リクでおます~~
やっぱ本年は「サクラの開花」が遅いようでございますネ・・
ウチとこ町内の高台に方にも チョっとしたサクラの樹のポイントがあり、「サクラ祭り」がジツは明日から・・なのですが・・
ぶっちゃけ まだサクラのツボミさえ膨らんでもおりません・・でもなんか・・聞くなら区の補助金を僅かだけど頂いてる 祭りな関係で、いわゆる お役所仕事的に【 いっさいっ!! 】サクラの花が「あろ~がなかろ~が」半ば義務的に 祭りを挙行せねばならんのだとも・・ヘンな話~~(--;
サクラ・・・といえば なんか毎年 おなじよ~な記事書いておりまっけど、「花見ネタ」でいうなら 超強引で、マヌケで、エロ&バイオレンスな話があります はい。
横浜の「みなとみらい21地区」というのは ご存じ ランドマークタワーなんぞが林立する 華の一等地なんでおますが・・
こないだの大きな地震で地面の液状化がチビっと起きて騒ぎになったように、要するに 全体がマッタクの埋め立て地でございまして・・
今でも まだ 埋め立てたものの、高い建物を建てるには不安だから、放置して安定するのを待っている、ある程度の広さを持ったエリアがあり、そこはまったくの「原っぱ」だったり、あるいはクルマのパーキング、またはドラム缶の保管地だったり、我らの業務ではコンテナの一時保管場所だったりもするのであります はい。
もう政府系の建造物が立っている場所なんですが、それが出来る以前 一昨年くらいの話でおますが・・
ハマの海にですネ、例えるなら 天狗さんの お鼻のよ~に突き出した形になってましてそのエリア・・
誰が云うでもなく、『あそこの場所で ど~かして《花見》が出来ないかなア??海が一望だロ?風は吹き抜けていくし カモメの鳴き声♪ 夜は夜で 隣りの赤レンガ倉庫の灯りに照らされていかにもキレだぞお きっと♪」って話となり・・・
通常の・・ごくまっとうの・・正しい市民常識持ってます方々なら ただ『だったらいいよね~』で 話は終わりなんですけど・・
それが・・「よオ~し! いっちょヤっちまえ~!!」ってのが 我々 荒くれの世間様からなにかと誤解を受ける所以でごらいまして たはは(^^;
要は結果として このよな枝ぶりの良いサクラを植え・・
あまり知られていない話でしょうが、造園関係の業界には キャンセルで行き場のない樹木ってのが年を通すと意外に出るもので・・
能見台という所にある「スカタン造園(仮名:笑)」というところに マラリアのゲンさんが「おい 社長!行き場のない サクラの樹イッポンねえかっ!?」っと打診して・・
そしたら「あるよ~」ってスカタン社長が応じて、2t車の荷台いっぱいぐらいのケッコー見事な枝ぶりのサクラの樹を持ってきちゃいまして・・
よっぽど元気のよいサクラだったのか? ホンの数カ月の間にスクスクと大きくなっちゃいましてネ・・
いよいよサクラも開花だ♪って頃には、「お~~♪チョイ小ぶりだけんど、充分 鑑賞に堪える見事なサクラやんけ~」ってなって。
エリアそのものは基本的に一般の観光客の方は通行不可なんでおますが・・ぶっちゃけ、警備なんか あってないようなもの・・さも用事があるフリして通過するならとがめられることもなくて、
サクラが三分咲き程度になった頃には、ぶっちゃけ 近所でも有名な サクラの絶景ポイントになっちゃいまして(笑)
春の陽光に誘われ・・善男善女のみなさんがサクラを愛でる・・そういう「昼間のうち」はまだよかったンでっけど・・
問題は夜・・・夜桜見物ってゆ~より 事実上が『荒くれ 路上宴会』ですから我々の場合・・・(--;
ばっきゃろ~!!てめえぶっコロすゾ!なきものにしたろか!ゴメンですんだらケーサツいるかっ!! とか、とにかく品が無い・・・
