニ」って～と、テメエでいただきますよりも、よそからおいでになります お客様の御膳に お出しするべきアイテムのひとつって感覚が 未だ抜けません はい。
え～～ジツのところ「カニの旬」って、冬では無くて、本当は８月９月のあたりなんですよん これホント。
日本海の松葉ガニは１１～３月が旬ですが
憶えておかれるとよいのは・・・カニは等級以外にも いろんな形態がありましてネ・・・
堅ガニ(かたがに)・・・脱皮後、甲羅が堅くなったカニ(雄)のことで、一般的に『立派なカニ』とは、この状態のカニを指します。身の詰まりや大きさ等により更に等級分けが行われます。ちなみに、漁港にてセリが行われた際、一番高い値がついた堅ガニを「番ガニ」といいます。
若ガニ(わかがに) 水ガニ・・・味噌が少ないカニ(雄)や、脱皮して甲羅がまだ堅くなっていないカニ(雄)のことです。カニは脱皮すると身の詰まりも落ちる為、若ガニは堅ガニに比べ基本的に身の詰まりが悪いというのが一般的です。当然この２つには大きな価格差があります。でも《身の味》はたいして変りません。
地ガニ(じがに)・・・ 地元で水揚げされたカニの総称です。輸入ズワイガニとの区別の為、カニの名産地ではよくこう呼びます。
セコガニ、セイコガニ、コッペ・・・カニ(雌)の呼び方です。加賀地方ではコウバコとも呼ばれ、大きさに関係なく一律セコガニ等と呼ばれます。ただし小さなものから大きなものまでありますので、セリ値数百円の小さなセコでも高級料亭に並べば数千円することもあり注意でおます・・・
活けガニ・・・名前の通り、活きているカニのことです。名店館の調査でも、活きたカニは約２日程度ならクール便梱包された荷物の中で生き続けます。もちろん人間と同じで、カニ毎の生命力の違いもあり、絶対とはいえません。名店館の数回のテストでは京都から沖縄へ発送しても、２日後、荷物を開封するとカニは元気に動いておりました。カニって意外と生命力があるものなのです。生ガニとの言葉の違いには御注意下さい。
落ちガニ・・・手足が1本以上落ちて(外れて)しまった活けガニ、浜茹でガニのことです。手足が落ちているので贈答用には向きませんが、正常に手足のあるカニに比べ、味は同じなのに価格が約２割程お安くなりますのでかなり実利的にはお薦めのカニです♪
冷凍ガニ・・・主に冷凍されて輸入されたカニのことです。冷凍ガニは水揚げされた船上で一括冷凍されます。カニは冷凍すると甘味が増します。
生ガニ・・・その名の通り生状態のカニです。上記の冷凍ガニを解凍して生状態としたのがこの状態です。
地冷ガニ・・・活けガニ(地元で水揚げされた活きたカニ)を冷凍した場合にこのように呼ばれます。地ガニは冷凍すると甘味が増すだけでなく、足の身などの繊維質が冷凍しても損なわれず、カニ鍋などに最適となります。地冷ガニは、活けガニに比べ価格も比較的安く、美味しいカニをできるだけ安く鍋で食べたい方等にはお薦めですが、一般的にはあまり出回りません。
浜茹でガニ・茹で松葉ガニ・・・活きガニを各店独特の塩加減・茹で加減で湯がいたカニのこと。赤い甲羅の上に黒い点が付いているカニがこれです。茹でる人の技術により大きく味が違ってくるので、美味い茹で方をする店の浜茹でガニを食べ比べた方が出来るならよいですが、ぶっちゃけ かなり面倒ですよネ～～
