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Paradise of a purgatory(煉獄の楽園)《ムケやんの嘆き》

テメエでも 小・学生の頃より リクめは、かなり ココロ屈折した「ヤなガキ」だったと思いますが。

でも、マミコを「本命のカノジョ」って決めたトキのリクは、案外と「ピュア」だったように思います ええ。
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周囲から ひやかされようが 知るもんかい! マジで100%でアプローチしましてネ。アホ丸出しそのもので。


でも、正直 地元には、わたいがマミコに積極的にアプローチかけることについて、なんといいますか、ミョ~に息苦しい そんな雰囲気もあり・・・

それは・・・『内心で思っていても なかなかクチには出しにくい』って それでして。

ズバリそれは・・・地方におけるところの 隠れた「身分制度」だったと 今にして断言できます はい。

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トキにダイレクトに、『え?リク、お前 あの《隣保館》の娘と付き合ってるンか?・・・』って、結構ロコツにカオをしかめる人間もおりました。

だけども、リクめにとって、マミコは 美しく、気高く・・・キチっと 正しい価値観を持っていて、問題の多い弟を護る 慈愛深きやさしきココロを持つ少女。

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  『 ナニが 変わりがアルってんだ? アルなら云ってみろ 』それでした。


「アルバイト・・・。したいと思うねんアタシ。リクちゃん どっか知らへん?学校終わりから夜まででも構へんよって」ある日 マミコから そう打診され。

もう高1になっていたマミコ。そういう相談受けましたリクめ。

「ふむ・・・ナイことも無いのやけどナ。でも、なんせクソ田舎やん?ココ宮津はヨ。マクド(McDonald's )でのカウンターバイトなんか、採用倍率20倍以上っていうしナ。コジャレたバイトなんざあらへんデ ええんか?」
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       オシャレなバイトは「奪い合い」でして地元は

「うん 製造とかでエエねん」

・・・そうか・・じゃあ《ムケやん》とこの 缶詰工場あたってみるか・・・。

通称 ムケやん、同級生でス。ぶっちゃけ 学年イチの《デカいチ●コ》持ってて(笑)学年のダレよりも早く、先ッぽの皮が剥けたってんで このアダ名がついた御仁。
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そのせいか?5年生にして童貞を卒業したって 豪傑なんですが。ムケやん家は 関西限定ではありますが、「イワシの醤油え漬け」って、ワリとスーパーでもよく見かける ロングセラー商品の缶詰を製造販売する小さな会社やっておりまして。

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     ちなみに、その後 宮津新名物ベストセラー商品を生み出します

いつもパートさんが不足していたようで、よく ムケやんは事あるごとに「なあ?オメエんとこの お母ン、ウチとこでパートせえへん?聞いてみてヤ」って言ってた。

マクドの あの可愛い制服を着たマミコの姿も観てみたいリクめでしたが、ぶっちゃけ・・この街の 他のオトコに「スマイル0円」の 笑顔を見せたくはないって、いたって「狭い根性」で(笑)


自転車で走って 10分ぐらいで ムケやんとこの自宅兼工場に着きました。あれれ?? いつもなら決まって、イワシを熱処理する独特の匂い、そして 7,8名のゴム長に白衣姿のパートの婦人連が 忙しく立ち働いている それなんですが・・・。

静まり返っています。「ごめんくださーい ムケやんおる??」事務所の奥に ムケやんは居ました。なんだか暗い顔をしているムケやん 「おお リクか。なんやの?」

わたいは「ああ・・ジツはヨ、1人 バイトで雇って欲しい 高校生のコ居るのやけど。でも、今日は・・・休みなんか?キミとこ・・・」

ムケやんは暗い表情のまま「ああ・・。ぶっちゃけ 人手は欲しいデ。でもウチとこ 時給は低いデ?。そうなんヤけど・・・ジツは今、人手以外の 大きな問題が出ててナ・・・」と。


 ムケやんはつぶやくように わたいに云いました。
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ウチとこ工場の 唯一の売りってか ロングセラー「イワシの醤油漬け」な。ココだけのハナシ、危機に瀕してる・・・。

違うねん、売れてんねん。ある意味、売れてるからかえって困ってる・・・。ナンでかって??



・・・【 イワシが獲れへんのヤ 】・・知ってるように あの・・・公共工事、【護岸開発工事】それのせいヤ・・・。

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なあ?リクも 思わへんか? あの大工事は、ホントのとこ、ウチとこみたいな、海からの恩恵で息しとる人間に、行政は『死ね』ゆ~とるのとチャウやろか??・・・


沖合の 潮の流れが完全に 変わってまった・・・。丹後湾のイワシがナンでウマいか? それは、秋口から冬にかけて 本来波のキツい 日本海だけども、

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丹後湾は地形が幸いして、回遊するイワシの群れにとっては、絶好の休憩場所に当たってたからヤ。それが・・太古からの自然の地形を 護岸工事が無謀な掘削とかしやがって《オジャンにしやがった・・・》

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知ってるやろ? 日本三景の《天橋立》あの 松林を支える砂ですらもが、年々ヤセ細るばかりで、毎年 宮津の役所は、兵庫の須磨から砂仕入れては補填してるやんか アホらしっ!