それもあろ~ことか、この当時わたしヤ 事務の作業が忙しくて一度として夜桜見物なんぞ参加しておらんのに関わらず 『クチがワルい』ってことを勝手に早合点した周囲が・・
「リクさん・・・あのエリアのご近所さんから あまりにクチがワルくて下品だ! って苦情が出てます!チョっとは控えて下さいヨ!えっ!?」なぞと濡れ衣を着せられる有様・・(TT)
五分咲きとなると・・なんと!@@; TVの月9かなんかのドラマの撮影が そのサクラんとこで行われるわ・・
知り合いのパキスタン人が宿敵である筈のインド人装って
屋台を出していたのにはアキレてまいました はい
売り出し中の新人バンドのプロモーションビデオ撮影までやってきて、深夜の港に響き渡る マーシャルアンプを通したエレキの大音響・・(^^;
ぶっちゃけ もはやこ~~なってくると、ノッケに始めたコッチなんぞは事実上 制御不能となってきまして・・
七分咲きともなると・・夜の花見客を見込んで オデン屋の屋台は出てくるわ 小指の無いおっさんが、鉄板でヤキソバやタコ焼き焼いてる始末(笑)
しかし・・ど~して?屋台の焼きそばって、ウチへ持って帰って
いただきますと・・世にもマズいもんになっちゃうンですかネ~・・
シャレにならないのは、労務者集団が、地べたにムシロ敷いて チンチロリンのサイコロ賭博まではじめるわ(××)さすがに わたしら荒くれから見てもまことに荒んだヒドい状況に陥ってきまして・・
社長「こらっっ!! オマエらま~たまた厄介なことしやがってホンマ・・市役所と開発公団の筋から怒られたデわしゃ・・勝手にあんなシャレにならんデカいサクラ植えてどないすんのヤ?ええっ!?ゲンにリク!!」
ゲン「てへへへ♪ まことにめんぼくない」
リク「・・・今回わたしヤ 完全に冤罪事件でおますが・・」
で・・とにかく これ以上 あのサクラを放置してはいけないというので、ゲンさんは 元の スカタン社長にかけ合うも・・・
「え~??もうダメだよ~~!半年程度であそこまでデカく育っちゃった樹はもう 根が根付いちゃってるから、今さらヨソへ移設するなんて土台ありえない話だゼ」ってにべもなく断られ・・
ま~~困りました・・かといって 命ある樹木をコッチの都合でまっぷたつに裁断なんぞ不憫でおますからネ・・
そうしているうち 運よく♪ 鎌倉の有料老人保養施設が引地の庭に引き取っても良いと云う事で、じゃあ 花があるうち早速移設するべい♪ってなりまして。
都合よく 雨の晩があり、次の日の早い朝のうちに、サクラの周囲をユンボで掘って、見かけ上また戻し、夜になってから 一気にクレーンで吊るして、4t車の荷台に乗せましょう ということに決定。
人気もなくなった夜の時刻・・・ピッピッピ~ オ~ライ オ~ライ で・・重機類を運んで来て・・
「よお~~し!! It,s Rocken Roll(イッチョ片づけるべい) Geronimo!!(かかれ~~!!)」の号令と共に
根っこは既に処理済みですから、そのままグググっ!っと、ワイヤー掛けで支点を確定させた我々は クレーンで一気にサクラの樹を宙に持ち上げた・・
・・・今考えますと・・仕事がらいつもやってる事ですから 当たり前なんですが・・ぶっちゃけ 我々、《あまりにも手際が良すぎた》・・・
突然・・・まっ暗闇の《宙》から 「うぎゃ~~っっ!!」「助けてくれ~~っっ!!」って 2つの悲鳴がとどろき・・
ドサっ!!って、脇の芝生の上に どうも《人間らしきもの》が 2体落下・・
「な、なんぢゃ??」って我々も驚いてますと・・見るなら おっさん・・それもふたり・・幸いにもアタマ打ったようでもなく、さしたるケガもないようでなによりでしたが♪ ガタガタ震えておりましてからに・・
「ケガありませんか??」「ないでーす」 「そらよかった♪・・・ところで・・」 「はいっ??」 「あんさんら、ツマリが枝の上の方に居らはったと・・」 「ま そーなりますネ」 「さよか・・・で?」 「でとは??」 「ぶっちゃけ この真夜中 そんなとこでナニしてはったン??」ったら・・