ボイルガニ・・・輸入ガニ(ボイル済)のことです。輸入ガニは水揚げされた際、大きく二つに分別されます。ひとつは船上で冷凍され冷凍ガニとして、もう一つは船上もしくは港で一括ボイルされたボイルガニとして。このような２つの状態のいずれかで日本国内に輸入されます。ボイルガニは一匹一匹茹で上げられる浜茹でガニと違い、船上や港で一括ボイルされる為、微妙な塩加減や茹で加減ができず、カニによって当たり外れがあることがあります。味噌の詰まったカニもあれば、茹で上げ時に味噌が溶け出してしまったものもあります。でも当たればウマいのが かなりお安くいただけます♪
な？シロートやないやロ？わたい（＾＾；今もって、カニを宴会とかで見ますと、反射的に『あ、カラむかなきゃ・・・』って ミョ～な義務感みたいなモンが出てきます（＾＾；
暴露話みたいですけど・・・ひとくちに「カニ」と申しましても色々ございましてネ、ウラもあれば表も ってハナシで。
カニはですネ・・・「等級」がスゴくある食物なんでございまして・・・最高級からクズまで、最大に分類しますと ナンと！２７等級もアリます はい。
下から３番目ぐらいから充分食べ応えあります♪ 見た目のリッパさ、大きさ 重さにより等級が上になるのでおますが、
云いましたように、旅館の板場なんぞに出入してますと、お客様に出さない 出せない部分のカニの一部なんぞ ぶっちゃけ オヤツ替わりにパクパク喰っても怒られない訳で♪
『ウマいやんけ』とは当然思いますが ぶっちゃけ スグ飽きてきます（＾＾；それで仕事が終了し 余ったクズガニとかを家に持ち帰るのですが、それほど家族も喜ばない・・・。
ですんでリクめは、そんなにもカニには執着が無いっていうか、オーダーした廉い天津飯に入ってる「カニ」が、よく見りゃ 「カニかまぼこ」でも ベツにハラは立たんのでおます はいー。
おいしいモノってなんでしょうネ？？冬場はカニだろ？ フグもありますナ、夏場はウナギだったり。
要するに「高級料理」の範疇のモノだってことだ うむうむ。
しかし わたくし仕事そのものも、食品類もけっこー扱いますゆえに、モノの「本当の値段」ってのにも多少は精通してますんで、チト ヒネクレてます概念が。
ぶっちゃけ・・・いっちゃん『アホらしーナ』って感じますのが『マグロ』でございまして・・・。
大晦日近い年末に 毎年、神奈川の三崎漁港で、『三浦マグロ祭り』ってイベントが開催されてまして、毎年、付近は大渋滞するってのが風物詩でもあるのでおますけど・・・
あの ザク切りのマグロの塊・・って、アレを お得だ♪ってカン違いして大量に買っていくヒトは ぶっちゃけ つくづく不憫だなヤと・・・
大前提として、三崎のマグロは全部、１００％『冷凍モノ』でス はい。ベツに冷凍がいけないってンやありません、「生マグロは無い」ってわかってりゃそれで充分で。
ですがネ・・・三崎港の冷凍倉庫の大きさってのが コレまたハンパなくてネ、商品として出てますマグロの けっこーバカにならない量のが、
業界用語でいう『冷凍焼け』起こ寸前の いったい何年前に水揚げされたかもわからんモノだったりする・・・。
ぶっちゃけ あたしゃ「鉄火巻」で充分でおます
ヒデぇ言い方するなら消費者・購買者は『年末に カネ出してゴミ買っていく』ってことでもあって（＾＾；
で・・・ヒネクレてますわたいは、このマグロってのも・・・『騒ぐほどウマいかこれ？？』って・・・。
思うのですが、『握りずし』っていうのは、云ってみれば『味のオーケストラ』なんでおますだヨ、
マグロもイカもエビも、白身もあれば、光りものもある・・・その上での おいしさであってネ。
それを カネ出すお客の勝手というならそうですけど、中トロだ大トロだってばっか喰ってル連中は、ホントの「うまいもの」ってのは永遠にわかんないとさえ思います はい。回転寿司だって否定しませんヨ♪ しこイワシを指で割いて 酢水でチョイ洗って、上にショーガと、青ネギちらしたヤツ アレ好きです～♪