ホンマ・・《ドコの誰ヤっ!!》宮津を こうまでダメにしやがった、開発計画立てたアホはっ!? ドツキ倒してやりたい気分やワ。。。
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もぉホンマ・・ドコの漁師あたってもダメなんヤ・・。網にかかるのはホンの5,6センチの ヒコイワシとかばかりで。脂のノった ウチとこの缶詰の材料となるイワシが獲れへん・・・。

今日もナ、材料であるイワシを探しに、工場休みにして オヤジもオフクロも 兄貴も。みんな 福井や兵庫まで足伸ばして、必死コイてイワシ確保に奔走してんの ああ。

冗談やなく、今・・・ホンマ困ってる・・・。大阪と滋賀方面へ納入期日迫ってるんヤ、契約通りの個数挙がらんと、販路失って ウチとこなんざイチコロや。。。

ココ数か月 ズっとこんな具合なんヤ。ああっっ・・・どないかならんモンやろかなあ??

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ズっと 市の漁連でバイトしてますリクですから、漁連に上がる サカナ類の その「激変ぶり」は身をもって知っておりました はい。

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   かつては、おクチがとろけるような「甘鯛」いくらも獲れましたが・・

宮津の街にとって「イワシ」は まさに生命線です はい。ぶっちゃけ リクめなんぞは、カラダの細胞の半分はイワシで作られたと云って過言ではないと思う。

名物でもある「イワシの味醂干し」それにどれだけ ウチとこの家なんぞは救われたことか。アジ干物半分ぐらいのサイズですが、実質1枚 ¥20円でしたからネ。
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       コレがあったから「生き延びられた」とも

こういった基軸となる「雑魚」が獲れなくなった。食物連鎖のセオリーでス、そうなると・・・そのイワシを捕食する 大型魚 高級魚が獲れなくなる・・・。

あの「護岸工事」・・それの計画を立てて 設計図描いた人間を連れてこい!!ブチのめして 沖のサカナのエサにしてやりたい・・・。

大型バスでやってきては【通過するダケの観光客】そのかれらが目にする海岸線をコ綺麗に整備できたってダケだ!この地元で暮らす人間は【みんな困って 迷惑してるんだ!】


 だけどサ・・・《生き残っていかなきゃならんのだ》ココは ボクらの街なんだから。。。

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           滅びる訳にはいかねぇゼぃ。。。

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 ムケやん家の 苦境は なんとか・・・おとうさんやお兄さんの奮闘で、丹後湾の地場産ではありませんが、海続きの福井のイワシ調達に目途がついて。

日本海産のイワシを チリだのノルウェイだって 輸入モノで代用する訳にはいきませんから、地元の「誇り」として。

工場は再開され、マミコもそこ ムケやん家の工場でアルバイト出来るようになりました。

マミコがバイトを求めた理由、それは 「隣保館」に住む 住人らの特殊事情ともいえ、「かれら」には、従事できる職種が・・・

ぶっちゃけ ナンの法規や条令などは存在しません はい。だけど・・・この貧しき地元の土地には、まるで見えないベールのように、いくつもの制限・・それが機能していて・・・


隣保館の住人だという《事実》が判明すると・・・人間の基本的な「自由」・・・当人が望み 進むべき職業、それの選択範囲が事実上「制限されていて」。。。


比較的 ワリが良いのは「産廃」です、でもこの職種は、地方に行くほど、正直ダークな部分が濃くて、誰でも従事できるわけではない。摘発もあり、場合によっては前科や入獄を覚悟しなくてなりません。
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マミコの家の父親は、「食肉処理場」に勤めていました。腕の良い 食肉解体の職人なのだと聞いていた。あとは、ゴミ収集の公共からの下請け。

昔ですと「犬殺し ネコの皮剥ぎ」と呼ばれた、「野犬捕獲技能者」、ヒトが安全・無事に 暮らしていくについて 無くては困る・・だけども ダレもが自分は出来れば「したくない仕事」・・・

要するに世間の《汚れ仕事全般》本当に ダレが決めた訳ではない・・・隣保館の人々は ハタと気付けば、この領域の仕事のみしか与えられていなかったのでした はい。

隣保館住民だからといって、面と向かって罵られたり、石投げられはしません。だけど・・・「職業選択の自由」その点では 依然、【目に見えない 厚い壁】それは確かに存在してました はい。