モジモジしながら恥ずかしそうに・・「や~~・・云いにくいのですが・・アッチの方を・・《観察》しておりました」と・・
おっさんが指さす方をと我らも見ますなら・・暗がりに溶け込んでゼンゼンわからなかったンでっけど、・・・居たっっ!!! ナンと アオ姦でつながってる最中の男女カップルが @@;(しかも♀のほ~が上だヨ お立会い:笑)
あわてて 脱いだ服 かき集めるようにして ダッシュで逃げていくおふたりさん・・・
思わず あっちゃ~~っっ!! でしたが(--;
彼等の立場からしてみますとだ・・下の方では カップル男女がセッセコセッセコ 出し入れ運動にいそしみ・・
満開を前にしたサクラの花びらにウマいことカムフラージュして姿を隠してる「出歯カメ」おやじツイン・・
ソコへと えっちらおっちらやってきたは プロ作業の連中で、アっという間に樹に縄かけて引き上げ出した と・・
さらにわからんのは・・作業終わって打ち上げしてたら・・
先ほどの出歯ガメ1号がナゼか?参加してて ゲンさんと意気投合してたこと・・
ま~~逃げるタイミングなんてリクツ上ではいくらもありそ~でっけど、やっぱ、イザそ~ゆ~事態に陥ると(って、あまりナイ筈ですが:笑)
なにより ビビってまって、固まったまま「ジっっ!!」っと、している他ナイってのが人間の心理かも知れませんナ はい。
しかし・・「同好の士」とでもいうのか?? このノゾキのおっさんらふたりはカオみしりらしく(^^; 「や~~グラインドの幅はなかなかだったけど・・やや単調に終始したネエ・・」とか・・「うん やっぱ♂のほ~は も~チっと相手をフォローしてリードしないとナ・・」っていっぱしの評論家気どりで(--;
・・・そしたら・・・ 「あれえ??アッチでも なんかモゾモゾしてるゾ」って・・
他にもおったンかい アオ姦カップルがよ・・・っと思い、いちお~懐中電灯でソッチの方を照らしたなら・・・
ぶっちゃけ うぎゃっっ!!
カップルたって・・「♂♀」正常なカップルじゃなかった・・
ドッチかゆ~と、小柄な相撲とりって感じの 坊主頭2人の「アニキたち」で(^^;そいつらがやっぱ暗がりで・・グレゴローマン・レスリングのバックの取り合いみてえに(笑)ひとりが背後からブスリ!とヤっとります最中だったよ~で・・
お~~っっと!!強烈なバックの取り合いだア~っ!!(笑)
「きゃっ!!や~~んナニよ~~!!」「ちょヤメてよっ!!照らすのは!!あたしたち怪しいモンじゃないわヨ!!(じゅ~ぶん怪しいでっけど・・)」って・・
コッチはベツにバカにするとか差別する気は無いのでおますが・・あまりのことに今度はコッチが固まって「ジっっ」っとしてましたら・・
おねエ言葉だったのが次第次第に ムカついてきたらしく・・その♂♂コンビ・・「見てンじゃねえっ!!見世物じゃねえゾこら!!」「ぶっ倒しちゃう・・・わよ~~」なんぞとワメきながら・・・
現実世界の♂♂カップルにこんなのはおらへんデ・・(--;
でもやっぱ、彼等も彼らなりにパニクってて、正常な判断が働かないンでしょ~ネ~・・
・・・ぶっちゃけ つながったまま・・・(--;後ずさりしながら トコトコトコ~~っ!って、BUCK発進で マルでカニさんのように4本の足 4本の手がパタパタしながらって構図は ぶっちゃけ 今まで生きてきましたが 見たこともない光景でおました はい~~。
うぷぷっ!たしかに・・(^0^)
ゲンさんが「なんかヨ・・あれ・・《二人羽織》みたいに見えねエ??」って・・ンな アンタ!ウマいこと云ってどないすんのヤ!? って まったくヘンな夜でした はい~~
まさに「クルってる」話でおますだ