回転寿司における「エンガワ」アレもウマい♪ 実態は カラスガレイやアブラガレイ、オヒョウといったカレイ目の代用魚ですけど イイじゃんかっ！ ウマいし あの価格だゼ？
そーでなくとも、ぶっちゃけ回転寿司屋と、廻らない老舗の寿司屋の『グレードの差』ってのが どうも最近縮んできてますわナ？
１回ダケ・・・あの、オバマ大統領も行った 超高級店「すきやばし次郎」に行ったでス・・・
おまかせのみで おひとりさま２マン数千円・・・（－－；トンデモない世界に迷い込んじゃったと思いまスた。
ホント、偶然にも・・・あの 天才料理人と呼び声高い ジョエル・ロブションが隣りの席に居りまして・・・
おそらく・・・本物（笑）（＾＾；
ぶっちゃけ・・・口臭と体臭がキツい くそ野郎でした（笑）（＾＾；
そだそだ 肝心のお寿司・・・前提として・・・『たいそう おいしゅうございました』ウソはありません。
ですが・・・『毎晩のように コレ食べたいか？』って問われるなら・・・ぶっちゃけ １０年にいっぺんぐらいで充分っ！って思いました はい。
ホント ビンボたらし～たとえで申し訳ないですが（＾＾； 毎晩のように食べたいって思った過去の食物を挙げるならば・・・
好きなモノはしかたがない・・・
大阪は難波の『千とせ』の 肉うどん（肉吸い）ですわなぁ♪♪～～
あと、京都の平野屋本家の、棒鱈とおいもさんの炊き合わせの「いもぼう」♪ ダメだ余計ハラ減ってくる～～（＞＜）
同じく好きなモノはしかたないパート２・・・
ココでなんかのご縁、みなちゃまに 覚えておかれると良い、『究極的にウマいもの』それをお教えいたしましょ～。
残念ですが 結構 お値段はるモノですみません ｍ（＿＿）ｍ でも自信もって請け合いまっせ～～♪
まず、人並みの《味覚》有してはるヒトなら ゼッタイに文句はいいませんと思いますス。それは・・・『甘鯛（ぐじ）の開き 半日干し』それでおます。
コレは・・・ウマいでス・・・まさに「絶品」でおますだヨ♪ 喰い物で「麻薬」があるとするなら きっとこの甘鯛のことでわにゃかろ～か？？
生まれ故郷の 丹後でも、量は多くないけど水揚げございましてネ、かの 文豪であると同時に 最高にグルメだった 小説家の 池波正太郎センセのエッセイ集『食卓の記憶』にも この丹後は宮津の甘鯛の開きが登場してます はい。
だけど・・・『じゃあいっぺん その《甘鯛》を食べに、丹後半島出かけてみよか♪』ってのは、地元的にはありがたいのですが、ぶっちゃけ あまりお勧めはしませんのぢゃ うむうむ。
いなたい造りでおます はい
イチバンよろしいのはですネ・・・ＪＲ宮津駅から徒歩１０分程、旧 連絡船乗り場付近に「宮津 公設市場」って、ぶっちゃけ ショボくれてイケてない小マーケットがございましてネ、
そこの中に、何軒かの 魚屋さんがアリまして、全部の店では無いですが、置いてます。生の甘鯛を。
６月から９月あたりが《旬》ってされてますけど、宮津で売ってますのは 俗に言いますところの《若狭ぐじ》、冬でも年内中は 水揚げある限り店頭に出てます。
ぶっちゃけ・・・一匹でですヨ ￥５０００以上も平気でする高級品なんで、あまり無頓着にお勧め出来ないのでおますけど、
あ～～ヨダレ出てまいりますル～
ホント・・一生にイッペンは味わってください はい。昔 中国のおとぎ噺に、釣りで観た事無い魚を釣り上げ、家でそれを焼いて食したなら・・・あまりのウマさに、気付いたならば・・箸を持ってた己の手首までを食べていた・・・。って、それが どうもこの甘鯛のことではないか？とさえいわれてます はい。