それで マミコの父親ですが、つい先日です 新規に 4名の仲間を集め、食肉を仕入れ 解体して卸す 簡易法人である「協同組合」を起し、

それの「資本参加金」なんでも 組合参加者ひとり400マンって額、相当に苦心して 借金なんかもしてかき集めたらしい。

で この事業が軌道に乗るまで 家としては無収入に近いので、少しでも家計を助けたいという マミコなりの「孝行」でした。


で リク目の家でも、居抜きで 魚沼屋から引き継いだ物件に チョっとだけに内装工事をして、ウチのジイさんシェフによる ごく小さな「洋食屋」が晴れてスタートしました。

宮津はあくまで 小さな街、行列なんぞはゼッタイ起きません。なんたってヒトの数 多いとは言えませんから。
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あくまでも「小さなショーバイ」カレンダーや 気候 温度によってバラつきありましたが、平均して「そこそこの売り上げ」仕入れた食材が廃棄せずに終わるって、それは数年後にジイさんの健康問題で閉店するまでこういうノンビリとした感じで続きました。


で・・ボクは「いよいよ」忙しくもなった。学校生活 クラブ活動 習い事の格闘技 そして、毎朝のバイト それにプラスして ジイさんの洋食屋の仕込み 下準備があらたに課せられることにもなり。

母親がやかましいですから、勉強もしなくてはなりません。それにボクは「意地っ張り」、忙しさを言い訳に 成績下がることがなんか許せませんで。

マミコとは 逢ってもホンの15分ぐらいのデートでした、ボクはまだ完全チェリーBOYで 清い交際ま・・・。キスして アチコチ触るってしてましたが いひいひ♪

でも あまりにもヤラしく触りまくりますと「ヤメてぇ!」っと ほっぺた殴られたり そんなていたらくでしたが。。。

眠る時間も 多いとは呼べませんでしたが、けっこ~ボクとしては「充実した日々」を過ごしていました はい。

・・・ナンたって、するべき仕事に追われている時間だけは、『自由でいられたから』。。。

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中・学も3年生にあがりますと、そろそろ「進路 希望校の選定」その時期になり、丹後には特出した 偏差値の高い高校はアリませんでしたが、

その中でも 進学率とかで「まあ そこ出てれば地元で恥はかかかない」って 府立の高校に リクめは『まぁ 現状の平均点続くなら リク坊なら受かるやろ』って、担任から言われて。

幸運なのか?場所も自宅から 15分もかからずに着ける場所で、今後を考えますと いかにも都合がよい。

洛南高校か 立命館宇治高校を受けてみないか?って 声もありましたが、そんな 有名私立高校に間違って合格したところで、ウチとこの家の経済を考えるなら、正直「ムリやろ」って思ってました はい。

リクの2歳上に姉居りましてネ、姉は 大阪 高槻の親戚の家に下宿するカタチで、大阪府内の私立女子・高に通っていて、その仕送りやらで なんせがカネがかかる。。。

大阪という大都会でガッコに行ける、そんな姉に対する リクめとしての羨望のココロは 狂おしいものがアリましたが、
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でも・・この 宮津っていう土地で暮らすしかない《家と家族》・・・それを放棄して テメエのみが都会で愉しく日々を過ごすっていう気にもならず・・・。


1級上のマミコも その府立宮津高の生徒でした。『先行って待ってるで♪アンタも後から来ィや』

ですが・・・正直 ボクには かなり強いといえます「もやもやした気分」それがアリまして。。。


考えれば 一種のリッパな(?)神経疾患だったかも・・・『丹後という牢獄に閉じ込められた気分』それが どうにも晴れませんで。。。

大阪 通天閣付近に住んでる親戚、そして 横浜で出世果たしている 母方の伯父。大阪と横浜って、宮津なんぞとはマルで規模も勢いも違う「都会」の、

その華やかさ 煌めきを 目にいたしますと・・・今 暮らしています 丹後半島 それはいかにも「都落ち」そのもので・・・。
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新聞配達でもいい・・・学校は 定時制だってかまわない。【 大きな都会に出たい! 】それの「思い」は まるで 無限大の風船のようにココロの中で 膨れ上がり。。。

故郷の街を 愛している気持ち・・・それにウソなどは無いのですが・・・思い切りウヌボレさせていただくならば・・『自分にとって この土地は狭く 小さ過ぎる』と。


ある日のこと ホンの少しダケ時間が空き、隣保館のマミコの家まで出向き、同級である マミコの弟 千代彦も交えてダベっておりました。
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わたいは「なあ千代彦。オメエは進学どないするねんナ?志望校とかあんの??」と 訊きました。

千代彦は ややクラいカオつきで「う~ん・・なんせ わたい《Z組》やん?担任のセンセ云うには、京都翔英高校なら受かる可能性アルっていうのやけど・・・」


・・・あちゃぁ・・京都翔英高校かヨ・・・入学したなら、英語は「A・B・C」数学は「分数計算」からはじめるガッコやん・・・。ぶっちゃけ 行くべき価値あらへん。。。

千代彦「で、わたい勉強好きやないし。あんナ、大阪の美容師専門学校に進もうか 思ってんねん うん♪」

リク「手に職つけるのリッパや思うけどナ・・・進路最終決定まで まだ半年ある。チョっとぐらい 本腰入れてヨ、真剣に勉強してみよーって気ナイのんか?」

千代彦「って・・ムリやワ・・頑張ったって、アンタ、リクちゃんのレベルまでなれっこないし・・」

リク「あほ!ワシなんぞ むしろアホ代表やデ。それなりに・・・積み上げた結果なんヤ。ボ~っとしてりゃ ある日突然、大秀才になれるヤツなんざ居てへんて!」

千代彦「ムリや・・・数字やアルファベット見ると 頭痛がしてくるねんわたい」


『お? マミコ姉ちゃんのカレシさんが来とったンかいナ♪』「あ・・お邪魔してます こんにちわぁ」

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         「よいお父さん」だったと記憶してます はい

予定外に マイコと千代彦の 父親ってヒトが、早目に帰宅してきました。片手に 大きな荷物を抱えています。

「よっこいしょ ああ重かった」二重三重に巻かれた新聞紙を剥いだ それは、冷凍戻しの かなりに大きな 牛肉の塊の 枝肉で。

「計算ミスでナ、簿外のニクが出たんヤ。ほかす(捨てる)のならワシ貰うって、貰ろぉてきた ゴッツいやろ♪」機嫌のよい父親。

そして父親は「リク坊 おすそ分けしたるワ♪ 千代彦 台所からマナ板と 牛刀持ってこい。今晩キミとこの家で すき焼きにでもせぇヤ」

まだ少し凍っている塊の牛肉を 父親は シュッシュ サクッサクっと、巧みに牛刀を駆使して 薄めの切り身にしていきました。
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          それは手練の職人技でした はい

牛肉をくださるって その興奮もアリましたが、リクめは 父親の、その手練の職人技、一点の迷いも躊躇もなく、肉をさばいていく その「手際に」見惚れていました はい。

・・・スゴいワ このおとうさん・・・。ホンマもんヤ。さぞかし 美味しいのやろな、こういうおとうさんが扱う肉っていうのは。

なによりもまず 切りさばく肉の「断面が美しい」。和食でも、リクめはジイさんから手ほどきの際「ええか?タイもマグロもナ、刺身にするトキの《包丁の入れ方 引き方次第で》味も食感もゼンゼン違ってくるのヤ。これ大事やデ 覚えとき」と。

きっと このマミコのおとうさんは、食肉卸とかではなく、コックになっても、大工さんになっても、同じく「名人」になったのだろうって フト、リクめはそう思いました はい。


謝辞を述べて家まで帰り、その日の夕飯の下準備をしてましたなら、「なんヤ 今晩は すっきゃき(すき焼き)かヤ?エラい豪勢やナ」って ジイさん。本日は お店は休業日で。

ボクですが 瞬間・・ヒラめきました『そ~ヤ!ウチとこでも洋食屋ショーバイ、一般家庭のウン十倍もの肉の量 毎日のように仕入れてるやんか』って。

「なぁ おジイはん?」「なんヤ?」

「ウチとこの 洋食屋、牛肉とか、ドコから仕入れてはりますのん?」

ジイさんは「あれヤ、島崎町の《いながき(肉屋)》とイッショの、■■物産からヤ。但馬牛ってゆ~けんど、ホンマやろかなぁ??タマに 但馬のとは思えんニクあるしナ。まぁウチとこ程度の量でわ、特別扱いは期待でけへんしナ。アタマ痛いとこヤ」

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リク「あの・・・その おニクやねんけど・・・。マミコ・・し、知り合いの家のおとうさんが こないだ仲間と開きはった《●シン協同組合》いっぺん そこから仕入れてみぃへん??」


・・・嫌も応も無かった。。。 ジイさんは『 アカン 』って・・にべも無く・・・。「え・・・どうしてなん??・・」

ジイさんは クチをゆがめるようにして・・「それ・・その 協同組合のことはワシも知っとる。ってか・・アイツらは《四(よ)つ》やんか! あんな連中の仲間や思われたら心外ヤ」


・・・ウソやろ? ジイさん、アンタまでもが マジでそういう考え持ってはんの?? ひどいヨ。。。
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          以下 続きます
プロフィール

港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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