購入したならば、店のヒトに、開いて少しの時間 天日で干し、それからクール冷凍便でご自宅まで送って貰うのが最適です♪
荷物がご自宅へと届く間に、開いてます甘鯛は さらに熟成が進み、それ焼いて食すならば『あらら～～もう天国♪』
よろしければコレもご賞味を 宮津名物「鰯のみりん干し」
（ひと皿 ￥５００円程度で購入可能でス♪）
って・・・気付けばナニひとつ！！ エロい内容がアリませんわナ 今回・・・（－－；
嗚呼・・ゴハン食べて満腹になって「いけないＳＥＸ」したい・・・（＾＾；
空腹で部下を叱り散らしてますリクちゃま（＾＾；
わたくし チト検査を前にして メシ喰えないのでおます只今。
心配はナイです♪ 病気や異常が見つかったって訳ではございませんから♪
しかし『喰え！』っていわれても、こちとら 食が細いもんで、たいした量は喰えません ジツになさけない人間なのでおますが・・・
やっぱ、「喰っちゃいかん」といわれると なんかハラ減ってしかたないですなぁ（笑）（＾＾；
ドタマに浮かぶ「食べたいもの」は、ホント・・つまんないとゆーか、くだらんモノばかりですなぁ・・・根っからのビンボー人だこりゃ。
好きなモノは好き～～っ
マルハニチロの魚肉ソーセージを斜め切りにして・・・フライパンで、オリーブオイル敷いて、中火で焼いていただきたい・・・。
は？？ビンボーですよ わかってらいっ！！ だけんど・・・ウマいのだ ダレがなんといおうとコレは♪
本格的ボローニャソーセージでは出ない《味》があんのだお、ＤＮＡが『あ コレ喰ってりゃ大丈夫♪』って喜ぶ味とゆーかネ。
しかし そろそろ年末にかけて・・・日本人がイチバン飽食をかさねます「宴会の季節」がまいりますわナ。
ウチとこ実家でも、道楽・・・ぶっちゃけ それを遥かに通り越した 年末の狂気の祭典（笑）お母ン主導によります 塩じゃけ制作＆年末のおせちが待ち構えているのでおまして なんとも今から疲れますが。
でも・・・フト考えるのでおますけども、『本当に うまいもの』って、ナンでしょ～ネ？？
ＴＶのＣＭでは 日本一売れてる胃薬のＣＭにては、『カニなべ』が今年の一押しのようでありますが・・・
でも・・・ぶっちゃけ それほど『カニっておいしいのか？』ってフトそんな気が。。。
無論 マズいなぞとは微塵も思わないですよン おいしいです充分。
でも、それほどまでに『カニだっ！カニ～！！』って、騒ぐほどのモノなんだろか？？ぶっちゃけそれがわからない自分が居てますだ。
こういうと いかにもナマイキなんですが・・・
リクめの産まれは京都の丹後地方、ご存じ 『松葉ガニ』の一大産地および消費地なのでありますが。
なんとゆーか・・・ウチとこの家なんぞは、いうなら『半分玄人』でおましたさかい、
夏の観光シーズン 秋の行楽シーズン そして冬場の『カニ観光ツアー』の最盛期になると、
親戚でもナイのありますが、近隣の観光旅館に、存命だったジイさん、お母ン そしてリクめの３名は、臨時の調理員として板場に出入してるが『日常』でネ、
「カニ」って～と、テメエでいただきますよりも、よそからおいでになります お客様の御膳に お出しするべきアイテムのひとつって感覚が 未だ抜けません はい。
え～～ジツのところ「カニの旬」って、冬では無くて、本当は８月９月のあたりなんですよん これホント。
日本海の松葉ガニは１１～３月が旬ですが
憶えておかれるとよいのは・・・カニは等級以外にも いろんな形態がありましてネ・・・
堅ガニ(かたがに)・・・脱皮後、甲羅が堅くなったカニ(雄)のことで、一般的に『立派なカニ』とは、この状態のカニを指します。身の詰まりや大きさ等により更に等級分けが行われます。ちなみに、漁港にてセリが行われた際、一番高い値がついた堅ガニを「番ガニ」といいます。
若ガニ(わかがに) 水ガニ・・・味噌が少ないカニ(雄)や、脱皮して甲羅がまだ堅くなっていないカニ(雄)のことです。カニは脱皮すると身の詰まりも落ちる為、若ガニは堅ガニに比べ基本的に身の詰まりが悪いというのが一般的です。当然この２つには大きな価格差があります。でも《身の味》はたいして変りません。
地ガニ(じがに)・・・ 地元で水揚げされたカニの総称です。輸入ズワイガニとの区別の為、カニの名産地ではよくこう呼びます。
セコガニ、セイコガニ、コッペ・・・カニ(雌)の呼び方です。加賀地方ではコウバコとも呼ばれ、大きさに関係なく一律セコガニ等と呼ばれます。ただし小さなものから大きなものまでありますので、セリ値数百円の小さなセコでも高級料亭に並べば数千円することもあり注意でおます・・・
活けガニ・・・名前の通り、活きているカニのことです。名店館の調査でも、活きたカニは約２日程度ならクール便梱包された荷物の中で生き続けます。もちろん人間と同じで、カニ毎の生命力の違いもあり、絶対とはいえません。名店館の数回のテストでは京都から沖縄へ発送しても、２日後、荷物を開封するとカニは元気に動いておりました。カニって意外と生命力があるものなのです。生ガニとの言葉の違いには御注意下さい。
落ちガニ・・・手足が1本以上落ちて(外れて)しまった活けガニ、浜茹でガニのことです。手足が落ちているので贈答用には向きませんが、正常に手足のあるカニに比べ、味は同じなのに価格が約２割程お安くなりますのでかなり実利的にはお薦めのカニです♪
冷凍ガニ・・・主に冷凍されて輸入されたカニのことです。冷凍ガニは水揚げされた船上で一括冷凍されます。カニは冷凍すると甘味が増します。
生ガニ・・・その名の通り生状態のカニです。上記の冷凍ガニを解凍して生状態としたのがこの状態です。
地冷ガニ・・・活けガニ(地元で水揚げされた活きたカニ)を冷凍した場合にこのように呼ばれます。地ガニは冷凍すると甘味が増すだけでなく、足の身などの繊維質が冷凍しても損なわれず、カニ鍋などに最適となります。地冷ガニは、活けガニに比べ価格も比較的安く、美味しいカニをできるだけ安く鍋で食べたい方等にはお薦めですが、一般的にはあまり出回りません。
浜茹でガニ・茹で松葉ガニ・・・活きガニを各店独特の塩加減・茹で加減で湯がいたカニのこと。赤い甲羅の上に黒い点が付いているカニがこれです。茹でる人の技術により大きく味が違ってくるので、美味い茹で方をする店の浜茹でガニを食べ比べた方が出来るならよいですが、ぶっちゃけ かなり面倒ですよネ～～
ボイルガニ・・・輸入ガニ(ボイル済)のことです。輸入ガニは水揚げされた際、大きく二つに分別されます。ひとつは船上で冷凍され冷凍ガニとして、もう一つは船上もしくは港で一括ボイルされたボイルガニとして。このような２つの状態のいずれかで日本国内に輸入されます。ボイルガニは一匹一匹茹で上げられる浜茹でガニと違い、船上や港で一括ボイルされる為、微妙な塩加減や茹で加減ができず、カニによって当たり外れがあることがあります。味噌の詰まったカニもあれば、茹で上げ時に味噌が溶け出してしまったものもあります。でも当たればウマいのが かなりお安くいただけます♪
な？シロートやないやロ？わたい（＾＾；今もって、カニを宴会とかで見ますと、反射的に『あ、カラむかなきゃ・・・』って ミョ～な義務感みたいなモンが出てきます（＾＾；
暴露話みたいですけど・・・ひとくちに「カニ」と申しましても色々ございましてネ、ウラもあれば表も ってハナシで。
カニはですネ・・・「等級」がスゴくある食物なんでございまして・・・最高級からクズまで、最大に分類しますと ナンと！２７等級もアリます はい。
下から３番目ぐらいから充分食べ応えあります♪ 見た目のリッパさ、大きさ 重さにより等級が上になるのでおますが、
云いましたように、旅館の板場なんぞに出入してますと、お客様に出さない 出せない部分のカニの一部なんぞ ぶっちゃけ オヤツ替わりにパクパク喰っても怒られない訳で♪
『ウマいやんけ』とは当然思いますが ぶっちゃけ スグ飽きてきます（＾＾；それで仕事が終了し 余ったクズガニとかを家に持ち帰るのですが、それほど家族も喜ばない・・・。
ですんでリクめは、そんなにもカニには執着が無いっていうか、オーダーした廉い天津飯に入ってる「カニ」が、よく見りゃ 「カニかまぼこ」でも ベツにハラは立たんのでおます はいー。
おいしいモノってなんでしょうネ？？冬場はカニだろ？ フグもありますナ、夏場はウナギだったり。
要するに「高級料理」の範疇のモノだってことだ うむうむ。
しかし わたくし仕事そのものも、食品類もけっこー扱いますゆえに、モノの「本当の値段」ってのにも多少は精通してますんで、チト ヒネクレてます概念が。
ぶっちゃけ・・・いっちゃん『アホらしーナ』って感じますのが『マグロ』でございまして・・・。
大晦日近い年末に 毎年、神奈川の三崎漁港で、『三浦マグロ祭り』ってイベントが開催されてまして、毎年、付近は大渋滞するってのが風物詩でもあるのでおますけど・・・
あの ザク切りのマグロの塊・・って、アレを お得だ♪ってカン違いして大量に買っていくヒトは ぶっちゃけ つくづく不憫だなヤと・・・
大前提として、三崎のマグロは全部、１００％『冷凍モノ』でス はい。ベツに冷凍がいけないってンやありません、「生マグロは無い」ってわかってりゃそれで充分で。
ですがネ・・・三崎港の冷凍倉庫の大きさってのが コレまたハンパなくてネ、商品として出てますマグロの けっこーバカにならない量のが、
業界用語でいう『冷凍焼け』起こ寸前の いったい何年前に水揚げされたかもわからんモノだったりする・・・。
ぶっちゃけ あたしゃ「鉄火巻」で充分でおます
ヒデぇ言い方するなら消費者・購買者は『年末に カネ出してゴミ買っていく』ってことでもあって（＾＾；
で・・・ヒネクレてますわたいは、このマグロってのも・・・『騒ぐほどウマいかこれ？？』って・・・。
思うのですが、『握りずし』っていうのは、云ってみれば『味のオーケストラ』なんでおますだヨ、
マグロもイカもエビも、白身もあれば、光りものもある・・・その上での おいしさであってネ。
それを カネ出すお客の勝手というならそうですけど、中トロだ大トロだってばっか喰ってル連中は、ホントの「うまいもの」ってのは永遠にわかんないとさえ思います はい。回転寿司だって否定しませんヨ♪ しこイワシを指で割いて 酢水でチョイ洗って、上にショーガと、青ネギちらしたヤツ アレ好きです～♪
回転寿司における「エンガワ」アレもウマい♪ 実態は カラスガレイやアブラガレイ、オヒョウといったカレイ目の代用魚ですけど イイじゃんかっ！ ウマいし あの価格だゼ？
そーでなくとも、ぶっちゃけ回転寿司屋と、廻らない老舗の寿司屋の『グレードの差』ってのが どうも最近縮んできてますわナ？
１回ダケ・・・あの、オバマ大統領も行った 超高級店「すきやばし次郎」に行ったでス・・・
おまかせのみで おひとりさま２マン数千円・・・（－－；トンデモない世界に迷い込んじゃったと思いまスた。
ホント、偶然にも・・・あの 天才料理人と呼び声高い ジョエル・ロブションが隣りの席に居りまして・・・
おそらく・・・本物（笑）（＾＾；
ぶっちゃけ・・・口臭と体臭がキツい くそ野郎でした（笑）（＾＾；
そだそだ 肝心のお寿司・・・前提として・・・『たいそう おいしゅうございました』ウソはありません。
ですが・・・『毎晩のように コレ食べたいか？』って問われるなら・・・ぶっちゃけ １０年にいっぺんぐらいで充分っ！って思いました はい。
ホント ビンボたらし～たとえで申し訳ないですが（＾＾； 毎晩のように食べたいって思った過去の食物を挙げるならば・・・
好きなモノはしかたがない・・・
大阪は難波の『千とせ』の 肉うどん（肉吸い）ですわなぁ♪♪～～
あと、京都の平野屋本家の、棒鱈とおいもさんの炊き合わせの「いもぼう」♪ ダメだ余計ハラ減ってくる～～（＞＜）
同じく好きなモノはしかたないパート２・・・
ココでなんかのご縁、みなちゃまに 覚えておかれると良い、『究極的にウマいもの』それをお教えいたしましょ～。
残念ですが 結構 お値段はるモノですみません ｍ（＿＿）ｍ でも自信もって請け合いまっせ～～♪
まず、人並みの《味覚》有してはるヒトなら ゼッタイに文句はいいませんと思いますス。それは・・・『甘鯛（ぐじ）の開き 半日干し』それでおます。
コレは・・・ウマいでス・・・まさに「絶品」でおますだヨ♪ 喰い物で「麻薬」があるとするなら きっとこの甘鯛のことでわにゃかろ～か？？
生まれ故郷の 丹後でも、量は多くないけど水揚げございましてネ、かの 文豪であると同時に 最高にグルメだった 小説家の 池波正太郎センセのエッセイ集『食卓の記憶』にも この丹後は宮津の甘鯛の開きが登場してます はい。
だけど・・・『じゃあいっぺん その《甘鯛》を食べに、丹後半島出かけてみよか♪』ってのは、地元的にはありがたいのですが、ぶっちゃけ あまりお勧めはしませんのぢゃ うむうむ。
いなたい造りでおます はい
イチバンよろしいのはですネ・・・ＪＲ宮津駅から徒歩１０分程、旧 連絡船乗り場付近に「宮津 公設市場」って、ぶっちゃけ ショボくれてイケてない小マーケットがございましてネ、
そこの中に、何軒かの 魚屋さんがアリまして、全部の店では無いですが、置いてます。生の甘鯛を。
６月から９月あたりが《旬》ってされてますけど、宮津で売ってますのは 俗に言いますところの《若狭ぐじ》、冬でも年内中は 水揚げある限り店頭に出てます。
ぶっちゃけ・・・一匹でですヨ ￥５０００以上も平気でする高級品なんで、あまり無頓着にお勧め出来ないのでおますけど、
あ～～ヨダレ出てまいりますル～
ホント・・一生にイッペンは味わってください はい。昔 中国のおとぎ噺に、釣りで観た事無い魚を釣り上げ、家でそれを焼いて食したなら・・・あまりのウマさに、気付いたならば・・箸を持ってた己の手首までを食べていた・・・。って、それが どうもこの甘鯛のことではないか？とさえいわれてます はい。
購入したならば、店のヒトに、開いて少しの時間 天日で干し、それからクール冷凍便でご自宅まで送って貰うのが最適です♪
荷物がご自宅へと届く間に、開いてます甘鯛は さらに熟成が進み、それ焼いて食すならば『あらら～～もう天国♪』
よろしければコレもご賞味を 宮津名物「鰯のみりん干し」
（ひと皿 ￥５００円程度で購入可能でス♪）
って・・・気付けばナニひとつ！！ エロい内容がアリませんわナ 今回・・・（－－；
嗚呼・・ゴハン食べて満腹になって「いけないＳＥＸ」したい・・・（＾＾；
